381 / 953
対『カッカス』
戦い終わって
しおりを挟む
「マルコイ殿!自分やりましたっ!」
そう言いながら抱きついてくるアレカンドロ。
俺より身長が高いから頭を撫でてやるのに一苦労する。
「そうだな。パーティでの初陣だったけど大活躍だったな。よく頑張った。」
俺は少し背伸びをしながらアレカンドロの頭を撫でる。
「マルコイさん!ミミウも頑張ったですぅ!」
「おう!そうだな。みんなありがとう。キリーエもミミウを守ってくれて助かったよ。とてもそっちに手を回す余裕がなかったからな。」
「うちはあんなでっかいのと戦うなんて出来んからね。みんなのフォローができてよかったよ。」
キリーエはミミウを守りながら『カッカス』を牽制していた。
キリーエがいなかったら俺がミミウを守りながらサントバルと戦わなくてはいけなかったからな。
本当に助かった。
「マルコイさん。『カッカス』のメンバーはほぼ捕縛した。」
クワイスがメンセンと共に此方にやってきた。
「ああ。『カッカス』の団員も全員が全員サントバルや筋肉に心酔してついてきたわけじゃなかったんだろ?」
「確かにそうなんだが、ほとんどの団員は『カッカス』に入っている事をいいことに裏であくどい事をやっていたやつばかりだ。叩けばいくらでも埃がでるだろう。ほんの数名だけだよ解放しても問題なさそうなのは。」
評判よかったのは上辺だけか。
多分よほど悪い噂が流れないように情報を操っていたんだろうな。
その辺に関してはサントバルの手腕が余程よかったんだろう。
しかしよくそんな奴らが大人しく団員として活動してたな。
ダンバルがよっぽど怖かったのか、その環境が合ってたのかしらないが迷惑な話だ。
「その数名はどうするんだ?解放して終わりか?」
「いや、その数名も元『カッカス』だからな。念のために『アウローラ』で預かって問題ないかどうか俺が確認するつもりだ。うちも人数が減ってるからな。モンスター討伐とかに苦労しそうだから、そいつらを使って討伐依頼なんかやっていくつもりだ。」
確かにな。
今回の『カッカス』の件で『アウローラ』はかなりの人数が減っている。
モンスター討伐はもちろん、他の傭兵とかのいざこざにも苦労するだろう。
「そうだ。『アウローラ』は人数も減ったし、アレカンドロもいなくなるんだ。今後は大変になるだろ?だからホット商会から装備だったり俺が魔道具を提供するから、それで強化したらどうだ?」
「えっ?」
あからさまに怪訝そうな顔をするクワイス。
「ん?なんだ何か困る事でもあるのか?」
「マルコイさんの気持ちはありがたいんだけど、それは普通の魔道具かい?なんかとんでもない魔道具をくれそうで怖いんだけど?」
失敬な!
ちょっと人が飛んだり、大爆発を起こす小手だったりするだけじゃないか!
あとサントバルと戦って、振動する剣とか面白いから『アウローラ』で試してもらおうかなとか思っただけだ!
「ほら!その顔は絶対何かとんでもないもの渡そうとしてる顔じゃないか!いつもの眠そうな顔じゃなくて悪い顔してるし!」
まったく失礼なやつだ。
ちょっと人体実験をさせてもらおうと思っただけなのに‥
「まあそんな無茶苦茶な物は渡さないようにするよ。でも実際このままじゃ不味いと思うから多少の物は目を瞑って使ってくれよ。」
「‥‥‥‥わかったよ。実際そこまで考えてもらうのはありがたいからね。でもくれぐれも頼むから出来るだけでいいから普通寄りの魔道具にしてくれよ。そうしないとお偉いさんに聞かれた時に答える自信がないからさ。」
「わかったわかった。任せといてくれ。」
よしっ!
言質をとってやったぜ。
これで心置きなく『アウローラ』におもしろ魔道具を使ってもらうとしよう。
「それじゃあ帰るとするか!」
こうして俺たちは完全勝利でセイルズに帰るのだった‥
森とかめちゃくちゃになってるけどいいんだよね?
主にドラゴンのせいのはず。
アキーエも破壊してたけど‥
後でエルフさんとかに怒られませんように‥
そう言いながら抱きついてくるアレカンドロ。
俺より身長が高いから頭を撫でてやるのに一苦労する。
「そうだな。パーティでの初陣だったけど大活躍だったな。よく頑張った。」
俺は少し背伸びをしながらアレカンドロの頭を撫でる。
「マルコイさん!ミミウも頑張ったですぅ!」
「おう!そうだな。みんなありがとう。キリーエもミミウを守ってくれて助かったよ。とてもそっちに手を回す余裕がなかったからな。」
「うちはあんなでっかいのと戦うなんて出来んからね。みんなのフォローができてよかったよ。」
キリーエはミミウを守りながら『カッカス』を牽制していた。
キリーエがいなかったら俺がミミウを守りながらサントバルと戦わなくてはいけなかったからな。
本当に助かった。
「マルコイさん。『カッカス』のメンバーはほぼ捕縛した。」
クワイスがメンセンと共に此方にやってきた。
「ああ。『カッカス』の団員も全員が全員サントバルや筋肉に心酔してついてきたわけじゃなかったんだろ?」
「確かにそうなんだが、ほとんどの団員は『カッカス』に入っている事をいいことに裏であくどい事をやっていたやつばかりだ。叩けばいくらでも埃がでるだろう。ほんの数名だけだよ解放しても問題なさそうなのは。」
評判よかったのは上辺だけか。
多分よほど悪い噂が流れないように情報を操っていたんだろうな。
その辺に関してはサントバルの手腕が余程よかったんだろう。
しかしよくそんな奴らが大人しく団員として活動してたな。
ダンバルがよっぽど怖かったのか、その環境が合ってたのかしらないが迷惑な話だ。
「その数名はどうするんだ?解放して終わりか?」
「いや、その数名も元『カッカス』だからな。念のために『アウローラ』で預かって問題ないかどうか俺が確認するつもりだ。うちも人数が減ってるからな。モンスター討伐とかに苦労しそうだから、そいつらを使って討伐依頼なんかやっていくつもりだ。」
確かにな。
今回の『カッカス』の件で『アウローラ』はかなりの人数が減っている。
モンスター討伐はもちろん、他の傭兵とかのいざこざにも苦労するだろう。
「そうだ。『アウローラ』は人数も減ったし、アレカンドロもいなくなるんだ。今後は大変になるだろ?だからホット商会から装備だったり俺が魔道具を提供するから、それで強化したらどうだ?」
「えっ?」
あからさまに怪訝そうな顔をするクワイス。
「ん?なんだ何か困る事でもあるのか?」
「マルコイさんの気持ちはありがたいんだけど、それは普通の魔道具かい?なんかとんでもない魔道具をくれそうで怖いんだけど?」
失敬な!
ちょっと人が飛んだり、大爆発を起こす小手だったりするだけじゃないか!
あとサントバルと戦って、振動する剣とか面白いから『アウローラ』で試してもらおうかなとか思っただけだ!
「ほら!その顔は絶対何かとんでもないもの渡そうとしてる顔じゃないか!いつもの眠そうな顔じゃなくて悪い顔してるし!」
まったく失礼なやつだ。
ちょっと人体実験をさせてもらおうと思っただけなのに‥
「まあそんな無茶苦茶な物は渡さないようにするよ。でも実際このままじゃ不味いと思うから多少の物は目を瞑って使ってくれよ。」
「‥‥‥‥わかったよ。実際そこまで考えてもらうのはありがたいからね。でもくれぐれも頼むから出来るだけでいいから普通寄りの魔道具にしてくれよ。そうしないとお偉いさんに聞かれた時に答える自信がないからさ。」
「わかったわかった。任せといてくれ。」
よしっ!
言質をとってやったぜ。
これで心置きなく『アウローラ』におもしろ魔道具を使ってもらうとしよう。
「それじゃあ帰るとするか!」
こうして俺たちは完全勝利でセイルズに帰るのだった‥
森とかめちゃくちゃになってるけどいいんだよね?
主にドラゴンのせいのはず。
アキーエも破壊してたけど‥
後でエルフさんとかに怒られませんように‥
10
あなたにおすすめの小説
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる