ある少年の250日

桜姫

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1日目

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初めまして一星 翔太です。
僕は今日から自分が起きた事を日記にします。
何故、僕が日記をつける事にしたのかも説明します。
私のいつも通りの生活が一変したのです。
理由は分かりません。

私には家族がいました。
私の家族は父と母と姉がいました。
しかし、突然・・・何ものかに殺されたのです。
奴らは何故殺したかは分かりません。
正直、奴らに対しては激しい憎しみと恐怖があります。

奴らは黒いローブを着ていました。
顔は分かりません。
性別も分かりません。
しかも、魔法?なのでしょうか?
奴らは見た事ない力で私の家族を殺したのです。
今思い出すと震えも止まりません。

しかし、私も目の前にいました。
そして次は僕だと思いました。
何より体はもう動かなかったです。
でも私は死ななかった。
あの人が助けてくれたから。

僕が生きれてるのはあの人のおかげです。
正直僕が生きていていいのかも思ってます。
その方はアーリア・フェルトさんという方です。
今まで僕が出会った中でとても美しい女性です。
美しく逞しい桜の木のようでした。
髪色も桜のように美しい髪です。

そんな彼女と僕は一緒に逃げました。
彼女といれば安全だと思います。
だけど、今までの人生で死を感じた事はないです。
正直に今でも震えが止まらないです。

しかも、奴らは一体何者なんでしょうか?
なので追求するために僕はこの日記を記します。
とても危険かもしれないと思ってます。
勿論、あれを見たら僕も・・・いつか・・・。
でも不思議とこの日記が誰かの役に立つと思ってます。

何故だか分からないけど。



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