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第一章
ライジングヴェル
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カルシュは地上に上る間。“その拳銃”から様々な事をきいた。拳銃の名前は“ドルス”自分の名前が“ヴェル”であること、村の少女や人々がすべて“ひとつの怪物”であること、そして、最後に、ヴェルは告げた。
「貴女の集中力はすさまじい、自分を常に追い詰めてきたからただキネクの事になると、ノイズが走る、集中さえすれば、ここはきりぬけられる」
カルシュは最上段までくる、すると、地上の上で奇妙な銃声と、悲鳴のようなうめき声をきいた。
「グゥオオオオオ!!!」
巨大な、30メートルはあろうかというアンコウのような生物が、巨大な触手をゆらゆらとゆらしている。体の側面のいたるところから触手がはえていて、それは足の役割もしているらしい。その頭上の髭のようなものが、ひらひらとゆれている、それらをよくみる、と……どうやらそれは村人たちのようだった。
(ヴェルの言葉は、本当だったんだ)
カルシュは勢いよく、その地下通路のふたを蹴とばしてミユナをかかえて飛び上がった。頭上からみても巨大なアンコウ、それと、20体はいるだろう星間アーマーが、熾烈な戦いをくりひろげていた。触手で傷はつけられず、ないだり、おしたりひいたりして、アンコウはなんとかそれをくちもとにちかづけようとする。星間アーマーはそれを防ごうと、逆側に走り出したり、触手をブチブチとちぎったりする。互角、に思えたが、ある瞬間、星間アーマーがずるずるとアンコウの口元に運ばれ、ほとんどの触手がそれに集中して、ついにはその口の中に、星間アーマーはのみこまれてしまった。
《バリッバリッ、ゴリッ、ゴリッ》
地面を揺らすような地響きのような音で、満悦な顔をするアンコウのような生物。その顔は、しわくちゃなあの長老―ヘイ爺のものに似ていた。やがてすべての星間アーマーの目が赤く光る。危険を察知したのか、あちこちに散り散りになり始める。
「はっ!!」
すぐに機転をきかせたミユナ、少し高い位置に寝そべり、スナイパーライフルを構える。カルシュは、のんきに尋ねた。
「何してんの?」
「何って……戦うのよ!!あんなもの、逃げ切れるわけないでしょ!!」
カルシュは、そういわれても、呆然としていた。あまりの巨体、砂埃、危険。現実感が遠のいた。
《ズドン……》
《バクッ》
《ズドン……》
《バクッ》
繰り返される音。咀嚼の音と、その最中に容赦なく弾丸を打ち込むミユナ、次第に額に汗がもれる。
「カルシュ……」
そう呼びかけられたカルシュは、力なく応じる。
「何?」
「あんたとあえて、よかったよ、最低なことばかりだったけど、やっぱりあんたは、芯のある奴だった、でも最後に、あんたのかっこいいところ、もう一度にみたかったな」
涙ぐんで、肩をふるわせてなくミユナ。それでもカルシュは、微動だにしなかった。そして、前を向き直る。
「すまない、なさけない」
「情けないのは、織り込みずみよ」
カルシュは、拳銃を放りなげた。
“ちょっと!!!”
ヴェルが呼んでも、前を向いたまま顔も見せない。やがて触手の一部が、見覚えのある姿に変身する。キリである。カルシュはそれをギロリ、とにらめつけた。キリがいう。
「よーわむーしカルシュ、何をされても、何をうしなっても、ただ呆然とたえるだけ、ただ時がくるのをまっているだけ、ただ、他人の助けをまっているだけ、あひゃひゃひゃ」
カルシュが、ポケットから拳銃をとりだした。そして、我武者羅にそのキリをうちまくる。
「アヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」
うねうねとうめきながら奇妙な声をあげ、彼女は意地悪く笑う。
「いってー、全部輪郭をかすめていった、ちょっとチリチリする、あひゃひゃひゃひゃ」
「何がおかしい?」
「はあ?」
「お前は、仲間である、友人である彼女―サトナを殺しただろう」
「殺した?死?私たち、もう人間じゃないんだよ、悲しいとか、つらいとかない、あ、もう一ついいこと教えてあげよう“生前”の彼女は、村八分だったんだよ、つまり独りぼっち、私だって彼女をいたぶってたのしんできた、し、皆そうだった、人間なんてそんなもの、あんたも絶望したんでしょ?そうしたことに、ならもう“仲間になっちゃう?”歓迎よ」
「カチャ……」
トリガーをひく、弾丸はでなかった。カルシュはヴェルをみた。
「ヴェル、お前は、本当に古代兵器なんだな?」
「ええ、そうよ」
「たった一発で、あいつ、倒せるか?」
「ええ」
「うるさいこの虫も?」
「ええ」
その間もケタケタと笑うキリ。カルシュは、腹から出るような声でいった。
「今更気づくなんて、俺は、誰かの夢をかなえる手伝いがしたかったのかも、彼女―キネクへの懺悔のために」
その瞬間、拾い上げた古代拳銃からホログラムが投影される。それは、黒髪ロングの美少女で、すぐにヴェルの姿だとわかった。だがカルシュは、それがキネクに重なってみえた。
カルシュは銃を構える。
「スー……」
カルシュが構えた銃はまっすぐに巨大な怪物の頭部をみさだめていた。だがそれが徐々に震え、やがて、その震えは制御できないほどになった。
“カルシュ、大丈夫よ、あなたは集中すればいいだけ“ノイズ”を取り払って”
そういわれても、カルシュにはノイズに聞こえるものが多々あった。捨てられた星間アーマーの残骸の機械音。触手たちのうめき。なにより、頭上、村人の髭たちがうるさかった。
「なんで、なんでこんなにうるさいんだ」
「静寂がほしいの?」
ミユナが尋ねる。カルシュは答えた。
「あるいは、爆音」
その時星間アーマーが砂の中からたちあがる、半身が壊れているが、まだ敵をみつけ。攻撃をしようとしている。敵は、化け物ではなく、その逃げ道を塞ぐカルシュたちと認識したようだ。カルシュは、舌打ちをして、星間アーマーと対峙する。
「カルシュ……」
「何だ?」
「私がチャンスをあげる、信じて……」
ミユナがそういったので、カルシュは悲壮な表情をうかべ、ふりかえり、そのまま巨大なアンコウの化け物にむかって突進していった。カルシュは拳銃を構える。
《その音》
が、不吉な音が響くまで、きっと、すぐ、きっといますぐ。カルシュは後悔した。いまさら
《自分を追い詰めてきた集中力》
ヴェルの言った言葉の意味がわかるなんて、すべての《音》を覚悟した、そして、その時はおとずれた。
「ゴリ……」
あまりに近くで、その音はした。それはカルシュの首筋を何かの金属が殴りつける音。痛みは感じなかった。それよりも、生き延びなければ……。だがカルシュは前方に現れたものに絶望した。
「クルゥルゥルル」
一匹の、それもひときわ巨大な星間アーマーが、化け物の髭から現れたのだ。さらに悪いことに、カルシュはひたいに左手をあて頭をかかえた。垂れ下がる髭、無数のゾンビのようになった盗賊たちの姿。
「ウオオオオ」
「ブオオオ」
わらわらとうめき、うるさい事この上なかった。
「……おわった……」
次の瞬間、その音はした。
《ドズーーーーーンッッッ!!!!!》
カルシュは一瞬、耳をつんざくような音が、惑星に木霊した。ふりかえるそこには、星間アーマーの胸をふきとばして笑うミユナの姿がいた。
「ごめん、一発のこしておいたの、こんだけすりゃ、あんたも目が覚めると思ってすべてしってたのよ、あの村人たちが多分古代生物兵器だってことも、サトナという少女もそうだって、あんたならなんとかできるとおもって、ごめん、あんたに期待しすぎたみたい」
カルシュは、涙ぐみながらわらい、前に向き直った。静寂が世界を覆う。二体の星間アーマーは沈黙した。そして、ゾーンに入ると、“ドルス”の全てを瞬時に理解した。それは、首を覆う痛みさえ感じないほどの集中力。あるいは衝撃かもしれない。ドルスは、極端な偏差のある銃だった。その偏差を制御できるのは“以前のカルシュ”だけに思えた。だがその瞬間、カルシュの脳内で、キネクが笑った気がした。
「カルシュ……点は二物を与えずというけれど、あなたは得意なことがいっぱいある……君は、君を自信つけたこと、ないでしょ……」
トリガーに手をかける、もはや何が起こってもかまわないと思えた。そして、世界を静寂がみたした。そのせいですべてのものに目がいった。そしてあるものを目にした瞬間、トリガーに手をかけた。
《ズドオオオオオオオン》
まるで雷のような、すさまじい音、光る弾丸が射出された、それはすさまじい曲線をえがいて、キリの頭をうちぬき、巨大な怪物の頭部を、それた。
絶望した目をしたミユナが、首を少しかたむけた。するとその曲線はみごと、頭を打ち抜いていることにきがついた。
「やった」
静かに口にするミユナ。次の瞬間。
《ズドオオオオオオン!!!》
地震のような地響きがひびき、同時に巨大な怪物が触手という支えをうしない地面に落下した。くちもとからあふれだす星間アーマーの残骸。そしてカルシュは、首にてをやり、出血を確認すると、その場に倒れこんだ。
「貴女の集中力はすさまじい、自分を常に追い詰めてきたからただキネクの事になると、ノイズが走る、集中さえすれば、ここはきりぬけられる」
カルシュは最上段までくる、すると、地上の上で奇妙な銃声と、悲鳴のようなうめき声をきいた。
「グゥオオオオオ!!!」
巨大な、30メートルはあろうかというアンコウのような生物が、巨大な触手をゆらゆらとゆらしている。体の側面のいたるところから触手がはえていて、それは足の役割もしているらしい。その頭上の髭のようなものが、ひらひらとゆれている、それらをよくみる、と……どうやらそれは村人たちのようだった。
(ヴェルの言葉は、本当だったんだ)
カルシュは勢いよく、その地下通路のふたを蹴とばしてミユナをかかえて飛び上がった。頭上からみても巨大なアンコウ、それと、20体はいるだろう星間アーマーが、熾烈な戦いをくりひろげていた。触手で傷はつけられず、ないだり、おしたりひいたりして、アンコウはなんとかそれをくちもとにちかづけようとする。星間アーマーはそれを防ごうと、逆側に走り出したり、触手をブチブチとちぎったりする。互角、に思えたが、ある瞬間、星間アーマーがずるずるとアンコウの口元に運ばれ、ほとんどの触手がそれに集中して、ついにはその口の中に、星間アーマーはのみこまれてしまった。
《バリッバリッ、ゴリッ、ゴリッ》
地面を揺らすような地響きのような音で、満悦な顔をするアンコウのような生物。その顔は、しわくちゃなあの長老―ヘイ爺のものに似ていた。やがてすべての星間アーマーの目が赤く光る。危険を察知したのか、あちこちに散り散りになり始める。
「はっ!!」
すぐに機転をきかせたミユナ、少し高い位置に寝そべり、スナイパーライフルを構える。カルシュは、のんきに尋ねた。
「何してんの?」
「何って……戦うのよ!!あんなもの、逃げ切れるわけないでしょ!!」
カルシュは、そういわれても、呆然としていた。あまりの巨体、砂埃、危険。現実感が遠のいた。
《ズドン……》
《バクッ》
《ズドン……》
《バクッ》
繰り返される音。咀嚼の音と、その最中に容赦なく弾丸を打ち込むミユナ、次第に額に汗がもれる。
「カルシュ……」
そう呼びかけられたカルシュは、力なく応じる。
「何?」
「あんたとあえて、よかったよ、最低なことばかりだったけど、やっぱりあんたは、芯のある奴だった、でも最後に、あんたのかっこいいところ、もう一度にみたかったな」
涙ぐんで、肩をふるわせてなくミユナ。それでもカルシュは、微動だにしなかった。そして、前を向き直る。
「すまない、なさけない」
「情けないのは、織り込みずみよ」
カルシュは、拳銃を放りなげた。
“ちょっと!!!”
ヴェルが呼んでも、前を向いたまま顔も見せない。やがて触手の一部が、見覚えのある姿に変身する。キリである。カルシュはそれをギロリ、とにらめつけた。キリがいう。
「よーわむーしカルシュ、何をされても、何をうしなっても、ただ呆然とたえるだけ、ただ時がくるのをまっているだけ、ただ、他人の助けをまっているだけ、あひゃひゃひゃ」
カルシュが、ポケットから拳銃をとりだした。そして、我武者羅にそのキリをうちまくる。
「アヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」
うねうねとうめきながら奇妙な声をあげ、彼女は意地悪く笑う。
「いってー、全部輪郭をかすめていった、ちょっとチリチリする、あひゃひゃひゃひゃ」
「何がおかしい?」
「はあ?」
「お前は、仲間である、友人である彼女―サトナを殺しただろう」
「殺した?死?私たち、もう人間じゃないんだよ、悲しいとか、つらいとかない、あ、もう一ついいこと教えてあげよう“生前”の彼女は、村八分だったんだよ、つまり独りぼっち、私だって彼女をいたぶってたのしんできた、し、皆そうだった、人間なんてそんなもの、あんたも絶望したんでしょ?そうしたことに、ならもう“仲間になっちゃう?”歓迎よ」
「カチャ……」
トリガーをひく、弾丸はでなかった。カルシュはヴェルをみた。
「ヴェル、お前は、本当に古代兵器なんだな?」
「ええ、そうよ」
「たった一発で、あいつ、倒せるか?」
「ええ」
「うるさいこの虫も?」
「ええ」
その間もケタケタと笑うキリ。カルシュは、腹から出るような声でいった。
「今更気づくなんて、俺は、誰かの夢をかなえる手伝いがしたかったのかも、彼女―キネクへの懺悔のために」
その瞬間、拾い上げた古代拳銃からホログラムが投影される。それは、黒髪ロングの美少女で、すぐにヴェルの姿だとわかった。だがカルシュは、それがキネクに重なってみえた。
カルシュは銃を構える。
「スー……」
カルシュが構えた銃はまっすぐに巨大な怪物の頭部をみさだめていた。だがそれが徐々に震え、やがて、その震えは制御できないほどになった。
“カルシュ、大丈夫よ、あなたは集中すればいいだけ“ノイズ”を取り払って”
そういわれても、カルシュにはノイズに聞こえるものが多々あった。捨てられた星間アーマーの残骸の機械音。触手たちのうめき。なにより、頭上、村人の髭たちがうるさかった。
「なんで、なんでこんなにうるさいんだ」
「静寂がほしいの?」
ミユナが尋ねる。カルシュは答えた。
「あるいは、爆音」
その時星間アーマーが砂の中からたちあがる、半身が壊れているが、まだ敵をみつけ。攻撃をしようとしている。敵は、化け物ではなく、その逃げ道を塞ぐカルシュたちと認識したようだ。カルシュは、舌打ちをして、星間アーマーと対峙する。
「カルシュ……」
「何だ?」
「私がチャンスをあげる、信じて……」
ミユナがそういったので、カルシュは悲壮な表情をうかべ、ふりかえり、そのまま巨大なアンコウの化け物にむかって突進していった。カルシュは拳銃を構える。
《その音》
が、不吉な音が響くまで、きっと、すぐ、きっといますぐ。カルシュは後悔した。いまさら
《自分を追い詰めてきた集中力》
ヴェルの言った言葉の意味がわかるなんて、すべての《音》を覚悟した、そして、その時はおとずれた。
「ゴリ……」
あまりに近くで、その音はした。それはカルシュの首筋を何かの金属が殴りつける音。痛みは感じなかった。それよりも、生き延びなければ……。だがカルシュは前方に現れたものに絶望した。
「クルゥルゥルル」
一匹の、それもひときわ巨大な星間アーマーが、化け物の髭から現れたのだ。さらに悪いことに、カルシュはひたいに左手をあて頭をかかえた。垂れ下がる髭、無数のゾンビのようになった盗賊たちの姿。
「ウオオオオ」
「ブオオオ」
わらわらとうめき、うるさい事この上なかった。
「……おわった……」
次の瞬間、その音はした。
《ドズーーーーーンッッッ!!!!!》
カルシュは一瞬、耳をつんざくような音が、惑星に木霊した。ふりかえるそこには、星間アーマーの胸をふきとばして笑うミユナの姿がいた。
「ごめん、一発のこしておいたの、こんだけすりゃ、あんたも目が覚めると思ってすべてしってたのよ、あの村人たちが多分古代生物兵器だってことも、サトナという少女もそうだって、あんたならなんとかできるとおもって、ごめん、あんたに期待しすぎたみたい」
カルシュは、涙ぐみながらわらい、前に向き直った。静寂が世界を覆う。二体の星間アーマーは沈黙した。そして、ゾーンに入ると、“ドルス”の全てを瞬時に理解した。それは、首を覆う痛みさえ感じないほどの集中力。あるいは衝撃かもしれない。ドルスは、極端な偏差のある銃だった。その偏差を制御できるのは“以前のカルシュ”だけに思えた。だがその瞬間、カルシュの脳内で、キネクが笑った気がした。
「カルシュ……点は二物を与えずというけれど、あなたは得意なことがいっぱいある……君は、君を自信つけたこと、ないでしょ……」
トリガーに手をかける、もはや何が起こってもかまわないと思えた。そして、世界を静寂がみたした。そのせいですべてのものに目がいった。そしてあるものを目にした瞬間、トリガーに手をかけた。
《ズドオオオオオオオン》
まるで雷のような、すさまじい音、光る弾丸が射出された、それはすさまじい曲線をえがいて、キリの頭をうちぬき、巨大な怪物の頭部を、それた。
絶望した目をしたミユナが、首を少しかたむけた。するとその曲線はみごと、頭を打ち抜いていることにきがついた。
「やった」
静かに口にするミユナ。次の瞬間。
《ズドオオオオオオン!!!》
地震のような地響きがひびき、同時に巨大な怪物が触手という支えをうしない地面に落下した。くちもとからあふれだす星間アーマーの残骸。そしてカルシュは、首にてをやり、出血を確認すると、その場に倒れこんだ。
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