最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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雷帝・第2王国

百八十話 またも裏切り者

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~前回の話~

魅了によって操られ、ブラックナイトのルラーネ・フィレンに連れ去られたレンは目を覚ました、目を覚ますとそこはブラックナイトの拠点だった。周りにはレンが今まで戦ってきた敵である、みんなからは見下される。身体は動かなかった
    そんな見下されている時にブラックナイトのトップ、デヴォント・アークが現れてきた。デヴォント・アークの話によると、ゲームクリアをしている、元プレイヤーのおじいさん達が日本を守っていて、崩壊はしていないとのこと

おじいさん達に負担をかけさせないため、レンは立ち上がる。それに驚くブラックナイト、チャンスを無駄にせず、転送スキルで英雄ギルドの所まで飛んだ
   着いた瞬間、レンは土下座した。それを許してくれた莉乃香やみんな、そしてレン達は次の目的地、雷帝・第2王国へ向かった

向かっているのだが・・・・

「また歩きかよぉぉ!!」

「あはは…………」

「私達っていつも恵まれないわよね…………」

「あれば出来ませんの?お兄様」

「あぁ………あれ、使うの疲れる」

高速移動、あれは実に疲れるスキルである。体力が無いと余計に疲れるスキル、確かにとんでもなく早いが、結構息が切れる。本人が使うと息が出来ない状態で移動している、だから使うのはたまにでいい、だから諦めてレン達は歩いて移動することにした。歩くのは2度目だが、もう慣れている。良い運動になるため、歩くという選択もいいだろう。ブラックナイトで体力切れで負けたとかになったら、恥ずかしいであろう

だから応援しよう

頑張れ、英雄ギルドと

「つ゛か゛れ゛る゛ぅぅぅ、歩きたくねぇ」

「私がおんぶするか?レン」

「流石に悪いからいぃやぁ…………」

「流石に甘やかしすぎるのもダメだよ!武翠さん!」

「あ、ああ」

甘やかしすぎるとレンは調子に乗って実行してしまうため、リンジェが武翠に注意した。みんな、頑張って歩きで雷帝・第2王国まで向かうが、また中々着かない。また夜となって野宿することになった、またとは運がない

焚き火をして、木に座る

「ま、野宿が慣れれば、こういうのも悪くないな」

「私は慣れてないからちょっと無理だけど、でも友達と泊まってるから大丈夫ではあるね」

「私も大丈夫!莉乃香さん達がいるから!」

「嬉しいこと言ってくれますね、私も同じ気持ちです」

みんなと、仲間と一緒に居るだけで楽しいと思える。仲間と居るだけで心地がいい、家族って感じでとてもいい。英雄ギルドはいつまでも家族だし、仲間だ。
    こうやって本音をぶつけ合える、心地よいと感じられる、ずっと一緒に居たい、だが別れはある。そんな仲間を大切にしたい、時間も、一秒一秒を大切にしていきたい、操られて裏切ってしまった分の時間も幸せな時間に使って行く

「重要な情報を忘れてた。イザン、スパイ役だった」

「スパイ役ね、面白いことしてくれるじゃない」

「そういえばお兄ちゃん、イザンってどんな人なの?私達、あまり知らないんだけど」

「イザンか、まぁ、説明するか」

最初出会ったイザンの状態について説明をした、イザンはやせ細っていて、やせ細った状態でこちらに現れ、食料が欲しいと言われ、レンは食料をあげた、そこからイザンとの出会いだった
    最初から怪しいとは思っていた、だが怪しめなかった、やせ細っていたから、ほっとけなかった。ほっとけなかったレンはイザンを救ってしまった、ずっと一緒に居てくれると言ってくれた。なのにイザンはレンを裏切った

「もし、もしだよ?もし、そのやせ細ったの所から演技だったら、レンは最初から罠にかかってたんじゃない?」

「嘘だろ………じゃあ、あの真剣な顔で言ってくれたことも、全部、、、、嘘だったのか………」

「そうなるな、レンはスパイ役にずっと見られてた。すぐ傍で」

「人間って恐ろしいねぇ~」

本当に恐ろしい、本当に恐ろしいんだ、ずっと一緒に居るというのは信用しずらい言葉だ、信用してはいけない言葉、裏切られるか、実行するかのどちらかがある
    ずっと一緒に居るという言葉は裏切られる率が高い。信用したら裏切られる、信用しなかったら、裏切られない、人間というのは分からないものである

信用しちゃいけないんだ、信用していいのは仲間だけ、莉乃香達だけを信用した方がいい

「こんなの、人間不信になっちまうよ」

「そうだねぇ~信用してた人が急に裏切ってくれば、人間不信にもなっちゃうよねぇ~」

「シャルさんはどうなんですか?」

「私ぃ~?私は協力関係だから、裏切ったりしないよぉ~、協力関係を結んだからにはぁ~ちゃんと果たすつもりだよぉ~」

「シャルって裏がなさそうだから、逆に読めない」

裏がなさすぎるシャルに対して少し怪しむ、ミラエルであったが、協力関係になった以上、裏切りはしないし、役目はちゃんと果たすつもりらしい。イザンみたいに裏切らないと決めた
    シャルはちゃんと真面目な顔をして、いつも通りに話した。シャルが裏切ってしまうと本当に人間不信となってしまうだろう。裏切らないと決めた以上、ちゃんと約束は守る

裏切らない、これが英雄ギルドの中での約束

「日本に帰ったら、多分全面勢力同士の戦いになるだろうなぁ、はぁ………そう考えるとはぁ…………」

「分かるよ、お兄ちゃん、分かる。はぁ…………」

「あんた達、兄妹似すぎよ。2人でため息つかない」

「レンさんと紫織さんは面倒くさがり屋だもんね………」

面倒くさがり屋なレンと紫織はぐったりと横になる、日本で起きる、全面勢力の戦いが起きる、それを面倒くさっている場合じゃないのは分かるが、それが起きると疲れが出る
   怪我人も、死人も、それがある上で面倒くさいと言っている。ブラックナイトは一目見たら分かる、強い、普通に強い奴らだ、戦わなくても分かるくらい。ルラーネ・フィレンが言っていた、ブラックナイトはレンより上の強者達が集まったギルドだ

これはかなり長い戦いになりそうだ

まずは次の目的地、雷帝・第2王国へ向かう

そしてその途中・・・

『グォォォォォッッ!!!!』

体格がふってぇ、巨大な二足歩行のドラゴンが現れた

「わぁ、かっこいいな、ドラゴン」

「赤いドラゴンでございますね、これがドラゴン、、、、かっこいいでございます」

「そんなこと言ってる場合か!?」

とツッコミを入れる武翠、相手はただの赤いドラゴン、こんなのは何度も見てきたため、レンは慣れている。でかいドラゴン、赤以上のモンスターは全て見てきた。だからビビらない
   だから切り裂ける、だから怯まない、こんな相手では怯むはずがない、これから戦う相手はこれ以上の相手、これ以上に強い相手と戦わなければならない

すると赤いドラゴンは

『我はレッドゾーンドラゴン』

「は?え?今喋った?」

「今、喋りましたわね。喋れるドラゴン………見たことなくはありませんが…………」

『我はレン、貴様に用があって現れた』

「俺?やだなぁ………こういうの関わるのってろくなことがないからなぁ…………」

用があるレッドゾーンドラゴンに嫌がるレン、こういう時は大体嫌な事しか起きないため、なるべく関わりたくは無い。関わったら、戦えーとかついてこい~とか言われるのが嫌だ。そうなら無いため、レンは帰ろうとするが止められる
   やはり、帰ってはいけないらしい、話を聞いて欲しいとの事、戦えだのなんだの言われる覚悟で止まって話を聞くことにした。皆でその場で地べたに座り、お茶やらお菓子やらを出して、ゆっくりと話をすることにした

「お兄様に何の御用で来ましたの?」

『これから強敵と戦って行く上でお前達を強くしてやろう』

「私達、もう強いのに更に強くなれと?」

『正直に言おう、お前達ではブラックナイトを倒せない。下手したら、全員にな』

これ以上に無い進化を遂げた、レン達にレッドゾーンドラゴンはこう告げる

勝てないと

その理由とは・・・・
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