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無口な幼馴染
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一件隣に住む、幼馴染のチエミがうちにやってきた。チエミの母の仕事関係で、しばらくうちに、主に食事周りで世話になることになったらしい。
詳しい事情は知らない。ただうちの母と母子家庭である向こうとのやり取りを見るに、特に不和はないようだ。
炎天下の真っ昼間。夏休み。
居間でぼーっと携帯ゲームをやる後ろで、チエミは昼食をとっていた。
父は仕事、母も外出していて、今この家には俺とチエミの二人しかいない。
そのことを意識しながら、俺はゲーム機を握っている。
「⋯⋯」
カチャカチャとスプーンが皿を掠る音に気を取られる。その存在感に目を向けずとも気が逸っていく。
チエミの食事は遅い。食事だけでなく行動一つ一つがゆっくりだ。表情もあまり変わらず口数も少ない。
言い方は悪いけどトロい女だ。でも顔は良い。身体つきもエロい。そんな女子が自分のテリトリーに居るというのが内心興奮する。
正直に言って、手を出したい。当然、良識はあるので襲いかかったりはしないが、仮定の話、襲いかかったとして、大事にならない想像が俺にはあった。
無口だから、トロいから、されたことを誰かに打ち明けたりしない。できない。そういう犯罪者のような思考が最近増えてきている。
「ふう」
良くないことだ。そう思うからあまり視界に入れないようにしていた。
「あっ」
チエミの蚊がなくように小さく、それでも魅力的な声が聞こえた。
振り返りたい一心だったが堪える。何か問題があったのだろうが、自分で何とかするだろう。
少しの間、聞き耳を立てていると、ポタポタと液体が落ちる音が聞こえた。何となく振り返ってしまうと、水の入ったコップを倒してしまったようだ。食卓から水が流れてフローリングを叩いている。
「⋯⋯」
チエミはおろおろしていた。慌てるもゆっくりコップを立て、ティッシュを探す。備え付けてあるティッシュケースにはティッシュが入ってなく、左右を見た後、自分の服でテーブルを拭いた。
「あ、ティッシュとってくるよ」
その行動を制止させ、収納からティッシュを取り、テーブル、床を拭いた。
チエミはイスに座ったままデカい胸越しに俺を見下ろす。それに気付かないふりをして立ち上がった。
目線で追いかけ見上げるチエミ。見下ろすと、服が水を吸って透けている。
夏故の薄着で、しかもノーブラ。胸の先が浮き出ていた。
それに気付く素振りもなくキョトンと見上げるチエミと目が合う。あまりに無防備過ぎる表情は、敢えてそうして誘惑しているようにも見え、ついじっと見つめてしまう。
見つめ続けても、チエミは嫌がったりしなかった。今、不躾な視線を送っているのを自分でも自覚している。それでも動じない。
そのせいで、いつも考えていることが過った。過ってしまった。
襲いかかっても大事にならない。
もしかしたら嫌だと思うことすらないんじゃないか。それはもう、ちゃんとした合意。犯罪じゃない。いくら俺が邪な考えてを抱えたとしても、悪にはならない。
通せるという願望が膨れ上がっていく。
「服、濡れてるね」
ティッシュを手に取った。その手でチエミの肩部分を触る。
「⋯⋯」
反応を見た。今の俺が考え出せる最良の作戦だ。
服を拭く、という善意。
チエミは普段通りだ。何の疑いもなく身を任せている。
服のシミをなぞる様に指を動かす。柔らかい。今初めて女の身体をさわった。こんなに違うものなのか。
「⋯⋯真ん中の方が濡れてるな」
聞かせるように独り言を呟く。
そして、胸を揉んだ。焦ったさが面倒臭くなり一気にいったが、やはりチエミは気にしない。
これはいける。
回すように撫でる。力を入れず表面だけに手をそわせる。
「⋯⋯」
無表情。しかし乳首は固くなっていた。
指に引っかかる程に固く、服越しに親指でこねる。ティッシュはいつの間にかチエミの太ももに落ちていた。
「んっ⋯⋯」
感じたんだろうか。ただくすぐったいだけか。そんなこと、どうでも良かった。
ちゅっ。
口にキスをする。もう思いつく限りのやりたいことをやるだけだ。
「ん、んぅ。ふぅっ」
一度離し、また口付けする。舌を入れ絡ませるとチエミの声と息遣いが直接俺の中に入ってくる。奇妙な感覚はさらに俺の感情を盛り上げた。
中腰で、右手で胸を揉み、左手で太ももを撫でながらのキス。
その体勢に疲れ一度腰を正した。
「⋯⋯?」
相変わらずの無表情だけど、頬は赤く、少し息が上がっている。
「今更襲われたなんて言うなよな」
チエミの手を掴み立たせ、俺の部屋に連れていく。
カーテンを閉め切りチエミの服を全部脱がせた。
「⋯⋯」
流石に恥ずかしいのか前で腕を組んで立つチエミ。俺も服を脱ぎ捨てチエミをベッドに寝かせた。
上に覆い被さり身体を見下ろす。顔を見て胸を見て、下腹部を見る。薄く生えた毛の下に指を触れてみた。
割れ目を指でなぞり入れる所を探す。見つけ出し中指を入れてみると、トロトロの液体が出てきた。
「すげぇ、濡れてんじゃん」
上は無口でも下は正直だ。なんて漫画でしかないセリフが思い浮かんだが、そんな下らないことはすぐに破棄する。
痛いほど膨れ上がった自分のイチモツをそこにくっ付け、そして侵入させた。
「くっ⋯⋯」
ゆっくりと腰を突き出し、引き抜く。そのワンストロークでもう果てそうだった。それはもったいない。セーブしつつ、それでも動きは止めない。
「ふっ、んっ、はぁ、んぅ」
突くほどにチエミから声が漏れる。それが何故だか嬉しい。
軽く口にキスをして頭を撫でると、チエミは目を細めて微笑んだ。
初めて見た顔だった。
俺は腰のスピードを上げる。もう、イってもいい。明日も明後日もやるんだから、深く考える必要はない。
チエミの全てを理解するため、身体を触る。でも今一番触りたいのはやはり胸だ。
両手で鷲掴みにする。そして両乳首を思い切りつねり上げた。
「あん!」
今日一番の声が上がった。無口な女の子が我慢できずに出した嬌声。
その事実、それと直後に来た、膣内の強烈な収縮に俺の臨界点を超えてしまい、出した。
「あっ、あぁっ、はっ、はあん」
俺がイった後、チエミは堰を切ったように喘ぎ出した。
「はっ、はっ、はっ」
と、呼吸が困難になっている。
膣内の締め付けはさらに強くなり、抜くことを許さない。
俺はただ、脈動が収まるまでチエミを強く抱きしめた。
事後。
母が帰ってくる前に服を着る。チエミが服を着るのを手伝った。
今の俺に、肌が触れてしまうことに対する遠慮はない。
「⋯⋯」
チエミが無言で見つめてくる。
「好きだよ」
つい、口に出てしまった。妙に気恥ずかしくなり部屋を出る。
「⋯⋯私も」
去り際、微かにその声が聞こえた。
詳しい事情は知らない。ただうちの母と母子家庭である向こうとのやり取りを見るに、特に不和はないようだ。
炎天下の真っ昼間。夏休み。
居間でぼーっと携帯ゲームをやる後ろで、チエミは昼食をとっていた。
父は仕事、母も外出していて、今この家には俺とチエミの二人しかいない。
そのことを意識しながら、俺はゲーム機を握っている。
「⋯⋯」
カチャカチャとスプーンが皿を掠る音に気を取られる。その存在感に目を向けずとも気が逸っていく。
チエミの食事は遅い。食事だけでなく行動一つ一つがゆっくりだ。表情もあまり変わらず口数も少ない。
言い方は悪いけどトロい女だ。でも顔は良い。身体つきもエロい。そんな女子が自分のテリトリーに居るというのが内心興奮する。
正直に言って、手を出したい。当然、良識はあるので襲いかかったりはしないが、仮定の話、襲いかかったとして、大事にならない想像が俺にはあった。
無口だから、トロいから、されたことを誰かに打ち明けたりしない。できない。そういう犯罪者のような思考が最近増えてきている。
「ふう」
良くないことだ。そう思うからあまり視界に入れないようにしていた。
「あっ」
チエミの蚊がなくように小さく、それでも魅力的な声が聞こえた。
振り返りたい一心だったが堪える。何か問題があったのだろうが、自分で何とかするだろう。
少しの間、聞き耳を立てていると、ポタポタと液体が落ちる音が聞こえた。何となく振り返ってしまうと、水の入ったコップを倒してしまったようだ。食卓から水が流れてフローリングを叩いている。
「⋯⋯」
チエミはおろおろしていた。慌てるもゆっくりコップを立て、ティッシュを探す。備え付けてあるティッシュケースにはティッシュが入ってなく、左右を見た後、自分の服でテーブルを拭いた。
「あ、ティッシュとってくるよ」
その行動を制止させ、収納からティッシュを取り、テーブル、床を拭いた。
チエミはイスに座ったままデカい胸越しに俺を見下ろす。それに気付かないふりをして立ち上がった。
目線で追いかけ見上げるチエミ。見下ろすと、服が水を吸って透けている。
夏故の薄着で、しかもノーブラ。胸の先が浮き出ていた。
それに気付く素振りもなくキョトンと見上げるチエミと目が合う。あまりに無防備過ぎる表情は、敢えてそうして誘惑しているようにも見え、ついじっと見つめてしまう。
見つめ続けても、チエミは嫌がったりしなかった。今、不躾な視線を送っているのを自分でも自覚している。それでも動じない。
そのせいで、いつも考えていることが過った。過ってしまった。
襲いかかっても大事にならない。
もしかしたら嫌だと思うことすらないんじゃないか。それはもう、ちゃんとした合意。犯罪じゃない。いくら俺が邪な考えてを抱えたとしても、悪にはならない。
通せるという願望が膨れ上がっていく。
「服、濡れてるね」
ティッシュを手に取った。その手でチエミの肩部分を触る。
「⋯⋯」
反応を見た。今の俺が考え出せる最良の作戦だ。
服を拭く、という善意。
チエミは普段通りだ。何の疑いもなく身を任せている。
服のシミをなぞる様に指を動かす。柔らかい。今初めて女の身体をさわった。こんなに違うものなのか。
「⋯⋯真ん中の方が濡れてるな」
聞かせるように独り言を呟く。
そして、胸を揉んだ。焦ったさが面倒臭くなり一気にいったが、やはりチエミは気にしない。
これはいける。
回すように撫でる。力を入れず表面だけに手をそわせる。
「⋯⋯」
無表情。しかし乳首は固くなっていた。
指に引っかかる程に固く、服越しに親指でこねる。ティッシュはいつの間にかチエミの太ももに落ちていた。
「んっ⋯⋯」
感じたんだろうか。ただくすぐったいだけか。そんなこと、どうでも良かった。
ちゅっ。
口にキスをする。もう思いつく限りのやりたいことをやるだけだ。
「ん、んぅ。ふぅっ」
一度離し、また口付けする。舌を入れ絡ませるとチエミの声と息遣いが直接俺の中に入ってくる。奇妙な感覚はさらに俺の感情を盛り上げた。
中腰で、右手で胸を揉み、左手で太ももを撫でながらのキス。
その体勢に疲れ一度腰を正した。
「⋯⋯?」
相変わらずの無表情だけど、頬は赤く、少し息が上がっている。
「今更襲われたなんて言うなよな」
チエミの手を掴み立たせ、俺の部屋に連れていく。
カーテンを閉め切りチエミの服を全部脱がせた。
「⋯⋯」
流石に恥ずかしいのか前で腕を組んで立つチエミ。俺も服を脱ぎ捨てチエミをベッドに寝かせた。
上に覆い被さり身体を見下ろす。顔を見て胸を見て、下腹部を見る。薄く生えた毛の下に指を触れてみた。
割れ目を指でなぞり入れる所を探す。見つけ出し中指を入れてみると、トロトロの液体が出てきた。
「すげぇ、濡れてんじゃん」
上は無口でも下は正直だ。なんて漫画でしかないセリフが思い浮かんだが、そんな下らないことはすぐに破棄する。
痛いほど膨れ上がった自分のイチモツをそこにくっ付け、そして侵入させた。
「くっ⋯⋯」
ゆっくりと腰を突き出し、引き抜く。そのワンストロークでもう果てそうだった。それはもったいない。セーブしつつ、それでも動きは止めない。
「ふっ、んっ、はぁ、んぅ」
突くほどにチエミから声が漏れる。それが何故だか嬉しい。
軽く口にキスをして頭を撫でると、チエミは目を細めて微笑んだ。
初めて見た顔だった。
俺は腰のスピードを上げる。もう、イってもいい。明日も明後日もやるんだから、深く考える必要はない。
チエミの全てを理解するため、身体を触る。でも今一番触りたいのはやはり胸だ。
両手で鷲掴みにする。そして両乳首を思い切りつねり上げた。
「あん!」
今日一番の声が上がった。無口な女の子が我慢できずに出した嬌声。
その事実、それと直後に来た、膣内の強烈な収縮に俺の臨界点を超えてしまい、出した。
「あっ、あぁっ、はっ、はあん」
俺がイった後、チエミは堰を切ったように喘ぎ出した。
「はっ、はっ、はっ」
と、呼吸が困難になっている。
膣内の締め付けはさらに強くなり、抜くことを許さない。
俺はただ、脈動が収まるまでチエミを強く抱きしめた。
事後。
母が帰ってくる前に服を着る。チエミが服を着るのを手伝った。
今の俺に、肌が触れてしまうことに対する遠慮はない。
「⋯⋯」
チエミが無言で見つめてくる。
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