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第1章 推しに転生したけど帰りたい
当然の来訪者
僕がシエルになってから結構たち生活にも慣れてきてバルコニーで紅茶を飲みながら魔法書を読んでいる時のことだった…突然バルコニーのドアが開かれアイラと共に声をかけてきた人物がいた突然のことに驚いて何も言えないでいるとメイドが焦った様子で謝ってきたそういえば一人で本に集中したいから誰も通すなと言ったのに……てか誰だ?アイラと一緒にいる人…なんか見覚えがあるんだけだ思い出せない…攻略対象か?
「もっ申し訳ございません!」
「まあまあ彼女を怒るなよ?俺が勝手に来たんだし、そういえば手紙1つ送ってこなかったな?やっと大人しくなったか…おい……聞いているのか?」
んー誰だっけ…思い出せない…ウィズパートだっけ?確かそんなだったよね
「ウィズパート何しに来たの?」
「あっ?ふざけてんのか?」
ごめん違ったみたい別にふざけてないよ、僕人の顔と名前覚えるの苦手で…
「ウィルバート兄様ですよ!!」
あーシエルの婚約者の…でもところどころ惜しかったし許してよ、てかアイラ可愛いな…妹が推してただけある
「ウィルバート何しに来たの?」
「なんでいつもみたいにウィルって呼ばねぇーんだ?そんなに傷ついたのか?あんなことで拗ねるなよ、あー俺もアイラみたいなこと婚約したかったわ…お前みたいにめんどくさいやつじゃなくて」
何こいつ…流石にムカつくんだけどあんなことって…シエルの時にシエルに暴言吐いてビンタしたことだよね?アイラを虐めたシエルも悪かったけどあの時は会話に入りたかったシエルが近づいただけじゃんそれなのに……ウィルバートを好きだったシエルからしたら苦しかったはず…てかこいつ今アイラと婚約したいって言ったよね?僕としては嬉しいことだけど…
「じゃあアイラとすれば?僕は構わないよ、公爵家としても僕かアイラどっちでもいいはずだし」
「ほんとにいいんだな?俺がアイラと婚約しても、あとから泣きついて来んなよ?」
ただでさえシエルを蔑ろにして嫌いなのに泣きつくなんてあるはずない!それに今婚約解消すれば死亡フラグも無くなるでしょ!そして僕は世界一の魔法使いになるんだ!んへへ楽しみだな…
「泣きつくわけないじゃんもう勝手にしなよ」
僕はウィルバートを無視して本を読み続けた、そんな僕にムカついたのかウィルバートは僕が読んでいた本、魔法書を奪ってきたのだ
「お前何を読んでいるんだ?…は?魔法書?笑お前読めねぇのに見てどうするんだよ笑」
「なっ!返せよ!僕の本!今読んでるのに!!」
僕はウィルバートから本を取ろうと背伸びをするけど平均よりチビなシエルは長身のウィルバートには敵わず手を伸ばすしかなかった
「はっこれ古代語だろ読めるはずねぇまあ読めたら大賢者なみだな背伸びをするのはやめとけよ?あとから惨めになるぞ笑そんなに読みたきゃ取ってみろよまあお前みたいな不細工でチビで性格悪い奴なんかに取れるわけねぇけどな」
なんなのこの男!不細工で性格が悪いなんて今関係ないじゃん!それにシエルは世界で一番可愛い顔してるんだよ!今は前髪が長くて顔見えないけどめっちゃ可愛いんだからな!僕こういう人ほんとに嫌い!人の事笑うような人間は僕が一番嫌いな人間だ!それより早く返してよ!!いいとこだったのに!!
「うぅ僕の本返せよ!!うわぁ~ん」
僕は10歳の精神に引き寄せられたかのように泣いてしまったなんて情けない…でもこいつが悪いんだ、僕が読んでいた本を奪ってきたから!ウィルバートは僕が泣くとは思わなかったのか驚いて焦った顔をしていた、確かにシエルの記憶では人前で泣くことなど無く影で泣いていたのだ
「なっなんだよ!それくらいで泣くなよ!めんどくさいやつ!」
「うぅもう僕の部屋から出てってよ!僕の部屋にはもう一生来ないで!早くウィルバートを追い出して!!」
あわあわと慌てるメイドに指示をしていたけど流石に王子を引きずるわけにはいかないから戸惑って立ち尽くしている
一通り喚いたあとお父様とお母様と兄2人が騒ぎを聞き付け僕の部屋に入ってきた
僕は怒りのあまり婚約破棄しろと父と母に喚きこの幼稚のような行動によって2日後婚約解消されアイラとウィルバートの婚約が決まった
やっぱりどっちでもよかったんだ!シエルには悪いけどもう僕は魔法使いになるって決めてるからごめんね!でも流石にこの歳で喚き散らかすのは恥だったな…うぅでも今のシエルは10歳だし…問題ないよね?!
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