18 / 18
第1章 推しに転生したけど帰りたい
鍛錬の日々
魔法の練習を始めた日から二ヶ月が経った
でもいろんな魔法を習得した僕は無属性魔法に苦戦していた、どんなに頑張っても無属性魔法は理解ができなかったのだ
この世界の無属性魔法用の魔導書はみんな違っていてどれを参考にすれば良いのかがわからず瞬間移動しか習得ができなかったのだ
舞踏会の時の報酬でもらった魔導書は先代の聖者が書いた本で聖者、勇者、聖女だけが読めると聞いていたが3英雄語という変な名前の言語は日本語だったのだ
僕はもと日本人なので読むことができた、そこに書いてあった内容は全ての魔法の知識を簡単に説明したもので僕が練習している魔法は無属性だ、無属性に関しての内容は空間を理解しろとだけで何が何だかわからなかった
その空間を理解することができない僕は前世の漫画で読んだマジックボックス?などが使うことが出来なかった
どうしたものか…
庭園で練習をしていると馴染みのある視線がずっと付き纏っていた、その視線に集中が途切れ痺れを切らした僕はその視線の人物に声をかけた
「レオン…休んでいいって言ったでしょ!」
「いや俺の仕事はシエル様の身の回りのお世話をすることですから」
最近のレオンは僕から離れることがなくなった、舞踏会の事件が起きたあとからだ
僕が刺されたのがよっぽど応えたのだろう、そりゃあそうだ、執事で仕事をしているとしてもまだ子供なのだ
この世界では16歳は成人していても僕からしたらまだまだ子供で幼く感じる
大人になるために仮面をつけているが精神がまだ未熟なレオンは不安なのだろう
僕が安心させなければ意味がない
「ここは公爵家で僕の庭だ、だから大丈夫だよ?でもせめて、みてるならここに座っててよ」
僕は休憩用に準備していた紅茶セットとお菓子をだし、テラスにレオンを座らせた
戸惑っていたが大人しく座ってくれた
まあ不安がるのも仕方ないよね
そんなことを思いながら鍛錬を続ける
あたりが暗くなってきた頃、僕の魔力も減ってきた
流石におしまいにしないと魔力不足で倒れてしまう…
今回もあまり成果が見られなかった…
どうすれば無属性魔法を習得できるのか?
まだ早かったのか?
いろいろ考えるが使える日が来るのが待ちどうしい…
これまで習得した魔法は高等部で習うはずのものだから僕はまだ未熟なままでもおかしくない…でもモンスターテンペストが迫ってきている以上悠長なことは言っていられない
できる出来ないじゃなくてやらなきゃいけないのだ
自分が助かるためにも無属性魔法は必要不可欠でストーリーでもみんな無属性魔法が使えずこの国は滅んだのだ
そこまで重要じゃない魔法だからと教えなかった学校もそうだが滅びないためには少しでも使えるようにしなければならない…
それに勇者や聖女がいつ現れるかもわからない…そこまでは書いていなかったし、でもモンスターテンペストのあとに現れたのは確かで今この国と自分を救えるのは聖者であるシエルしかいないのだ
この国が滅べば今までシエルが努力してきたことが意味がなくなってしまう…
そうならないためにも僕は今人一倍頑張らなければならない、どんな選択をしたとしても…
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
王道学園のモブ
四季織
BL
王道学園に転生した俺が出会ったのは、寡黙書記の先輩だった。
私立白鳳学園。山の上のこの学園は、政財界、文化界を担う子息達が通う超名門校で、特に、有名なのは生徒会だった。
そう、俺、小坂威(おさかたける)は王道学園BLゲームの世界に転生してしまったんだ。もちろんゲームに登場しない、名前も見た目も平凡なモブとして。
Q.親友のブラコン兄弟から敵意を向けられています。どうすれば助かりますか?
書鈴 夏(ショベルカー)
BL
平々凡々な高校生、茂部正人«もぶまさと»にはひとつの悩みがある。
それは、親友である八乙女楓真«やおとめふうま»の兄と弟から、尋常でない敵意を向けられることであった。ブラコンである彼らは、大切な彼と仲良くしている茂部を警戒しているのだ──そう考える茂部は悩みつつも、楓真と仲を深めていく。
友達関係を続けるため、たまに折れそうにもなるけど圧には負けない!!頑張れ、茂部!!
なお、兄弟は三人とも好意を茂部に向けているものとする。
7/28
一度完結しました。小ネタなど書けたら追加していきたいと思います。
α主人公の友人モブαのはずが、なぜか俺が迫られている。
宵のうさぎ
BL
異世界に転生したと思ったら、オメガバースの世界でした。
しかも、どうやらここは前世の姉ちゃんが読んでいたBL漫画の世界らしい。
漫画の主人公であるハイスぺアルファ・レオンの友人モブアルファ・カイルとして過ごしていたはずなのに、なぜか俺が迫られている。
「カイル、君の為なら僕は全てを捨てられる」
え、後天的Ω?ビッチング!?
「カイル、僕を君のオメガにしてくれ」
この小説は主人公攻め、受けのビッチング(後天的Ω)の要素が含まれていますのでご注意を!
騎士団長子息モブアルファ×原作主人公アルファ(後天的Ωになる)
聞いてた話と何か違う!
きのこのこのこ
BL
春、新しい出会いに胸が高鳴る中、千紘はすべてを思い出した。俺様生徒会長、腹黒副会長、チャラ男会計にワンコな書記、庶務は双子の愉快な生徒会メンバーと送るドキドキな日常――前世で大人気だったBLゲームを。そしてそのゲームの舞台こそ、千紘が今日入学した名門鷹耀学院であった。
生徒会メンバーは変態ばかり!?ゲームには登場しない人気グループ!?
聞いてた話と何か違うんですけど!
※主人公総受けで過激な描写もありますが、固定カプで着地します。
他のサイトにも投稿しています。
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。
【完結】双子の兄が主人公で、困る
* ゆるゆ
BL
『きらきら男は僕のモノ』公言する、ぴんくの髪の主人公な兄のせいで、見た目はそっくりだが質実剛健、ちいさなことからコツコツとな双子の弟が、兄のとばっちりで断罪されかけたり、 悪役令息からいじわるされたり 、逆ハーレムになりかけたりとか、ほんとに困る──! 伴侶(予定)いるので。……って思ってたのに……!
表紙は、Pexelsさまより、Julia Kuzenkovさまによる写真をお借りしました。ありがとうございます!
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。