イブとサンタと軽ワゴン

松田 かおる

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イブとサンタと軽ワゴン

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-1-

昨日。
彼氏から別れを告げられた。
今日。
派遣先から来月いっぱいでの派遣打ち切りを告げられた。

クリスマス・イブ。
わたしは仕事も彼氏も失ってしまった。

世間ではクリスマスムードで華やいでいると言うのに、わたしの心はどん底だ。
どうしてわたしがこんな目に遭わなければいけないのだろう…
なんだか惨めな気分になってきてしまった。
このままでは気分が塞ぎ込んでしまいそうだったので、『せっかくのイブなのだから』と、お酒とおつまみでも買って帰ることにした。
ところが今日はクリスマス・イブ。
どこのお店もかき入れ時で、わたしのような飛び込みの客を相手にしている暇はないほどに忙しい。
結局手に入れられたのは、コンビニで売れ残っていた少し干からびたフライドチキンと、安物の缶チューハイだった。

まるで今の自分を表しているかのようだった。
さすがにこんなものを家に持って帰ったところで、却って惨めな気分になるだけだ。
どうせ惨めな気分になるのであれば、どこか近所の公園ででも食べてしまおう…
そう考えたわたしは、コンビニから少し歩いたところで見つけた大きめな公園で、それを片付けることにした。

公園内を少し歩き回り、屋根がついているベンチを見つけたので、拝借することにする。
ベンチに腰掛け、袋からフライドチキンと缶チューハイを取り出す。
フライドチキンはずっと外気に触れたせいもあって、完全に冷えてしまっていた。
それでも、と冷えきったフライドチキンを一口かじる。
冷えていて、硬い。
それを安物の缶チューハイで飲み下す。

二口、三口…

フライドチキンが小さくなるにつれ、わたしの胸の中のモヤモヤは逆に大きくなっていった。
モヤモヤ…というよりも、虚しさというのだろうか。
『…こんなところで何してるんだろう…』
そう考え始めたら、胸の奥にあるものがどんどん上に上がってきて、鼻の奥がツンとしてきてしまった。

…泣いちゃダメだ。
ここで泣いたら、自分の中の何かが終わってしまう気がする…

そう思って涙をこぼさないよう、顔を上に向ける。
そして強く目を閉じ、涙の栓が閉じるのをしばらく待つ。
程なくして涙の栓が閉じる感触があったので、目を開ける。
すると満天の星空が、わたしの視界に映り込んできた。
目の前に広がるわたしの心とは正反対に澄み切った真冬の夜空には、たくさんの星が煌めいていた。
綺麗だな、と素直に感じた。
ただその一方で、
…夜空にはこれだけたくさんの星があるんだよなぁ。そう思うと私のことなんて、本当はちっぽけな話なのかもしれないのかなぁ…
という思いが浮かんできた。
やっぱり遠い夜空の星よりも、そんなものより遥かに近い「自分自身の心のモヤモヤ」の方が、先に思い浮かんでしまう。

…やっぱりダメだ、気が滅入るばっかりだ。
こんな時はさっさと家に帰って、熱い風呂にでも入って寝てしまおう。
フライドチキンと缶チューハイの残りを片付けてベンチを立とうとしたら、何気なく向けた視線の先にサンタクロースがいた。
初老に差し掛かった見た目のサンタクロースは、箱詰めの荷物をいくつか重ね持って歩いていた。
持っている荷物が重いせいなのか、少し足つきがおぼつかない感じだ。
…大丈夫かなぁ、危なっかしそうだけど…
そんなことを何気なく考えていたら、段差にでもつまずいたのか、サンタクロースは転んでしまった。

あー、やっちゃった。大丈夫かな…
その様子を見て荷物を拾うのを手伝おうかどうしようか考えていたら、こっちを向いたサンタクロースと目が合ってしまった…

-2-

「いやぁ、すまないねぇ」
「…いえ、お困りのようでしたから」

10分後。
わたしはサンタクロースが運転する軽ワゴンの助手席に座っていた。

あの時わたしはサンタクロースのそばに駆け寄り、散らばった荷物を拾ってあげた。
目が合っておきながら無視するわけにも行かないし、それに彼の目が何かを訴えかけているようにも見えたのだ。
そんなわけで荷物を拾い終えた後、彼はわたしに礼を言い、ついでに家まで送ってくれると言ってくれたのだ。
ただし、「荷物の配達中なので、それが終わるまでしばらく一緒に付き合って欲しい」という条件付きで。
「日が変わるまでには必ず終わる」とのことだったので、どうせ家に帰っても風呂に入るくらいしかないわたしはそれを了承した。
それにまた、さっきみたいなことがあっても困るし…

移動の車中。
特に聞いたわけでもないけど、彼の方から事情を話してくれた。
彼が言うには、
「今日に限って助手が風邪をひいてしまった」
のだそうだ。
わたしは適当に相槌を打つ。
「まぁ、それも本当かどうかちょっと怪しいところだけどね。なんたって今日はクリスマス・イブだから、彼女と楽しく過ごしているかもしれないな」
と、特に怒っているでもない口調でサラッと言い、
「まぁ、あいつにとってはこの仕事なんてバイト感覚みたいなもんだろうから、休んだところでそれほど悪いこととも思ってないだろうし」
そう続けた。

今のわたしの境遇に重なるような気がして、胸の奥がチクリとした。

「ところでひとつ、お願いがあるんだが…」
交差点での停車中、彼がわたしの方を向いて言う。
「お願い…ですか?」
「無理にとは言わんが…」
そう前置きして彼は奥の荷台から少し大きめな袋包みを引っ張り出してきた。
「これを着てもらえんかな」
袋の中身を見てみると、真っ赤なサンタクロースの衣装だった。
「…これを、ですか?」
彼は少し申し訳なさそうにしながら、
「ほら、自分はこんな格好をしているが、あんたはスーツだろう?外から見るとこう…なんというか、ちょっと不自然に見えてしまってね…」
…誘拐犯として通報されかねない、とでも言いたいのだろうか。
いい年した大人が誘拐されるというのも考えにくいけど、確かに言われてみれば不自然ではある。
それにせっかくの頼みを断るのも気分が良くないので、その申し出を受けることにした。

サンタクロースの衣装を広げてみる。
「助手用」ということもあって、わたしが着るにはぶかぶかだ。
ただ、今着ているパンツスーツの上にそのまま着るのであれば、なんとかなるかもしれない。
あまり広いとはいえない車内で、サンタクロースの衣装を着込む。
ぶかぶかな腰回りは、ベルトをきつく締めてなんとかする。
付け髭はくすぐったいのでつけずに、キャップだけをかぶる。
これでとりあえずはなんとか格好はついたようだ。
「すまないねぇ。でも似合ってるぞ」
彼はそう言ってにこりと笑った。

-3-

しばらく車を走らせて、ひとつ目の配達先に到着する。
そこそこの荷物があるので、流れでわたしも一緒に荷物を持って車を降りる。
「ここは?」
荷物をいくつか抱えたわたしが聞くと、
「老人ホーム」
彼はそう言うと、
「…ちょっと違うかな、老人同士で暮らしあっている『シェアハウス』と言った方が近いかもしれないかな」
と言い直した。
「シェアハウス?」
「身寄りのない老人たちが一緒に暮らしているんだよ」
「身寄りがない?」
「そう、だから自分たちで全てをしないといけない。頼れる家族も親戚もいない。だからと言って暗く惨めに暮らしているわけじゃない、みんな苦労しながらも楽しく暮らしているよ」
そう言いながら、彼は玄関のチャイムを押した。

「よー、来たか!」
家に入るなり、一人の老人が彼を嬉しそうに迎えた。
とても張りのある声で、身体中から元気がみなぎっている感じが伝わってくる。
本当に楽しそうに暮らしているように見える。
「お?今日はべっぴんさん連れか?隅に置けないな!」
わたしのことを見るやいなや、老人は彼に話しかける。
「今日はちょっと事情があってな」
「そうかそうか。でもいつも男二人で来られるより、たまにはべっぴんさん連れで来てもらった方が華やかになるってもんだ」
老人はそう言って、からからと笑った。

それから他の入居者たちに荷物を渡したけど、本当に『若い女性』が訪れるのが珍しいのか、入居者みんなからちょっとした歓待を受けた。
「お嬢ちゃん、こんな日にお仕事なんて偉いねぇ」
「かわいいわねえ、こんなカッコさせているのがもったいないわよ」
「いっそのこと、こいつのところで働いたらどうだい?」
とにかくわたしは暖かく歓迎された。
そして去り際には
「これ持ってきな」
と、みんなからお菓子やみかんやジュースをもらってしまった。
「…ありがとうございます」
こう言った扱いに慣れていないせいもあったので、返した笑顔は少し引きつっていたかもしれない。

「人気者だったなあ」
車を走らせ始めた彼が言う。
「…たまたま『若い女性』だったから、ってだけじゃないですか?」
わたしがそう答えると、
「確かにそうかもしれないが、『若い女性』になんて普段なかなか会えないから、向こうも嬉しかったんじゃないか?」
彼はそう返し、
「ありがとうな」
と言葉を結んだ。
わたしは
「…いいえ、そんな」
と返すので精一杯だった。

-4-

またしばらく車を走らせて、次の配達先に到着した。
今度は前の家よりもかなり大きい。
何かの施設のようだ。
「ここは?」
わたしが聞くと、
「児童養護施設」
彼は答えた。
「それって…」
「そう、『身寄りのない子』たちが暮らしている」
そう言いながら、玄関のドアを押し開けた。

「サンタさんだー!」
出迎えた施設の子が嬉しそうに声をあげる。
「サンタのおじーちゃんだ!」
「おねえさんもいる!」
みんな嬉しそうな表情で、わたしたちを迎え入れてくれる。
あっちでは友達感覚だったのに、こっちでは「おじーちゃん」か…
そのギャップに、思わず思い出し笑いをしてしまった。
ところが彼はそんなことを少しも気にせず、
「いい子にしていたみんなに、サンタからのプレゼントだぞー!」
そう言いながら、子供たち一人ひとりに「プレゼント」を配り始めた。
わたしも持っている「プレゼント」を、子供たちに渡していく。

みんな口々に「ありがとう!」と言いながら、プレゼントを受け取っていく。
プレゼントを渡されて喜んでいる子供たちの顔を見て、彼がなぜサンタクロースの格好をしているのかがわかった気がした。
…この子たちを喜ばせるために、サンタクロースの格好をしていたんだ…
仕事の義務感でサンタクロースの扮装をしているのではなく、純粋に子供たちを喜ばせるために…
もしかしたらさっきの配達先も、老人ばかりで塞ぎ込みがちになりそうな空気を和らげるためだったのもかもしれない…

「サンタのおねーちゃん」
わたしに呼びかける声で我に帰る。
「ん?どうしたのかな?」
しゃがみ込んで、呼びかけてきた女の子の目線に合わせて聞く。
「あのね、えっと…」
「うん?」
「来てくれて、ありがとう」
少し恥ずかしそうにそう言いながら、手に持っているものを渡してくれた。
それは折り紙で作った「サンタクロース」と「クリスマスツリー」だった。
所々間違った折り目がついていたけど、この子が一生懸命に作ってくれたことは十分に伝わってきた。
その気持ちに涙を流しそうになりながらも、
「…ありがとう、大事にするね」
と、少し声をつまらせながらも何とかお礼の言葉を伝えた。
そして、
「えへへー」
と少し照れ臭そうに笑う女の子の頭を、何度も何度も撫でてあげた。

-5-

ひとしきり子供たちと楽しく過ごし、施設を去る時間になった。
「今日は本当にありがとうございました」
施設長がわたしたちにお礼を言い、頭を下げる。
「あの子たち、本当に今日のことを楽しみにしていたんです。あんなに喜んでくれて…本当にありがとうございました」
そういうとまた改めて頭を深々と下げる。
「いえ、私にできることはこれくらいですから」
彼は少し真面目な表情でそう答え、
「でもまぁ、こんな爺さんにプレゼント貰っても嬉しくないかもしれませんがね」
そう続けると、少し表情を和らげた。
「でも!」
ついわたしが横から口を挟む。
「子供たちみんな喜んでました!お爺さんかどうかなんて関係なく!みんなとても嬉しかったはずです!」
わたしはそう言うと、
「じゃなきゃ、こんなもの作って待っててくれるはずなんてないです!」
さっき女の子からもらった折り紙を差し出した。
彼はそれを見て、
「…かもしれないな」
とだけ呟いた。

-6-

施設長に挨拶をして、二人で車に戻る。
「…すみませんでした。出過ぎたことを」
わたしが謝ると
「気にしてないよ。むしろこっちが『すまなかった』と言いたいくらいだし」
と、彼は返してきた。
「『すまなかった』ですか?」
わたしが聞くと、
「そりゃそうだろう。いきなり素性のわからない爺さんに車に乗せられて、サンタの衣装を着させられて、挙げ句の果ては配達補助の仕事まで…なのに嫌な顔一つしないで付き合って、手伝ってくれたんだからね」
彼はそう言ってきた。
「いえ、わたしの方こそ…実は色々あって塞ぎ込んでいたところだったんです。でも…今日お仕事を手伝わせていただいて、わたしが塞ぎ込んでいる理由なんて大したことじゃなかったと気づかされました。ありがとうございます」
「…」
「身寄りのない老人や子供たち…決して幸せとはいえないはずなのに、ひと言も不平や不満,泣き言なんか言わないで、みんなで楽しく明るく暮らしてて…」
「…」
「それを見て、わたしが落ち込んでいた理由なんて本当に小さい…どうでもいいことに思えてきて…」
そこで言葉が詰まってしまった。
「どうでもいいことなんかじゃないさ」
今まで黙って聞いてくれていた彼が、口を開く。
「辛さや苦しさは人それぞれ、その時どき。あの爺さん婆さんや子供たちだって、もしかしたら落ち込んだり塞ぎ込んだりしている時があるかもしれない」
「…」
「『お父さんやお母さんに会いたい』『夫や妻や家族に会いたい』、そんなことで泣いている夜もあるかもしれない」
「…」
「でも、たった一日、ほんの一晩でもいいから、そう言った気持ちを忘れさせられたら…とは思うんだよな」
「だからそんな格好をしていたんですか?」
「…自分にできることはこれくらいしかないからな」
彼はそう言うと
「ま、こんな爺さんがどれだけ役に立っているか、わかんないけどな」
カラカラと笑った。
でも次の瞬間、真顔になって
「あんたが何に塞ぎ込んでいるかは知らないし、聞くつもりもないし、聞かせてくれなくてもいい。でも、あんたはさっき笑ってた。もし少しでもあんたの気持ちが晴れてくれたんだったら、誘拐犯まがいの真似をしてでも付き合わせちまった甲斐はあったかもしれないかな」
と言った。
わたしは
「…はい」
と返すのが精一杯だった。

-7-

「本当に今日はありがとう、助かったよ」
時計の針が真上で交わり始めそうな時間。
約束通り、彼はわたしをマンションの前まで送り届けてくれた。
「給料払えなくてごめんな。そのかわりその衣装を『現物支給』と言うことで譲ってやるから勘弁してくれ。じゃあお疲れさん、もうあまり時間がないけどいいクリスマス・イブを!」
彼はそう言ってニカっと笑うと、車を出して去っていった。

部屋の電気をつける。
ほんの何時間か前にはどん底の気分でいたけど、心なしか気持ちがすっきりした感じになっていた。
あの体験のおかげだったことに間違いはないので、公園で彼に出会った偶然には感謝しないといけないかもしれない。
でも、偶然にしてはできすぎている感じもする。

「たった一日、ほんの一晩でもいいから」

彼の言葉を思い出す。
あれは私に向けられた言葉でもあったのかもしれない。
そんなことをふと考えてみるけど、軽ワゴンを運転するサンタクロースがそんな言葉を言ったかと思うと、今思い出すと少し滑稽な感じもした。
想像して、また思い出し笑い。

…あ、わたし、また笑ってる…

やっぱり彼は本物のサンタクロースで、落ち込んでいるわたしを少しでも元気付けてくれようと、手の込んだプレゼントを渡してくれたのかもしれない。
そう思うことにした。

-8-

気付けばもう日付が変わる寸前だ。
「明日は明日の風が吹く」じゃないけど、泣いていても笑っていても、明日は必ずやってくる。
明日も仕事だ。
早いところお風呂に入って寝てしまおう。
そしてまた、新しい一日を迎えよう。

彼氏はいなくなった。
仕事もなくなる。
状況は全然変わっていない。
「クリスマスの奇跡」なんて起こらなかった。
けど、今日の体験は忘れられない思い出として、わたしの記憶に残る。

もらった衣装と折り紙は、部屋に飾っておこう。
そしてまた気分が塞ぎ込みそうになった時はこれを見て、少しでも前を向いて歩いて行こう。

たった一日、ほんの一晩でもいいから、笑って過ごして行けるように…
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