564 / 953
魔王の影
ウェポンクラッシャー
しおりを挟む
槍士が槍を突いてくる。
もちろん半身で躱し、口金の部分を下から剣で跳ね上げる。
すると槍から穂が外れて明後日の方に飛んでいく。
男は唖然とするが、そのまま穂のない槍をこちらに突いてきた。
その意気や良し。
突いてきた槍を避けて槍の柄を脇に抱える。
そしてそのまま槍を振り回す。
男はたまらず槍を離すが体勢を崩したので、取り上げた槍を男の額めがけて投げつける。
まともに額に槍を喰らった男は目を回してその場に倒れた。
さて後1人。
男が持つ剣は、いくら見つめてもやはりぼやける箇所が見当たらない。
でもここまで来たら、全部壊させてもらうぞ!
俄然気合が入る。
男は警戒していたが、思い切って突っ込んできた。
何故に無策で突っ込んでくるかね?
男は上段から思いっきり剣を振り下ろしてきた。
もちろん当たらないけど‥
俺は横に数歩動き男の剣を躱す。
「どっせい!」
そしてその場で前方宙返りして自分の剣を相手の剣の腹に叩きつけた。
折れろーっ!
男の剣は打ち付けた衝撃で、持っていた男の手から離れて後方に飛んでいった。
俺は歩いて剣の方に近づく。
よし!
ヒビは入ったぞ。
俺は男の方に振り返る。
俺は笑顔で男に問いかける。
「どうする?出来ればあんたは他の人たちを運んでもらいたいから気絶させたくないんだけど‥まだする?」
「い、い、いや‥へっ、へへへ‥」
男は愛想笑いを浮かべて首を横に振る。
よかった。
ここに放っておくわけにもいかないだろうし、気絶した人が起きるまでついててもらえばいいかな。
「おっさん、こんなもんでどうだ?」
「あ、ああ。マルコイお前‥お前また随分と強くなったな。」
「ああ?まだスキル使ってないぞ。あ、いや使ったと言ったら使ったか。」
「まだ全然本気出してないんだよな‥?」
「当たり前だ。だってこの人たち多分キリーエよりも弱いからな。」
「え?キリーエよりも?あいつは商人だし、商人のスキルしか持ってなかったはずだぞ。」
あ、やべ。
「まあ旅をしてる内に強くなったんだよ。多分4対1でも勝てると思うぞ。」
「そ、そうか‥そんなもんか‥ってそんなわけないだろ!俺の友人の子供になにしてくれてるの!」
「いや、ちょっとした魔改造を。」
「だめ!魔改造が何かわからないけど、響きからやっちゃだめなやつっ!」
相変わらずうるさいやつだなぁ‥
「まあそれは置いといて。ギルドマスターのサベントさんはいるか?」
「勝手に置いとかないでっ!」
そしてしつこい‥
「全く‥ギルマスなら今日は部屋にいるはずだぞ。特に出かける予定もなかったはずだからな。」
「そうか。なら少しでいいから会うことできるか?」
「そりゃ別に構わないが‥少し待っててくれ。」
そう言ってバーントは俺が武器を壊しまくった奴らの元に行く。
武器も安いもんじゃないからな‥
少しやりすぎたかな?
「おい、お前ら。」
「なっ、なんだテメー!まだ‥何か用がありますか‥」
パーティのリーダーと思われる男がバーントさんに話しかけられて荒い言葉で追い返そうとしたが、俺が見ているのに気づいて語気を弱める。
「あれがAランク冒険者だ。あいつはちょっと特別だが、普通のAランクでもお前達が戦ったら確実に負けるし、下手に絡んだら怪我じゃすまん。少しはわかったか?」
「ちっ!わかった‥わかりました。」
「それじゃあちゃんと身の丈にあった依頼を受けて、強くなるための努力をするんだぞ。」
「わかっ‥わかりましたよ。」
リーダーと思われる男は他のパーティメンバーに声をかけて気絶したやつを起こしている。
「ところで‥あの人は特別って言ってたけど、どういう意味ですか?」
リーダーと思われる男がバーントに声をかける。
「マルコイか‥?う~む‥あいつは俺もよくわからん。多分人族?だとは思うぞ。」
失礼だなバーント!
もちろん半身で躱し、口金の部分を下から剣で跳ね上げる。
すると槍から穂が外れて明後日の方に飛んでいく。
男は唖然とするが、そのまま穂のない槍をこちらに突いてきた。
その意気や良し。
突いてきた槍を避けて槍の柄を脇に抱える。
そしてそのまま槍を振り回す。
男はたまらず槍を離すが体勢を崩したので、取り上げた槍を男の額めがけて投げつける。
まともに額に槍を喰らった男は目を回してその場に倒れた。
さて後1人。
男が持つ剣は、いくら見つめてもやはりぼやける箇所が見当たらない。
でもここまで来たら、全部壊させてもらうぞ!
俄然気合が入る。
男は警戒していたが、思い切って突っ込んできた。
何故に無策で突っ込んでくるかね?
男は上段から思いっきり剣を振り下ろしてきた。
もちろん当たらないけど‥
俺は横に数歩動き男の剣を躱す。
「どっせい!」
そしてその場で前方宙返りして自分の剣を相手の剣の腹に叩きつけた。
折れろーっ!
男の剣は打ち付けた衝撃で、持っていた男の手から離れて後方に飛んでいった。
俺は歩いて剣の方に近づく。
よし!
ヒビは入ったぞ。
俺は男の方に振り返る。
俺は笑顔で男に問いかける。
「どうする?出来ればあんたは他の人たちを運んでもらいたいから気絶させたくないんだけど‥まだする?」
「い、い、いや‥へっ、へへへ‥」
男は愛想笑いを浮かべて首を横に振る。
よかった。
ここに放っておくわけにもいかないだろうし、気絶した人が起きるまでついててもらえばいいかな。
「おっさん、こんなもんでどうだ?」
「あ、ああ。マルコイお前‥お前また随分と強くなったな。」
「ああ?まだスキル使ってないぞ。あ、いや使ったと言ったら使ったか。」
「まだ全然本気出してないんだよな‥?」
「当たり前だ。だってこの人たち多分キリーエよりも弱いからな。」
「え?キリーエよりも?あいつは商人だし、商人のスキルしか持ってなかったはずだぞ。」
あ、やべ。
「まあ旅をしてる内に強くなったんだよ。多分4対1でも勝てると思うぞ。」
「そ、そうか‥そんなもんか‥ってそんなわけないだろ!俺の友人の子供になにしてくれてるの!」
「いや、ちょっとした魔改造を。」
「だめ!魔改造が何かわからないけど、響きからやっちゃだめなやつっ!」
相変わらずうるさいやつだなぁ‥
「まあそれは置いといて。ギルドマスターのサベントさんはいるか?」
「勝手に置いとかないでっ!」
そしてしつこい‥
「全く‥ギルマスなら今日は部屋にいるはずだぞ。特に出かける予定もなかったはずだからな。」
「そうか。なら少しでいいから会うことできるか?」
「そりゃ別に構わないが‥少し待っててくれ。」
そう言ってバーントは俺が武器を壊しまくった奴らの元に行く。
武器も安いもんじゃないからな‥
少しやりすぎたかな?
「おい、お前ら。」
「なっ、なんだテメー!まだ‥何か用がありますか‥」
パーティのリーダーと思われる男がバーントさんに話しかけられて荒い言葉で追い返そうとしたが、俺が見ているのに気づいて語気を弱める。
「あれがAランク冒険者だ。あいつはちょっと特別だが、普通のAランクでもお前達が戦ったら確実に負けるし、下手に絡んだら怪我じゃすまん。少しはわかったか?」
「ちっ!わかった‥わかりました。」
「それじゃあちゃんと身の丈にあった依頼を受けて、強くなるための努力をするんだぞ。」
「わかっ‥わかりましたよ。」
リーダーと思われる男は他のパーティメンバーに声をかけて気絶したやつを起こしている。
「ところで‥あの人は特別って言ってたけど、どういう意味ですか?」
リーダーと思われる男がバーントに声をかける。
「マルコイか‥?う~む‥あいつは俺もよくわからん。多分人族?だとは思うぞ。」
失礼だなバーント!
10
あなたにおすすめの小説
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる