スキルを模倣して最強無敵!異世界勇者?魔王?どっからでもかかってこいやぁ!

オギコン

文字の大きさ
761 / 953
愛別離苦

鉱山への侵入

しおりを挟む
キリーエに聞いたが、ヨエクが管理する地下鉱山はプリカの街の北端にあるそうだ。

俺たちは一塊になってその場所を目指す。

夜が更けている事と外出禁止令でも出ているのか人気は少なかった。

時々巡視している衛兵がいたが、事前に察知してやり過ごしていく。

しかしヨエクの管理する場所あたりから警備が厳しくなり、キリーエ以外は見つからずに進むことが困難になった。

「マルコイどうするの?」

「うちだけだったら中に入れるんやけど‥いっそのこと、うちだけ入ってモンスターと戦ってこよか?」

キリーエが勇ましいことを言っているが、銃に頬擦りしながら言うのはやめてほしい。

ただのシリアルキラーです。

「普通に行くと見つかるだろうな。でも大丈夫。こんな事もあろうかと準備しておいたんだ。」

俺は人数分の変装魔道具を『スペース』から取り出す。

「俺が戦場に行った時に着ていた変装用の魔道具だ。これを着れば闇夜に紛れるの事ができるぞ。」

アキーエがすごく嫌そうな顔をしている‥

な、何故だ?

「どうしてもつけないとダメ?」

「え?だってこれがあれば見つからずに侵入する事が出来るぞ?」

「それはわかってるけど‥わたし‥ワカメつけたくないんだけど‥」

「いや、ワカメはついてない!あれは追加オプションだ!」

「ほんとに?でも磯臭いのもちょっと‥」

「それも追加的なもので‥」

「はいはい。ほんならうちが黒い布を待ってるから、マルコイさんが宙に階段と道を作って、その上に黒い布を敷いて進めばいいんちゃう?この暗さやったら見られても気づかないんやない?」

確かにな‥

確かなそうなのだが‥

俺の隠密キットが磯臭いって理由で却下されるとは‥

早いとこアキーエに手伝ってもらって洗う事にしよう‥



俺たちは【時空魔法】で作った道を進み、地下鉱山の真上に着いた。

途中何度か空を見上げていた衛兵がいたが、特に気付かれる事なく着くことができた。

鉱山がある場所は建物を模していた。

その建物の中に入るところには衛兵が数人立っていたが、鉱山に入るための入り口には誰も立っていない。

昼間は立っているのかもしれないが、夜中に入る人がいないから見張っていないのだろう。

そして都合よく、鉱山の入り口には屋根がついておらず、このまま下に降りれば中に入れそうだ。

周りに人がいない事を確認して下に降り立つ。

「よし。このまま王様の元に向かうぞ。」

全員が頷く。

音を立てずに進む。

王様がどこにいるのか聞いてはいないが、【察知】があるから近づけば反応するだろう。

鉱山の中に入る。

中は少しひんやりとしている。
そこに漂っているひんやりとした空気と共に獣臭がしている。

中にいるモンスターの臭いか‥

入り口でわかるって事は、中に結構な数のモンスターがいるのかもしれない。

「みんな気を抜くな。モンスターの気配がするぞ。しかも予想していたよりも数が多そうだ。」

「わかったわ。」

「アレカンドロと俺が先頭に立つ。リルとキリーエはフォローを頼む。アキーエは近づいて来たやつを迎撃してくれ。くれぐれも火魔法を使っちゃダメだからな。全員がアフロになったら、それを元に戻すのに多量の魔力が必要になるからな。」

「わ、わかったわ。」

俺たちはモンスターとアキーエの魔法に警戒しながら進んでいく。

しばらく進んでいると【察知】が反応する。

「この先にモンスターがいるみたいだ。みんな先頭になるぞ。視界に入り次第一掃する。近距離戦でかたをつけるぞ。くれぐれも火属性の広域型殲滅魔法なんて使うなよ。」

「わ、わかったわ‥しつこいわね‥」

しつこいくらい言わないと、すぐ魔法ぶっ放すからな‥

狭い道を進み、角を曲がるとモンスターの姿が見えてきた。

どうやら狼系のモンスターのようだな。

嗅覚が鋭い事もあり、向こうもこちらに気づいているようだ。

あまり音を立てずに倒したいところだが‥

倒すべきモンスターを視界に収めると、そのモンスターの頭が何の拍子もなく突然破裂した‥







----------------------------------------------------------------------
近況にも書いてますが、ブログ始めました。
遊びに来ていただけたら嬉しいです!修正している本編や、書いている時に考えてた事などを載せてます!
https://ogicon3777.com
しおりを挟む
感想 18

あなたにおすすめの小説

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~

石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。 ありがとうございます 主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。 転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。 ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。 『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。 ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする 「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~

うみ
ファンタジー
 恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。  いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。  モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。  そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。  モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。  その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。  稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。 『箱を開けるモ』 「餌は待てと言ってるだろうに」  とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。

最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~

津ヶ谷
ファンタジー
 綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。 ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。  目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。 その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。  その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。  そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。  これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。

セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~

空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。 もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。 【お知らせ】6/22 完結しました!

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。

処理中です...