吸血鬼学園の問題児~無敵の吸血鬼狩人は生まれ変わって吸血鬼となり何を思う~

R666

文字の大きさ
15 / 15

14話「イギリス美少女の二人は忠誠を誓う」

しおりを挟む
 最初に貴族と平民の下っ端風情を倒すと、敢えて最後に残しておいた代表二人をラストバトルの要とした。理由は至ったシンプルだ。

 最初に倒した奴らの戦意は最早なく、それでいて動く気力もない。
 だが意識だけは残っている奴らも数人は居る。つまり奴らがこの代表二人が殺られる瞬間を見ていれば、それは語り継がれ俺に対する意識も変わる筈なのだ。

 言っては何だが、こう毎日毎日俺に手出ししてくる輩が多くてこっちとしても面倒だと思っていた所なのだ。それに貴族の親の件などと解決すべき事柄も多いからな。
 そこでこういった場面を利用して手っ取り早く絶対なる力の差を印象付ける事にしたのだ。

「ほれどうした? こっちはいつでも構わんぞ。サービスで構えはしないでいてやる」
「舐め腐りやがってあの野郎ッ! 後悔させてやるッ!」

 軽い挑発にまんまと貴族代表が乗っかると、槍タイプの具現武装を持ちながら真っ直ぐ向かってきた。やはりこの若さでは一点突破しか思いつかないのだろう。

「ふっ、これではどちらが舐めているのか分かったものではないな」
「うるせぇ! お前はここで死ぬんだよッ!」

 貴族代表はそのまま槍の先端を心臓目掛けて貫こうとしてくるが、やはり行動にまだ無駄が多く見える。それ故にこうやって簡単に防いでしまえるのだ。

「な、なんだと!? 俺のこの魔槍【ライアー】が素手で受け止められた……だと……」
「ほう、これが魔槍という奴なのか。どうりで身の丈にあっていない武装だと思ったのだ」

 この代表が具現化したのは”魔武器”と言われる類の物らしい。多くの場合、具現武装は生まれた時にタイプが決まるのだが、一定の練度以上になると魔が付く武装が使えるようになるのだ。
 その一定の練度とは……人間の”血を多く”武装に”吸わせる”事だ。

 そうすればやがて魔が付与され通常の武装より強力な物になり、その後は自身の血縁関係であれば譲渡できるのだ。譲渡出来ると言っても魔という概念だけで、武装そのものは無理だがな。

「身の丈に合っていないだと!? 巫山戯るな! さっさとその手を離せ平民がッ!」
「自力で何とかすれば良いではないか。だがおかげで分かったぞ。貴様の家系は随分と古くから生き残っているということがな」

 どれ、またもサービスで槍を掴んでいる手を離してやるか。本当に俺は聖人のように優しい男だ。

「チッ。お前が俺の家系を知ってどうするつもりだ? それは今関係のない事だろうが」
「そうだな。それは今は関係のない話だな。いや失敬、では続きを再開しよう」

 この貴族がそれなりに古くから続く家系であるならば、きっと俺の読みが正しければ相当の権力を持っていると予想出来る。

 魔武器を持っている時点で俺が生きていた時代からその繁栄は続いていると言っても過言ではない。つまり賞金を掛けた貴族達を知っているかも知れないのだ。

「チッ何を考えているのか知らねえが、片を付けてやる。お前が手を離しのは迂闊だったことを知れ! スキル【百花槍撃】!」
「はぁ……。あれほど教室内を傷つけないようにと最初に頼んだのだがなぁ」

 貴族代表は一歩後ろに下がると槍を構え直しスキル発動の詠唱を行うが、俺はただ頭を抱えてそれを見ているだけである。言っている事と行動が合っていないと言うのならそうだろう。
 しかし、たかが十五歳そこらの吸血鬼風情に焦る必要もなし。

「くらえこの俺の渾身の一撃をッ! 肉片すら残らないと覚悟せよ!」

 槍先に黄色の神々しい光が集まり出すとそれはやがて槍全体に纏わり始め突きが繰り出された。
 その神々しい光は槍の形を保ったまま飛んでくると、

「ほう、良いスキルではないか。だが惜しいな。ああ、実に惜しい存在だ。せっかく魔槍を持っているのなら、ちゃんと使いこなせるようになってからの方が良いぞ。若き吸血鬼よ」

 それは俺の手に触れた瞬間に粉々となり散った。というより消滅したの方が正しい。
 まあ手に小石が当たった程度の感触しかなかったがな。

「さあ、次はこちらだ。聞きたい事はあるが取り敢えず眠ってくれ。話は後にしてやる」
「お、俺の魔槍スキルが通用……しない……だと。き、貴様! 一体どんな手を使――」
「話しは後だと言ったろ」
「ひいいっ!」

 貴族代表は魔槍スキルを粉々にされ、絶対なる力の差を思い知ると床に尻を付けて後ずさりしている。もはやここまでくると貴族何もあったものではない。

「安心しろ。ちゃんと保健室には連れて行ってやる」
「お、俺の傍に近寄るなぁぁ! ……ぴぐぁっ!?」

 何とも情けない声を最後に貴族吸血鬼は気を失うと次の敵は平民代表となる。
 そのまま横に顔を向けて視線を合わせると、

「少し遅くなってすまんな。色々と知りたい事があってだな」
「構わん。貴族のみっともない声が聞けただけでも価値はある」

 この平民代表は何処か肝が据わっているように見える。
 だが果たしてそれが強がりではない事を祈るとしよう。

 出来れば少しでも骨のある事を見せて欲し所だが、アデラを狙っている以上はその考えを改めさせるような力が必要だ。

「では何処からでも挑んでこい。動かないでおいてやる」
「ははっ、それは随分とサービス精神の高いクラス代表さんだなぁ!」

 そう言うと平民代表が牙を見せながら武装を手にして突撃を仕掛ける。
 さっきもそうだが真っ直ぐ突っ込んできて俺に勝てるほど勝算はあるのだろうか。

「まったく、お前は貴族が体を張って見せた証明を無駄にする気か?」
「いいや、違うな。俺だって馬鹿じゃねえ。お前に勝てるほど強くないもの重々分かっている。なら、かすり傷でも負わせられたのならそれは俺の勝利となるだろう!」

 俺の言葉に平民代表はそう答えて武装の双剣を振り回して只管に攻撃してくる。
 だがその怒涛の乱撃を動かずに交わし続けていると、少しだけ本の少しだけその考えは人間の頃に俺にもあった事を思いだした。

「ああ、そうだな。例え刃が少しでも当たったのなら、それはお前の勝利だ。さぁ、思う存分に攻撃してこい! お前の全力を俺に見せて見ろ! 若き闘志のある吸血鬼よ!」
「はっ……やっぱりイカれてるぜ。お前!」

 尚も平民代表の乱撃は続き未だに一太刀も浴びずに避けているとそれは十分ほど続いて、ついに平民代表のスタミナが先に切れたようだ。

「はぁはぁ……クソッ。一太刀も浴びせる事ができなかった……」
「そう卑下するな。お前はあの貴族よりよっぽど格好良かったぞ。……だがな、アデラを狙おうとする事に関しては別だ。正直これは酷かも知れんが、このクラスで俺の次に強いのは雪花とアデラとフィオナだと俺は思っている」

 平民代表が床に這い蹲いながら息を荒げていると、俺は素直に思った事を彼を含めクラス全員に告げた。

「そうかよ……だったら、もう俺達は何も手は出せない……な」

 平民代表はそう言うと力尽きるように床に倒れ込み、俺は事実上クラス全員を倒した事となった。そして背後ではその戦いを見ていた雪花やアデラ達が駆け寄ってきて、

「だ、大丈夫……よね。なんて言ったって私の幼馴染の悠斗だし!」
「ああ、そうだな。別に何ともない」

 雪花か一番に声を掛けて心配そうな表情を見せると、俺はどこも異常がない事をアピールした。
 というかこれ程の事で傷を負っていたら、それこそ自信を無くすな。

「あ、あの……悠斗さん。私とフィオナを守る為にクラスメイト全員と戦わせてしまい申し訳ございませんですの!」

 綺麗なお辞儀を見せて謝罪の言葉を述べるアデラ。

「気にするなアデラよ。これは俺がクラス代表、延いてはお前達の主として行動したまでだ」

 だが別にそんな事を言わせる為にしたのではないと冷静に返した。

「そうですよアデラお嬢様。この悠斗という男が勝手にやったことです! だからお嬢様が頭を下げる必要はありません。あるとするなら私の頭一つで十分ですよ」
「ほう? まさかフィオナから俺の名前が出てくるとは驚きだな」

 アデラの隣でフィオナが頭を上げるように言うと、その言葉の中には珍しく俺の名が入っている事に気がづいた。どうやら名を呼んでくれるぐらいには信用度が上がったらしい。

「ち、違うッ! これはたまたまだ! そうだ! たまたまに過ぎないのだ……変な勘違いはするな!」

 意図せずフィオナは俺の名を出したのか、その事を言われると顔を真っ赤にして慌てて訂正していた。

「フィオナ……もういいじゃありませんか。いい加減その強りがはよして、貴女も悠斗さんに忠を誓いなさい」
「お、お嬢様……」

 そしてアデラが横から手を出して制止すると、彼女のその強気な姿勢は崩れていた。

「いいですかフィオナ。悠斗さんは私達を守る為にクラス全員を相手にしましたの。仮に私達が全員と戦っていたらきっと死人を出していた事でしょう。まだ力の制御や出し方も碌に知らないのですから」
「そ、それはそうですけど……。はぁ……分かりました。私の意思はお嬢様を共にあります」

 二人はそう言うと穏やかな表情を互いに見せ合い、俺の前へと歩いてきてその場で足を止めた。

「悠斗さん。私、アデラ・ポイニングスと」
「私、フィオナ・バーンズは」
「「共に貴方の眷属となる事を血の導きと信じ、ここに固く誓います」」

 すると二人はその場に片膝を付いて強く視線を合わせてくると誓いの言葉を述べた。
 刹那、俺の中に流れる血が凄まじい速度で躍動し始めたのが分かる。
 きっとこれが正式にアデラ達が眷属となったことで起こった現象なのだろう。

「ああ、改めてよろしく頼む二人とも。だが血の導きなんぞではなく、俺が何処へでも導いてやる。安心しろ」
「ふふっ、そうですわね。期待していますわ」
「ふんっ! 偉そうに!」

 正式に眷属となった二人は何処か体の内から今までにない力を得たような……そんな気がした俺である。だけど主となったからにはこの二人を死んでも守らないといけない義務が発生する。

 まあ、それはそれで退屈しないで済むかも知れんけどな。面倒事だとは少しも思わない。
 だけど問題はもう一つあるのだ。それは――

「悠斗……やっぱり私も貴方の肉眷属に……」
「に、肉眷属? 一体何なんだそれは……」

 圧倒的なまでに不快感と嫉妬が混ざり合った負の視線を向けてくる雪花の存在である。
 取り敢えず乙津先生が来るまでに教室の現状を復帰させつつ彼女を宥めないといけない。

「ああ、今の吸血鬼とは実に自由な存在だな。下手したら人間よりも……いや、辞めておこう」

 雪花達を見て一瞬吸血鬼とはという考えが頭に浮かんだが、まだその答えに行き着くのは早いと思い考えるのを辞めた。

「何を独り言を言っているのかしら? それよりも私も眷属に――」
「駄目だと言っている」
「何でよぉぉ!」
「あらあら雪花さんは、まだ悠斗さんの眷属ではないんですのね。これは私の方が一歩有利になるという事ですわね!」
「お、お嬢様……それはどういう意味なのでしょうか……?」

 雪花とアデラが横で火花を散らしそうなほどに睨み合うと、それをフィオナが何とかしようと声を掛けていた。

「さて、落ち着け三人とも。今から急いで教室内を復旧せねばならない。だがこの量は流石に厳しいと言わざる得ないだろう。だから……手伝ってはくれないか?」

 三人に向けて手を貸してもらうように頼み込むと、

「もちろんよ! 悠斗の頼みなら何でも叶えてあげるわ」
「そうですわよ。私の体も心も全ては悠斗さんの物ですわ!」
 
 雪花とアデラが我先へと声を出して反応する。

「私は……まあ、お嬢様がそう仰るのなら吝かではありません……ね」

 その後からフィオナが小さい声でモゴモゴしながら呟いていた。
 そして俺達は全員で教室の後片付けをする事になると、たまにはこういうのも悪くないと何気なく思える。

 そして吸血鬼として新たに授かったこの命だが、こうして嘗て出来なかった事が行えるのは中々に有意義であり、満更吸血鬼としての生活も悪くないと今なら確信を持って言える。それと関係ないかも知れないが、血を飲むという行為についてだけは永遠に無理だろうということも。

 やはり俺には元人間という根の部分が強くあり、体は吸血鬼であろうとも内面だけは決して変わることのない人間だ。

 つまり生まれ変わって吸血鬼となり俺が思うのは、それぞの種族には良きところも悪いところもあるとうこと。そういうことを知ることで、また一つ何か変わるこがあるのかも知れない。
 だが今は、今だけは雪花達と共に学園生活を楽しむとしよう。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが

akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。 毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。 そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。 数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。 平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、 幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。 笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。 気づけば心を奪われる―― 幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。

久野真一
青春
 羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。  そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。  彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―  「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。  幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、  ある意味ラブレターのような代物で―  彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。  全三話構成です。

小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!

竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」 俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。 彼女の名前は下野ルカ。 幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。 俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。 だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている! 堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!

少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。

昼寝部
キャラ文芸
 俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。  その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。  とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。  まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。  これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。

処理中です...