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第ー章 パーティー追放
主人公死す・・・そして新たな人生
しおりを挟む「機械損傷により当機はまもなく墜落します」
突然機内アナウンスからその一言が言われた。
「え?!ウ……ソだろ…」
「シートベルトの着用を確認し、ポケットからペンなどの尖ったものを出して下さい、そして衝撃に耐える姿勢を取って下さい」
先程まで静かだった機内の人達はあっという間にパニック状態に落ちた。
もちろん俺もその一人だ。
赤ん坊は周りのうるささで泣きわめき、年寄夫婦は死を覚悟したのか、お互い「貴方といれてありがとう」などと感謝しあっていた。
俺はというと彼女いない歴=年齢…、いや、一人だけいた。だが手を繋いだくらいしかしていなかった。どうせなら童貞くらい卒業させとけばよかったな。
こんな時にもになって最低な考えをしてしまう自分が嫌いだ。
大切だと思える親友も出来なかった。大学のサークルにも入らず、お金のために老夫婦の定食屋でずっとバイトをしていた。
社会人になって、ひたすらつまらないデスクワークとにらめっこをして早10年以上。
俺はもう30前半のアラサーになっていた。
そして今日は初めての一人旅。
久しぶりに長い休みを貰ったので沖縄の海にでも遊びに行こうか!
もちろん連れはいない。
だがセクシー女優の写真集という相棒は常に常備している。
これのお陰でつまらない会社を続けてこれたと言っても過言ではない。
だがまさか初めての飛行機で墜落事故…
俺は死を覚悟した。
することもないのでキャビンアテンダントに一年で墜落事故で死ぬ確率を聞いた。
彼女はドン引きしていたが俺は引かなかった。
結果は0.0009%というとんでもない数字だった。
年賀はがきの1等が当たる確率が0.0001と言うのは昔から知っていたことだ。
だがまさか年賀はがき1等のほうが飛行機墜落事故よりも起きにくいとは…。
毎年両親から貰ったはがきを郵便局の当選番号と照らし合わせて結局ティッシュしかもらえないのは納得だ。
まぁそんなどうでもいいことをしている間に、飛行機は墜落しそう。
俺は大好きな相棒の写真集のページを開け死を待つ。彼女がいつ来るかまつ感じだ。
「はやとくん!まったー?」
「いや、今来たとこだよ!」
ならぬ
「はやとくん!しんだー?」
「いや、今から死ぬとこだよ!」だ!
て何を意味のわからないことを考えているんだ俺はっ!
はぁ~、やっぱ相棒はこの写真集だ!
「・・・・・・」
「大切な友達…ほしかったなぁ~」
「死ぬとき一人はやだな…」
「来世は沢山の友達ができて親友ができて、大切な奥さんができて、みんなに囲まれて死にたいな…」
そう最後に言葉をポツリと呟く。そのまま飛行機は墜落した。
◆
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・元気な赤ちゃんよー!」
俺は目を開けるとそこにはきれいな女性がいた
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