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三日目
善意の元で薄ら氷を踏む
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バチャン、とトレーの中身がひっくり返し、美羽は思いっきりそれを被る。今回の食事は中華風であり、中華風卵スープに「熱い!!」と美羽は悲鳴を上げた。
慌てた石坂は「少々お待ちくださいね!」と走って自室に戻っていった中、それをチェーン越しに中柴は眺めていた。
「どうして……放っておいてくれないの」
呪っているような、低い唸り声だった。美羽は彼の変貌振りに混乱しながらも、必死で言葉を重ねる。
「……放っておける訳ないでしょう? だって、全然中柴くん食べてないじゃない。ここであと最低でも五日はいないと駄目なのに。なんにも食べなかったら、指令をするしない以前に死んじゃうよ」
「……っ!」
美羽もそこまで頑なに食べたくないのでは、もう放っておいたほうがいいのではと内心思いはじめていたし、実際に制服を乾かしている間貸してもらっている大正風のアンティークデザインのワンピースだって、もうスープと食事を被って変な匂いが漂ってきている。でも彼女の中の翔太が困った顔をしているのが浮かぶのだ。
『そうだな、いつだって美羽は正しい』
(……一番正しいのは翔太なのに。翔太だったら、絶対にこの子見捨てないのに)
美羽自身、三日目にもなったら、いい加減ドライな自分が見え隠れしていることを自覚していたし、翔太の甘い優しさは有事ではあまり意味を成さないのではと気付きはじめていたが。
それでも美羽の中の翔太を否定することだけは、どうしてもしたくはなかった。
美羽は「夕食、また持ってくるね」と中柴に言い残して、のろのろと立ち去った。可愛い服まで汚れてしまい、また服を着替えないといけないというのが居たたまれない。
(あたし、なにやってるんだろう……)
独り相撲な気がして、だんだんと空しくなってくる。一度ならず二度までも頭からおいしかったはずの料理を被れば、そんな気分にもなってくるが。
不意に「顔は火傷してませんか!?」と声をかけられた。石坂が濡れタオルとバスタオルを両方持ってきてくれたのだ。
「石坂さ……」
「火傷がありましたら、こちらの濡れタオルを使ってください。このワンピースは……アンティーク物は水に弱いですからね。残念ですが捨てましょう」
「うう……」
まるで初日に戻ったみたいに、だんだん美羽の涙腺が緩んで、とうとう泣き出してしまった。その顔を隠すように、石坂はバスタオルを頭からかけてくれる。
よく「泣けば済む」と批難されることはある。実際に泣いて物事が解決することはほぼほぼない。しかし泣かなかったら、いつまで立っても感情が沈静化することがない以上、泣く以外できないときだってある。
その中でも、やんわりと石坂が声をかける。
「薰さんだって事情があるのでしょう。美羽さんが気に病むことではないはずですよ」
「ですけど……あたし、全然指令とかも進んでなくって……せめて、少しでも善意を向けたくっても……受けてもらえない場合は……どうしたら……」
特にきちんと話をしたことがない浜松だって死んでしまった。もしかしたら、中柴だっていきなり榛に殺されてしまうかもしれないと思ったら、余計にその前に彼に引きこもりを解いて欲しかった。
美羽はバスタオルを持って、ウェンウェンと泣く。そんな美羽にも石坂は優しい。
「美羽さん。人は日常を守ろうとするとき、まず内側に深く深く沈み込もうとします」
「……石坂さん?」
「そのほうが傷付きませんし、たとえ傷付いても最小限に留まりますからね。ですから美羽さん、あなたのように外側へ外側へと行動しようとするのは稀少なんですよ。たしかに館内はおかしなルールや規則で縛られています。選別だって行われていますが、あなたのその普通の人として生きたいという渇望は、この中では絶対に必要な物だと、私はそう思いますよ
?」
「……あたし、前にも言いましたけど、そんなすごい人間じゃありませんよ?」
「いいえ。この非日常において、あなたの感性が尊いものですよ。これだけは、何度も言い続けますからね」
傷口に、じんわりと染み込んだ。
まるでフレンチトーストにするために、厚切りトーストに卵液が染み込んでいくように。傷付いた美羽に石坂の言葉はよく染み込んだ。
翔太以来に頼れそうな人に、美羽は安堵する。
思えば彼は、初日からずっと親切だった。今もまた、落ち込んで声を上げて泣くしかできなかった自分の傍にして励ましてくれている。
(あたし……善意に本当に弱かったんだなあ……)
翔太は普通に善意ある高校生だったのだ。美羽が一番好きなものが善意というのは、わかりやすい話だった。
「……ありがとうございます。食べてくれないかもわかりませんが、また中柴くんに食事持っていきますね」
「それがいいでしょう……服は着替えたほうがよろしいですね。替えはありますか?」
「女子の部屋だからですかね? うちの部屋、替えの服が山ほどありますから、制服が乾くまではそれ着ています」
こうしてようやくいつもの調子を取り戻した美羽は、石坂に自室へと送られていった。
……その様子を、扉に備え付けのコップを押し当てて、中柴が聞いていた事実を、ふたりは知らない。
****
(どうするどうするどうするどうする……)
たしかに、館に誘拐されてから、今日で三日目。それでも中柴がなんとか持ち堪えていたのは、引きこもり期間が長かったせいだった。
マスコミにリークされ、ネットで炎上した最中、マンションの周りは悪意で溢れていた。一歩外に出れば、スマホを向けられ写真を撮られる。どこからか卵やらちり紙やらゴミやらをぶつけられる。悪人に人権はないため、なにをやってもかまわないと思われる風潮があるからだ。そのせいで自室に籠城を決め込む他なかった中柴は、空腹のままでもなんとか気を紛れさせることを覚えていた。幸いにも、水も飲めればトイレにも行ける。窓を閉め切っている条件は同じであっても、条件的には現状のほうがよっぽどマシだった。
中柴は扉に押し立てて聞いた話で、筋道を立てていた。今でこそ引きこもり中学生ではあるが、彼は元々地頭はそこまで悪くはない。
既に自分が部屋に籠城を決め込んでいる間に、浜松が殺されたらしいことも、人の話を聞いてわかったことだった。
(大学生……あの人は駄目だ。あの人は盗聴対策をしているせいで、なんにも情報が抜けない)
立石は有事の際は全部タッチパネルを使って会話をしている。おまけに大学の充電対策にか、彼は普通に蓄電池を持ち歩いているため、電池切れを狙うことはできそうもなかった。
一番人がよさそうな美羽だが、彼女の指令はどういう理屈か失敗しそうなのだから、このまま彼女に八つ当たりを続ければいい。
しかし問題なのは。
ずっと美羽の傍に寄り添っている石坂。ホストの紅。なにを考えているのかわからない榛。彼らの指令内容がさっぱりわからないのだ。
あとふたり。最低でもあとふたりの指令を阻止しなければいけなかった。
籠城を決め込んでも、水さえあれば残りの期限も余裕で生き残れるだろうが、あとふたりを脱落させないことには、中柴は死ぬ。
(冗談じゃない。なんで僕がこんなところで死ななくちゃいけないんだ)
中柴はガリリと自身の爪を噛んだ。爪をガジガジ噛み砕きながら、頭を張り巡らせる。
(あの大学生に、下剤を見られたのがまずかった……これじゃ僕が何度厨房に下剤を盛ろうとしても阻止される……誰かに密告されたらかなわない)
厨房以外で下剤を盛れる場所。それでいて、全員が確実に口にする場所……。そこまで考えて、ふと中柴は風呂を見た。彼は黙って、風呂に栓をして、水を溜めはじめた。ザァー……という音を耳にしながら、中柴は仄暗い笑みを浮かべる。
(あるじゃないか……全員が絶対に口にする場所)
貯水槽。水道管を通ってきた水を一時的に溜めておく場所であり、基本的に大きな館の場合は一階に備え付けられていることが多い。
そこに下剤を放り込めば……ここには医者はいない。水が飲めない。水が飲めずに死ぬか、下剤で腹を下して死ぬかのいずれかになる。水を溜め込んでいる中柴以外は。
中柴はメガネの向こう側の表情が全く読めない立石を嘲笑った。
(絶対に出し抜く……僕に恥を掻かせたこと、絶対に後悔させてやる……!!)
中柴は基本的に人を下に見る。
どれだけ卑屈になっても、悪意にさらされても。長年培った価値観はそう簡単に変わるものでもない。優しくされることすら「当然のこと」として受け取る。それで喜ぶ感性がない。
だからこそ、彼は立石がした忠告のことも、すっかりと記憶から抜け落ちていたのである。
慌てた石坂は「少々お待ちくださいね!」と走って自室に戻っていった中、それをチェーン越しに中柴は眺めていた。
「どうして……放っておいてくれないの」
呪っているような、低い唸り声だった。美羽は彼の変貌振りに混乱しながらも、必死で言葉を重ねる。
「……放っておける訳ないでしょう? だって、全然中柴くん食べてないじゃない。ここであと最低でも五日はいないと駄目なのに。なんにも食べなかったら、指令をするしない以前に死んじゃうよ」
「……っ!」
美羽もそこまで頑なに食べたくないのでは、もう放っておいたほうがいいのではと内心思いはじめていたし、実際に制服を乾かしている間貸してもらっている大正風のアンティークデザインのワンピースだって、もうスープと食事を被って変な匂いが漂ってきている。でも彼女の中の翔太が困った顔をしているのが浮かぶのだ。
『そうだな、いつだって美羽は正しい』
(……一番正しいのは翔太なのに。翔太だったら、絶対にこの子見捨てないのに)
美羽自身、三日目にもなったら、いい加減ドライな自分が見え隠れしていることを自覚していたし、翔太の甘い優しさは有事ではあまり意味を成さないのではと気付きはじめていたが。
それでも美羽の中の翔太を否定することだけは、どうしてもしたくはなかった。
美羽は「夕食、また持ってくるね」と中柴に言い残して、のろのろと立ち去った。可愛い服まで汚れてしまい、また服を着替えないといけないというのが居たたまれない。
(あたし、なにやってるんだろう……)
独り相撲な気がして、だんだんと空しくなってくる。一度ならず二度までも頭からおいしかったはずの料理を被れば、そんな気分にもなってくるが。
不意に「顔は火傷してませんか!?」と声をかけられた。石坂が濡れタオルとバスタオルを両方持ってきてくれたのだ。
「石坂さ……」
「火傷がありましたら、こちらの濡れタオルを使ってください。このワンピースは……アンティーク物は水に弱いですからね。残念ですが捨てましょう」
「うう……」
まるで初日に戻ったみたいに、だんだん美羽の涙腺が緩んで、とうとう泣き出してしまった。その顔を隠すように、石坂はバスタオルを頭からかけてくれる。
よく「泣けば済む」と批難されることはある。実際に泣いて物事が解決することはほぼほぼない。しかし泣かなかったら、いつまで立っても感情が沈静化することがない以上、泣く以外できないときだってある。
その中でも、やんわりと石坂が声をかける。
「薰さんだって事情があるのでしょう。美羽さんが気に病むことではないはずですよ」
「ですけど……あたし、全然指令とかも進んでなくって……せめて、少しでも善意を向けたくっても……受けてもらえない場合は……どうしたら……」
特にきちんと話をしたことがない浜松だって死んでしまった。もしかしたら、中柴だっていきなり榛に殺されてしまうかもしれないと思ったら、余計にその前に彼に引きこもりを解いて欲しかった。
美羽はバスタオルを持って、ウェンウェンと泣く。そんな美羽にも石坂は優しい。
「美羽さん。人は日常を守ろうとするとき、まず内側に深く深く沈み込もうとします」
「……石坂さん?」
「そのほうが傷付きませんし、たとえ傷付いても最小限に留まりますからね。ですから美羽さん、あなたのように外側へ外側へと行動しようとするのは稀少なんですよ。たしかに館内はおかしなルールや規則で縛られています。選別だって行われていますが、あなたのその普通の人として生きたいという渇望は、この中では絶対に必要な物だと、私はそう思いますよ
?」
「……あたし、前にも言いましたけど、そんなすごい人間じゃありませんよ?」
「いいえ。この非日常において、あなたの感性が尊いものですよ。これだけは、何度も言い続けますからね」
傷口に、じんわりと染み込んだ。
まるでフレンチトーストにするために、厚切りトーストに卵液が染み込んでいくように。傷付いた美羽に石坂の言葉はよく染み込んだ。
翔太以来に頼れそうな人に、美羽は安堵する。
思えば彼は、初日からずっと親切だった。今もまた、落ち込んで声を上げて泣くしかできなかった自分の傍にして励ましてくれている。
(あたし……善意に本当に弱かったんだなあ……)
翔太は普通に善意ある高校生だったのだ。美羽が一番好きなものが善意というのは、わかりやすい話だった。
「……ありがとうございます。食べてくれないかもわかりませんが、また中柴くんに食事持っていきますね」
「それがいいでしょう……服は着替えたほうがよろしいですね。替えはありますか?」
「女子の部屋だからですかね? うちの部屋、替えの服が山ほどありますから、制服が乾くまではそれ着ています」
こうしてようやくいつもの調子を取り戻した美羽は、石坂に自室へと送られていった。
……その様子を、扉に備え付けのコップを押し当てて、中柴が聞いていた事実を、ふたりは知らない。
****
(どうするどうするどうするどうする……)
たしかに、館に誘拐されてから、今日で三日目。それでも中柴がなんとか持ち堪えていたのは、引きこもり期間が長かったせいだった。
マスコミにリークされ、ネットで炎上した最中、マンションの周りは悪意で溢れていた。一歩外に出れば、スマホを向けられ写真を撮られる。どこからか卵やらちり紙やらゴミやらをぶつけられる。悪人に人権はないため、なにをやってもかまわないと思われる風潮があるからだ。そのせいで自室に籠城を決め込む他なかった中柴は、空腹のままでもなんとか気を紛れさせることを覚えていた。幸いにも、水も飲めればトイレにも行ける。窓を閉め切っている条件は同じであっても、条件的には現状のほうがよっぽどマシだった。
中柴は扉に押し立てて聞いた話で、筋道を立てていた。今でこそ引きこもり中学生ではあるが、彼は元々地頭はそこまで悪くはない。
既に自分が部屋に籠城を決め込んでいる間に、浜松が殺されたらしいことも、人の話を聞いてわかったことだった。
(大学生……あの人は駄目だ。あの人は盗聴対策をしているせいで、なんにも情報が抜けない)
立石は有事の際は全部タッチパネルを使って会話をしている。おまけに大学の充電対策にか、彼は普通に蓄電池を持ち歩いているため、電池切れを狙うことはできそうもなかった。
一番人がよさそうな美羽だが、彼女の指令はどういう理屈か失敗しそうなのだから、このまま彼女に八つ当たりを続ければいい。
しかし問題なのは。
ずっと美羽の傍に寄り添っている石坂。ホストの紅。なにを考えているのかわからない榛。彼らの指令内容がさっぱりわからないのだ。
あとふたり。最低でもあとふたりの指令を阻止しなければいけなかった。
籠城を決め込んでも、水さえあれば残りの期限も余裕で生き残れるだろうが、あとふたりを脱落させないことには、中柴は死ぬ。
(冗談じゃない。なんで僕がこんなところで死ななくちゃいけないんだ)
中柴はガリリと自身の爪を噛んだ。爪をガジガジ噛み砕きながら、頭を張り巡らせる。
(あの大学生に、下剤を見られたのがまずかった……これじゃ僕が何度厨房に下剤を盛ろうとしても阻止される……誰かに密告されたらかなわない)
厨房以外で下剤を盛れる場所。それでいて、全員が確実に口にする場所……。そこまで考えて、ふと中柴は風呂を見た。彼は黙って、風呂に栓をして、水を溜めはじめた。ザァー……という音を耳にしながら、中柴は仄暗い笑みを浮かべる。
(あるじゃないか……全員が絶対に口にする場所)
貯水槽。水道管を通ってきた水を一時的に溜めておく場所であり、基本的に大きな館の場合は一階に備え付けられていることが多い。
そこに下剤を放り込めば……ここには医者はいない。水が飲めない。水が飲めずに死ぬか、下剤で腹を下して死ぬかのいずれかになる。水を溜め込んでいる中柴以外は。
中柴はメガネの向こう側の表情が全く読めない立石を嘲笑った。
(絶対に出し抜く……僕に恥を掻かせたこと、絶対に後悔させてやる……!!)
中柴は基本的に人を下に見る。
どれだけ卑屈になっても、悪意にさらされても。長年培った価値観はそう簡単に変わるものでもない。優しくされることすら「当然のこと」として受け取る。それで喜ぶ感性がない。
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