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初デート 東雲サイド
ベッドで ※
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それを了承と受け取って、藤堂を抱き上げてベッドに運んだ。ほんの数歩の距離だったから、抗議する間もなかったろう。
俺はそのまま藤堂に覆い被さって、またキスをした。
今度は舌を入れて。
口内を舐め回すたび藤堂の体がびくりと震えて、潤んだ瞳で見上げられるのがたまらなかった。
藤堂がキスに気をとられている隙に、シャツの下から手を入れて体を撫で回した。藤堂の息が、どんどん荒くなっていく。
耳を舐めると、一際大きく体が震えた。
「耳、弱いのか」
思わず口から出た笑いを含んだ言葉に、藤堂が涙目で俺を睨みつけた。
その視線を受けて、もっとこいつを泣かせたいという思いが膨れ上がる。
知らなかった。
俺、好きな子を虐めたいタイプだったんだな。
耳をしつこく舐めて、耳の穴に舌を差し込むと、藤堂は体を震わせて甘い声をあげた。
「可愛い」
再び睨まれたが、もっと泣かせたくてしょうがない。頭を押さえて、耳の穴の中に舌を突っ込んだ。
藤堂は首を振って逃れようとしているみたいだったが、俺の手ががっちりと捕まえているため微かに動かすことしかできない。
体を鍛えていて本当によかった。
俺はそのまましばらく耳の中も周りも執拗に舐め回して、藤堂の甘い声を堪能した。
俺はそのまま藤堂に覆い被さって、またキスをした。
今度は舌を入れて。
口内を舐め回すたび藤堂の体がびくりと震えて、潤んだ瞳で見上げられるのがたまらなかった。
藤堂がキスに気をとられている隙に、シャツの下から手を入れて体を撫で回した。藤堂の息が、どんどん荒くなっていく。
耳を舐めると、一際大きく体が震えた。
「耳、弱いのか」
思わず口から出た笑いを含んだ言葉に、藤堂が涙目で俺を睨みつけた。
その視線を受けて、もっとこいつを泣かせたいという思いが膨れ上がる。
知らなかった。
俺、好きな子を虐めたいタイプだったんだな。
耳をしつこく舐めて、耳の穴に舌を差し込むと、藤堂は体を震わせて甘い声をあげた。
「可愛い」
再び睨まれたが、もっと泣かせたくてしょうがない。頭を押さえて、耳の穴の中に舌を突っ込んだ。
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