スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

文字の大きさ
620 / 953
魔王の影

スキル【刀纏水姫】

しおりを挟む
「ふ~ん。なんてスキルなの?」

アキーエにはスキル名が伝わっていないので説明する。

「スキルは【刀纏水姫】ってスキルだ。【タイムクラブ】の他にスキル【属性魔法:霧】を譲与結合してできたスキルだ。」

「マルコイが渡した【属性魔法:霧】の効果が何かわからないけど、前に渡した【タイムクラブ】で相手を弱体化するだけじゃなくて、自分やパーティ全体を強化する事ができるスキルって事なのかな。」

「ん。だいたいアキーエのであってる。」

なるほど。

パーティ全体を補助する事ができるスキルって事か。

個人としても強いリルが、味方の能力を上げる事が出来るなんて‥

最強じゃね?

「リルの目もかわった。弱点も見えるけど、悪いとこも見える。傷もなおせる。」

そりゃすごい。

「でもからだの力使うから、体力はなくなるみたい。」

なるほど。
自分の自己治癒力を高めて傷を治すって事になるのかな?

「パーティを強く出来るって何人くらいだ?」

「ん?ちかくにいる人はぜんぶ。この家と外の訓練してるところまでは大丈夫。あと強くできる人えらべる。」

「それは凄いな。相手を弱くするってのは?」

「直接斬ったらゆっくりになるけど、斬らなくてもじゃまして少しゆっくりになる。」

俺のエンチャント:氷のようなものか?
でもおそらく譲与結合の中にあるスキル【属性魔法:霧】が元になったものだろう。
だとしたら霧状の物だから不可視に近いと思う。

「範囲は?」

「こっちのが強くするより、たくさんできる。」

「強化するよりも広い範囲で使う事ができるってことか?」

「ん。」

そう言ってリルは頷いた。

えっと‥

これって、魔王軍との戦いにリルを投下したらだいたい勝てるんじゃないか?

やばい兵器を世に送り出してしまった気がするんだけど‥

味方の軍は強くなって、相手は弱くなる。
その上味方は傷ついても回復するとか何それ?

「これで打倒マルコイがじつげんする‥」

「いや、そこは打倒魔王だろ!」

「あ、そうだった。まちがえた。」

本当に間違えたと思っているのか‥?

(ピコーンッ!)

頭の中にいつもの音が響く。

は?

いや、譲与結合までしてしまったんだ。
これ以上何があるんだ?

『譲与結合のスキルレベルで既定を超えているスキルがあります。条件を満たしました。スキル還元しますか?』

スキルの還元?
どういう意味だ?

『スキル還元できるのはスキル【魔闘士Lv.5】になります。スキル還元しますか?』

意味がわからない。
意味がわからないけど‥

これはやってはいけない選択だと思う。

スキル還元‥

予想ではあるが、アキーエに渡したスキルを俺の元に戻すって意味じゃないだろうか?

頭に響いた声は既定レベルに達したから、相手から還元してもらうって事を言った。

それが借りれたりするのであればいいのだが、俺に還元する事でアキーエのスキルが無くなる可能性があるんじゃないか?

そんな危険な事をする必要がない。

「どうしたのマルコイ?真剣な顔して。」

「あんしんしろマルコイ。マルコイをたおすのは魔王のあとにしてやるから。」

「魔王の後でもお断りするわっ!なんで俺を倒す前提になってるんだ!」

まったく‥

このスキル還元については、みんなに話す必要はないだろう。

そのうち、アキーエだけに話す事にしておこう‥






次の日、俺は朝から動き出した。
さてさて、スキルの模倣も譲渡も終わったから、今日からせっせと魔道具作りに励む事にするか。

結構早起きしてしまったが、決して楽しみで早く起きたわけではない。

少しドキドキして早く起きただけだ。

獣王様からもらった家は庭も広く、アレカンドロが訓練しても全然問題ないくらいの大きさだ。

その隅にちょっと広めの小屋を建てる。
【スードウクリエイター】で作った物だから、簡素な小屋だけど物作りに使うだけだから問題ない。

外には『入るな危険』の立札を立てる。

さーて、楽しい物作りの時間ですよ。
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~

石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。 ありがとうございます 主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。 転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。 ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。 『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。 ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする 「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。

固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~

うみ
ファンタジー
 恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。  いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。  モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。  そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。  モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。  その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。  稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。 『箱を開けるモ』 「餌は待てと言ってるだろうに」  とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

処理中です...