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第三章 村
三節 ウルリア
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三節
その後、枷を解かれ牢を出て、上の家に入れられた。オッサンとこの少女はこの家の住民だったらしい。まぁ、そりゃそうだよね・・・。家に招かれ(?)リビングでお茶を貰っていると、オッサンが話しかけてきた。
「それで、その別の世界から転移してきたという話だが・・・。なにか面白い話とかないのか?」
こんな50くらいのオッサンでも目を輝かせることがあるんだな、とちょっと失礼なことを考えていると
「わ、私も聞きたいです!」
と、さっきの少女も目を輝かせて言ってきた。ここはこの少女に免じて・・・って訳ではないけど、話してみることにした。
気づいたら夕方になっていた。結構な時間話していたようだ。まず、こっちの話だが、現世では当たり前にある車や飛行機、電車などの事を話してみた。これには相当驚いていた。こっちの世界にはああいった自動で動くものがないらしい。あっても、科学技術の進んだ光と闇の国くらいらしい。基本的に火、水、風、土の国と光、闇の国は交流がないらしい。だから詳しいことは知らないということだ。ちょっと車とかの自慢のために、〇〇km/hとかの表現をしたが、二人とも頭の上にクエスチョンマークが浮いていた。こっちの世界で速度を数値化するという概念がないらしく、あまりピンと来てないようだった。とりあえず「そ、それなりに速いよ!」とだけ言っておいた。テレビとかネットとかそういう話もしようかと思ったが、多分自分がそこまで詳しくないのもあって、それを説明するとなると自分でも何を言っているのかわからなくなりそうなのでやめておいた。
話の流れで逆にこっちの世界の話も色々聞いた。まず、国の名前について。(火・水・風・土の国)の総称を「エレメンティウム」(光・闇の国)の総称を「オーミニウム」と、呼ぶらしい。エレメンティウムで光・闇の魔術を使ったり、逆にオーミニウムで火、水、風、土の魔法を使えたりすると、差別されたりすることがあるらしい。魔法を自由に扱えるのは精霊の加護のある者だけらしい。普通、魔法を使うには詠唱を使うのだそうだ。最初から操れた俺氏最強wwwとか考えたが、最初からリムと一緒にいたんだから使えなきゃおかしいのかな。詠唱魔法というのは、その昔は精霊しか魔法が使えなかったらしく、人間が魔法を一般化させるために考えた手ということらしい。ということはこの世界ではバ〇クロスやヒ〇ダルコと唱えると竜巻が現れたり氷の棘が突きあがってきたりするんだろうか。魔法は一般的に日常生活で使えるものや、戦闘に使うものなど多種多様らしい。
もう夕方で、流石に杜のほうに帰るのは危ないとのことだったので、一晩泊めてもらうことになった。さっき説明し忘れていたが、オッサンはこの「ウルリア村」の村長で、名前をデマ・ウルリアと言うらしい。なんというか、オオカミ少年みたいな名前だな・・・。そしてさっきの少女は、オッサンの娘でアリア・ウルリアというそうだ。アリアは、俺の一つ下の15歳らしい。当然、こちらも名前を言ったらまた変な名前と言われた。・・・え、そんな名前変・・・?ちょっと落ち込んだ。
次の日。
「―――・・・・―――さん・・・・ユーリさん!」
「ん・・・あ、おはよう・・・アリア・・・。」
「もう、朝ごはんの支度は出来てるので降りてきてください。」
「わかった、ありがとう・・・。」
美少女に起こしてもらうのも悪くないな、なんて思いながら一階に降りる。着替えを取りに戻る暇もなかったのでオッサンの寝間着を借りた。加齢臭とかは気にならなかった。かなり服が大きくて、もたつきながら降りていくと、パンの焼けるいい香りがした。
「あ、ユーリさん。そこの席座ってください。パンはもうすぐ焼けます。」
と、アリアが指をさした方の席を見ると、サラダと、スープ。それとミルクが置いてあった。
「あれ、おっs・・・デマさんは?」
「あー、先に朝ごはん食べて朝稽古中です。」
「ほぇ~、なんの稽古?」
「主に近接格闘です。」
やっぱりこの世界は魔法とか魔術だけじゃなく、剣とかそういう近接格闘術みたいなのもあるのかな。それならあのオッサンとか村の人たちのガタイの良さも納得だ。焼けたパンを頬張っていると、オッサンが汗だくになって帰ってきた。
「おお、起きたか坊主。」
「おはようございます、これ頂いて着替えたら出ようと思います。」
「そうか、わかった。あー、徒歩じゃあそこまでは遠いじゃろ。いつもの野菜送りのついでに送ってやろう。」
「ありがとうございます!」
確かに帰りにもまた数時間かかるのはつらい。乗せてってくれるっていうのは有難いけど何に乗せてくれるんだろう・・・?というか、毎朝届けてくれてたのってオッサンだったのか・・・。
馬ともロバともつかないラバ・・・?みたいな生き物に、貨車みたいなのをつけて、荷馬車もとい荷ラバ車に乗せられてガタガタと舗装されてない道を杜に向かって進む。とりあえず帰ったら掃除かな~。
その後、枷を解かれ牢を出て、上の家に入れられた。オッサンとこの少女はこの家の住民だったらしい。まぁ、そりゃそうだよね・・・。家に招かれ(?)リビングでお茶を貰っていると、オッサンが話しかけてきた。
「それで、その別の世界から転移してきたという話だが・・・。なにか面白い話とかないのか?」
こんな50くらいのオッサンでも目を輝かせることがあるんだな、とちょっと失礼なことを考えていると
「わ、私も聞きたいです!」
と、さっきの少女も目を輝かせて言ってきた。ここはこの少女に免じて・・・って訳ではないけど、話してみることにした。
気づいたら夕方になっていた。結構な時間話していたようだ。まず、こっちの話だが、現世では当たり前にある車や飛行機、電車などの事を話してみた。これには相当驚いていた。こっちの世界にはああいった自動で動くものがないらしい。あっても、科学技術の進んだ光と闇の国くらいらしい。基本的に火、水、風、土の国と光、闇の国は交流がないらしい。だから詳しいことは知らないということだ。ちょっと車とかの自慢のために、〇〇km/hとかの表現をしたが、二人とも頭の上にクエスチョンマークが浮いていた。こっちの世界で速度を数値化するという概念がないらしく、あまりピンと来てないようだった。とりあえず「そ、それなりに速いよ!」とだけ言っておいた。テレビとかネットとかそういう話もしようかと思ったが、多分自分がそこまで詳しくないのもあって、それを説明するとなると自分でも何を言っているのかわからなくなりそうなのでやめておいた。
話の流れで逆にこっちの世界の話も色々聞いた。まず、国の名前について。(火・水・風・土の国)の総称を「エレメンティウム」(光・闇の国)の総称を「オーミニウム」と、呼ぶらしい。エレメンティウムで光・闇の魔術を使ったり、逆にオーミニウムで火、水、風、土の魔法を使えたりすると、差別されたりすることがあるらしい。魔法を自由に扱えるのは精霊の加護のある者だけらしい。普通、魔法を使うには詠唱を使うのだそうだ。最初から操れた俺氏最強wwwとか考えたが、最初からリムと一緒にいたんだから使えなきゃおかしいのかな。詠唱魔法というのは、その昔は精霊しか魔法が使えなかったらしく、人間が魔法を一般化させるために考えた手ということらしい。ということはこの世界ではバ〇クロスやヒ〇ダルコと唱えると竜巻が現れたり氷の棘が突きあがってきたりするんだろうか。魔法は一般的に日常生活で使えるものや、戦闘に使うものなど多種多様らしい。
もう夕方で、流石に杜のほうに帰るのは危ないとのことだったので、一晩泊めてもらうことになった。さっき説明し忘れていたが、オッサンはこの「ウルリア村」の村長で、名前をデマ・ウルリアと言うらしい。なんというか、オオカミ少年みたいな名前だな・・・。そしてさっきの少女は、オッサンの娘でアリア・ウルリアというそうだ。アリアは、俺の一つ下の15歳らしい。当然、こちらも名前を言ったらまた変な名前と言われた。・・・え、そんな名前変・・・?ちょっと落ち込んだ。
次の日。
「―――・・・・―――さん・・・・ユーリさん!」
「ん・・・あ、おはよう・・・アリア・・・。」
「もう、朝ごはんの支度は出来てるので降りてきてください。」
「わかった、ありがとう・・・。」
美少女に起こしてもらうのも悪くないな、なんて思いながら一階に降りる。着替えを取りに戻る暇もなかったのでオッサンの寝間着を借りた。加齢臭とかは気にならなかった。かなり服が大きくて、もたつきながら降りていくと、パンの焼けるいい香りがした。
「あ、ユーリさん。そこの席座ってください。パンはもうすぐ焼けます。」
と、アリアが指をさした方の席を見ると、サラダと、スープ。それとミルクが置いてあった。
「あれ、おっs・・・デマさんは?」
「あー、先に朝ごはん食べて朝稽古中です。」
「ほぇ~、なんの稽古?」
「主に近接格闘です。」
やっぱりこの世界は魔法とか魔術だけじゃなく、剣とかそういう近接格闘術みたいなのもあるのかな。それならあのオッサンとか村の人たちのガタイの良さも納得だ。焼けたパンを頬張っていると、オッサンが汗だくになって帰ってきた。
「おお、起きたか坊主。」
「おはようございます、これ頂いて着替えたら出ようと思います。」
「そうか、わかった。あー、徒歩じゃあそこまでは遠いじゃろ。いつもの野菜送りのついでに送ってやろう。」
「ありがとうございます!」
確かに帰りにもまた数時間かかるのはつらい。乗せてってくれるっていうのは有難いけど何に乗せてくれるんだろう・・・?というか、毎朝届けてくれてたのってオッサンだったのか・・・。
馬ともロバともつかないラバ・・・?みたいな生き物に、貨車みたいなのをつけて、荷馬車もとい荷ラバ車に乗せられてガタガタと舗装されてない道を杜に向かって進む。とりあえず帰ったら掃除かな~。
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