神々のダンジョン~チートスキル【アイテムボックス】と【鑑定】でアラフォーおっさんは成り上がる~

葵はるか

文字の大きさ
7 / 65

ダンジョン1階層(4)

しおりを挟む
 きゅうり単体をスキル【鑑定】で見ていくと、100本に一本の割合で、食べると1時間だけ若返る属性が付与されている事が判明した。
 ただし、それを冒険者協会がネットに情報として上げていない以上、スキル【鑑定】で得た情報は黙っておこう。
 きゅうり畑を見回り、1時間だけ若返るキュウリを採取して食べ続ける。
 それでも24本のきゅうりを食べるのは、結構、大変だ。
 予定数を食べたところでお腹がいっぱいになった。
 野菜だけでお腹が一杯になるとは。

「あと100本くらいとっていこう」

 今は、きゅうり4本で200円くらいしているので、自前で消化するだけなら5000円の稼ぎだ。
 回収したきゅうりは、リュックサックに入れる素振りをしながらアイテムボックスへと入れていく。
 さらに、スキルが習得できるかどうかを別の野菜を武器で討伐して手に入れることが出来るか実験していく。
 そして野菜を討伐していくこと6時間。
 種類としては40種類を討伐したところで――、

「ステータス・オープン!」

【レベル】17
【HP】D
【MP】E
【STR】E
【DEX】E
【CON】E
【WIS】E
【INT】E

 スキル
 【鑑定Ⅳ】【アイテムボックⅦ】【経験値上昇Ⅲ】【ステータス補正Ⅴ】【魔法防御力Ⅲ】【体力補正Ⅳ】【魔力補正Ⅳ】【回復補正Ⅵ】【視力補正Ⅳ】


 随分とレベルが上がってスキルも習得できた。
 ただ、野菜を討伐してスキルを手に入れることが出来るのは全冒険者を含めて武器で討伐した最初の一人のみ。
 
「野菜を武器で倒す人なんていないもんな」

 ここだけ見ると、俺は、かなり運に恵まれているよな。
 鑑定スキルで、現在のスキルをチェックする。



【鑑定レベルⅣ】

 一般品質の品まで鑑定することが出来る。

【アイテムボックスⅦ】

 6400キロまでの荷物を収納することが出来る。

【経験値上昇Ⅲ】

 通常の経験値よりも3倍の経験値を習得することが出来る。

【ステータス補正Ⅴ】

 レベルが上がるたびにステータスに補正がかかる。

【魔法防御力Ⅲ】

 レベルが上がるたびに魔法防御力に補正がかかる。

【体力補正Ⅳ】

 レベルが上がるたびに体力とHPに補正がかかる。

【魔力補正Ⅳ】

 レベルが上がるたびに魔法攻撃力に補正がかかる。

【回復補正Ⅵ】

 足を止めている間に、HPや体力が回復する速度に補正がかかる。

【視力補正Ⅳ】

 レベルが上がるたびに視力に補正がかかる。


 
「かなり、成長できたというか……、これは明らかに何らかの祝福とか隠れスキルとかそんな感じか?」

 推測の域を出ないが、これからのことを考えると10階層までの収穫物を全て討伐してスキルを一人で習得した方がいいかも知れない。
 もし、誰かが俺と同じ立場に立ったのなら同じことをするだろうし、ダンジョン内で死亡した場合は、全て自己責任だ。
 しかもダンジョン内で怪我したことに関しては保険すら適用されない。
 それに、よく伝記物だとダンジョン内で殺しが発生したりトレインで魔物を押し付けられる可能性だって考えられる。
 俺だって、魔物を倒したいとは思っていないが、ぼっちな俺としてはあらゆる問題に対して自力で対応できるだけの力をつける必要がある。
 なら、今日中に10階までの収穫物を一種類ずつ討伐しよう。
 別に全ての初回討伐で得られるスキルだけ手に入れることが出来ればいいのだ。
 自身の身を守るため、今後の活動のため、がんばらないとな。


しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

異世界に召喚されたおっさん、実は最強の癒しキャラでした

鈴木竜一
ファンタジー
 健康マニアのサラリーマン宮原優志は行きつけの健康ランドにあるサウナで汗を流している最中、勇者召喚の儀に巻き込まれて異世界へと飛ばされてしまう。飛ばされた先の世界で勇者になるのかと思いきや、スキルなしの上に最底辺のステータスだったという理由で、優志は自身を召喚したポンコツ女性神官リウィルと共に城を追い出されてしまった。  しかし、実はこっそり持っていた《癒しの極意》というスキルが真の力を発揮する時、世界は大きな変革の炎に包まれる……はず。  魔王? ドラゴン? そんなことよりサウナ入ってフルーツ牛乳飲んで健康になろうぜ! 【「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」1巻発売中です! こちらもよろしく!】  ※作者の他作品ですが、「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」がこのたび書籍化いたします。発売は3月下旬予定。そちらもよろしくお願いします。

なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話

TB
ファンタジー
岩崎理(いわさきおさむ)40歳バツ2派遣社員。とっても巻き込まれ体質な主人公のチーレムストーリーです。

俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~

仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。 ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。 ガチャ好きすぎて書いてしまった。

この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~

仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。 祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。 試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。 拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。 さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが…… 暫くするとこの世界には異変が起きていた。 謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。 謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。 そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。 その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。 その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。 様々な登場人物が織りなす群像劇です。 主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。 その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。 ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。 タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。 その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。

家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。

希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。 手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。 「このまま死ぬのかな……」 そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。 ​そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。 試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。 ​「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」 ​スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。 たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。 ※本作は小説家になろうでも投稿しています。

本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜

あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい! ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット” ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで? 異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。 チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。 「────さてと、今日は何を読もうかな」 これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。 ◆小説家になろう様でも、公開中◆ ◆恋愛要素は、ありません◆

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

七億円当たったので異世界買ってみた!

コンビニ
ファンタジー
 三十四歳、独身、家電量販店勤務の平凡な俺。  ある日、スポーツくじで7億円を当てた──と思ったら、突如現れた“自称・神様”に言われた。 「異世界を買ってみないか?」  そんなわけで購入した異世界は、荒れ果てて疫病まみれ、赤字経営まっしぐら。  でも天使の助けを借りて、街づくり・人材スカウト・ダンジョン建設に挑む日々が始まった。  一方、現実世界でもスローライフと東北の田舎に引っ越してみたが、近所の小学生に絡まれたり、ドタバタに巻き込まれていく。  異世界と現実を往復しながら、癒やされて、ときどき婚活。 チートはないけど、地に足つけたスローライフ(たまに労働)を始めます。

処理中です...