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第8章 現実と新世界と…編
…ザザ…こちらカナエ、対人戦強化の為… P…ザザ…ンに潜伏中…
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キャンペーン期間中…… 眷属と親睦を深めました(ガチバトルで!)。
深めた後の食事会も楽しかったので、そろそろ…… スキル上げの為に行動を開始します!
(こちらカナエ、興奮を持て余す!)
(落ち着いて…… 待機だ)
(了解!)
今、私は…… ジノさんと二人で、PKクランに潜入捜索中です♪
きっかけは……
・
・
・
~ 数時間前の冒険屋 地下バーの個室 ~
「「「「「PKクランに潜入!?」」」」」
「ああ、運営とレオンからの依頼でな…… 極秘で頼む」
「運営からも…… ですか?」
「今回は、被害者からのたれ込みが有ってな…… 新規プレイヤーが騙されて、PKクラン入りしてるらしい。それの潜入調査と被害者の救出が依頼だ」
「なるほど、それで私達ですね?」
「ああ…… 今回は、先ず潜入しないと始まらない。レオンやデンライじゃあ…… 目立つからな」
「私なら【闇移動】で潜入できそうですね……」
「カナエちゃんなら、救出も何とかできるだろう? Lv上げに…… どうだい?」
「行きます♪」
・
・
・
~ とあるPKクランの拠点 ~
で、PKクランの物陰から…… だだいま、任務継続中です。
「おい、ボスは何処だ?」
「新入りのお守りと指導中だ」
ボス? クランリーダーかな?…… は居ないみたいだね。普通クランハウスに潜入は出来ないんだけどね……
今回のPKクランは拠点扱いで、クランハウスじゃないので…… 例外です。
明らかに拉致監禁の犯罪行為をしているし、今回は運営からの迷惑プレイヤーの断罪依頼なので…… 家宅捜索の警察扱いみたいなもの遠慮はしません!
「あいつ等は…… どうしてる?」
「地下牢の中だ。クランに入った時点で復活も此処だからな…… 逃げられんさ」
「だな。たく…… ミスったぜ。Lvアップアイテムにトラップがあるとは」
「あいつ等、どうするんだ?」
「ボスには内緒で、俺が育てるさぁ」
「そんなの可能か?」
「なぁにぃ…… 一度殺れば…… 目覚める奴も出るさ。俺達の様にな……」
「危ない奴だな…… せいぜい頑張んな、ボスに見つかって殺されない様になぁ」
「ああ…… 肝に命じとくぜ……」
「どうした?」
「…… いや、気のせいだ」
加害者発見! ボス…… クランリーダーは知らないみたいね? 被害者は地下牢か……
(ジノさん、加害者発見! 被害者は地下牢に居るみたいです)
(了解…… 加害者は俺が引き受ける。カナエちゃんは被害者の救出を頼む)
(了解です! 地下牢に向かいます)
(気を付けてな)
(はぁい♪)
私は、【闇移動】のまま地下に向かった。
・
・
・
~ 地下牢 ~
「こんにちは、みなさん」
「「「「「な!?」」」」」
地下牢の天井の影から、首を出して挨拶。
地下牢に居る人達が驚いて固まったので…… 今のうちに確認を…… なるほどなるほど……
「助けに来ました。今から脱出の準備をしますね」
「えっ…… 助け?」「救援?」「出れるの?」
地下牢の人達が困惑する中…… 私は【刻印術】で床に転移陣を刻む。
転移先は…… 王都の騎士練習場だ。
デンライ君達が待機してるので、問題ないだろうね。
「さあ、こちらへ」
繋がった証拠に、せっちゃん達が転移して来て誘導を開始……
ガッキ~ン!
「一応、聞くけど…… 何のつもり?」
地下牢の人達が転移し始めると…… その中の1人が攻撃して来たので弾く!
「邪魔しないでよ。せっかく捕まったふりをして、騙してたのに」
「貴女…… PKクランの人?」
「違うよ。私はソロ…… 私はねぇ…… スプラッターなサイコサスペンスホラーが大好きなの…… でもね…… 年齢的にグロ規制が掛かるの…… だから、全員騙して…… 驚いて恐怖する様を見たかったのに…… 邪魔しないでよ!」
おっと、被害者に紛れて…… ヤバイ子を発見してしまった…… ガン!
「させると思う?」
ヤバイ子が転移陣を狙ったので障壁で防ぐ!
「じゃぁまぁ~!」
ヤバイ子が力を込める! 私は避けて勢いを利用して、転移陣の反対側にヤバイ子を投げ飛ばす!
「(ジノさんには通じなかったけど……)うん♪ 上手く投げれた!」
「カナエさん! 全員、転移しました!」
「せっちゃん、行って…… 転移陣の破壊よろしく」
「…… 了解しました」
せっちゃんが…… 一瞬、心配そうに私を見たけど…… 返事をして転移陣に消えた。
「さぁ…… 続きをしようか?」
転移陣の光が消えたのを確認して、ヤバイ子に集中する。
「馬鹿にしてぇ~!」
ヤバイ子は…… 神眼で鑑定した結果はドワーフで、職業が戦士の女の子。
年齢は…… リンちゃん達より上かな? グロ規制の話から中学生ぐらいだと思うけど…… ドワーフにしては速い? スキルかな?
「ぐっ! この~!」
振りかぶったバトルアックスを受け流して、投げ飛ばす…… ヤバ! 楽しい~♪
身長が近いからかな? 投げやすく、体術が使いやすい♪
何より、よく知らないから先読みがしづらい!
「くっ!」
受け損なってダメージを受ける…… 追撃が来る!
「がっ!」
相手が大振りになったので…… カウンターで投げる!
「この~! 笑うな!」
私…… 笑ってるの? そう言えば…… こんなに動いた感じは久しぶりだ……
「やぁ! ぎゃあ!」
ムキになって向かって来るドワーフの女の子に…… 感謝を込めて投げ飛ばす!
「なんなのよ! もうぉ~!!」
そう言う攻防を繰り返している内に…… ドワーフの女の子の目が涙目に!?
あっ…… やり過ぎた。
ドッゴ~ン!
どうしようか困ったところに、天井が崩れ落ちた!?
「あっ、ごめん。巻き込んだか?」
崩れ落ちた時の粉塵が晴れると…… ジノさんが上に居たPKを踏ん付けて居た。
ちなみに、ドワーフの女の子は漫画みたいに逆立ちで埋まってました。
パンツの肉球マークが…… 可愛いです。
深めた後の食事会も楽しかったので、そろそろ…… スキル上げの為に行動を開始します!
(こちらカナエ、興奮を持て余す!)
(落ち着いて…… 待機だ)
(了解!)
今、私は…… ジノさんと二人で、PKクランに潜入捜索中です♪
きっかけは……
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~ 数時間前の冒険屋 地下バーの個室 ~
「「「「「PKクランに潜入!?」」」」」
「ああ、運営とレオンからの依頼でな…… 極秘で頼む」
「運営からも…… ですか?」
「今回は、被害者からのたれ込みが有ってな…… 新規プレイヤーが騙されて、PKクラン入りしてるらしい。それの潜入調査と被害者の救出が依頼だ」
「なるほど、それで私達ですね?」
「ああ…… 今回は、先ず潜入しないと始まらない。レオンやデンライじゃあ…… 目立つからな」
「私なら【闇移動】で潜入できそうですね……」
「カナエちゃんなら、救出も何とかできるだろう? Lv上げに…… どうだい?」
「行きます♪」
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~ とあるPKクランの拠点 ~
で、PKクランの物陰から…… だだいま、任務継続中です。
「おい、ボスは何処だ?」
「新入りのお守りと指導中だ」
ボス? クランリーダーかな?…… は居ないみたいだね。普通クランハウスに潜入は出来ないんだけどね……
今回のPKクランは拠点扱いで、クランハウスじゃないので…… 例外です。
明らかに拉致監禁の犯罪行為をしているし、今回は運営からの迷惑プレイヤーの断罪依頼なので…… 家宅捜索の警察扱いみたいなもの遠慮はしません!
「あいつ等は…… どうしてる?」
「地下牢の中だ。クランに入った時点で復活も此処だからな…… 逃げられんさ」
「だな。たく…… ミスったぜ。Lvアップアイテムにトラップがあるとは」
「あいつ等、どうするんだ?」
「ボスには内緒で、俺が育てるさぁ」
「そんなの可能か?」
「なぁにぃ…… 一度殺れば…… 目覚める奴も出るさ。俺達の様にな……」
「危ない奴だな…… せいぜい頑張んな、ボスに見つかって殺されない様になぁ」
「ああ…… 肝に命じとくぜ……」
「どうした?」
「…… いや、気のせいだ」
加害者発見! ボス…… クランリーダーは知らないみたいね? 被害者は地下牢か……
(ジノさん、加害者発見! 被害者は地下牢に居るみたいです)
(了解…… 加害者は俺が引き受ける。カナエちゃんは被害者の救出を頼む)
(了解です! 地下牢に向かいます)
(気を付けてな)
(はぁい♪)
私は、【闇移動】のまま地下に向かった。
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~ 地下牢 ~
「こんにちは、みなさん」
「「「「「な!?」」」」」
地下牢の天井の影から、首を出して挨拶。
地下牢に居る人達が驚いて固まったので…… 今のうちに確認を…… なるほどなるほど……
「助けに来ました。今から脱出の準備をしますね」
「えっ…… 助け?」「救援?」「出れるの?」
地下牢の人達が困惑する中…… 私は【刻印術】で床に転移陣を刻む。
転移先は…… 王都の騎士練習場だ。
デンライ君達が待機してるので、問題ないだろうね。
「さあ、こちらへ」
繋がった証拠に、せっちゃん達が転移して来て誘導を開始……
ガッキ~ン!
「一応、聞くけど…… 何のつもり?」
地下牢の人達が転移し始めると…… その中の1人が攻撃して来たので弾く!
「邪魔しないでよ。せっかく捕まったふりをして、騙してたのに」
「貴女…… PKクランの人?」
「違うよ。私はソロ…… 私はねぇ…… スプラッターなサイコサスペンスホラーが大好きなの…… でもね…… 年齢的にグロ規制が掛かるの…… だから、全員騙して…… 驚いて恐怖する様を見たかったのに…… 邪魔しないでよ!」
おっと、被害者に紛れて…… ヤバイ子を発見してしまった…… ガン!
「させると思う?」
ヤバイ子が転移陣を狙ったので障壁で防ぐ!
「じゃぁまぁ~!」
ヤバイ子が力を込める! 私は避けて勢いを利用して、転移陣の反対側にヤバイ子を投げ飛ばす!
「(ジノさんには通じなかったけど……)うん♪ 上手く投げれた!」
「カナエさん! 全員、転移しました!」
「せっちゃん、行って…… 転移陣の破壊よろしく」
「…… 了解しました」
せっちゃんが…… 一瞬、心配そうに私を見たけど…… 返事をして転移陣に消えた。
「さぁ…… 続きをしようか?」
転移陣の光が消えたのを確認して、ヤバイ子に集中する。
「馬鹿にしてぇ~!」
ヤバイ子は…… 神眼で鑑定した結果はドワーフで、職業が戦士の女の子。
年齢は…… リンちゃん達より上かな? グロ規制の話から中学生ぐらいだと思うけど…… ドワーフにしては速い? スキルかな?
「ぐっ! この~!」
振りかぶったバトルアックスを受け流して、投げ飛ばす…… ヤバ! 楽しい~♪
身長が近いからかな? 投げやすく、体術が使いやすい♪
何より、よく知らないから先読みがしづらい!
「くっ!」
受け損なってダメージを受ける…… 追撃が来る!
「がっ!」
相手が大振りになったので…… カウンターで投げる!
「この~! 笑うな!」
私…… 笑ってるの? そう言えば…… こんなに動いた感じは久しぶりだ……
「やぁ! ぎゃあ!」
ムキになって向かって来るドワーフの女の子に…… 感謝を込めて投げ飛ばす!
「なんなのよ! もうぉ~!!」
そう言う攻防を繰り返している内に…… ドワーフの女の子の目が涙目に!?
あっ…… やり過ぎた。
ドッゴ~ン!
どうしようか困ったところに、天井が崩れ落ちた!?
「あっ、ごめん。巻き込んだか?」
崩れ落ちた時の粉塵が晴れると…… ジノさんが上に居たPKを踏ん付けて居た。
ちなみに、ドワーフの女の子は漫画みたいに逆立ちで埋まってました。
パンツの肉球マークが…… 可愛いです。
応援ありがとうございます!
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