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外伝 とある新人生産プレイヤーは…… 気付いたら、神の子供(双子)の専属メカニックになってました!?
春の機神祭! モナ、コラボ機神の模擬戦にて…… ○○対決を観戦する?
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ドッゴーン!!!
緑色の有名宇宙独立国家の〝旧型〟コラボ機神のバーズーカが火を噴く!
「くっ、そこ!」
カノンが乗る連邦の量産型コラボ機神〝コマンド〟が、ビー○スプレーガンで反撃するが……
ブン!
「手榴弾!?」
ビームを避けた旧型がバーズーカを放り投げて、手投げ型の爆弾をコマンドに投げつける!
ドッカーン!!
「ぐうっ!」
カノンがシールドで防ぐが…… 爆弾が当たったシールドの大半が吹き飛んでしまった。
ブーン!
シールドが吹き飛んだ爆煙を切り裂いて、発熱したヒー○ホークがコマンドに迫る!
「この! あたれ~!!」
ビー○サーベルでヒー○ホークを受けながら、頭部バルカンで爆煙で隠れたヒー○ホークの先を射つ!?
「な!?」
『残念…… 私の勝ち♪』
カノンが射ったバルカンは…… 伏せていた旧型の上を通り過ぎた。
旧型は爆弾を投げた後、ヒー○ホークも投げつけて、マシンガンを構えてコマンド下に滑り込んだのだ。
そして、カノンの乗るコマンドは…… コックピットにマシンガンの直撃を受けて沈黙した。
「カノンにぃも、負けちゃった…… 緑色の機神すごい!」
「あの緑色に乗る人…… できる」
「1日しか動かないから…… 性能がたかいのかな?」
「「うん?」」
「モナ…… 1日って?」
「1日○クって書いてあるよ?」
「モナちゃん…… それって、〝1日〟じゃなくて〝旧〟…… 古いって意味の漢字だよ」
「あっ、カノンくんだ。そうなの?」
「そう。あ~! ぼくが50人目だったかぁ……」
模擬戦を映していたモニターには、旧型コラボ機神と〝50人抜き〟の文字が表示されていた。
・
・
・
~ ちょっと前…… ~
「カノンにぃ! これ!」
カンナが指差す先には……〝勝ち抜きコラボ機神大会〟の看板があった。
【勝ち抜きコラボ機神大会】それは……
機神祭の名物企画イベントで、好きなコラボ機神に乗り模擬戦するイベントである。
ルールは簡単で、参加者がコラボ機神の中から好きな機神を選び、特殊空間に用意されたバトルフィールドで模擬戦で、勝者が戦い続けて50人抜き目指す企画である。
コラボ機神の試し乗りで戦闘できる上に、50人抜きしたプレイヤーには、好きなコラボ機神と武装が1セット貰えると言う太腹な企画イベントである。
モナ達も参加する事にしたのだが……
『あ~れ~!?』キーーーン…… ドッゴーン!!!
最新コラボ機神の戦闘機可変型を選んだカンナが、墜落自爆して……
「これって…… 何のカード?」
2頭身の様な姿の戦国武者型コラボ機神を選んだツグミだったが、テレホンカードを知らずに機神を呼び出せずに敗け……
『こ、こうさんです……』
モナは、アデリーペンギンのデザインの丸いコラボ機神を選んだのだが……
対戦相手が猫型にカスタマイズした元熊型の親子コラボ機神だったので、降参して不戦敗した。
そして……
連邦量産型バリエーションコラボ機神の〝コマンド〟を選んだカノンが、連勝中の〝旧型〟と対戦して敗けたのだった。
・
・
・
「この【カタリー】さんって…… どんな人なんだろうね?」
「見てる人達が話してたけど、機神祭で毎回50人抜きしてるので有名なプレイヤーだって」
「なんでもねぇ……〝常勝無敗の貴婦人〟って、言われてるらしいよ」
「きふじん?」
「何かねぇ…… 日傘をさして、試乗会とかで試乗してる機神の評論?をしてたりするらしいよ」
「ロボットとかに、すごいくわしいのかな? 一度…… 見てほしいかも……」
「きっと見てるよ♪」
「そうかなぁ? でも…… いつか会ってみたいかも♪」
モナ達は、カノンを倒した常勝無敗の貴婦人こと、謎の機神評論家のカタリーに思いを馳せるのだが……
「よし! これで旧型が…… 5機目…… 赤と青と…… 黒が3…… 後は、白と…… 違う赤も揃えたいかも♪」
常勝無敗の貴婦人こと、謎の機神評論家のカタリーは…… 5機目の旧型を黒いカラーに選び微笑んでいた。
「さて…… そろそろ機神を見に行かないと♪ 今回はモナちゃんが作った武装ユニットの量産型もあるしぃ~♪」
日傘を開いてカタリーナは、軽くステップを踏んだ。
「しかし、カノンもまだまだ駆け引きが甘いわね…… でも、中々の反応だったかな♪」
模擬戦の中で、思いがけずに息子の成長を感じた彼女は……
「次は、カンナとも遊びたいわねぇ♪」
嬉しそうに優しげな笑顔で、日傘をクルクルと回しながら軽やかにステップを踏むカタリー。
その姿は、回りのプレイヤー達には……
幼いのに何故か母性を発する少女が、主人公のミュージカル映画のワンシーンの様に見えていたが……
「見つけた!」
「あっ、ヤバ! ターニャだぁ…… 逃げろ~♪」
「待てコラぁ! また勇者と魔王と揉めたでしょう!」
「それは私であって、私では無いの!」
「【ユメ】だって言うんでしょ? でも、根が同じでしょうが!」
「今日は機神祭だから、勘弁してくだせい!」
「たく…… 後で、ちょっと説明しなさい! カノンとカンナの機神の量産型見に行くわよ」
「はぁ~い♪」
なんだかんだとカタリー(カナエ)に甘いターニャを連れて、ちょっとした子供達の発表会に行く親戚の集まり気分で二人は、モナ達の機神の量産型を見にフェアリー工房へ向かうのだった。
緑色の有名宇宙独立国家の〝旧型〟コラボ機神のバーズーカが火を噴く!
「くっ、そこ!」
カノンが乗る連邦の量産型コラボ機神〝コマンド〟が、ビー○スプレーガンで反撃するが……
ブン!
「手榴弾!?」
ビームを避けた旧型がバーズーカを放り投げて、手投げ型の爆弾をコマンドに投げつける!
ドッカーン!!
「ぐうっ!」
カノンがシールドで防ぐが…… 爆弾が当たったシールドの大半が吹き飛んでしまった。
ブーン!
シールドが吹き飛んだ爆煙を切り裂いて、発熱したヒー○ホークがコマンドに迫る!
「この! あたれ~!!」
ビー○サーベルでヒー○ホークを受けながら、頭部バルカンで爆煙で隠れたヒー○ホークの先を射つ!?
「な!?」
『残念…… 私の勝ち♪』
カノンが射ったバルカンは…… 伏せていた旧型の上を通り過ぎた。
旧型は爆弾を投げた後、ヒー○ホークも投げつけて、マシンガンを構えてコマンド下に滑り込んだのだ。
そして、カノンの乗るコマンドは…… コックピットにマシンガンの直撃を受けて沈黙した。
「カノンにぃも、負けちゃった…… 緑色の機神すごい!」
「あの緑色に乗る人…… できる」
「1日しか動かないから…… 性能がたかいのかな?」
「「うん?」」
「モナ…… 1日って?」
「1日○クって書いてあるよ?」
「モナちゃん…… それって、〝1日〟じゃなくて〝旧〟…… 古いって意味の漢字だよ」
「あっ、カノンくんだ。そうなの?」
「そう。あ~! ぼくが50人目だったかぁ……」
模擬戦を映していたモニターには、旧型コラボ機神と〝50人抜き〟の文字が表示されていた。
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~ ちょっと前…… ~
「カノンにぃ! これ!」
カンナが指差す先には……〝勝ち抜きコラボ機神大会〟の看板があった。
【勝ち抜きコラボ機神大会】それは……
機神祭の名物企画イベントで、好きなコラボ機神に乗り模擬戦するイベントである。
ルールは簡単で、参加者がコラボ機神の中から好きな機神を選び、特殊空間に用意されたバトルフィールドで模擬戦で、勝者が戦い続けて50人抜き目指す企画である。
コラボ機神の試し乗りで戦闘できる上に、50人抜きしたプレイヤーには、好きなコラボ機神と武装が1セット貰えると言う太腹な企画イベントである。
モナ達も参加する事にしたのだが……
『あ~れ~!?』キーーーン…… ドッゴーン!!!
最新コラボ機神の戦闘機可変型を選んだカンナが、墜落自爆して……
「これって…… 何のカード?」
2頭身の様な姿の戦国武者型コラボ機神を選んだツグミだったが、テレホンカードを知らずに機神を呼び出せずに敗け……
『こ、こうさんです……』
モナは、アデリーペンギンのデザインの丸いコラボ機神を選んだのだが……
対戦相手が猫型にカスタマイズした元熊型の親子コラボ機神だったので、降参して不戦敗した。
そして……
連邦量産型バリエーションコラボ機神の〝コマンド〟を選んだカノンが、連勝中の〝旧型〟と対戦して敗けたのだった。
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「この【カタリー】さんって…… どんな人なんだろうね?」
「見てる人達が話してたけど、機神祭で毎回50人抜きしてるので有名なプレイヤーだって」
「なんでもねぇ……〝常勝無敗の貴婦人〟って、言われてるらしいよ」
「きふじん?」
「何かねぇ…… 日傘をさして、試乗会とかで試乗してる機神の評論?をしてたりするらしいよ」
「ロボットとかに、すごいくわしいのかな? 一度…… 見てほしいかも……」
「きっと見てるよ♪」
「そうかなぁ? でも…… いつか会ってみたいかも♪」
モナ達は、カノンを倒した常勝無敗の貴婦人こと、謎の機神評論家のカタリーに思いを馳せるのだが……
「よし! これで旧型が…… 5機目…… 赤と青と…… 黒が3…… 後は、白と…… 違う赤も揃えたいかも♪」
常勝無敗の貴婦人こと、謎の機神評論家のカタリーは…… 5機目の旧型を黒いカラーに選び微笑んでいた。
「さて…… そろそろ機神を見に行かないと♪ 今回はモナちゃんが作った武装ユニットの量産型もあるしぃ~♪」
日傘を開いてカタリーナは、軽くステップを踏んだ。
「しかし、カノンもまだまだ駆け引きが甘いわね…… でも、中々の反応だったかな♪」
模擬戦の中で、思いがけずに息子の成長を感じた彼女は……
「次は、カンナとも遊びたいわねぇ♪」
嬉しそうに優しげな笑顔で、日傘をクルクルと回しながら軽やかにステップを踏むカタリー。
その姿は、回りのプレイヤー達には……
幼いのに何故か母性を発する少女が、主人公のミュージカル映画のワンシーンの様に見えていたが……
「見つけた!」
「あっ、ヤバ! ターニャだぁ…… 逃げろ~♪」
「待てコラぁ! また勇者と魔王と揉めたでしょう!」
「それは私であって、私では無いの!」
「【ユメ】だって言うんでしょ? でも、根が同じでしょうが!」
「今日は機神祭だから、勘弁してくだせい!」
「たく…… 後で、ちょっと説明しなさい! カノンとカンナの機神の量産型見に行くわよ」
「はぁ~い♪」
なんだかんだとカタリー(カナエ)に甘いターニャを連れて、ちょっとした子供達の発表会に行く親戚の集まり気分で二人は、モナ達の機神の量産型を見にフェアリー工房へ向かうのだった。
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