49 / 105
5章 恋
5章1話 公爵殿下のお話し相手
しおりを挟む
【新帝国歴1131年3月15日 アリーシャ】
これは、遺構制圧作戦の翌年のことだ。私が20歳の誕生日を迎えてから10日後のことで、だからもう、リヒャルト様は16歳になっていた。
この年には私はメイドではなくなっていたが、職階がはっきりしてはいなかった。メイドとしての労働からは解放されていて、技術相談役としての仕事を多くこなすようになっていた。でもそれは職階ではなかった。それからもう一つのお役目、公爵殿下、リヒャルト・ヘルツォーク・フォン・ランデフェルト様のお話し相手も、職階ではなかった。
「…………」
閉じた瞼を通して入ってくる太陽の光で、私は自分が、うとうとしていたことに気がついた。寝入っていたかもしれない。
「……す、すみません」
私は、ソファの反対側に座っていた彼に詫びた。どうも、こういう謝り方が多いのは、自分でも感心はしない。
ここはリヒャルト様の書斎だった。壁一面を覆う本棚には、天井まで本が並んでいる。厚い布張りまたは皮張りの本で、その内容は刻印されたタイトルからしか判別できない。内容に合わせて凝った装丁が付けられたような本はこの時代ではまだ奢侈品の部類だが、彼がそういう本を所有しているのかどうかは分からない。
今は午後2、3時ぐらいだったろう、窓から午後の陽光が差し込んできている。ティータイムに当たるのかもしれない。
「……別に、いい。仕事じゃないから」
正直な話、リヒャルト様がこれだけ喋ることは珍しい。普通の会話が得意でない、それは本当だった。
学問上のお話で召し出されることとは別に、個人的な『お話し相手』として、私は週一度ほど、リヒャルト殿下の書斎に通される。その実態はほとんど、リヒャルト様の読書のお時間に、ただその場にいるだけのことだった。入室して一言二言会話した後は、彼は静かに本に目を通していて、ほとんど喋らないで時間が過ぎる時もあった。
傍目では執務なのか何なのか分からないところだが、どうやら目下の仕事とは関係のない読書に興じておられるらしい。その時間を意識して作らないと、公私の別がない生活になってしまう、ということのようだった。
問題は私の存在だった。私はこの場ではお話し相手、でもプライベートなお話し相手って何だろう。私が好き勝手なことを喋るとつい、前世由来の雑学の話になって、それは彼にとっては『仕事』になってしまう。意識して作られている余暇の時間に強いて負担をかけるのは避けたい。だが、私は私で、知識の交換のような要素がない、喋るためだけに喋る会話が別に得意ではなかった。
それにリヒャルト様は私を無視しているわけじゃない。不意に口を開くことがあるのだ。そして彼は、頭がいい、残念ながら私より。言いたいことをちゃんと飲み込んで返事をするには、それなりに頭を使う必要があった。それで、そこにある本に軽く目を通しながら、彼が喋り始めるのを待っていることが多かった。
「……殿下と私では、立場が違いますから。せっかくお呼びいただいているのに、退屈させてしまっては申し訳ないです」
「そんなつもりじゃないんだがな」
そう言ってリヒャルト様は、視線を私の顔に向ける。その鋭い目に、私は目を逸らす。意識していなくても彼は鋭い目になっているらしいから、あまりそわそわするのも悪いのかもしれない。
視線を逸らした先には、小さなティーセット。カップにはお茶が注がれていて、まだ湯気を立てている。
「…………これは」
「持って来させた」
(くっ…………)
私は無言で赤面していたと思う。手が震えていたかもしれない。白磁のティーカップの持ち手は金色の縁取りがされていて、不意の手の震えだけでも壊れてしまいそうなほど繊細だ。
カップにティーバッグを入れて、電気ポットからお湯を注いで、自分でお茶を入れるみたいな何気ない日常の動作すら、発達した文明の所産なのだ。この世界ではお湯を沸かすにも炊事場で火にかける必要があるし、そもそもお茶は東方からの輸入に頼った高級品だ。そのためこの時代では、ハーブティの方が一般的だ。だが見たところこれは、お茶そのものだ。
この状況を総合するとこういうことになる。他のメイドか、あるいは侍従が部屋に呼ばれ、リヒャルト様から命令を受ける。彼女あるいは彼は、高級品のお茶を入れろと所望されるのだ。そしてその間、私はソファで眠りこけている。
(流石に、これは駄目じゃない……?)
私はそう思う。せめてお話し相手らしい振る舞いを意識するぐらいはしなくては。上品で知的な、洗練された大人の会話にはならなかったとしても。
「……殿下の、将来の夢は、何ですか?」
「は?」
「……お話させてください。機会がなければ、できませんから」
「お前、突拍子もないな。…………」
少しだけ考え込んでから、リヒャルト様は話し始める。
「……公国からはるか北西に、とある島国がある。そこは南からの海流に守られて、冬でも雪に閉ざされないという。そして盛夏には、荒野を覆う一面の藪が、一斉に青紫の花をつける。それを見ることが、私の昔からの夢、だな」
訥々と、言葉を選びつつ、リヒャルト様は語る。
私は思い返す。映像でしか見た事のないその光景を。
「……ヒースの、荒野」
「知っているのか?」
「……島を取り巻いて流れる南からの海流は、その気温を氷点以上に保つ代わりに、霧を発生させます。そのためその島は、いつも霧に取り巻かれていて、晴れと雨が一日に何度も変わる。高緯度のために冬は薄暗く、代わりに夏には、青い空がずっと、夜遅くまで続いている。白い岸壁が、ガラスのように透き通った薄緑色の海から屹立している」
語りかけるとでもなく、私は呟く。
そう。元の世界と地形は同じなのだ。それが、あの『遺構』で見た地図から分かったことだった。元の世界の地理で言い変えると、ここはユーラシア大陸の西部。とすると、はるか北西の島国とは、グレートブリテン、アイルランド、アイスランド、あるいはグリーンランドのどれかが当てはまる。そのうちヒースの荒野で有名なのはグレートブリテンとアイルランド。今喋った特徴は、その地理について語ったものだ。
「詳しいな」
「い、いえ」
私は少し遠慮する。流石に、元の世界とこの世界で、そこまで特徴が共通しているのかどうかは分からない。
「……行ってみたいな」
リヒャルト様はぼそっと呟く。その様子はいつもとは違っていて、まるで普通の少年のようだ。リヒャルト様だってもう16歳なのだから、青年と言った方がいいのかもしれないが。
「ヒースの荒野も。極北の海に浮かぶ氷山も、それを照らす緑の極光も。南の大陸の大砂丘も。西の大陸の大瀑布も。世界の裏側にある塩湖の、鏡のようなその湖面も。行こうと思えば、行けるはずです。行こうと思わなければ、永遠に辿り着けない。いつか、行きましょう」
そんな私の言葉、言ってしまえば妄想に、リヒャルト様は少し呆れた様子だった。
「……お前な。予算をいくら付ければいいんだ、それには。支出の根拠もないだろう」
「……すみません」
「そこまで本気で言ってない。……大望だな、つくづく」
そんな感じで、私の立場はいろいろな意味ではっきりしていなかった。リヒャルト様がどういうつもりで、こんな時間を持たれているのかも。でもそういえば、私がお願いしたんだっけ、元はと言えば。今の私は一体何なのだろう。それでも、名状しがたい私の立ち位置も、それから今持っていただいているこんな時間も、私にとってはけっこう居心地が良いものだった。
それはドラマチックな出来事とは違っていて、この三年で少しずつ積み上げてきた、そんな穏やかな日常の話だった。私には、自分が特別な存在であるのかどうかは分からなかった。特別でなくてもいいのかもしれない、建設的であることができて、そして何かを建設していけるのであれば。
前世で生きてきた証。前世で不幸だったことの取り返し。そのために私は行動に出た。そして、今の場所まで辿り着くことができた。それは幸せなことで、私はもう幸せになっていたのかもしれない。幸せになると目的意識を見失うとしたら、私は凡人だということで。
とにかくそのままでもいいと思っていた、だけどいろいろあって、そうは行かなかったのだ。それを人に、理解してもらえるように説明することは難しい。だって、長い話になるのだ。それに彼は彼で、いろいろ思うところがあったことを、私は知らなかった。
これは、遺構制圧作戦の翌年のことだ。私が20歳の誕生日を迎えてから10日後のことで、だからもう、リヒャルト様は16歳になっていた。
この年には私はメイドではなくなっていたが、職階がはっきりしてはいなかった。メイドとしての労働からは解放されていて、技術相談役としての仕事を多くこなすようになっていた。でもそれは職階ではなかった。それからもう一つのお役目、公爵殿下、リヒャルト・ヘルツォーク・フォン・ランデフェルト様のお話し相手も、職階ではなかった。
「…………」
閉じた瞼を通して入ってくる太陽の光で、私は自分が、うとうとしていたことに気がついた。寝入っていたかもしれない。
「……す、すみません」
私は、ソファの反対側に座っていた彼に詫びた。どうも、こういう謝り方が多いのは、自分でも感心はしない。
ここはリヒャルト様の書斎だった。壁一面を覆う本棚には、天井まで本が並んでいる。厚い布張りまたは皮張りの本で、その内容は刻印されたタイトルからしか判別できない。内容に合わせて凝った装丁が付けられたような本はこの時代ではまだ奢侈品の部類だが、彼がそういう本を所有しているのかどうかは分からない。
今は午後2、3時ぐらいだったろう、窓から午後の陽光が差し込んできている。ティータイムに当たるのかもしれない。
「……別に、いい。仕事じゃないから」
正直な話、リヒャルト様がこれだけ喋ることは珍しい。普通の会話が得意でない、それは本当だった。
学問上のお話で召し出されることとは別に、個人的な『お話し相手』として、私は週一度ほど、リヒャルト殿下の書斎に通される。その実態はほとんど、リヒャルト様の読書のお時間に、ただその場にいるだけのことだった。入室して一言二言会話した後は、彼は静かに本に目を通していて、ほとんど喋らないで時間が過ぎる時もあった。
傍目では執務なのか何なのか分からないところだが、どうやら目下の仕事とは関係のない読書に興じておられるらしい。その時間を意識して作らないと、公私の別がない生活になってしまう、ということのようだった。
問題は私の存在だった。私はこの場ではお話し相手、でもプライベートなお話し相手って何だろう。私が好き勝手なことを喋るとつい、前世由来の雑学の話になって、それは彼にとっては『仕事』になってしまう。意識して作られている余暇の時間に強いて負担をかけるのは避けたい。だが、私は私で、知識の交換のような要素がない、喋るためだけに喋る会話が別に得意ではなかった。
それにリヒャルト様は私を無視しているわけじゃない。不意に口を開くことがあるのだ。そして彼は、頭がいい、残念ながら私より。言いたいことをちゃんと飲み込んで返事をするには、それなりに頭を使う必要があった。それで、そこにある本に軽く目を通しながら、彼が喋り始めるのを待っていることが多かった。
「……殿下と私では、立場が違いますから。せっかくお呼びいただいているのに、退屈させてしまっては申し訳ないです」
「そんなつもりじゃないんだがな」
そう言ってリヒャルト様は、視線を私の顔に向ける。その鋭い目に、私は目を逸らす。意識していなくても彼は鋭い目になっているらしいから、あまりそわそわするのも悪いのかもしれない。
視線を逸らした先には、小さなティーセット。カップにはお茶が注がれていて、まだ湯気を立てている。
「…………これは」
「持って来させた」
(くっ…………)
私は無言で赤面していたと思う。手が震えていたかもしれない。白磁のティーカップの持ち手は金色の縁取りがされていて、不意の手の震えだけでも壊れてしまいそうなほど繊細だ。
カップにティーバッグを入れて、電気ポットからお湯を注いで、自分でお茶を入れるみたいな何気ない日常の動作すら、発達した文明の所産なのだ。この世界ではお湯を沸かすにも炊事場で火にかける必要があるし、そもそもお茶は東方からの輸入に頼った高級品だ。そのためこの時代では、ハーブティの方が一般的だ。だが見たところこれは、お茶そのものだ。
この状況を総合するとこういうことになる。他のメイドか、あるいは侍従が部屋に呼ばれ、リヒャルト様から命令を受ける。彼女あるいは彼は、高級品のお茶を入れろと所望されるのだ。そしてその間、私はソファで眠りこけている。
(流石に、これは駄目じゃない……?)
私はそう思う。せめてお話し相手らしい振る舞いを意識するぐらいはしなくては。上品で知的な、洗練された大人の会話にはならなかったとしても。
「……殿下の、将来の夢は、何ですか?」
「は?」
「……お話させてください。機会がなければ、できませんから」
「お前、突拍子もないな。…………」
少しだけ考え込んでから、リヒャルト様は話し始める。
「……公国からはるか北西に、とある島国がある。そこは南からの海流に守られて、冬でも雪に閉ざされないという。そして盛夏には、荒野を覆う一面の藪が、一斉に青紫の花をつける。それを見ることが、私の昔からの夢、だな」
訥々と、言葉を選びつつ、リヒャルト様は語る。
私は思い返す。映像でしか見た事のないその光景を。
「……ヒースの、荒野」
「知っているのか?」
「……島を取り巻いて流れる南からの海流は、その気温を氷点以上に保つ代わりに、霧を発生させます。そのためその島は、いつも霧に取り巻かれていて、晴れと雨が一日に何度も変わる。高緯度のために冬は薄暗く、代わりに夏には、青い空がずっと、夜遅くまで続いている。白い岸壁が、ガラスのように透き通った薄緑色の海から屹立している」
語りかけるとでもなく、私は呟く。
そう。元の世界と地形は同じなのだ。それが、あの『遺構』で見た地図から分かったことだった。元の世界の地理で言い変えると、ここはユーラシア大陸の西部。とすると、はるか北西の島国とは、グレートブリテン、アイルランド、アイスランド、あるいはグリーンランドのどれかが当てはまる。そのうちヒースの荒野で有名なのはグレートブリテンとアイルランド。今喋った特徴は、その地理について語ったものだ。
「詳しいな」
「い、いえ」
私は少し遠慮する。流石に、元の世界とこの世界で、そこまで特徴が共通しているのかどうかは分からない。
「……行ってみたいな」
リヒャルト様はぼそっと呟く。その様子はいつもとは違っていて、まるで普通の少年のようだ。リヒャルト様だってもう16歳なのだから、青年と言った方がいいのかもしれないが。
「ヒースの荒野も。極北の海に浮かぶ氷山も、それを照らす緑の極光も。南の大陸の大砂丘も。西の大陸の大瀑布も。世界の裏側にある塩湖の、鏡のようなその湖面も。行こうと思えば、行けるはずです。行こうと思わなければ、永遠に辿り着けない。いつか、行きましょう」
そんな私の言葉、言ってしまえば妄想に、リヒャルト様は少し呆れた様子だった。
「……お前な。予算をいくら付ければいいんだ、それには。支出の根拠もないだろう」
「……すみません」
「そこまで本気で言ってない。……大望だな、つくづく」
そんな感じで、私の立場はいろいろな意味ではっきりしていなかった。リヒャルト様がどういうつもりで、こんな時間を持たれているのかも。でもそういえば、私がお願いしたんだっけ、元はと言えば。今の私は一体何なのだろう。それでも、名状しがたい私の立ち位置も、それから今持っていただいているこんな時間も、私にとってはけっこう居心地が良いものだった。
それはドラマチックな出来事とは違っていて、この三年で少しずつ積み上げてきた、そんな穏やかな日常の話だった。私には、自分が特別な存在であるのかどうかは分からなかった。特別でなくてもいいのかもしれない、建設的であることができて、そして何かを建設していけるのであれば。
前世で生きてきた証。前世で不幸だったことの取り返し。そのために私は行動に出た。そして、今の場所まで辿り着くことができた。それは幸せなことで、私はもう幸せになっていたのかもしれない。幸せになると目的意識を見失うとしたら、私は凡人だということで。
とにかくそのままでもいいと思っていた、だけどいろいろあって、そうは行かなかったのだ。それを人に、理解してもらえるように説明することは難しい。だって、長い話になるのだ。それに彼は彼で、いろいろ思うところがあったことを、私は知らなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる