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【亜沙美の部屋】
3本先取でオリビアと【ゲーム全集】勝負を始めた亜沙美だが…内緒で横に居るロミータから見ても亜沙美がガチガチに緊張していたので…勝つ為の秘策として、亜沙美にセクハラして萌え声を出させる奇襲に出た
狙い通りオリビアは動揺したのだが…セクハラスキンシップをし過ぎたが故に2-2までもつれ込んでしまった
「もう、どうしたら良いか?わからないよぉ…ふえぇ…」
亜沙美は配信に乗らないようにスマホに書いた文字で、緊張に押し潰されそうな今の心理状態をロミータに伝えた
(どうしたら良いの?この状態の亜沙美じゃ、割と得意な頭脳系ゲームをプレイしてもらっても負ける可能性があるわ…【アミー水】がオリビア先輩の手に?…それだけは阻止しなきゃイケナイ!!)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「3-2」
「ふへぇ…勝てたぁ…」
「くっ…こんな事って……まぁ仕方ないニャン。アミのリクエストの定期的にコラボ配信して欲しいだったわね。調整してあげるニャン。じゃあ、また会いましょうニャン」
「あ、あの…今回は有難うございました!また宜しくお願いしますぅ!」
✱「ショーツ様お疲れ様」
✱「惜しかったっす」
✱「アミちゃん おめでとう」
✱「アミー水か…」
✱「乙アミーゴ♪」
✱「神回やったな」
【23:00】
「ねぇロミータちゃん!!」
「は、はい!何でしょうか?」
オリビアとのコラボ配信を閉じた後、30分くらいスパチャ読み配信をした後、配信画面を落とした亜沙美が振り返ると…彼女はかなり御立腹な表情をしていた
「私の身体を触りまくってたけどさ…半分は…うぅん、ほとんどはロミータちゃんの趣味でやってたよねぇ!?私を助ける為なんてのは建て前だよねぇ!!」
「( ̄▽ ̄;)ご、ごめんなさい亜沙美。少し…いえ、だいぶ調子に乗り過ぎちゃったわね…」
「ε٩(๑>ω<)۶зもう!勝てたから良いけどぉ、今度あんな恥ずかしい目に合わしてきたら家から追い出しちゃうんだからねぇ!!」
「分かりましたっ!反省しますっ!」
さて、2-2で迎えた最後のゲームで亜沙美が勝利しオリビアから定期的なコラボ配信を確約してもらった訳だが、極限状態まで緊張していた亜沙美がどうやって、メンタル的に優位に立っていたオリビアに勝利したのか?
「ブルルルル♪プルル…」
亜沙美の【浅宮アミ】の配信が終了したので、亜沙美もロミータもスマホの音量を元に戻していたのだが…配信を閉じてモノの数分後にロミータのスマホが鳴り響いた
「ロミータちゃん、スマホ鳴ってるよ?」
「う、うん。誰だろう梨香だわ…うん、うん。ありがとうね梨香。うん、亜沙美とは上手くやって行けると思うわ…うん。じゃあ、おやすみ…」
「梨香ちゃんから?」
「うん。午後に亜沙美がロミーとの同棲を許可してくれたじゃない?その後にね、梨香に荷物を引越し業者に配送手配をお願いしてたの。明日の午前中には荷物が届くかもしれないって」
「そうなんだぁ…じゃあロミータちゃんのパソコンも届くんだから、明日はセッティングとか荷物の整理とか沢山しないとだね。手伝ってあげるねぇ♪」
「ありがとう亜沙美!愛してるわぁ♪
ん~(*˘ ³˘)ちゅっちゅ♪」
「ちょっとぉ!ロミータちゃん、止めてってばぁ!さっきソレで大変な事になったでしょ!」
そもそも自分(ロミータ)との同棲生活を亜沙美が許可してくれるのか?その時点で不安だったロミータなのだが…許可してくれたばかりか、明日の手間の掛かる荷物の整理やパソコンのセッティングまで付き合ってくれる。と言ってくれたので嬉しさが爆発したようだ。だが…
「プルルル…プルルル…」
「あれ?また電話だ…梨香かな?……げげぇ!?」
「どうしたのロミータちゃん?」
てっきり引っ越しの件で梨香が追加の電話してきたのだと思った亜沙美。だが、予想に反してロミータの顔は青ざめていた。恐る恐る電話に出るロミータ
「あの…オリビア先輩こんばんは…ご無沙汰しております…」
「ハーイ、ロミータ。知ってるとは思うけど、貴女が推薦してきた亜沙美ちゃんとコラボ配信やったげたわよぉ…」
「そ、そうでしたか…あ、有難うございます…」
どうやら電話の相手はロミータが半契約しているVTuber事務所のオリビア先輩のようだが…ロミータは凄く冷や汗をかいている
何故ならロミータは、オリビア先輩が何の用で電話をしてきたのか?おおよその見当が付いているからだ
「なーに、すっとぼけたこと言ってんのっ!ロミーは亜沙美の横にずっと居たんでしょーが!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィ
(゜Д゜ノ)ノ な、何の事でしょうかぁ?」
「とぼけんな!って言ってるでしょ!亜沙美ちゃんの喘ぎ声、アレはロミーが彼女にセクハラして出させた声でしょ?彼女のアーカイブいくつか見たけど、ゲームで勝つ目的程度で自主的にあんな大胆な手を使える子じゃないでしょーが!」
「ヒィィィ!!Σ(๑꒪ꑣ꒪๑ノ)ノ 亜沙美の事を良くご理解されていますねっ!…えと、ごめんなさ~いっ!」
「配信は多少の筋書きや、時には多少のヤラセも必要だけどリアルさが受けるから、過度なテコ入れは駄目だっていつも言ってるでしょ!」
「ご、ごめんなさい先輩!でも、横で泣きそうな子猫の様な顔で困っている亜沙美の顔を見ていたら…どうしても放っておけなくて…すみませんでした」
「本当にそれだけ~?ロミーなら趣味で亜沙美ちゃんにセクハラしそうな気がするけど~?…ソレに最後のゲームの【シックス ジュエル】あのゲームをプレイしてたのロミーでしょ?」
「あ、あはは…バレてましたか?」
そうなのである。勝敗を決める最後のゲームで亜沙美のメンタルは崩壊寸前だった。にも関わらず精神的に優位だったオリビアの方が負けた。何故なのか?それはロミータがゲームの操作をしていたからであるw
「【シックス ジュエル】は日本ではあまり知名度の無いゲームだから、日本人の配信者があのゲームを選ぶ事は殆(ほとん)ど見ないし…そもそもロミー。貴女あのゲーム得意だったモノねっ!」
どうやらロミータは是が非でも亜沙美に勝ちにする為に、自分(ロミータ)の得意なゲームを選んでこっそり自分(ロミータ)がプレイして勝利をもぎ取ったようだ
「すみませんでしたオリビアさん。私、もう動揺して手が震えててマトモにマウスも握れなくて…ロミータちゃんに操作を任せてしまいました!ごめんなさい!」
「まぁ良いわよ。不正は有ったけど、月イチのコラボ配信もしてあげるし…ウチの事務所にロミータと同じ半契約がしたいんだよね?…良いわ、私が社長に推薦しておいてあげるわ
…それとロミー!あんまり亜沙美ちゃんに迷惑掛けちゃダメよ!ソッチは1発でアウトにするからね!分かった?…じゃあね」
「はぁ…めちゃくちゃ怒られちゃった…」
事務所の古参のオリビア先輩から強く説教されたロミータだが、何とか亜沙美の半契約の件は推薦してもらえる事になった
今夜もロミータからこじつけのような理由でセクハラスキンシップされてしまった亜沙美だが、彼女なりに全力でサポートしてくれた事も凄く理解していたのでその後、軽く説教してコーヒーを飲んでから寝ることにした
続く
3本先取でオリビアと【ゲーム全集】勝負を始めた亜沙美だが…内緒で横に居るロミータから見ても亜沙美がガチガチに緊張していたので…勝つ為の秘策として、亜沙美にセクハラして萌え声を出させる奇襲に出た
狙い通りオリビアは動揺したのだが…セクハラスキンシップをし過ぎたが故に2-2までもつれ込んでしまった
「もう、どうしたら良いか?わからないよぉ…ふえぇ…」
亜沙美は配信に乗らないようにスマホに書いた文字で、緊張に押し潰されそうな今の心理状態をロミータに伝えた
(どうしたら良いの?この状態の亜沙美じゃ、割と得意な頭脳系ゲームをプレイしてもらっても負ける可能性があるわ…【アミー水】がオリビア先輩の手に?…それだけは阻止しなきゃイケナイ!!)
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「3-2」
「ふへぇ…勝てたぁ…」
「くっ…こんな事って……まぁ仕方ないニャン。アミのリクエストの定期的にコラボ配信して欲しいだったわね。調整してあげるニャン。じゃあ、また会いましょうニャン」
「あ、あの…今回は有難うございました!また宜しくお願いしますぅ!」
✱「ショーツ様お疲れ様」
✱「惜しかったっす」
✱「アミちゃん おめでとう」
✱「アミー水か…」
✱「乙アミーゴ♪」
✱「神回やったな」
【23:00】
「ねぇロミータちゃん!!」
「は、はい!何でしょうか?」
オリビアとのコラボ配信を閉じた後、30分くらいスパチャ読み配信をした後、配信画面を落とした亜沙美が振り返ると…彼女はかなり御立腹な表情をしていた
「私の身体を触りまくってたけどさ…半分は…うぅん、ほとんどはロミータちゃんの趣味でやってたよねぇ!?私を助ける為なんてのは建て前だよねぇ!!」
「( ̄▽ ̄;)ご、ごめんなさい亜沙美。少し…いえ、だいぶ調子に乗り過ぎちゃったわね…」
「ε٩(๑>ω<)۶зもう!勝てたから良いけどぉ、今度あんな恥ずかしい目に合わしてきたら家から追い出しちゃうんだからねぇ!!」
「分かりましたっ!反省しますっ!」
さて、2-2で迎えた最後のゲームで亜沙美が勝利しオリビアから定期的なコラボ配信を確約してもらった訳だが、極限状態まで緊張していた亜沙美がどうやって、メンタル的に優位に立っていたオリビアに勝利したのか?
「ブルルルル♪プルル…」
亜沙美の【浅宮アミ】の配信が終了したので、亜沙美もロミータもスマホの音量を元に戻していたのだが…配信を閉じてモノの数分後にロミータのスマホが鳴り響いた
「ロミータちゃん、スマホ鳴ってるよ?」
「う、うん。誰だろう梨香だわ…うん、うん。ありがとうね梨香。うん、亜沙美とは上手くやって行けると思うわ…うん。じゃあ、おやすみ…」
「梨香ちゃんから?」
「うん。午後に亜沙美がロミーとの同棲を許可してくれたじゃない?その後にね、梨香に荷物を引越し業者に配送手配をお願いしてたの。明日の午前中には荷物が届くかもしれないって」
「そうなんだぁ…じゃあロミータちゃんのパソコンも届くんだから、明日はセッティングとか荷物の整理とか沢山しないとだね。手伝ってあげるねぇ♪」
「ありがとう亜沙美!愛してるわぁ♪
ん~(*˘ ³˘)ちゅっちゅ♪」
「ちょっとぉ!ロミータちゃん、止めてってばぁ!さっきソレで大変な事になったでしょ!」
そもそも自分(ロミータ)との同棲生活を亜沙美が許可してくれるのか?その時点で不安だったロミータなのだが…許可してくれたばかりか、明日の手間の掛かる荷物の整理やパソコンのセッティングまで付き合ってくれる。と言ってくれたので嬉しさが爆発したようだ。だが…
「プルルル…プルルル…」
「あれ?また電話だ…梨香かな?……げげぇ!?」
「どうしたのロミータちゃん?」
てっきり引っ越しの件で梨香が追加の電話してきたのだと思った亜沙美。だが、予想に反してロミータの顔は青ざめていた。恐る恐る電話に出るロミータ
「あの…オリビア先輩こんばんは…ご無沙汰しております…」
「ハーイ、ロミータ。知ってるとは思うけど、貴女が推薦してきた亜沙美ちゃんとコラボ配信やったげたわよぉ…」
「そ、そうでしたか…あ、有難うございます…」
どうやら電話の相手はロミータが半契約しているVTuber事務所のオリビア先輩のようだが…ロミータは凄く冷や汗をかいている
何故ならロミータは、オリビア先輩が何の用で電話をしてきたのか?おおよその見当が付いているからだ
「なーに、すっとぼけたこと言ってんのっ!ロミーは亜沙美の横にずっと居たんでしょーが!!」
「ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィ
(゜Д゜ノ)ノ な、何の事でしょうかぁ?」
「とぼけんな!って言ってるでしょ!亜沙美ちゃんの喘ぎ声、アレはロミーが彼女にセクハラして出させた声でしょ?彼女のアーカイブいくつか見たけど、ゲームで勝つ目的程度で自主的にあんな大胆な手を使える子じゃないでしょーが!」
「ヒィィィ!!Σ(๑꒪ꑣ꒪๑ノ)ノ 亜沙美の事を良くご理解されていますねっ!…えと、ごめんなさ~いっ!」
「配信は多少の筋書きや、時には多少のヤラセも必要だけどリアルさが受けるから、過度なテコ入れは駄目だっていつも言ってるでしょ!」
「ご、ごめんなさい先輩!でも、横で泣きそうな子猫の様な顔で困っている亜沙美の顔を見ていたら…どうしても放っておけなくて…すみませんでした」
「本当にそれだけ~?ロミーなら趣味で亜沙美ちゃんにセクハラしそうな気がするけど~?…ソレに最後のゲームの【シックス ジュエル】あのゲームをプレイしてたのロミーでしょ?」
「あ、あはは…バレてましたか?」
そうなのである。勝敗を決める最後のゲームで亜沙美のメンタルは崩壊寸前だった。にも関わらず精神的に優位だったオリビアの方が負けた。何故なのか?それはロミータがゲームの操作をしていたからであるw
「【シックス ジュエル】は日本ではあまり知名度の無いゲームだから、日本人の配信者があのゲームを選ぶ事は殆(ほとん)ど見ないし…そもそもロミー。貴女あのゲーム得意だったモノねっ!」
どうやらロミータは是が非でも亜沙美に勝ちにする為に、自分(ロミータ)の得意なゲームを選んでこっそり自分(ロミータ)がプレイして勝利をもぎ取ったようだ
「すみませんでしたオリビアさん。私、もう動揺して手が震えててマトモにマウスも握れなくて…ロミータちゃんに操作を任せてしまいました!ごめんなさい!」
「まぁ良いわよ。不正は有ったけど、月イチのコラボ配信もしてあげるし…ウチの事務所にロミータと同じ半契約がしたいんだよね?…良いわ、私が社長に推薦しておいてあげるわ
…それとロミー!あんまり亜沙美ちゃんに迷惑掛けちゃダメよ!ソッチは1発でアウトにするからね!分かった?…じゃあね」
「はぁ…めちゃくちゃ怒られちゃった…」
事務所の古参のオリビア先輩から強く説教されたロミータだが、何とか亜沙美の半契約の件は推薦してもらえる事になった
今夜もロミータからこじつけのような理由でセクハラスキンシップされてしまった亜沙美だが、彼女なりに全力でサポートしてくれた事も凄く理解していたのでその後、軽く説教してコーヒーを飲んでから寝ることにした
続く
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