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セフレ止まりの男
しおりを挟む「今までただのセフレで幸せ感じてたくせに、急に何焦ってんの?」
社員食堂で昼食を食べながら、俺は凛に昨夜の出来事を報告していた。
「だって櫂莉さんが・・・もうヤる場所ねぇじゃん、ってその一言だけ残して帰って行ったんだぞ?」
「今更なに?毎回その場限りの関係で、次の約束なんてどうせなかったんでしょ。」
「いや・・・それは・・・たまには次の約束がある時も・・あったし・・・」
「お前わかりやす過ぎ。そんなだからセフレ止まりで都合良く扱われるんだよ。」
俺の顔を見て、ぷはっと吹き出した凛は、呆れた顔でこちらを見た。
その顔が女の子みたいに可愛いので、不覚にもドキッとさせられる。
「部屋に呼んでもらえるかもって期待してたのに・・・ひどいよな、櫂莉さん。」
櫂莉さんは数ヶ月前、長年のルームメイトと同居を解消した。
そのうち部屋に呼んでもらえるかもと、セフレの分際で図々しくも期待していたのに、すぐに新しいルームメイトを見つけるなんて・・・とんだ計算違いだ。
「セフレの分際で部屋に呼んでもらおうとか、どんだけ図々しいの?」
「いや、そうだけど・・・・」
「お前の頭ん中って、呆れるくらいお花畑だよね。それでも本当に医者?」
毒舌にも程がある。
グサグサと遠慮なくナイフを向ける彼に、情けなくも反論できない。
確かに、凛の言うとおりだ。
「もう付き合ってるかどうか知らないけど、篠崎 蒼が櫂莉の本命だったら、お前どうすんの?」
「え?」
「櫂莉がもし篠崎 蒼と恋人同士でも、壮馬は求められたらあいつと寝るの?」
考えたこともなかった。
いや、考えないようにしていた。
櫂莉さんが誰か1人と真剣に交際するなんてことは、今までなかったから。
(もし櫂莉さんに特定の恋人ができたら・・・俺はどうするんだ・・・・?!)
突然突きつけられた難題に、俺は頭を抱え込んで唸るしかなかった。
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