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孤独な少年「女の子がシャイな少年に恋するショートショート」
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その少年は無口でおとなしそうな少年だった。
ひるやすみ、みんながガヤガヤとはなしながら食べてるのに、いつも一人でおとなしそうに食べるのだった。一人の明るい少女は、そんな少年がかわいそうで何とかして友達になりたいと思った。少女は何より少年の澄んだ瞳が好きだった。友達がいなくても少年は少しもさびしそうではなかった。いったい彼は何を考えているのか、どんなことをするのが好きなのか、少女は知りたくなった。それで少女は少年のとなりにきて、えんりょがちに少年にはなしかけてみた。すると少年は、はじらいがちにこたえた。別に人と話をするのがきらいというようでもなさそうだった。少女は何ども少年に話しかけた。そのたび少年はちゃんとこたえてくれる。でも少年の方から話をするということはない。とうとう少女はつらくなって、自分がわからなくなりそうな不安がつのってしまって、ある日、少年のくつ入れに手紙を入れた。それには、こう書かれてあった。
「佐木君。今度の日曜、もしおひまでしたら、きてください。おねがいです。」
手紙には、もよりの駅からの地図がかかれてあった。
さて、問題の日曜であった。その日、少女の両親は外出していたので家には少女だけだった。少女は、めいっぱいきれいにみせようと化粧をして、おかしもつくって、まっていた。約束の時間が近づくにつれ心臓の鼓動が早くなってくる。チャイムがなった。少女が、もうしわけなさそうに戸を開けると、少年が立っていた。少女は内心よろこんだ。少女は、少年に自分がつくったのだといって、おかしをだした。少年は
「おいしいよ。」
といってたべた。でもやはり少年は心を開いてくれない。時間が重苦しく感じられだした。うつむいて、だまっている少年をみた時、少女の心に一つの、もう自分をすててしまおうかと思う行為が思いついた。それはDeliriumでもあった。少女は自分の部屋をみて、といって少年を少女の部屋へ誘った。少年はあいかわらずだまっている。とうとう少女は耐えられなくなって、少年の手をにぎって、
「私のこときらい?」
とたずねた。その瞳には涙がうかんでいた。少年はふせ目がちに、少し口唇をふるわせている。少年も悩んでいた。とうとう少女は服をぬぎだした。上着をぬいだ。でも少年はだまっている。だが、膝頭をつよくギュッとにぎっている。少女はスカートも脱いだ。これでもだめなのかと思って少女がパンティーに手をかけた、その時、少年は、すばやく立ちあがって、それをとめた。少年ははじめて少女の目をみた。少女は泣いていた。少年は少女を力強くだきしめて、はじめて心のこもった声で言った。
「ごめんね。京子ちゃん。僕京子ちゃんのこと好きだよ。とっても好きだよ。」
京子はうれしくなって泣いた。いつまでもこうしていたいと京子は思った。
ひるやすみ、みんながガヤガヤとはなしながら食べてるのに、いつも一人でおとなしそうに食べるのだった。一人の明るい少女は、そんな少年がかわいそうで何とかして友達になりたいと思った。少女は何より少年の澄んだ瞳が好きだった。友達がいなくても少年は少しもさびしそうではなかった。いったい彼は何を考えているのか、どんなことをするのが好きなのか、少女は知りたくなった。それで少女は少年のとなりにきて、えんりょがちに少年にはなしかけてみた。すると少年は、はじらいがちにこたえた。別に人と話をするのがきらいというようでもなさそうだった。少女は何ども少年に話しかけた。そのたび少年はちゃんとこたえてくれる。でも少年の方から話をするということはない。とうとう少女はつらくなって、自分がわからなくなりそうな不安がつのってしまって、ある日、少年のくつ入れに手紙を入れた。それには、こう書かれてあった。
「佐木君。今度の日曜、もしおひまでしたら、きてください。おねがいです。」
手紙には、もよりの駅からの地図がかかれてあった。
さて、問題の日曜であった。その日、少女の両親は外出していたので家には少女だけだった。少女は、めいっぱいきれいにみせようと化粧をして、おかしもつくって、まっていた。約束の時間が近づくにつれ心臓の鼓動が早くなってくる。チャイムがなった。少女が、もうしわけなさそうに戸を開けると、少年が立っていた。少女は内心よろこんだ。少女は、少年に自分がつくったのだといって、おかしをだした。少年は
「おいしいよ。」
といってたべた。でもやはり少年は心を開いてくれない。時間が重苦しく感じられだした。うつむいて、だまっている少年をみた時、少女の心に一つの、もう自分をすててしまおうかと思う行為が思いついた。それはDeliriumでもあった。少女は自分の部屋をみて、といって少年を少女の部屋へ誘った。少年はあいかわらずだまっている。とうとう少女は耐えられなくなって、少年の手をにぎって、
「私のこときらい?」
とたずねた。その瞳には涙がうかんでいた。少年はふせ目がちに、少し口唇をふるわせている。少年も悩んでいた。とうとう少女は服をぬぎだした。上着をぬいだ。でも少年はだまっている。だが、膝頭をつよくギュッとにぎっている。少女はスカートも脱いだ。これでもだめなのかと思って少女がパンティーに手をかけた、その時、少年は、すばやく立ちあがって、それをとめた。少年ははじめて少女の目をみた。少女は泣いていた。少年は少女を力強くだきしめて、はじめて心のこもった声で言った。
「ごめんね。京子ちゃん。僕京子ちゃんのこと好きだよ。とっても好きだよ。」
京子はうれしくなって泣いた。いつまでもこうしていたいと京子は思った。
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