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最終章 妖精少女の夢は月光に…… 新世界を優しく煌めき照らす編
絶対神アドラギースの真なる目的!? 立ち塞がるは、ヒーローと妖精…… そして、聖女な賢者!!
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~ 地上 帝国 ~
『魔人と魔物の発生が…… 減った?』
邪神の復活にともない大量の魔人や魔物が発生した帝国の帝都に、攻め行った各国の連合軍が異変に気付く。
『魔物と魔人が尽きたのか?』
『いや…… 何か変だ。これは…… 私の危機感知スキルが反応してる!?』
『しまった! 罠か!?』
『緑人を優先して転移しろ!』
『総員、即時離脱を!?』
帝都に攻め行った軍が撤退を始めた直後に…… 帝都の城や街並みを吹き飛ばして、帝都の地下から巨大な光の柱が上がる!
『やられた…… 帝都その物が地雷だったか!』
『おい! 帝都の外れに、狂賢者と怪盗を見つけたぞ!』
『何!? 奴等め…… 邪神側に付いたか!』
『それが…… 帝国の緑人を守っていました』
『えっ!?』
『どうやら、帝国も邪神に利用されていた様です』
『知らない内に、邪神達の生け贄にされていたのか…… 胸糞が悪い!』
『怪盗からの情報! 帝都の地下で〝巨大な何か〟を作らせていたらしい!』
『巨大な何か…… それが光の柱を出現させたのか?』
『地下に反応!? 何かが上がって来る!』
帝都の地下から上がる光の柱の中に…… 巨大な影が現れる!?
『ギ…… ギェエェェェェェ!』
『四枚羽根の怪鳥……』
巨大な四枚の翼を広げ、40メートル級の鋼の怪鳥が舞い上がる!
『くっ!? 邪神共の隠し玉か? 逃がすなよ! 撃ち落とすんだ!』
『目標に高エネルギー反応!?』
『おいおい……!?』
『総員! 緊急退避!?』
怪鳥の口と翼から閃光が放たれ…… 辺りが灰塵に化した。
『クケケケケ…… ギェエェェェェ!』
巨大な四枚の翼を羽ばたくと…… 怪鳥は浮かび上がり、宇宙へ飛び立った!
・
・
・
キャスルガーの一斉射に残骸と化した竜の骸から、羽化する様にして…… 白い翼の機体が現れる。
『ふむ…… これが終焉の型…… 終焉の翼も来たか……』
『地上から何か来る!?』
『巨大な鳥……?』
『フッ…… 我に逆らいし愚かな者よ…… 終焉を告げる時が来た』
『終焉だと!?』
天使を思わせる白い翼の機体を、地上から上がって来た怪鳥が変形して包み込む様に合体して…… 巨大な六枚の翼を持つ天使型機神が現れてた。
『左様…… これこそが我が真なる目的を遂げる機体…… 我に逆らい拒む愚かな者の世界を破壊し…… その命を使い、我は更なる上位の世界へ飛び立つ!』
『な!?』
『その命と世界を…… 我に捧げよ!【ソウルドレイン】』
『これは…… 新世界の命を吸っている!?』
『不味い! あやつの狙いは、吸収した命を地上に叩き落として世界を崩壊させる事だ!』
『でも…… そんな事をしたら、自分の魂すら消滅するはず!』
『忘れたか…… 最高神共よ! 我は人から神になりし者…… 人だった時のスキルを持っているのだよ……【輪廻転生】をな』
『輪廻転生だと!? だが、そのスキルは…… この世界に転生するスキルだったはずだ! この新世界が消滅したら転生出来んぞ!』
『だからこそ…… この新世界の消滅エネルギーが必要だったのだ。我は、我をこの新世界に転生させた高次元の神の世界へ飛び立つ…… 我を拒絶した愚かな貴様達の命を使ってな!』
『何処までも自己中心的な…… そんな奴に光が惚れる訳がない!』
『フラれた腹いせに、世界を崩壊させて別世界に逃げますって…… 別世界の人達も、あんたなんか迷惑だわ!』
『何処までも女々しいガキが!』
『そんな成功するか解らん事に…… 最早、呆れて言葉すらないのぅ……』
『なんとでも言うが良い…… もう、この新世界と貴様は消えるのだ』
怪鳥と合体して六枚になった巨大な翼をはためかせて、絶対神アドラギースが地上に落下しようとするが…… 閃光が動きを止める!
『俺達との戦いの最中に…… 随分と余裕じゃないか?』
閃光を放ち、アドラギースを止めたのは…… カオス・F・ブレイブだった。
『貴様…… 何故に平然としている? その命は我に捧げられたはずだが……』
『俺の命を捧げたのは、愛する妖精な女神だけだ…… お前では無い!』
『あらあら♪ なら、私の命も、愛する妖精な親友に捧げるって事にするよ』
カオス・F・ブレイブの横に転移陣が現れて、ターニャとフレンが乗る【ジャンヌ・ワイズマン】が現れる。
『何!? 貴様…… その機神は神殺しの機神か!』
『なるほど…… ジャンヌが急に転移した理由が解ったわ。邪神の特殊攻撃が効かないからね?』
『その可能性もありますが…… どうやら、〝姉弟機〟に呼ばれたからみたいですね』
『えっ!? 合体が自動で解除された…… フェアリエ?』
アドラギースの前に〝フェアリエ〟〝カオス・ブレイブ〟〝ジャンヌ・ワイズマン〟が立ち塞がる!
『今こそ…… 我等、姉弟機の使命を果たす時!』
共鳴する姉弟機から、七色の光が溢れ出すと……
『ぬ…… ソウルドレインが打ち消されただと!?』
3機の機神に搭載された【神魂ドライブ】が共鳴し、3機の機体が〝神化〟する。
『この力…… 何だ? 何なんだ貴様等は!?』
『ただのロボット好きな混沌神妖精と……』
『その旦那の混沌神ヒーロー』
『その奥さんの親友』
『何故…… 何故、我の前に立ち塞がるのだ!?』
『あん? あんたが私の始祖の機神をボロボロにしたからだ!』
『お前のでは…… ぶるぅあ!?』
フェアリエのロケット頭突きが天使の顔にめり込んでいた。
『魔人と魔物の発生が…… 減った?』
邪神の復活にともない大量の魔人や魔物が発生した帝国の帝都に、攻め行った各国の連合軍が異変に気付く。
『魔物と魔人が尽きたのか?』
『いや…… 何か変だ。これは…… 私の危機感知スキルが反応してる!?』
『しまった! 罠か!?』
『緑人を優先して転移しろ!』
『総員、即時離脱を!?』
帝都に攻め行った軍が撤退を始めた直後に…… 帝都の城や街並みを吹き飛ばして、帝都の地下から巨大な光の柱が上がる!
『やられた…… 帝都その物が地雷だったか!』
『おい! 帝都の外れに、狂賢者と怪盗を見つけたぞ!』
『何!? 奴等め…… 邪神側に付いたか!』
『それが…… 帝国の緑人を守っていました』
『えっ!?』
『どうやら、帝国も邪神に利用されていた様です』
『知らない内に、邪神達の生け贄にされていたのか…… 胸糞が悪い!』
『怪盗からの情報! 帝都の地下で〝巨大な何か〟を作らせていたらしい!』
『巨大な何か…… それが光の柱を出現させたのか?』
『地下に反応!? 何かが上がって来る!』
帝都の地下から上がる光の柱の中に…… 巨大な影が現れる!?
『ギ…… ギェエェェェェェ!』
『四枚羽根の怪鳥……』
巨大な四枚の翼を広げ、40メートル級の鋼の怪鳥が舞い上がる!
『くっ!? 邪神共の隠し玉か? 逃がすなよ! 撃ち落とすんだ!』
『目標に高エネルギー反応!?』
『おいおい……!?』
『総員! 緊急退避!?』
怪鳥の口と翼から閃光が放たれ…… 辺りが灰塵に化した。
『クケケケケ…… ギェエェェェェ!』
巨大な四枚の翼を羽ばたくと…… 怪鳥は浮かび上がり、宇宙へ飛び立った!
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キャスルガーの一斉射に残骸と化した竜の骸から、羽化する様にして…… 白い翼の機体が現れる。
『ふむ…… これが終焉の型…… 終焉の翼も来たか……』
『地上から何か来る!?』
『巨大な鳥……?』
『フッ…… 我に逆らいし愚かな者よ…… 終焉を告げる時が来た』
『終焉だと!?』
天使を思わせる白い翼の機体を、地上から上がって来た怪鳥が変形して包み込む様に合体して…… 巨大な六枚の翼を持つ天使型機神が現れてた。
『左様…… これこそが我が真なる目的を遂げる機体…… 我に逆らい拒む愚かな者の世界を破壊し…… その命を使い、我は更なる上位の世界へ飛び立つ!』
『な!?』
『その命と世界を…… 我に捧げよ!【ソウルドレイン】』
『これは…… 新世界の命を吸っている!?』
『不味い! あやつの狙いは、吸収した命を地上に叩き落として世界を崩壊させる事だ!』
『でも…… そんな事をしたら、自分の魂すら消滅するはず!』
『忘れたか…… 最高神共よ! 我は人から神になりし者…… 人だった時のスキルを持っているのだよ……【輪廻転生】をな』
『輪廻転生だと!? だが、そのスキルは…… この世界に転生するスキルだったはずだ! この新世界が消滅したら転生出来んぞ!』
『だからこそ…… この新世界の消滅エネルギーが必要だったのだ。我は、我をこの新世界に転生させた高次元の神の世界へ飛び立つ…… 我を拒絶した愚かな貴様達の命を使ってな!』
『何処までも自己中心的な…… そんな奴に光が惚れる訳がない!』
『フラれた腹いせに、世界を崩壊させて別世界に逃げますって…… 別世界の人達も、あんたなんか迷惑だわ!』
『何処までも女々しいガキが!』
『そんな成功するか解らん事に…… 最早、呆れて言葉すらないのぅ……』
『なんとでも言うが良い…… もう、この新世界と貴様は消えるのだ』
怪鳥と合体して六枚になった巨大な翼をはためかせて、絶対神アドラギースが地上に落下しようとするが…… 閃光が動きを止める!
『俺達との戦いの最中に…… 随分と余裕じゃないか?』
閃光を放ち、アドラギースを止めたのは…… カオス・F・ブレイブだった。
『貴様…… 何故に平然としている? その命は我に捧げられたはずだが……』
『俺の命を捧げたのは、愛する妖精な女神だけだ…… お前では無い!』
『あらあら♪ なら、私の命も、愛する妖精な親友に捧げるって事にするよ』
カオス・F・ブレイブの横に転移陣が現れて、ターニャとフレンが乗る【ジャンヌ・ワイズマン】が現れる。
『何!? 貴様…… その機神は神殺しの機神か!』
『なるほど…… ジャンヌが急に転移した理由が解ったわ。邪神の特殊攻撃が効かないからね?』
『その可能性もありますが…… どうやら、〝姉弟機〟に呼ばれたからみたいですね』
『えっ!? 合体が自動で解除された…… フェアリエ?』
アドラギースの前に〝フェアリエ〟〝カオス・ブレイブ〟〝ジャンヌ・ワイズマン〟が立ち塞がる!
『今こそ…… 我等、姉弟機の使命を果たす時!』
共鳴する姉弟機から、七色の光が溢れ出すと……
『ぬ…… ソウルドレインが打ち消されただと!?』
3機の機神に搭載された【神魂ドライブ】が共鳴し、3機の機体が〝神化〟する。
『この力…… 何だ? 何なんだ貴様等は!?』
『ただのロボット好きな混沌神妖精と……』
『その旦那の混沌神ヒーロー』
『その奥さんの親友』
『何故…… 何故、我の前に立ち塞がるのだ!?』
『あん? あんたが私の始祖の機神をボロボロにしたからだ!』
『お前のでは…… ぶるぅあ!?』
フェアリエのロケット頭突きが天使の顔にめり込んでいた。
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