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エースとキャプテン① ※R-18
しおりを挟む俺の彼氏は年上で、とても男らしい。
バスケ部のキャプテンで、スポーツ万能。面倒見が良くて人望も厚いし、勉強もできる。
誰よりも努力家で、だけどそれを人に見せない。
男が惚れるタイプの男だ。
硬派っていうのはこういう人間のことを言うんだと、誰もが口を揃えて言う。
俺の自慢の彼氏。
対照的に俺はと言えば、軟派代表と言われるようなタイプの男だ。
金髪にチャラチャラした服装(といつも彼氏に怒られる)、校則違反だと先生から毎日のように小言を言われるピアス。
この前なんか「誰とでも寝そうなチャラ男」ランキングで、一位をとった。
女ってそういう話好きだよね。男よりずっとエロいんじゃないか、っていつも思う。
これでも俺は一応、バスケ部のエース。
バスケ部のキャプテンとエースが付き合うのって、どういうイメージを持たれるんだろう、ってこの前彼氏と話してたんだけど、「絶対誰にも言うんじゃねぇぞ。」ってドスの効いた声で言われて俺はちょっと落ち込んだ。
彼氏の杉本先輩は、俺と付き合っていることを「死んでも知られたくない!」らしい。
これってちょっと凹むよね。
好きな人から、付き合っていることを誰にも言って欲しくない!って断言されたら。
死んでも、ってのがグサッとくるし、恥ずかしがってるとかじゃなくて彼の目は真剣そのものだ。
そのくせ、俺の身体が大好きで、学校でもエッチしちゃうくらいにインランなんだから、たまらない。
「や・・・だ・・・あ・・・・ッ」
「嫌だって言いながら・・・先輩のここ、ビンビンだけど?」
放課後、バスケの自主練で残っていたらメンバーが一人ずつ先に帰っていって、俺と先輩の二人きりになった。
先輩は俺の汗のにおいが大好きで、練習後に俺がわざと抱きしめたりすると、トロンとした目で誘ってくる。
本人はまるで自覚が無いみたいだからタチが悪い。
「そんな顔・・・絶対俺以外の前ですんのやめてよ・・・?」
部室のロッカーに彼の大きな体を押し付けて、逞しいお尻の中心に腰を打ち付ける。
「な・・・そんなの・・・っあ・・・」
エッチしてるときの先輩には何を言っても無駄だ。
先輩はインランで、エッチしている時の乱れ方がすごい。
学年トップの優等生で、誰からも好かれるスポーツマン。
この顔を知っているのは、俺だけだ。
優越感が俺の心を満たしていく。
「あ・・っ・・・イク・・・っ!!」
イク時の声が、すごく可愛い。
男らしい普段の彼からは、想像できないくらいに。
彼がロッカーに精液をぶちまけたのを見て、俺もたまらず彼の奥深くに思い切り発射した。
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