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コラジオ(1-3)
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「その声は……ビーナ?」
振り返った先にいたのは、埃でくすんだ翠の長髪を不安そうに弄る幼い少女だった。幼い仲間の一人であるビーナは薄汚れてはいたが暴行された様子はなく、コラジオは安堵に胸を撫で下ろす。
安心したのはビーナも同様だった。コラジオの顔を確認したビーナの瞳から不安が抜けて潤む。ビーナはコラジオまで足早に駆け寄って、ぎゅっと抱きついた。
「無事でよかった、兄ちゃん。昨日は冒険者達が騒いでて大変だったんだよ。隠れ家からみんなで逃げて……」
コラジオに顔を押しつけながらビーナは涙を流す。力の入った抱擁に、元気そうでよかったとコラジオは微笑んでビーナの頭を優しく撫でた。
「ビーナも無事でよかったよ。他の逃げたみんなも無事なのか?」
「うん。逃げた時、偶然チアーレ商会の人達がビーナ達を保護してくれたの」
「チアーレ商会が? ふむ、じゃあみんな今は商会に?」
「ビーナみたいな小さい子は全員いるよ。けど、兄ちゃん達はこれを機に独り立ちするって言って出ていっちゃった……」
「そっか。なるほどな」
寂しそうなビーナの表情を見ながら、コラジオは小さく頷く。このまま貧民街で日銭稼ぎの毎日を生きるのでは駄目だと思うのは他の仲間も同様だったらしいとコラジオは納得した。
コラジオ達が協力していたのも、幼く一人では生きていけないビーナのような仲間達を守るため。保護してくれる人がいるのならば、後は自分の身を考えるだけでいい。
仲間達は優秀だ。きっと、それぞれがうまく生きていくだろう。そう考えて、コラジオは仲間達を信じて決別を受け入れることにした。
「大丈夫だ。俺っち達は強いからな。寂しいだろうけど、きっとみんなどこかでうまくやってるさ。だろ?」
励ますようにコラジオはビーナに向けて不敵に笑った。幼い子達が心配することのないように、自信満々に。
「……うん。そうだよね、兄ちゃん達なら大丈夫だよね」
「あぁ、だからビーナ達もチアーレ商会で良い子にして少しだけ待っててくれ。いつか大物になって俺っちが後で必ず全員迎えに行くからな。その間は、一番のお姉さんとして頑張るんだぞ」
「うん、わかった。約束だよ?」
「あぁ、約束だ。それじゃ俺っちは行かなきゃいけないところがあるから、またなビーナ」
手を振ってコラジオは隠れ家から離れていく。ビーナ達は保護してもらったままでいるのが一番幸せだとコラジオにはわかっていた。
チアーレ商会と言えば街でも有数の大商会。その上、商会長は街の治安維持も大事にしているという噂まである善人だ。しばらくはビーナ達が無碍に扱われることはないだろう。けれど、それもいつまで続くかわからない。
「俺っちが、しっかりしないとな」
自らも独り立ちする時が来たのだとコラジオは気合を入れた。約束通り、ビーナ達が大きくなるまでに大物にならなければいけない。もし再びビーナ達が露頭に迷う時には、自分が保護できるように。
きっと他の仲間達もそう考えたのだと、コラジオは信じていた。
「よし。まずは、ここからだ」
隠れ家から離れ歩いたコラジオは、冒険者組合の前で立ち止まる。大物になると考えた時、真っ先に思い浮かんだのは冒険者だったのだ。そしてもう一つ、コラジオには果たさねばならないこともあった。
「お邪魔します……」
両開きの扉を押し開いて、コラジオは冒険者組合に入る。その瞬間に喧騒がコラジオに襲いかかった。組合の中は酒臭く、荒くれ者といった風貌の集団が大きな声で話をしては酒を飲み交わしている。
明らかに場違いだ。蛇に睨まれた蛙のようにコラジオは固まってしまう。栄養が足りず痩せ細って力のない身体で魔法の知識もないコラジオは、魔物の群れに飛びこんでしまったような心地だった。
それだけで冒険者になるのは無理だと、コラジオは確信してしまう。
「おう、兄ちゃん! 入り口で立ち止まってんな、邪魔になんだろ! って、あ? お前、コラジオか?」
気圧されて立ち止まっていたコラジオに一人の冒険者が注意をするために歩み寄る。その顔をコラジオは見た覚えがあった。男は、盗人としてコラジオを追っていた冒険者だったのだ。
「あ、あぁ。ちょうどよかった。俺っち、あんたらに会いたくて冒険者組合に来たんだ」
コラジオは冒険者の顔を見て気を取り直して、もう一つの目的を思い出した。それは、自分が盗人ではないと伝えること。
この先どう生きるにしろ、盗人扱いされたままではコラジオは大手を振って街を歩けなくなってしまう。仲間達のほとんどが無事であることを知ったことで、無駄かもしれないとわかっていながらもコラジオは自分を追った冒険者に会いに来たのだ。
「あ? あぁ、言いたいことはわかったぜ。お前が盗んだんじゃねぇって話だろ。安心しな。本当の盗人は捕まったよ」
少し困ったような苦笑いを浮かべて冒険者の男が告げる。その言葉に、コラジオは一瞬呆然とした。
「もう、捕まった……? 捕まったやつの名前は!」
「知らねぇよ。どうせ殺されるかもっと悲惨な目にあってんだろ。それより悪かったな。謝るから、お前のその威圧感抑えてくれねぇか。どうも、魔物と相対してるような心地で落ちつかねぇからよ」
仲間の一人であろう誰かが既に捕まって、酷い目にあっている。そう知って、コラジオは胸が苦しくなった。自分が止められなかったばかりに、仲間を一人失ったのだと。
だが、落ちこんでばかりもいられない。貧しさが仲間を狂わせた。ならばこんな悲劇を繰り返さないためにも、富を得て皆を救うのだとコラジオは決意を新たにする。
「悪い。俺っちは威圧してるつもりはないんだ。もう帰るから、安心してくれ」
「おいおい待った! それは生来の雰囲気なのかよ、脅しには便利そうだな。じゃなくて……。あー、なんだ。お前のところ荒らして悪かった! 少ねえが、これで頑張ってくれ」
冒険者組合から去ろうと振り返るコラジオを引き止めた冒険者は、深く頭を下げて布の袋を手渡した。ずしりとした重さを感じて袋を受け取ったコラジオは中を見て驚愕する。コラジオにとっては大金と言っても過言ではない額の硬貨が袋に入っていたのだ。
「こんなに、いいのか?」
「あぁ。俺は貧民街出身でな。お前らの大変さも多少わかるつもりだ。だから、お詫びとして受け取ってくれ」
「感謝する。いつか俺っちが大物になったら倍にして返すから、楽しみにしててくれ!」
大切に袋を服にしまって、コラジオは冒険者の手を取った。優しい人は沢山いるのだと、コラジオは感動にうっすらと涙を流す。
「ははっ、それはいいな。俺はコンパってんだ。困ったら依頼でも出しにこいよ。優先して受けてやる。まっ、強く生きろよ!」
コンパは笑ってコラジオの胸に拳を軽く打ちつけた。トンッと押された勢いのままコラジオは振り返ると、コンパに手を振り冒険者組合から一歩踏み出す。
「また、どこかで!」
「あぁ!」
コンパの声を背に、コラジオは思いがけぬ大金と友を得て冒険者組合を去った。その足取りは軽い。コラジオは次に向かうべき場所を既に決めていた。
「えっと、効果屋は……。あった」
裏路地を抜け、コラジオは恩人であるフェクトがいる効果屋へと一直線に向かう。出て行った時には返す物もなかったコラジオだが、今は大金があった。
元より降って湧いたような金である。一部をお礼に差し出すことにコラジオは何の躊躇いもなかった。
「よぉ、フェクトの旦那! お礼を……」
効果屋の扉を開け放ち、中に踏み込んだコラジオの言葉がそこで止まる。見知らぬ人が、店内にいたのだ。
「あら? どうも、こんにちは」
可憐な少女だった。透き通るような赤の長髪と鋭くも理知的な翠の瞳がコラジオの視線を絡め取る。恭しい少女の一礼をただ見つめて、今まで見た誰よりも綺麗だとコラジオは口を開けて呆然とした。
振り返った先にいたのは、埃でくすんだ翠の長髪を不安そうに弄る幼い少女だった。幼い仲間の一人であるビーナは薄汚れてはいたが暴行された様子はなく、コラジオは安堵に胸を撫で下ろす。
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「うん。逃げた時、偶然チアーレ商会の人達がビーナ達を保護してくれたの」
「チアーレ商会が? ふむ、じゃあみんな今は商会に?」
「ビーナみたいな小さい子は全員いるよ。けど、兄ちゃん達はこれを機に独り立ちするって言って出ていっちゃった……」
「そっか。なるほどな」
寂しそうなビーナの表情を見ながら、コラジオは小さく頷く。このまま貧民街で日銭稼ぎの毎日を生きるのでは駄目だと思うのは他の仲間も同様だったらしいとコラジオは納得した。
コラジオ達が協力していたのも、幼く一人では生きていけないビーナのような仲間達を守るため。保護してくれる人がいるのならば、後は自分の身を考えるだけでいい。
仲間達は優秀だ。きっと、それぞれがうまく生きていくだろう。そう考えて、コラジオは仲間達を信じて決別を受け入れることにした。
「大丈夫だ。俺っち達は強いからな。寂しいだろうけど、きっとみんなどこかでうまくやってるさ。だろ?」
励ますようにコラジオはビーナに向けて不敵に笑った。幼い子達が心配することのないように、自信満々に。
「……うん。そうだよね、兄ちゃん達なら大丈夫だよね」
「あぁ、だからビーナ達もチアーレ商会で良い子にして少しだけ待っててくれ。いつか大物になって俺っちが後で必ず全員迎えに行くからな。その間は、一番のお姉さんとして頑張るんだぞ」
「うん、わかった。約束だよ?」
「あぁ、約束だ。それじゃ俺っちは行かなきゃいけないところがあるから、またなビーナ」
手を振ってコラジオは隠れ家から離れていく。ビーナ達は保護してもらったままでいるのが一番幸せだとコラジオにはわかっていた。
チアーレ商会と言えば街でも有数の大商会。その上、商会長は街の治安維持も大事にしているという噂まである善人だ。しばらくはビーナ達が無碍に扱われることはないだろう。けれど、それもいつまで続くかわからない。
「俺っちが、しっかりしないとな」
自らも独り立ちする時が来たのだとコラジオは気合を入れた。約束通り、ビーナ達が大きくなるまでに大物にならなければいけない。もし再びビーナ達が露頭に迷う時には、自分が保護できるように。
きっと他の仲間達もそう考えたのだと、コラジオは信じていた。
「よし。まずは、ここからだ」
隠れ家から離れ歩いたコラジオは、冒険者組合の前で立ち止まる。大物になると考えた時、真っ先に思い浮かんだのは冒険者だったのだ。そしてもう一つ、コラジオには果たさねばならないこともあった。
「お邪魔します……」
両開きの扉を押し開いて、コラジオは冒険者組合に入る。その瞬間に喧騒がコラジオに襲いかかった。組合の中は酒臭く、荒くれ者といった風貌の集団が大きな声で話をしては酒を飲み交わしている。
明らかに場違いだ。蛇に睨まれた蛙のようにコラジオは固まってしまう。栄養が足りず痩せ細って力のない身体で魔法の知識もないコラジオは、魔物の群れに飛びこんでしまったような心地だった。
それだけで冒険者になるのは無理だと、コラジオは確信してしまう。
「おう、兄ちゃん! 入り口で立ち止まってんな、邪魔になんだろ! って、あ? お前、コラジオか?」
気圧されて立ち止まっていたコラジオに一人の冒険者が注意をするために歩み寄る。その顔をコラジオは見た覚えがあった。男は、盗人としてコラジオを追っていた冒険者だったのだ。
「あ、あぁ。ちょうどよかった。俺っち、あんたらに会いたくて冒険者組合に来たんだ」
コラジオは冒険者の顔を見て気を取り直して、もう一つの目的を思い出した。それは、自分が盗人ではないと伝えること。
この先どう生きるにしろ、盗人扱いされたままではコラジオは大手を振って街を歩けなくなってしまう。仲間達のほとんどが無事であることを知ったことで、無駄かもしれないとわかっていながらもコラジオは自分を追った冒険者に会いに来たのだ。
「あ? あぁ、言いたいことはわかったぜ。お前が盗んだんじゃねぇって話だろ。安心しな。本当の盗人は捕まったよ」
少し困ったような苦笑いを浮かべて冒険者の男が告げる。その言葉に、コラジオは一瞬呆然とした。
「もう、捕まった……? 捕まったやつの名前は!」
「知らねぇよ。どうせ殺されるかもっと悲惨な目にあってんだろ。それより悪かったな。謝るから、お前のその威圧感抑えてくれねぇか。どうも、魔物と相対してるような心地で落ちつかねぇからよ」
仲間の一人であろう誰かが既に捕まって、酷い目にあっている。そう知って、コラジオは胸が苦しくなった。自分が止められなかったばかりに、仲間を一人失ったのだと。
だが、落ちこんでばかりもいられない。貧しさが仲間を狂わせた。ならばこんな悲劇を繰り返さないためにも、富を得て皆を救うのだとコラジオは決意を新たにする。
「悪い。俺っちは威圧してるつもりはないんだ。もう帰るから、安心してくれ」
「おいおい待った! それは生来の雰囲気なのかよ、脅しには便利そうだな。じゃなくて……。あー、なんだ。お前のところ荒らして悪かった! 少ねえが、これで頑張ってくれ」
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「えっと、効果屋は……。あった」
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元より降って湧いたような金である。一部をお礼に差し出すことにコラジオは何の躊躇いもなかった。
「よぉ、フェクトの旦那! お礼を……」
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