『３年２組 ボクらのクエスト～想像✕創造の異世界修学旅行～』作品イメージイラスト集②

第９１話「遥と妖精王」～第９４話「妖精王の子ども達」より

（第９２話「鏡の中の三人組」より）

ミシュバット遺跡の地下広間に設置されている水晶鏡には、不思議な魔法術が施されていた……「あ……おい！　俺、俺！　賀川！　渋谷か？　 妹尾せのおと氷室も……。お前ら３人でこっちに来たのか？」

（第９３話「妖精が消えた町」より）

ミシュバット遺跡を進むエシャーたちの前に現れた＜徘徊する子どもたち＞。「小人？……いえ……子ども？……妖精王の子ども……たち？」「こいつら……まるで出来損ないの人形みてぇだ……」

（第９４話「妖精王の子ども達」より）

命の欠片も持たない襲撃者＜徘徊する子ども達＞を倒した三人。戦いの哀しみと虚しさを早く忘れるためにも、エルグレドと篤樹の下へと急ぐ。「大体あの２人が隠し事なんかして、コソコソ動くからこんな目にあったんだから！」

２０００年前のミシュバットで妖精王を縛り付けていた「導く者の杖」を手に、水晶鏡の中から語り掛ける渋谷しず。「お願いね……遥……かが……」しずの姿が消えた鏡の前で、篤樹は足元に畳んで置いてある古い布切れに目を落とした。