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第5章 ルネッサンス攻防編
第521話 こいつばかりはウチにしかできねぇ。
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「それを言ったら3人も似たようなものじゃありませんか。3学期が終われば卒業でしょう?」
ステファノがスールーに顔を向けて言った。トーマに限って言えば卒業ではなく中退だが、それを言い立てるのは無粋というものだろう。
「まあね。6月で3学期は終わる。学位の授与は夏休み明けの9月になるけどね」
「夏休みはお引越し」
スールーとサントスは夏休みの期間中に、海辺の町サポリに活動拠点を移すつもりだった。
やがて開校するウニベルシタスに近い場所で、新しい事業を始めようというのだ。
「スールーさんの教科書事業の方はどんな感じですか?」
スールーには「志」がある。ステファノの魔法具が起こすルネッサンスが戦争を終結させる。それを見越した将来事業である。
平和な時代が訪れれば、人口爆発が起こると悟ったスールーは、児童教育こそが未来の鍵だと確信した。
自分で学校を開くつもりはないが、「教科書」を広く売り出すことなら自分にもできる。
「そのためには、自動印刷機を完成させないとね」
「トーマの頑張りに期待」
「そっちは任せといてくれ。試作機はできてる。後は量産性を上げるだけだ」
自動機械が存在しない世界で機械を量産する。自己矛盾のような挑戦だった。
それでもキムラーヤ商会の職人たちは、機構の単純化、部品点数削減、加工性向上、耐久性改善などに精魂を傾けた。
作ってはばらし、組み合わせては作り直す。作業場に泊まり込んでの改良作業は、ついに実を結ぼうとしていた。トーマが商会に戻る頃には、量産機の設計が固まっているだろう。
部品量産化に必要な加工機も、それに合わせて作り上げるのだ。
「へへへ。こいつばかりはウチにしかできねぇ。当面の間はな。分解してみたところで、狂いなく部品を作り、組み立てるのは至難の業だぜ」
設計は写せても加工機がないのだ。すべての部品を手作りしていては、とても採算が取れない。
「肝心の『製版器』はメシヤ印の魔法具だ。これは真似しようがないからね」
スールーが言う。
ステファノが用意した「魔法具」がなければ、製版の魔法を付与することができない。魔法具に頼らず印刷用の版を作ろうとするなら、手彫りするしかなかった。
できないことではないが、手彫りには時間がかかる。
魔法具を有するキムラーヤ商会は圧倒的な技術的優位に立っていた。
余談であるが、この格差をひっくり返そうと競争相手が必死に努力した結果、数年後に1文字ずつの版である「活字」が発明された。活版を使えば、魔法具がなくても迅速な印刷が可能となったのだ。
魔法具の存在は技術進歩を阻害しそうだが、あえて独占させたことが、これに対抗する技術の発展を促した。ゴールさえ与えれば、科学はそれを現実化する。
キムラーヤ、またはメシヤ流の役割は「パイオニア」として時代の最先端を疾走することだった。
未来を示す先駆者がいれば、世の中はやがてついて来る。
それがやがて止まらない大きなうねりとなって、世界を変えるのだ。
決め手となるのは、圧倒的な先見性と技術的優位性。パイオニアはそれを示し続けねばならない。
「僕たち情革恊の役割は、時代の先頭に立って走り続けることだ。立ち止まることは許されない」
「ふん。わかってるぜ、スールー。4人の知恵を合わせて先を読み、俺たちの技術とステファノの魔法を組み合わせて作り込む」
「当然だ。圧倒的に勝つ」
スールが強気に宣言すれば、トーマとサントスがそれに続いた。青雲の志は4人の胸に燃えていた。
「だったら、4人の連絡網が必要だね」
「皆まで言うな、ステファノよ。魔耳話器だろう? 原型は作り込んであるぜ」
トーマは小さな袋を取り出した。中から現れたのは、そら豆に小指の先ほどの筒をつけた形の物だった。
「小さいな。これが改良型かい?」
「おう。筒の部分を耳の穴に入れて使う。これなら目立たないだろう?」
「うん。軽い。つけ心地も悪くない」
新型魔耳話器をスールーが眺めている間に、サントスは早速自分の耳に装着していた。
「耳の大きさに合わせてあるからな。それぞれピッタリになっているはずだ」
「さすがキムラーヤ。芸が細かいね」
各人の耳にオーダーメイドで合わせてあるというトーマの言葉に、スールーは素直に感心した。
サントスとスールーから原型を取り戻し、トーマは4つのそれをステファノの前に差し出した。
「それじゃあ、先生、ひとつ頼むぜ」
ステファノは黙って頷いた。一箇所に置かれた魔耳話器の原型に、軽く右手をかざした。
「はい。できたよ」
「おい、それだけかよ? 呪文とか、呪いとか、それらしいことはしないのか」
「最近覚えた技なんだ。ええと、『よく染みる出汁』みたいなものかな?」
拍子抜けしたトーマに、ステファノは飄々と告げた。イドの高周波化がもたらした効果のひとつだった。
高速振動するID波は、対象のイドに瞬間浸透する。
「凄いことなんだろうが、どうにも呆気ねぇな」
「違うぞ、トーマ。本当に優れた技というものは、他人には簡単に見えるものさ」
「簡単と単純は違う」
スールーとサントスにだめ出しされて、トーマは渋々納得した。
「わかったよ。難しいことを簡単そうにやって見せてるってことだな」
「そういうこと。そうだね、ステファノ?」
片目をつぶって見せるスールーに、ステファノは苦笑した。
「そう……なんですかね? できてしまうと、難しいことだとは思えなくて」
「あ~、ステファノは天然で人を傷つけるタイプ」
「えっ? そんな……。天然?」
渋い顔になったステファノを挟み、「そうだ、そうだ」と3人は盛り上がった。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第522話 あれがルネッサンスのゆりかごとなる場所か。」
魔耳話器を得たトーマは、1人になる不安もなく、キムラーヤ商会に戻る準備を始めることになった。馬車か馬で手紙を運ぶしか連絡手段がないこの時代において、魔耳話器の利便性は圧倒的だった。
「これを道中で打ち込んで歩けばいいんだな?」
ステファノから渡された小袋に、小さな釘が数十本納まっている。中継器の魔法式を付与した魔法具だった。魔耳話器同士の直接通話距離はせいぜい100メートルだが、中継器を間に入れれば距離の制約がなくなる。
……
◆お楽しみに。
ステファノがスールーに顔を向けて言った。トーマに限って言えば卒業ではなく中退だが、それを言い立てるのは無粋というものだろう。
「まあね。6月で3学期は終わる。学位の授与は夏休み明けの9月になるけどね」
「夏休みはお引越し」
スールーとサントスは夏休みの期間中に、海辺の町サポリに活動拠点を移すつもりだった。
やがて開校するウニベルシタスに近い場所で、新しい事業を始めようというのだ。
「スールーさんの教科書事業の方はどんな感じですか?」
スールーには「志」がある。ステファノの魔法具が起こすルネッサンスが戦争を終結させる。それを見越した将来事業である。
平和な時代が訪れれば、人口爆発が起こると悟ったスールーは、児童教育こそが未来の鍵だと確信した。
自分で学校を開くつもりはないが、「教科書」を広く売り出すことなら自分にもできる。
「そのためには、自動印刷機を完成させないとね」
「トーマの頑張りに期待」
「そっちは任せといてくれ。試作機はできてる。後は量産性を上げるだけだ」
自動機械が存在しない世界で機械を量産する。自己矛盾のような挑戦だった。
それでもキムラーヤ商会の職人たちは、機構の単純化、部品点数削減、加工性向上、耐久性改善などに精魂を傾けた。
作ってはばらし、組み合わせては作り直す。作業場に泊まり込んでの改良作業は、ついに実を結ぼうとしていた。トーマが商会に戻る頃には、量産機の設計が固まっているだろう。
部品量産化に必要な加工機も、それに合わせて作り上げるのだ。
「へへへ。こいつばかりはウチにしかできねぇ。当面の間はな。分解してみたところで、狂いなく部品を作り、組み立てるのは至難の業だぜ」
設計は写せても加工機がないのだ。すべての部品を手作りしていては、とても採算が取れない。
「肝心の『製版器』はメシヤ印の魔法具だ。これは真似しようがないからね」
スールーが言う。
ステファノが用意した「魔法具」がなければ、製版の魔法を付与することができない。魔法具に頼らず印刷用の版を作ろうとするなら、手彫りするしかなかった。
できないことではないが、手彫りには時間がかかる。
魔法具を有するキムラーヤ商会は圧倒的な技術的優位に立っていた。
余談であるが、この格差をひっくり返そうと競争相手が必死に努力した結果、数年後に1文字ずつの版である「活字」が発明された。活版を使えば、魔法具がなくても迅速な印刷が可能となったのだ。
魔法具の存在は技術進歩を阻害しそうだが、あえて独占させたことが、これに対抗する技術の発展を促した。ゴールさえ与えれば、科学はそれを現実化する。
キムラーヤ、またはメシヤ流の役割は「パイオニア」として時代の最先端を疾走することだった。
未来を示す先駆者がいれば、世の中はやがてついて来る。
それがやがて止まらない大きなうねりとなって、世界を変えるのだ。
決め手となるのは、圧倒的な先見性と技術的優位性。パイオニアはそれを示し続けねばならない。
「僕たち情革恊の役割は、時代の先頭に立って走り続けることだ。立ち止まることは許されない」
「ふん。わかってるぜ、スールー。4人の知恵を合わせて先を読み、俺たちの技術とステファノの魔法を組み合わせて作り込む」
「当然だ。圧倒的に勝つ」
スールが強気に宣言すれば、トーマとサントスがそれに続いた。青雲の志は4人の胸に燃えていた。
「だったら、4人の連絡網が必要だね」
「皆まで言うな、ステファノよ。魔耳話器だろう? 原型は作り込んであるぜ」
トーマは小さな袋を取り出した。中から現れたのは、そら豆に小指の先ほどの筒をつけた形の物だった。
「小さいな。これが改良型かい?」
「おう。筒の部分を耳の穴に入れて使う。これなら目立たないだろう?」
「うん。軽い。つけ心地も悪くない」
新型魔耳話器をスールーが眺めている間に、サントスは早速自分の耳に装着していた。
「耳の大きさに合わせてあるからな。それぞれピッタリになっているはずだ」
「さすがキムラーヤ。芸が細かいね」
各人の耳にオーダーメイドで合わせてあるというトーマの言葉に、スールーは素直に感心した。
サントスとスールーから原型を取り戻し、トーマは4つのそれをステファノの前に差し出した。
「それじゃあ、先生、ひとつ頼むぜ」
ステファノは黙って頷いた。一箇所に置かれた魔耳話器の原型に、軽く右手をかざした。
「はい。できたよ」
「おい、それだけかよ? 呪文とか、呪いとか、それらしいことはしないのか」
「最近覚えた技なんだ。ええと、『よく染みる出汁』みたいなものかな?」
拍子抜けしたトーマに、ステファノは飄々と告げた。イドの高周波化がもたらした効果のひとつだった。
高速振動するID波は、対象のイドに瞬間浸透する。
「凄いことなんだろうが、どうにも呆気ねぇな」
「違うぞ、トーマ。本当に優れた技というものは、他人には簡単に見えるものさ」
「簡単と単純は違う」
スールーとサントスにだめ出しされて、トーマは渋々納得した。
「わかったよ。難しいことを簡単そうにやって見せてるってことだな」
「そういうこと。そうだね、ステファノ?」
片目をつぶって見せるスールーに、ステファノは苦笑した。
「そう……なんですかね? できてしまうと、難しいことだとは思えなくて」
「あ~、ステファノは天然で人を傷つけるタイプ」
「えっ? そんな……。天然?」
渋い顔になったステファノを挟み、「そうだ、そうだ」と3人は盛り上がった。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第522話 あれがルネッサンスのゆりかごとなる場所か。」
魔耳話器を得たトーマは、1人になる不安もなく、キムラーヤ商会に戻る準備を始めることになった。馬車か馬で手紙を運ぶしか連絡手段がないこの時代において、魔耳話器の利便性は圧倒的だった。
「これを道中で打ち込んで歩けばいいんだな?」
ステファノから渡された小袋に、小さな釘が数十本納まっている。中継器の魔法式を付与した魔法具だった。魔耳話器同士の直接通話距離はせいぜい100メートルだが、中継器を間に入れれば距離の制約がなくなる。
……
◆お楽しみに。
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