【何カ所か18禁]女神の伴侶戦記

かんじがしろ

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101老樹霊の魔石

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  鹿島は夕食の用意ができたとの連絡を受けて、
運営委員会のいる部屋に案内された。
その部屋には、ツル殿とミルチャン親子の姿は見受けられなかったが、
替わりにマティーレがいた。

 ドアを開けると部屋のみんなは少し険しい顔でいたが、
鹿島を確認するとにこやかな顔を向けた。

「閣下の乗っていらした幌荷車に置いてあった大銀貨と、
金貨を生活基盤援助資金として、教会に寄付していただけませんか?」
と、テテサ教皇はにこやかに懇願した。

「構いません。俺の荷物の中の革袋に入っている金貨も寄付します。」

 鹿島にすれば、使うよりも毎月に貰う手当の方が多いので、
使い道のない貨幣に執着心はない様子である。

「有難う御座います。イアラやヘレニズ知事からの寄付を元手に、
神降臨街予算から出された生活基盤援助資金と共に、
使わせていただきます。」

「イアラとヘレニズ知事から?」
「ツル殿が、慰謝料を拒否したので、凍結されているゲルグの遺産を、
ミルチャンが成人するまで凍結を継続しなければならないので、
イアラとヘレニズ知事は、ツル殿に内緒で援助したいとの事のようです。ですので、生活基盤援助資金への寄付の形をとりました。」
「ミルチャン親子への干渉なしで?」

「ツル殿とミルチャンへの接触はきつく戒めてありますが、
イアラにとっては大事な可愛い姪っ子であるので、
触れ合いたい願望をどうすべきかを、
運営委員ではまだ結論が出せません。
今のところは、イアラの自制を期待するしかありません。」

「ツル殿の生活基盤は?」
「ツル殿の生活の保障は、凍結されているゲルグの遺産を隠れ担保に、
生活基盤援助資金から特例無利息で貸し付けることができます。
支払い方法は生活が安定した時点で、
支払方法を再度交渉すると伝えました。」

「特例無利息で貸し付け?」
「イアラとヘレニズ知事に閣下の寄付の条件は、
ツル殿の生活基盤を支えることですから。」

「これからツル殿の生活費は、どの様に?」
「パトラの持っていた銀河連合の婦人雑誌に興味を持ったようで、
住まいと店舗の改築中に、図書室には自由に出入りして貰い、
銀河連合のファッション誌を観覧研究して、
それら試作品を完成させた後に、売り出したいとのことです。
既に私達四名は注文を出しています。」

「私の持ち込んだ厄介ごとに巻き込んでしまったうえに、
解決して頂きありがとうございます。」
「いいえ、このことを知らないでいたならば、
亜人協力国と運営委員会及び、
ガイア教会の威厳が損なわれていたでしょう。」

そしてパトラから、
「ツル殿からの伝言は、
『この御恩は一生忘れません。有難う御座いました。』との事です。」

 ツル殿とミルチャンはすでに宿に向かい、
明日から住まい兼店舗探しに忙しくなるでしょうとの報告がなされた。

 後は運営委員会に任せておけば大丈夫だろうと、鹿島は安心した。

 神降臨街教会での夕食会では、
闇の樹海二万年老樹霊と深い樹海の二万年老樹霊が来客してきた。
共に食事と酒を楽しんでいる。

「老樹霊様たちに確認したいことがあります。」
と言って、鹿島は左腕を伸ばして金色の魔石を呼び出した。

 運営委員会四人は、金色の魔石に驚きの声を上げたが、
二人の老樹霊は互いに微笑みながら顔を合わせて、

「今日来た理由は、その魔石の事も含まれています。」
と言って、鹿島の持っている魔石は気落ちするぐらい、
二人は黄金色の一際強く輝く魔石を掌に載せた。

「私の魔石は、感情的知性を持っているので、
全ての人を導き、問題を的確に把握して解決できる能力があります。
指導者向きです。」
と、闇樹海の二万年老樹霊はパトラを見た。

「私の魔石は、直感的知性で物理的を超えた、
多次元的予知能力があります。宗教指導者向きです。」
と、深いの樹海二万年老樹霊は鹿島を見た後、テテサ教皇に微笑んだ。

「他には、知識開発者向きの論理的知性で、
コーA.Iの知識以上をも持つことができます。
そして開発された知識を創り出す創造的知性に、
戦闘能力者向きの体感運動能力性等五つの魔石が用意できます。

 ガイア女神様が全ての人に与えた能力を、人は皆使うことができるが、
五名の引継ぎ者には能力特化できる力で、
人に与えた能力を無限に発揮できます。

 特化感情的知性者は、
全ての人を導き、問題を的確に把握して解決できる能力を発揮できます。

 特化直感的知性者は、
物理的理論を超えた、
時空間を行き来できる多次元的予知能力があります。

 特化論理的知性者は、 
学んだことを土台に、更に知識を高める事が出来ます。
有りと有らゆる分野の理論をも解明できます。

 特化創造的知性者は、
有りと有らゆる分野の理論と知識を、
現物として開発創り出す事が出来ます。

 特化体感運動能力性者は、 
そのものずばり、過酷な環境をも生き抜く、戦闘能力者向きです。 

 各分野の指導者として、五名の引継ぎ者ともに信頼し合い、
すでに潜んでいる餓鬼道に染まった者達と、
来る敵に対応しなければなりません。」

「餓鬼道?来る敵?」
「目の前の敵と将来の大きな敵です。
今は推測でしか出来ないその者達の隠された能力は、
今は、まだ何なのかは分かりませんが、共に大きな敵です。」

「隠された能力者と戦うために、
私どもの子供に老樹霊の魔石を入れると?」
「科学を発展させるためには、
子供たちは魔石持ちにならなければなりません。
それは女神様の子供としての義務です。」

 不安そうに、マーガレットは小声で、
「そうすると、パトラと私の子供達三人に、
マティーレとテテサ教皇の子供ですか?」

「マティーレの子供は含まれません。
銀河連合者の子供達はその能力を調べたのちに、
一万年樹齢からの贈り物とします。
それらの子供たちは、
女神様の眷属である老樹霊の保護管理対象者でもあります。」

「子供達がその能力者になって、
化学が発展したならば、銀河連合と連絡できますか?」

「子供たち次第だが、科学と技術の発展のためには、
それも将来必要になると思うが、私にはわかりません。」

「テテサ教皇の子供は、時空次元予知能力をもたなければなりませんが、創造的知性を持つ者の母親は未定です。」

「時空次元?」
と、パトラは首を傾げた。

「多次元の一部分です。
猫亜人の持つ壁をすり抜ける能力は、空間次元です。」
と、闇の樹海老樹霊は答えた。

「時空次元とは、時間を自由にできると?」

 マーガレットが質問すると、
闇の樹海老樹霊は首をかしげながらやや頷き、
「時空次元では、時間の出来事を見ることができるが、
その時間に移動存在はできません。
絶滅の危機的出来事の歴史を避けるためには、
事前に対応策を講じれば、歴史光線の川流れを変えられます。
だから予知能力者が必要なのです。」

パトラは興奮気味に、
「私の双子は、
感情的知性を持った子供と体感運動能力性を持つ子供だと。」

「そうです。姉の娘は感情的知性を持ち、
弟は体感運動能力性を持った知能の高い子供たちです。」

「俺の持っている魔石は、『ま。も。り。ま。す。』と言ったが、
その能力も持った魔石ですか?」

「全ての老樹霊の魔石は一長だけに特化したが、
縞柄夜叉熊の能力をコピーは出来ますので、
縞柄夜叉熊の魔石をお借りさせてください。」
と言って、闇の樹海老樹霊は鹿島からしょぼい魔石を取り上げた。

 鹿島にとっては、マーガレットとパトラからの、
平手打ちを防げなかったので、惜しいとは思わないが、
トーマス元帥に送ろうと思っていた計画に支障が出た。

「テテサ教皇の子供の父親は、もしかして?」
と、マーガレットが鹿島を向いた。

 気まずい質問をしたと気が付いたマーガレットは、
自身で沈黙を破った。

「五番目の子供は、私が一番近い位置にいると?」
と、とぼけ顔で言うと、

「可能性はあるわ。努力しなさい。」
と、突然に女神様が現れた。

「だけど今日は、伴侶殿は私の独占です。
伴侶殿には沢山の貸し付けが有り、今日返してもらいます。」
とまだ小娘体系ながら完璧美貌な顔で、
周りに何事も否定させない威圧感を与えた。

 鹿島は女神様に借りの内容は決めてないと、
反論しようとしたところで、鹿島の意識は消えた。

 赤色ライトに照らされた様な部屋で鹿島は目覚めると、
柔らかい弾力のある唇を感じた。

 これは間違いなく女神様だと認めて、
触り心地良い燃える髪の毛に手を伸ばすと、
女神様は鹿島の上をするりと飛び越えて、
鹿島のそばにいる女性の中に消えた。

 傍の女性の顔と髪の毛は女神様で、身体は大人の裸体であった。

 欲望は止まらなくて、
一通りのマナー儀式の後に欲情そのままに進むが、
苦痛の声がするので改めて顔を確認すると、
髪の毛は女神様だが顔は女神様でなくテテサである。

「あ、ごめん。」
と言って、動きを止めると、
と、テテサは苦痛表情で無理を込めた笑い顔をしたが、
直ぐに笑い顔は女神様になった。

 鹿島の前にテテサと女神様が交互に現れる。

 朝の柔らかい日差しの中で、柔らかい唇と甘い香りの舌に起こされた。

 顔を上げたそこには、テテサ教皇がいた。
髪の毛は燃えてはいないが、きれいな金髪がなくなり真っ赤な色である。

「要約、女神様の力を借りてしまいましたが、
希望が現実となりました。有難う御座います。」

 鹿島は返事の代わりにテテサの手を引き、
此れは何度目でだろうかと思いながら花園への香りに挑んだ。

 マーガレットとパトラに知れたら半殺しだろうとの想いは、
男ってやつの理性は勝手な色々好みしながらも、
今は、時間が停止していてくれと祈っている。

 鹿島はいつの間にか二度寝をしたようで、
テテサの口付で再び目を覚ますと、

「お昼の用意ができました。如何ですか?」
と声を掛けられた後に、用意されたガウンだけをまとい、
食事が用意されているテーブルに腰掛けた。
 
 気恥ずかしさとマーガレットとパトラを裏切ってしまった為に、
テテサに声を掛ける事が出来ない。

「マーガレットとパトラには、了解をいただいています。
此れから閣下は三人からの強い愛情を受けられます。」
と、鹿島を見透かしたように声がけされた。

 テテサは魅力的だが、マーガレットとパトラと同じくらいに、
鹿島は、テテサに対して愛情表現が出来るか自信が持てないでいた。
しかし今はテテサに対して情のなせる業か、
愛しいと思う愛情が芽生えている。

 食事中テテサからの四次元の話を聞かされたが、
鹿島には時空と次元を理解する事が出来ない。

 ボールの中に、自由に行き来が出来るらしい空間次元は、
猫亜人の能力だと思うことにした。

 時空の存在を何と無く分かったのは、
現時間の前後が見えるという事であった。

 今、神様見習い中である鹿島は、何次元の世界まで行けるのか、
女神様に聞かねばならない。

 鹿島は何度も生まれ変わりたいので、
人は皆輪廻(りんね)の繰り返しをする世界を、鹿島は希望しているが、
輪廻の先にあるという、
涅槃(ねはん)の生まれ変われない仏陀や神様世界は嫌だが、
超越者の住むという涅槃の先にある彼岸(ひがん)を見てみたいと、
矛盾しているが思ってはいる。

 テテサの横でくつろぎながら、
タブレットパソコンを開き、柳生領地の砦を映し出した。

 鹿島がタブレットパソコンに見入っている間は、
テテサ教皇は静かに鹿島のそばでチータイム中であったが、
鹿島がチラリチラリと見ると、
その姿はガイア女神様の雰囲気を醸し出していた。

 鹿島がタブレットパソコンを閉じると、
テテサは静かに隣に座り大きく深呼吸した後に、
赤くなった髪の毛へ鹿島の手を導くと、ふもふすることを求めた。

 女神様の髪の毛程ではないが、
鹿島は妙な癖になりそうな快感に沈み込んだ。

 夕食をテテサと共に終わると、パトラから渡されたと言って、
百ミリリットル入りの小瓶を差し出した。

「怖い贈り物だな。」
「まさか。パトラは閣下なしでは生きていけません。
閣下の命が永遠となったので、今は何の憂いもないでしょう。」

「俺の命が永遠?それでは俺は涅槃(ねはん)に住むと?」
「ねはん?」
「すまん。俺の故郷の言葉だ。忘れてくれ。」

   涅槃の意味を聞かれるのがめんどうなので、小瓶の液体を飲み干して、
「焼きザラメの香りが有り、喉に優しい飲み物ですね。」
「魔物の肝臓から抽出した飲み物だそうです。」
飲んだ後から身体が火照り、力が湧いてきた様子である。

 最初女神様に会って、
鹿島の中を通過された後の様な体の軽さが感じられる。
眠っているときに、赤い微粒子の回復力授与よりも一段上である。

 小瓶の液体からの力か、
テテサの魅力なのか、鹿島は最初から全開で、
特化直感的知性者の誕生を願い奮い立った。

 鹿島は今までにない満足感で、朝陽を確認しながら眠りについた。

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