愛が重いなんて聞いてない

音羽 藍

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凱歌と嘗ての栄光

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「ユリウスさまぁ」

とても甘い砂糖菓子の様な声が背後から聞こえ、私は新たなトラブルが来たと振り返る。

ピンク色の髪で街娘が着る様な服を着た女性だ。

ずっと後をつけていたのか、わからないが。
それともさっき、お店で帽子を試着して被った時に見られたのか。

王都のストリートだから、人数もそこそこいる。週末の人混みの話し声やキャッチの顧客寄せの音でつけているかわからなかった。

耳をみると人族ぽいかな。
ユリウスを見ると完全に無視をしているので知り合いでは無い様子。

私もそうするかとユリウスの腕につかまったまま、前を向き歩き出した。

「ちょっとお待ちになってぇ…ユリウスさまぁ」

振り返りつつチラッと見てみると、ぐいぐいと彼女はユリウスのローブを引っ張り、フードを外してしまった。

陽光を浴びてキラキラと輝くユリウスの髪。

耳と首元の逆鱗をみれば竜人族だと言う事は簡単に結びつく。

そして金竜は王族の血筋にしか現れない。

あっと思った時には既に遅く周りがひそひそとしだしている。

氷点下のユリウスの表情からものすごい怒っていると理解して、手を伸ばして、そっとフードを直して被せた。

「ん、ありがとう…シア。」
「う、うん。」

私に見せる表情は冬から春になった様な朗らかな微笑みでふぅと落ち着いた。
怒ってる時は雷がゴロゴロなってる様で落ち着かない。
やはり、怒ってる姿よりユリウスは幸せそうに笑って欲しいから。

「ユリウスさまぁ…私…お慕いしております。いつも近くでお見かけして、いつも…お近くで応援しております。」

それを周りの人は聞いてざわざわとしだして、逃げろと子供や周りの人々が逃げていく。

ぎゃあぎゃあと混乱としていて、泣き叫ぶ子供の声や人と人がぶつかり、場は恐慌としている。

明らかに番が目の前にいるのに、告白する蛮勇よ。
それは別な所で使えばいいのに。

周りの人が逃げ惑う中で、逆に集まってくる男の人は、心配そうな表情の屈強な人や、なぜか私を見てニヤニヤしてる人はやじうまか?

私は……あり得ないとは思う……けど。
一応ユリウスに確認した。

「その……ユリウス、私だけで良いよね?この子いらないよね?」
「シアは俺を疑うのか?仕事や鍛錬と事務作業以外はずっと最近一緒にいたのに。信じろと言っただろ。それとも足らなかったか?」
「だよね……いえ足りてるから大丈夫。一応ほら自由意思というか。」
「俺の愛が足らなかったかそうか。病み上がりだから、加減していたが……増やしても大丈夫そうだな。」
「い、いや足りてます。足りてるから」

許してと懇願するが、手に軽くキスをされて、まるで閨事の始まりの様な手を触ったりねっとりとしたユリウスの熱を孕んだ視線でじわじわと顔が赤くなっていく気がする。

子宮が重くなって下降した感じで、お腹がむずむずしてきてる。

私は、逃げる様に後退りして、ずるずると壁際に追い詰められる。

がたん

とうとう、背中に壁に当たりハッとして逃げられない事に気がついて、ユリウスの顔が嬉しさを隠しきれない程に笑っていて私は焦った。

どうしよう。

どこか逃げ道はと違う方向をみた時にはすでに遅く、ユリウスが、目の前に来ていて私の顎を持たれてちゅっとされ、つい条件反射で慣れていた行為に口を開けてしまい、ユリウスの舌が入りこんでくる。

こんな街中でっ。

そんな事お構いなしにくちゅくちゅっとユリウスの舌先が私の絡み合う。

だめだぁ……
気持ち良くなっちゃたぁ。

ここがどこだなんて忘れて、ユリウスから与えられる欲に溺れる。

ようやく許されて、ユリウスの口が離れていった。

「街中ですると、こんなにシアが簡単にトロトロになるなんて良い事わかって良かった。もしかして……濡れてる?」

耳元で囁やかれて、私はわなわなと口元が震える。

「ち……がう…から。」
「ふーん?ほんとか?後で確かめるか。」
「や、やめてっ」

恥ずかしくて、彼に囚われてる心さえも、彼の掌の上で転がされて悔しさと愛してくれる嬉しさが入り混じる。

こんなでも幸せだと……思ってしまうのは惚れた弱味か。
ユリウスとこうして普通?普通なのか?
疑問が巻き起こるけど、日常を過ごせて少し前のユリウスと会えなくてモノクロの様だった寂しかったあの時の私の心は、今では色がついて華やかになって幸せを噛み締める。

「あんたばかなの!?」

ん?

そう、叫ぶ声が聞こえて、女性の方を見ると、同年代そうな若い赤い髪の竜人族の女性がピンク色の髪の街娘を説得しているようだ。

「相手は番がいて、あんなに蜂蜜振り撒く様にイチャイチャしてんのに、つっかかるなんて。無謀よ、しかも親から習ったでしょ?竜人族は特にそうだけど、番がいそうな相手には手を出すなって。」
「私…数日前に養子に入ったばっかりで…覚えるのめんど……苦手でぇ……でもぉ、私お慕いしててぇ」
「だから、それをっ」

イチャイチャ……

ぶわっと顔に熱が集まる。
他人にわかるくらい……………

は、恥ずかしい。

うがぁ

私は手を顔に当てて、悶絶する。

ここが街中だと、今更思い出した。

ユリウスにそっと腰を撫でられ、顔を見ると、にこにこと笑い、ユリウスは私の耳元にこっそりと吐息混じりで低く渋い声で言う。

「今日の夜は楽しみにしてるから。」
「んぐっ………」

ぴくんと揺れた身体がうらめしい。
ショーツ少し濡れてるかもしれない。
私ったら、こんな街中で感じてるなんて。

恥ずかしさとはしたないと思う私は、うぐっと内心ダメージ受けながら目線を上げるとユリウスの視線すごく嬉しそうに笑みを浮かべられた。

助けてくれと周りを見ると先程の令嬢?がぺこっとお辞儀する。
私が見ている事に気がついたみたいだ。

「ほんと、この子すみません。私の親友なのですが…ちょっと頭がお花畑の子なんです。奉公に城に来ていて…親の方に言ってみるので、失礼しますね。」
「でもぉ…」
「いくよ!もう」

引きずられて二人は去っていった。

まだ人がいるなぁって不思議に思っていたら、人族の男の人が多い?

あれ?
にやにやしていた男の人達がチッて舌打ちして去っていた。
屈強な男性達は何事も無く良かったよと笑って去っていった。 

「やっと去ったか。一部は止めようとしていたが……華による虫が多い。」
「ん?」

華?
どこに?

私は首を傾げ、謎だと思っていると知らなくて良いと頭をユリウスに撫でられ、子供扱いされた。

少し怒った私は手を離して、ふんっと歩き出した所、道端で子供が泣いている。

「ま、ままーどこー?ままー」

ひっくひっくと泣いている栗毛の髪の獣人族の猫科の少女。

「お母さん、どんな髪の色?」

私はしゃがみ、少女に聞いてみた。

まぁあれはユリウスのせいで…起きた事件の様な物だし、一緒に探してみようと思った。

「ままは…キュッリと同じ髪。」

少女の名前はキュッリというのか。

「ままのお名前は?」
「ままはキーラ。」

少女の近くにあるお店にはクローズの立て札やガラ空きの店舗しかなく、客としているという感じではない。

「さっきの騒ぎで向こうに逃げたか?」
「かもしれないね、探しにいける?」
「ままのとこいくっ」

泣きながらキュッリちゃんは立ち上がり、一緒にとぼとぼと歩く。

いつのまにか右側の手をユリウスに握られて、私は睨むと心外だという風に戯けた表情をされ、私はため息をついた。
デート中だけど、迷子の親探しに付き合ってもいいと、彼の優しさにまぁ良いかと諦めた。

栗毛の髪か。

段々と誰もいなくなったので、安心して人が戻ってきている。

というか、番に突っかかる人がいるとあんな感じで即逃げになるって今までどんだけやらかしているのやら。

普通の人族はわからないよね。

そう思いながら行き交う人を見るが栗毛の男性はいても、女性は見かけない。

「いないねぇ」
「ままっひっくっままー」
「キュッリーどこにいるの?」

「あっ今名前呼んでなかった?」
「ほんと?ままー」

キュッリちゃんを連れて声の聞こえた方にユリウスと共に街角を曲がる。

獣人族の同じ猫科の栗毛の女性が驚いて、少女を抱きしめた。

「良かった、キュッリ無事だったのね。」
「ままー怖かったぁ」
「あの連れてきていただいて、ありがとうございました。」
「いえ、良かったです。」
「キーラ!見つかったか?」
「ええ、連れてきてくれて。人混みではぐれてしまって。」

旦那さんの様で獣人族の方の様だ。ライオンの様な耳に大柄の身体が印象的だ。
私は編み込んだ髪から漏れた髪が、風になびいて鼻上にくっついてこそばゆい。
ユリウスと繋いだ手を外し整える。

「これは助かりました。」
「なにか御礼を。」
「いえ、気にしなくて大丈夫ですよ。」
「いえっでもそれでは。」
「これから買い物もありますし。」
「あら、どこでお買い物を?」
「服や本、お菓子などを」
「あら、おすすめの場所が……」

ぜひ案内してくれると言う事になり、ユリウスをみると旦那さんが肩に手を回して、何やら話していて仲良くしている様だ。

「俺達鍛錬場に行ってくるから、噴水広場で集合な?」
「いや、俺は…」
「なーに遠慮言ってんだ。」

仲良いなと笑っていると、二人は鍛錬場に方に行くらしく別れて、キーラさんに連れられて、おすすめの服屋に案内された。

「前からサイズが変わっちゃって。」

成長期なのか、胸のサイズも少し上がったきがする。それに尻のサイズも。
ユリウスに買ってもらった服もそろそろ着れなくなってきた服が多くなってきた。

足の靴も結構キツくて痛いし、そろそろ変えたい。

「靴はここより専門店の方が既製品ならたくさんありますし、オーダーメイドもありますし。」
「そうね、靴は別の所にする。後……下着が欲しくて……」

私は恥ずかしいけど、キーラさんに聞いた。

「あら、それなら専門店があるのよ。ここに近くで可愛らしいお店なの。可愛い系からセクシー系まで幅広いのよ。後で行きましょう。」
「ありがとう、悩んでいたの。最近こっちに来てて。」
「王都沢山お店ありますし、気持ちはわかりますわ。」

これも可愛いと服を何着か買った。
色々古城に籠っていた期間の間に、赤月や春がだいぶ過ぎてる。
古城にいると神器のおかげで効果を打ち消せるのは助かる。
今はもうすぐ夏用の服が必要だ。

「ポーターサービスがあるのよ。持って帰るのは大変だろうし、使った方がいいわよ。この箱を持った竜のマークがある店はポーターサービスがあるの。」
「ポーターサービス?」
「あら、初めてなのね。買った品物を指定した場所まで届けてくれるわ。遠いとちょっと料金かかるけどね。番地がわからないなら大体のランドマークを言ってそこから何色の屋根の家とか言ってもいいのよ。わからなかったらランドマークの所にあるあのマークのある預かり所に預けられるし。勿論、王都限定よ。王都以外はさすがに遠いから無理だけどね。」
「あっ場所ならわかるわ。郊外の貴族街でも大丈夫?」
「あら貴族様だったの?私たら」
「いえ、気にしないで。とても親切にしてもらって良かったですし。お手頃な価格で助かりました。」
「お姉ちゃん、お姫様だったの?」

今まで人形で遊んでいたキュッリちゃんが目を輝かせた。

「お姫様ではないけどね。」
「えー違うの?きらきらのドレス着てくるくる踊るって。絵本で読んだよ!」
「ふふ、ドレスはあるね。お姫様は王族や高貴な身分を指すからね。」
「んー?わかんないや」 

一応竜姫とジョブでは私はあるけど。
王国の王女ではないから否定した方が健全だ。
キュッリちゃんは、また人形でくるくると踊らせて楽しみだした。

「貴族街でも届けてくれるみたいね。ただ、門を超えて届ける為に少し料金が加算されるらしいわ。」
「ええ、どのくらいかしら?」

金額を見せてもらい、予算内なのでお願いした。
今日の夕方頃には届くらしい。

「次は下着屋ね。」

キーラさんに連れられて、下着屋に入った。
1階の受付の所の椅子でキュッリちゃんは待っていると言い、私は良いのあるかなと探しにいく。

「これはすごいわ。」

たくさんのサイズや種類があって色んな種族の女性が店内にいる。

「やはり、種族によっては着られないとかあるし、専門店は助かるのよ。」

私はなるほどと近くにいた獣人族の人は尻尾がゆらゆらと揺れてて確かに尻尾があるから特殊な加工がしてないとだめなのかと理解した。

これ可愛い。

手に取り幾つか買う事にした。

「これ、最近流行りでおすすめですって。私も買おうかしら。」

キーラさんが手に取ったのは。

ガーターベルト。

「あら、お安いわねストッキングも。」

魔獣素材由来のはかなりお安くお求めやすい!
と書かれており、触り心地もまるでシルクの様な滑らかさだ。

確かに尻が大きいし、蒸れるのが苦手なのでガーターベルトも良いかもしれない。

私も買う事にした。



「あら2階は恋人、旦那様いるかた向けですって。見に行きましょ」

キーラさんに連れて行かれて、階段を登って部屋に入ると、二度見する様なセクシーな下着があった。

隠れるべき部分がだいぶ……

心許ないのだったり、逆に丸見え過ぎて何の為に履くんだと疑問しか起こらない。

「これは…だいぶ攻めた品物ですね。」
「えぇ、初めて見たかも。今まで1階しか行ってなくて。」

これなんて、本来隠すべき所に穴が開いてて。

部屋にいるのは番同士だろうか。
カップルはきゃっあと黄色い声をあげて楽しんでいたので、生温い視線で見つつ、これ履いてユリウスの元へ行ったら……

「「寝れなくなる」」

ふと横見たらキーラさんと考えている事が同じだった。

まずいわね。

そういう薄ら笑いが込み上げて。

私は戻ろうと思ったがキーラさんは私の手を見て不思議そうにしていた。

「あら、てっきりもう旦那さんかと思っていたけど、まだだったのね?」
「あ、はい。色々手続きの関係だと思います。」
「貴族様は大変ねぇ。あんなに親密そうだったからてっきり新婚さんだと思っていたわ。」
「親密…」

顔が熱い。
ついつい、ユリウスのペースにつられてまだ婚約者でもないのにあんな事やこんな事までしてしまっている。

恥ずかしい。

でも、求められたら断れない自信がある。

「でも、結婚式とか特別な時に着るのも良いかもねぇ」

どきっ。

胸に突き刺さる様々な思いが込み上げる。 

結婚か。

少しクラウディアの時は出きなかったなぁと思い出して。

気が焦る。

確かに喜んでくれるかな?

良いかもしれない。
引かれたらその時は………
キツかったか、ごめんと笑って後で暖炉に入れて燃やそう。

私はなるべく、恥ずかしく無いものを選ぶ事にした。


これは他人にあずけたくなくて、袋に入れてバッグの奥底に入れて隠して持ち帰る事にした。

ふるっと腕輪にメッセージがきてる事に気がついた。

フンスイヒロバデマッテル

私はキュッリちゃんと遊ぶキーラさんに声をかけて下着屋を出る事にした。
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