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架空炎上
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平凡すぎるタレント。もう随分地道な活動をしているが売れなかった。が、彼女にもようやくチャンスがやってきた。彼女はネットでの活動がうまく、徐々に知名度をあげ、やがてテレビに呼ばれることになる。
だが、このテレビ放送の直後、裏で悪態をついていたという噂がながれる。タレントは落ち込む、実はその情報自体が嘘なのだ。
しかし、周囲は彼女がひどく落ち込んでいると思い様子を見るがケロリとした様子、翌日からも、種々の仕事のオファーが入る。
色色な仕事にいく間も様々なゴシップ記事があふれる。だが当人は、本当はまるで意に介さない様子。それもそのはず、彼女こそが噂を流した本人だから。目的は”炎上により注目を浴びること”と”炎上させる人間を炎上させること”タレントはほくそ笑む。
「これで華々しいデビューを飾れたわ、”悪い噂”と”人の注目を浴びる”事は芸能人の華だもの、その両方をくれるアンチには感謝しないとね」
やがて、タレントの悪態が嘘だとわかると、タレントは偽情報を掴んで流したネットのアンチ系アカウントを訴える。もっとも、その噂を流した人間たちに、一定の口止め料を払って。
「今度は私が聖人だという噂を流してね、この文化は立場の弱いものにやさしいから」
するとアンチや、彼女を噂でたたいていた人間たちは一転して彼女に同情を始めるのだった。
なぜ彼女がここまでの事を成し遂げたのか。彼女は長く不遇のうちにネットであるタレントのアンチ活動をしており、そのタレントに訴えを起こされそうになったのだが、あるとき相手は示談を持ち掛けた。破格の安さで、そしてタレントはいったのだ。
「私に嫉妬してくれてありがとう、あなたを訴えるつもりだったけれど、あなたが私をヒットさせるきっかけをくれたから、示談にして、安くしておくわ、あなたがまだ本気でタレントをやるつもりなら、執着は敵に塩を送ることだと理解しておきなさい、あなたのアンチ活動のおかげで、私に同情する人々が増えたのよ、ありがとう、その熱量を別の事に使えばいいのにね、まあほとんど犯罪者に何をいっても無駄か」
彼女は人に敬意を持つ事はなかったが、初めてこのタレントに憧れを持ち、依頼そのまねをするようになったのだという。
だが、このテレビ放送の直後、裏で悪態をついていたという噂がながれる。タレントは落ち込む、実はその情報自体が嘘なのだ。
しかし、周囲は彼女がひどく落ち込んでいると思い様子を見るがケロリとした様子、翌日からも、種々の仕事のオファーが入る。
色色な仕事にいく間も様々なゴシップ記事があふれる。だが当人は、本当はまるで意に介さない様子。それもそのはず、彼女こそが噂を流した本人だから。目的は”炎上により注目を浴びること”と”炎上させる人間を炎上させること”タレントはほくそ笑む。
「これで華々しいデビューを飾れたわ、”悪い噂”と”人の注目を浴びる”事は芸能人の華だもの、その両方をくれるアンチには感謝しないとね」
やがて、タレントの悪態が嘘だとわかると、タレントは偽情報を掴んで流したネットのアンチ系アカウントを訴える。もっとも、その噂を流した人間たちに、一定の口止め料を払って。
「今度は私が聖人だという噂を流してね、この文化は立場の弱いものにやさしいから」
するとアンチや、彼女を噂でたたいていた人間たちは一転して彼女に同情を始めるのだった。
なぜ彼女がここまでの事を成し遂げたのか。彼女は長く不遇のうちにネットであるタレントのアンチ活動をしており、そのタレントに訴えを起こされそうになったのだが、あるとき相手は示談を持ち掛けた。破格の安さで、そしてタレントはいったのだ。
「私に嫉妬してくれてありがとう、あなたを訴えるつもりだったけれど、あなたが私をヒットさせるきっかけをくれたから、示談にして、安くしておくわ、あなたがまだ本気でタレントをやるつもりなら、執着は敵に塩を送ることだと理解しておきなさい、あなたのアンチ活動のおかげで、私に同情する人々が増えたのよ、ありがとう、その熱量を別の事に使えばいいのにね、まあほとんど犯罪者に何をいっても無駄か」
彼女は人に敬意を持つ事はなかったが、初めてこのタレントに憧れを持ち、依頼そのまねをするようになったのだという。
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