6 / 51
シロ(3-2)
しおりを挟む
廃棄された魔物解体場へと向かいながら、シロはチアーレと決めた潜入計画を思い出す。今回の作戦でシロが成せねばならないことは仲間のクロを含めた奴隷全員の保護だ。それさえ達成されれば、チアーレの動かせる冒険者で拠点を制圧することができる。
このような作戦になった理由の一つは、幸運にもチアーレが『結界』の魔道具を入手したことにある。その魔道具を使えば、使用者は一度だけ周囲からの干渉を断つ結界を張ることができるのだ。その魔道具をシロは念のためにと二つ渡されていた。
後ろ暗い物を扱う商人は、管理と見張りのしやすさから商品を一箇所に集めている可能性が高い。そう判断したチアーレは、結界で奴隷を保護する策を思いついたのだ。
そしてもう一つ、シロが潜入作戦を任されたのには理由がある。チアーレが商会の力を使って入手した解体場の間取り図から、シロならばこそ侵入できる道を見つけたからだ。
「ついた」
間取り図の確認を頭で繰り返しながら、シロは解体場の前へとたどり着く。解体場の出入り口は間取り図から知っていた通り正面口と裏口、そして搬入口の三つだった。だが、シロはそのどれも選ばない。
「よっ、と」
軽く跳躍したシロは軽々と解体場の壁を駆け上がる。目指した先は解体場の屋根、そこの角から突き抜ける煙突だ。
「少し煤っぽい。それに酷い匂い」
煙突から下を覗いてシロは眉を寄せる。解体場内は染み付いた魔物の血肉や薬品の匂いが混ざり合い、言いようのない匂いに包まれていた。
嗅覚は頼りにならないと判断したシロは意識を耳に向ける。音から確認したところ、煙突の先には誰もいなかった。
「行く。にゃ」
降りれば敵地だと覚悟を決めて、シロは煙突に飛びこむ。勢いを殺すことなくシロは煙突の底に着地し、間髪いれずに部屋の中に飛びだした。用心棒が奴隷商にシロの情報を伝えていた場合、音の対策をしたうえで煙突を見張っている可能性もあったからだ。
「誰もいない……」
周囲を見回してシロはひとまず安堵する。奴隷商や用心棒が猫人族についての知識が少なかったのか、それとも用心棒が奴隷商に情報を伝えなかったのか。理由をシロが知ることはできないが、安全に潜入できたのは幸いだった。
音の対策がないならばシロの耳は解体場の全域の音を拾うことができる。耳の指向性から同時に全てを把握することはできないが、それでもかなり動きやすくなるのは事実だ。
シロが降り立ったのは焼却室だったが、最近使用された形跡はなかった。奴隷商らにとっては物置程度の扱いのようだ。
「奴隷は、どこ?」
シロは捕まった奴隷を探すために、音に意識を向ける。焼却室から出た先の廊下に響く呼吸音は十人分。巡回する足音が二つ。焼却室の出入り口は廊下に続く一つしかないこと、そして廊下が一直線であることを考えれば絶望的な状況だ。
「でも、この配置は外への警戒とは違う?」
廊下の両端である正面口と裏口に二人ずつ見張りがついていることはシロにとって特に違和を感じるものではなかった。だが正面口側に最も近い二部屋の前にもそれぞれ見張りが二人ずついることに気がつき、シロは首を傾げる。
「見取り図だと、あそこは確か事務室と梱包室。中に何が……?」
見張りがいるということは、守るべきものがあるということだ。
音を聞けば梱包室には多くの人が存在することがわかった。一方で事務室から感じる人の気配は三人分だけだ。
「梱包室が本命。なら、事務室は奴隷商がいるはず」
他の部屋の音を確認していき、奴隷の捕まっている部屋は梱包室で間違いないとシロは判断する。事務室横の休憩室では談話する男達の声しか聞こえず、解体室からは武器を研ぐ音が聞こえるだけ。残る乾燥室でも複数の寝息が聞こえる他にはもう人の気配はなかったのだ。
「にゃぅ。経路は……」
最も早く梱包室にたどり着く道は、焼却室から廊下へ出て直接梱包室に入る経路となる。だが、その経路は廊下の見張りの多さから危険度が高かった。ならばとシロは見取り図を思い出し、二つの道を想定する。
二つの道はどちらも焼却室から廊下に出て正面の廃棄室に入るところまでは同じだ。そこから搬入路に出て、廊下と同じように梱包室に直接向かうのが一つ。解体室と乾燥室を経由して梱包室に向かうのがもう一つの道となる。
「搬入路に見張りがいないのが気になる」
経路の一つである搬入路にシロは耳を向け、足音どころか呼吸音一つ聞こえないことに眉を寄せた。搬入路は外に繋がる搬入口があるはずだ。ならば見張りがいて当然のはずだった。
「悩んでても、わからない」
もう少し様子を探りたい気持ちになりながらも、シロは小さく首を横に振る。悩んでいる間に誰かが焼却室に来る可能性を考えれば、悩んでいる暇はないのだ。
「ひとまず、行くしかない」
行けばわかると結論を出し、シロは行動を開始した。
焼却室は裏口に最も近い部屋だ。気をつけるべきは裏口の見張りだが、僅かに扉を開いて見つめればその二人はどちらも裏口側に視線を向けていた。残るは巡回する二人の見張り。死角が無いように移動している二人だが、その周期には若干のずれがある。
機を見計らいシロはゆっくりと扉を身体を出せるだけ開けると、廊下へ出て扉を閉めなおした。巡回する見張りの視界にシロの姿が晒される。だが見張りはシロに気がついた様子はなかった。
安堵に一息吐いたシロはこのまま梱包室に行けないかと廊下の先へ目を向ける。だが、梱包室と事務室の扉は見張りにより完全に防がれてしまっていた。
やはり廃棄室を経由するしかないと、シロは廃棄室に繋がる扉へ飛びこんだ。
「うっ、くさい」
部屋に入った瞬間に襲いかかった匂いにシロの頭が一瞬眩む。嗅覚の鋭敏な猫人族にとって、ここから先の道は地獄に等しかった。
「搬入路は……。閉じられてる」
最短の道を突き進みたいと思うも、そう現実は甘くない。搬入路に続く出入り口は鉄製の鎧戸によって塞がれていた。近づいて見れば鎧戸には鍵がかかっている。これが搬入路に誰もいない理由なのだ。解体室や洗浄室にも搬入路への出入り口があるが、全て閉じられていることは想像に難くない。
搬入路を完全に閉じることで、奴隷商は見張りの数を重要な場所に集中させているのだ。
「なら、解体室しかない……」
漂う悪臭に小さくえずきながらも、シロは覚悟を決めて解体室に繋がる扉に手をかけた。
このような作戦になった理由の一つは、幸運にもチアーレが『結界』の魔道具を入手したことにある。その魔道具を使えば、使用者は一度だけ周囲からの干渉を断つ結界を張ることができるのだ。その魔道具をシロは念のためにと二つ渡されていた。
後ろ暗い物を扱う商人は、管理と見張りのしやすさから商品を一箇所に集めている可能性が高い。そう判断したチアーレは、結界で奴隷を保護する策を思いついたのだ。
そしてもう一つ、シロが潜入作戦を任されたのには理由がある。チアーレが商会の力を使って入手した解体場の間取り図から、シロならばこそ侵入できる道を見つけたからだ。
「ついた」
間取り図の確認を頭で繰り返しながら、シロは解体場の前へとたどり着く。解体場の出入り口は間取り図から知っていた通り正面口と裏口、そして搬入口の三つだった。だが、シロはそのどれも選ばない。
「よっ、と」
軽く跳躍したシロは軽々と解体場の壁を駆け上がる。目指した先は解体場の屋根、そこの角から突き抜ける煙突だ。
「少し煤っぽい。それに酷い匂い」
煙突から下を覗いてシロは眉を寄せる。解体場内は染み付いた魔物の血肉や薬品の匂いが混ざり合い、言いようのない匂いに包まれていた。
嗅覚は頼りにならないと判断したシロは意識を耳に向ける。音から確認したところ、煙突の先には誰もいなかった。
「行く。にゃ」
降りれば敵地だと覚悟を決めて、シロは煙突に飛びこむ。勢いを殺すことなくシロは煙突の底に着地し、間髪いれずに部屋の中に飛びだした。用心棒が奴隷商にシロの情報を伝えていた場合、音の対策をしたうえで煙突を見張っている可能性もあったからだ。
「誰もいない……」
周囲を見回してシロはひとまず安堵する。奴隷商や用心棒が猫人族についての知識が少なかったのか、それとも用心棒が奴隷商に情報を伝えなかったのか。理由をシロが知ることはできないが、安全に潜入できたのは幸いだった。
音の対策がないならばシロの耳は解体場の全域の音を拾うことができる。耳の指向性から同時に全てを把握することはできないが、それでもかなり動きやすくなるのは事実だ。
シロが降り立ったのは焼却室だったが、最近使用された形跡はなかった。奴隷商らにとっては物置程度の扱いのようだ。
「奴隷は、どこ?」
シロは捕まった奴隷を探すために、音に意識を向ける。焼却室から出た先の廊下に響く呼吸音は十人分。巡回する足音が二つ。焼却室の出入り口は廊下に続く一つしかないこと、そして廊下が一直線であることを考えれば絶望的な状況だ。
「でも、この配置は外への警戒とは違う?」
廊下の両端である正面口と裏口に二人ずつ見張りがついていることはシロにとって特に違和を感じるものではなかった。だが正面口側に最も近い二部屋の前にもそれぞれ見張りが二人ずついることに気がつき、シロは首を傾げる。
「見取り図だと、あそこは確か事務室と梱包室。中に何が……?」
見張りがいるということは、守るべきものがあるということだ。
音を聞けば梱包室には多くの人が存在することがわかった。一方で事務室から感じる人の気配は三人分だけだ。
「梱包室が本命。なら、事務室は奴隷商がいるはず」
他の部屋の音を確認していき、奴隷の捕まっている部屋は梱包室で間違いないとシロは判断する。事務室横の休憩室では談話する男達の声しか聞こえず、解体室からは武器を研ぐ音が聞こえるだけ。残る乾燥室でも複数の寝息が聞こえる他にはもう人の気配はなかったのだ。
「にゃぅ。経路は……」
最も早く梱包室にたどり着く道は、焼却室から廊下へ出て直接梱包室に入る経路となる。だが、その経路は廊下の見張りの多さから危険度が高かった。ならばとシロは見取り図を思い出し、二つの道を想定する。
二つの道はどちらも焼却室から廊下に出て正面の廃棄室に入るところまでは同じだ。そこから搬入路に出て、廊下と同じように梱包室に直接向かうのが一つ。解体室と乾燥室を経由して梱包室に向かうのがもう一つの道となる。
「搬入路に見張りがいないのが気になる」
経路の一つである搬入路にシロは耳を向け、足音どころか呼吸音一つ聞こえないことに眉を寄せた。搬入路は外に繋がる搬入口があるはずだ。ならば見張りがいて当然のはずだった。
「悩んでても、わからない」
もう少し様子を探りたい気持ちになりながらも、シロは小さく首を横に振る。悩んでいる間に誰かが焼却室に来る可能性を考えれば、悩んでいる暇はないのだ。
「ひとまず、行くしかない」
行けばわかると結論を出し、シロは行動を開始した。
焼却室は裏口に最も近い部屋だ。気をつけるべきは裏口の見張りだが、僅かに扉を開いて見つめればその二人はどちらも裏口側に視線を向けていた。残るは巡回する二人の見張り。死角が無いように移動している二人だが、その周期には若干のずれがある。
機を見計らいシロはゆっくりと扉を身体を出せるだけ開けると、廊下へ出て扉を閉めなおした。巡回する見張りの視界にシロの姿が晒される。だが見張りはシロに気がついた様子はなかった。
安堵に一息吐いたシロはこのまま梱包室に行けないかと廊下の先へ目を向ける。だが、梱包室と事務室の扉は見張りにより完全に防がれてしまっていた。
やはり廃棄室を経由するしかないと、シロは廃棄室に繋がる扉へ飛びこんだ。
「うっ、くさい」
部屋に入った瞬間に襲いかかった匂いにシロの頭が一瞬眩む。嗅覚の鋭敏な猫人族にとって、ここから先の道は地獄に等しかった。
「搬入路は……。閉じられてる」
最短の道を突き進みたいと思うも、そう現実は甘くない。搬入路に続く出入り口は鉄製の鎧戸によって塞がれていた。近づいて見れば鎧戸には鍵がかかっている。これが搬入路に誰もいない理由なのだ。解体室や洗浄室にも搬入路への出入り口があるが、全て閉じられていることは想像に難くない。
搬入路を完全に閉じることで、奴隷商は見張りの数を重要な場所に集中させているのだ。
「なら、解体室しかない……」
漂う悪臭に小さくえずきながらも、シロは覚悟を決めて解体室に繋がる扉に手をかけた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
戦国転生・内政英雄譚 ― 豊臣秀長の息子として天下を創る
丸三(まるぞう)
ファンタジー
戦国時代に転生した先は、豊臣秀吉の弟にして名宰相――豊臣秀長の息子だった。
現代では中世近世史を研究する大学講師。
史実では、秀長は早逝し、豊臣政権は崩壊、徳川の時代と鎖国が訪れる。
ならば変える。
剣でも戦でもない。
政治と制度、国家設計によって。
秀長を生かし、秀吉を支え、徳川の台頭を防ぎ、
戦国の終わりを「戦勝」ではなく「国家の完成」にする。
これは、武将ではなく制度設計者として天下を取る男の物語。
戦国転生×内政改革×豊臣政権完成譚。
(2月15日記)
連載をより良い形で続けるため、更新頻度を週5回とさせていただきます。
一話ごとの完成度を高めてお届けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(当面、月、水、金、土、日の更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる