さようしからばこれにてごめん 愚かな貴方達とは、もう会いたくありません!

白雪なこ

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「俺も、ツワーモノーダ領まで乗せてもらえるらしい!リリヤと母上に頼まれているものがあるから、買い物には行きてぇけど、その前に、とりあえずそこのカフェで昼飯を食おうぜ!外の店じゃ、もう昼飯の提供終わってる時間だしさ!」
「お兄様、言葉がちょっと乱れすぎではなくて?リリ義姉様に子供の教育に悪いと叱られますわよ?」
「まだ生まれてないしぃ!大丈夫だよ。リリヤと子供の前では、ちゃんとしてるしぃ!」
「来年の今頃、リリ義姉様の鉄拳制裁を受けるルイス兄様の姿が見える様な………」
「おい、不吉な予言はヤメロ!兄ちゃんは、そんな妹がコワイぞ!」
「ルイス義兄上、私の子供の教育に悪いので、即刻その言葉遣いを改めてくれ。」
「いや、お前らさっき結婚したばかりだし、子供の教育の話は早すぎだろ!」
「お前らって!お兄様、来年ではなく、帰宅後直ぐにリリ義姉様に可愛がっていただける様お願いしておきますね!」
「イヤダわ、私の妹が怖いわ!可愛がっての意味も怖すぎますわ!」
「ルイス義兄上………気持ち悪いから、やめてくれ。飯が不味くなる。」
「ライだって、飯が不味いとかいつも言ってるじゃ~ん。ズルくない?」

「もう!そんな話は良いですわ!それより2人とも早くお座りになって!店員さんが注文を取れなくて困ってらっしゃいます!」

 学園記念サロン屋内広場横オープンカフェの空き席に座った3人が、無事、お昼ご飯の注文を終えた頃、沢山の空いていた周囲のテーブルの席がいつの間にか満席となっていたが、昼食を食べ損ねた忙しい人間は結構いるものなのだなと、辺境出身のお上り兄妹は気にしていなかった。
 隣国の王族の彼は、我が妻が美しすぎるせいではないかと、密かに嫉妬していたが、周囲に座る人間は男性ばかりではなかったので、気にせず愛しい婚約者との食事の時間を楽しむことにした。

「ティーナの行きたい店が決まっているなら、王都の街中をむやみにウロウロしなくて済むな。私たちがついているとはいえ、大事なティーナが万が一でも変な奴に絡まれたり、目をつけられたら大変だし………」

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