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第一章
第四話
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「誰がヤバイ奴だって?
せっかく様子を見に来てあげたのに失礼しちゃうわね。」
何も無い空間から突如として現れた女神は堕神(スティール)を睨みつけてる。
いや、確かに見た目はヤバそうだ。
直視出来ない。
多分、直視したら一部分だけが石になっちまう。
「姉さんどうしたの?
此処には滅多に来ないのに。」
「アンタのせいでしょ、私だって好きでこんな所に来てる訳じゃないわ。
サッサと帰りたいんだから、簡潔に状況を説明しなさい。」
女神は居心地が悪いのかイライラしている。
空間から椅子を出すと、足を組んで座り始めた。
チラッと女神を見ると、そのタイミングで足を組み変える。
偶然かと思ったが、その確率は100%だった。
「で、このスケベをアンタの世界に落とすというのね。
だったら、サッサと要望を聞いて落とせばいいでしょ?
何をグズグズとやってるのよ。」
……はい、名前はスケベになりました。
見た目に反して、口悪いな。
黙っていれば絶世の美女なのに…
いや、惜しい。
「言っとくけど、アンタの頭の中は私には筒抜けだからね?
口が悪くて何が悪いの?
人の文句を考えるくらいなら、私の事を直視してみなさいよ。
出来ないなら、黙ってなさいよ。」
…いや、俺一言も喋ってないけど?
せめて、椅子に座っていたら直視できるかも知れんが。
ただ、この角度は捨て難い。
うん、無心でチラ見しよう。
「要望がまとまらない?
スケベな上に強欲なの?」
おいおい、堕神が俺のせいにし始めたぞ。
楽しんでからかってたのはお前だろうが…
「ちょっと良いですか?
俺はスキルを一つくれって頼んだだけですよ?」
女神は堕神を睨みつける。
堕神は首を横にブンブンと振った。
「なんなら、その時のやり取りの音声を再生しましょうか?」
その言葉に堕神がかなり慌てた。
挙動不審な動きでこちらに向かってくる。
あと二、三歩の所で女神をに首根っこを掴みあげられた。
「アンタが嘘をついてるね。
冷静なら分かる筈だよ?
何処に会話を録音出来る装置があるのさ?」
女神はハァーっと大きなため息をついた。
「サッサと先に進めなさいよ?」
女神は精神的に疲れたのか、面倒くさくなったのか椅子から立ち上がり空間の中に消えてった。
「ヤバイ奴だったな。
…いろんな意味で。」
俺は堕神に少しだけ同情した。
「嗚呼、アレはヤバイ。
血が繋がってるとは思えない。」
堕神もガクブル状態だ。
「落ち着いたら、さっきの実の説明しろよ。」
俺は女神が置いてった椅子に座ると堕神が落ち着くのを待った。
「ちょっと待って。
更にヤバイのが来そうだ。」
ため息をがビクついてると空間からまた女神が出てきた。
…いや、雰囲気がちょっと違うな。
「なぁ、お前はお姉ちゃんが何人居るんだ?」
俺は堕神に何人姉弟か聞いた。
「俺の姉は一人だぞ?」
「じゃ、目の前に居る女神は姉じゃないなら大人びた妹か?」
俺はてっきり姉だと思っていたけど、違かったらしい。
「私の事をコイツの姉か妹だなんて、貴方面白いわね。
私はコイツの母親よ。」
女神は堕神の頭をドツキながら空間から椅子を出して座った。
姉も母親も同じ仕草をするんだな…
そう、俺がチラ見すると足を組み変える。
「で、このスケベさんの要望が何か問題なの?」
……はい、お母さんもスケベと呼び始めました。
『さん』がついてるだけ大人な態度だね。
「俺は創造したものを具現化出来るスキルをくれって言っただけですよ?」
「スケベさん、そのスキルを詳しく教えてくれるかしら?」
オレは堕神に説明したスキルの内容をまったく同じ様に母親に説明した。
「それ、スケベさんが考えたの?」
「俺はスケベって名前じゃないですよ?」
母親の質問者に答えながら、スケベって名前じゃないとアピールした。
「ふーん、でもずっとチラ見してるわよね?」
「そのスタイルでその衣装なら、見るなと言う方が無理だと思いますが?」
「あら、褒められてるのかしら?」
母親はサービスとばかりにゆっくりと足を組み変えた。
「もう、名前はスケベで良いです。
で、スキル創造はどうなんですか?」
俺はチラ見をやめて、堂々と胸を張って見た。
…だって、無理だよ。
絶対に見ちゃうもん、男の子だもん。
「無理では無いわよ。
私の事を褒めてくれたし。
ただね、物を出す分には良いけどスキルを創造した時はどうするの?
いちいち、ステータス開くの?
面倒くさくない?」
母親は姉と違って人当たりが良い。
ただ、足を組み変えたり前かがみになって谷間を見せたりして俺をからかうのは血筋だなって分かった。
「そう言われればそうですね。
では、スキルを創造した時は頭の中で声がするっていうのはどうですか?」
俺はラノベの王道とも思えるナビシステムを提案した。
「それなら良いんじゃない?
面白みにかけるけど。」
母親はありきたりな方法を提案した俺を冷めた目で見た。
…そんな目で見ないで。
……石になっちゃう。
「スキルの実は受け取ってるのね?
じゃ、私に説明したのと同じ事を考えながら実を飲み込んでちょうだい。」
母親に言われるがまま、俺はスキルの実を飲み込んだ。
せっかく様子を見に来てあげたのに失礼しちゃうわね。」
何も無い空間から突如として現れた女神は堕神(スティール)を睨みつけてる。
いや、確かに見た目はヤバそうだ。
直視出来ない。
多分、直視したら一部分だけが石になっちまう。
「姉さんどうしたの?
此処には滅多に来ないのに。」
「アンタのせいでしょ、私だって好きでこんな所に来てる訳じゃないわ。
サッサと帰りたいんだから、簡潔に状況を説明しなさい。」
女神は居心地が悪いのかイライラしている。
空間から椅子を出すと、足を組んで座り始めた。
チラッと女神を見ると、そのタイミングで足を組み変える。
偶然かと思ったが、その確率は100%だった。
「で、このスケベをアンタの世界に落とすというのね。
だったら、サッサと要望を聞いて落とせばいいでしょ?
何をグズグズとやってるのよ。」
……はい、名前はスケベになりました。
見た目に反して、口悪いな。
黙っていれば絶世の美女なのに…
いや、惜しい。
「言っとくけど、アンタの頭の中は私には筒抜けだからね?
口が悪くて何が悪いの?
人の文句を考えるくらいなら、私の事を直視してみなさいよ。
出来ないなら、黙ってなさいよ。」
…いや、俺一言も喋ってないけど?
せめて、椅子に座っていたら直視できるかも知れんが。
ただ、この角度は捨て難い。
うん、無心でチラ見しよう。
「要望がまとまらない?
スケベな上に強欲なの?」
おいおい、堕神が俺のせいにし始めたぞ。
楽しんでからかってたのはお前だろうが…
「ちょっと良いですか?
俺はスキルを一つくれって頼んだだけですよ?」
女神は堕神を睨みつける。
堕神は首を横にブンブンと振った。
「なんなら、その時のやり取りの音声を再生しましょうか?」
その言葉に堕神がかなり慌てた。
挙動不審な動きでこちらに向かってくる。
あと二、三歩の所で女神をに首根っこを掴みあげられた。
「アンタが嘘をついてるね。
冷静なら分かる筈だよ?
何処に会話を録音出来る装置があるのさ?」
女神はハァーっと大きなため息をついた。
「サッサと先に進めなさいよ?」
女神は精神的に疲れたのか、面倒くさくなったのか椅子から立ち上がり空間の中に消えてった。
「ヤバイ奴だったな。
…いろんな意味で。」
俺は堕神に少しだけ同情した。
「嗚呼、アレはヤバイ。
血が繋がってるとは思えない。」
堕神もガクブル状態だ。
「落ち着いたら、さっきの実の説明しろよ。」
俺は女神が置いてった椅子に座ると堕神が落ち着くのを待った。
「ちょっと待って。
更にヤバイのが来そうだ。」
ため息をがビクついてると空間からまた女神が出てきた。
…いや、雰囲気がちょっと違うな。
「なぁ、お前はお姉ちゃんが何人居るんだ?」
俺は堕神に何人姉弟か聞いた。
「俺の姉は一人だぞ?」
「じゃ、目の前に居る女神は姉じゃないなら大人びた妹か?」
俺はてっきり姉だと思っていたけど、違かったらしい。
「私の事をコイツの姉か妹だなんて、貴方面白いわね。
私はコイツの母親よ。」
女神は堕神の頭をドツキながら空間から椅子を出して座った。
姉も母親も同じ仕草をするんだな…
そう、俺がチラ見すると足を組み変える。
「で、このスケベさんの要望が何か問題なの?」
……はい、お母さんもスケベと呼び始めました。
『さん』がついてるだけ大人な態度だね。
「俺は創造したものを具現化出来るスキルをくれって言っただけですよ?」
「スケベさん、そのスキルを詳しく教えてくれるかしら?」
オレは堕神に説明したスキルの内容をまったく同じ様に母親に説明した。
「それ、スケベさんが考えたの?」
「俺はスケベって名前じゃないですよ?」
母親の質問者に答えながら、スケベって名前じゃないとアピールした。
「ふーん、でもずっとチラ見してるわよね?」
「そのスタイルでその衣装なら、見るなと言う方が無理だと思いますが?」
「あら、褒められてるのかしら?」
母親はサービスとばかりにゆっくりと足を組み変えた。
「もう、名前はスケベで良いです。
で、スキル創造はどうなんですか?」
俺はチラ見をやめて、堂々と胸を張って見た。
…だって、無理だよ。
絶対に見ちゃうもん、男の子だもん。
「無理では無いわよ。
私の事を褒めてくれたし。
ただね、物を出す分には良いけどスキルを創造した時はどうするの?
いちいち、ステータス開くの?
面倒くさくない?」
母親は姉と違って人当たりが良い。
ただ、足を組み変えたり前かがみになって谷間を見せたりして俺をからかうのは血筋だなって分かった。
「そう言われればそうですね。
では、スキルを創造した時は頭の中で声がするっていうのはどうですか?」
俺はラノベの王道とも思えるナビシステムを提案した。
「それなら良いんじゃない?
面白みにかけるけど。」
母親はありきたりな方法を提案した俺を冷めた目で見た。
…そんな目で見ないで。
……石になっちゃう。
「スキルの実は受け取ってるのね?
じゃ、私に説明したのと同じ事を考えながら実を飲み込んでちょうだい。」
母親に言われるがまま、俺はスキルの実を飲み込んだ。
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