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第一部 第二章 エウドクシスの大難
7 山頂の屋敷
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幸い怪物に会うこともなく、道行く人に怪しまれもせず、俺達は狭い海を渡ってプラエディコ山麓までやってきた。
海を渡るのは気が進まなかったものの、陸路を行けばデリムと一緒にいる時間が長くなる、つまり怪物に出くわす可能性も高くなると考えて我慢した。俺に選ぶ権利などなかった。金を握っているのはデリムだ。
プラエディコ山の中腹には、日の御子様を奉る神殿がある。
もともと神殿しかないところへ、段々周囲に人が住み着いて、今ではデーナエという小さな町になっているということだった。
怪物に遭遇してから少し人間らしくなったデリムに色々質問しながら、俺は大きな甕を背負って坂道を歩く苦痛を紛らわせた。
行き交う人はほとんどいない。時々山羊の群れが道を横切るくらいである。
長い山道を歩いた末に、神殿の大きな建物が見えてきた時には嬉しかった。甕も軽くなったように感じられた。デーナエの入口で、デリムは立ち止まった。
「ここで少し休もうか」
「神殿で休めばいいじゃないか。飲み物を出してくれるかもしれないし」
「目的地はプラエディコの山頂だ。神殿には立ち寄らない」
てっきり神殿に奉納するのだと思い込んでいた俺は絶句した。奴もレグナエラでそう説明していなかったか。冴え冴えとした薄青の瞳が、鍛え上げられた筋肉に包まれて俺をひと睨みした。
「神殿に奉納すると説明した覚えはない」
奴が言うならそうなのだろう。俺はふう、と大きくため息をついて、甕を静かに地面へ下ろし、自分も腰を下ろした。どうせなら町中で休めばいいのに、と思う。
山頂までは遠い。レグナエラでもらった袋をデリムから受け取り、残り少ない食べ物を漁った。
王城の連中が用意した品は、おいしかった。カラスミまであったのだ。俺は残った上等な干し無花果とチーズの欠片を、味わいながら食べた。久々にまともな食料を口にした。
人通りの少ないデーナエの町を通り抜け、人跡希な険しい山道をどのくらい登り続けたか、気が付くと日は傾き、夜になろうとしていた。
甕を背負って歩いている時にはわからなかったが、デリムの指示で止まると、肌寒いほど気温が下がっていた。
「今夜の宿はどうするんだよ」
「少しここで待て」
デリムは一人で山頂に向かって歩いて行った。地面に跪き、何かごそごそしている。
俺は、下ろした甕に手をかけて、夕闇迫る下界の景色を眺めた。
山頂からの眺望は広々として気持ちがよかった。完全に夜になる前の僅かな光の中で、町の家並みが黒い輪郭に包まれながらもほの白く浮び上がるのは、昼間と違う美しさであった。
俺は海辺育ちだが、こういう場所で暮らすのも悪くない、と思った。
「エウドクシス、甕を背負え。もう少しでお前の仕事も終わりだ」
気持ちよく下界の景色を眺めていた俺に、何時の間にか側にきたデリムの声が、冷や水を浴びせ掛けた。
それでも仕事が終わるという言葉に、俺は最後の気力を振り絞って甕を背負おうと山頂を向いた。
「あ?」
もう少しで、甕を蹴落とすところだった。
さっきまで何もなかった山頂に、黒々とした屋敷が建っていた。確かに、何もなかった、筈。
「急がぬと悪い風に当るぞ」
有無を言わせずデリムが歩き始める。俺は甕を背負って後に続いた。
近付くにつれ、屋敷が黒い石でできているのがわかってきた。
眼を疑った。黒曜石だった。
そんな割れやすく貴重な石を使って家を建てるなんて、とてつもなく大金持ちに違いない。黒曜石で出来た家は、輝き始めた星に照らされ仄かに光っていた。
「ようこそおいでくだされた。さ、中へどうぞ」
入口に立つか立たないかのうちに、扉が開き、鬚面に髪も長く伸ばした年嵩の男が現れた。
髪も鬚も黒々としているのに、顔だけ年老いていた。肌の色も黒く、身に纏った衣も黒っぽい。いるだけで怪しまれる雰囲気である。
老人の背後に見える屋敷の中も、外と大差ない明るさで、何もかもぼんやりしている。
俺達は老人の招きに従って中へ入った。
趣味はともかく、豪壮な屋敷だった。壁も床も天井も一面黒曜石でできており、壁画やモザイクの代りに、金銀製の抽象的な模様が惜しげもなく屋敷を飾り立てていた。建材費も嵩むが、装飾もまた、とんでもなく高い技術力である。職人を探し求めるだけでも金がかかった筈だ。
屋敷の中はぼんやりと明るいのだが、灯火が見当たらない。まるで直接月から光を取っているようだった。
「まず、それを預かろう」
俺に劣らず、老人もシュラボス人が珍しいのか、じろじろと俺を観察していたが、開口一番、俺の背負う甕を指した。
俺は床を傷つけないよう、そろそろと甕を下ろした。
手早くデリムが縄を解く。縄はばらばらと甕の周りに落ちた。蓋を取り、両腕を甕の中に入れる。既視感を覚える。両腕を取りだした時、奴は円盤に乗ったオリーブの蜂蜜漬けを持っていた。それを俺に手渡す。
「お前にやる。今後の食料にしろ」
黒曜石の床の上で、べたべたする蜂蜜漬けを袋へ移し替えていいものか。
俺は迷った。それで円盤を持ったまま、突っ立っていた。
デリムは俺に頓着せず、再び甕に両腕を入れ、奥から嵩張るものを持ち上げた。オリーブだけじゃないのか。
中から現れたのは、黒い布を被った大きな物だった。デリムはそれを人間でも抱えるように両腕で持った。俺は嫌な感じがした。老人が黒い布を取り去った。
「うわ、死体!」
俺は円盤を取り落とした。派手な音と共に、円盤は三つに割れた。オリーブの蜂蜜漬けはべたべたしていたせいか、円盤に乗ったままやはり三つに割れた。
床はひび割れ一つしなかった。良かった。実は黒曜石ではないのかもしれない。もしかしてブラックオニキスか? そっちの方が高いじゃないか。
布の下から現れたのは、若い男の死体であった。はだけた衣装の間から見える胸を除けば女かと見紛うほど、美しく整った顔立ちである。
輝くような白い肌を持ち、髪は黒曜石のような艶やかな輝きを保っている。その目はしっかりと閉じられていた。
「騒ぐな。死んではいない」
煩そうに諌めるデリムに、老人が尋ねた。
「この男は知らずに運んでいたのか」
「甕に納める時に見ていた筈だ」
「見てねぇよ。夢かと思っていたし」
咄嗟に言い訳しながらも、俺は甕の重さが一晩で変化した理由を悟った。縄が元通りになっていた訳も。
同時に、人間が一人入ったわりには重さを感じなかったのを訝しく思った。その分、オリーブの蜂蜜漬けを詰所の倉庫にでも移動したのだろう。
俺は、デリムがべたべたするオリーブを抱えて何度も往復する姿を思い描いた。ご苦労なことである。
それにしても、この神の彫像みたいに美しい男は誰なんだ。
「まあよい。そのオリーブを片付けたら、そこの召使について食事をして先に休め。約束の金は明日払う」
知らないうちに、俺の脇に顔色の悪い召使が立っていた。何とはなしに、薄気味悪い。二人きりになった途端、取って食われそうな危うさを感じる。
俺の気持ちを訴える間もなく、意識のない美形を抱えたデリムと老人は奥へ去った。
海を渡るのは気が進まなかったものの、陸路を行けばデリムと一緒にいる時間が長くなる、つまり怪物に出くわす可能性も高くなると考えて我慢した。俺に選ぶ権利などなかった。金を握っているのはデリムだ。
プラエディコ山の中腹には、日の御子様を奉る神殿がある。
もともと神殿しかないところへ、段々周囲に人が住み着いて、今ではデーナエという小さな町になっているということだった。
怪物に遭遇してから少し人間らしくなったデリムに色々質問しながら、俺は大きな甕を背負って坂道を歩く苦痛を紛らわせた。
行き交う人はほとんどいない。時々山羊の群れが道を横切るくらいである。
長い山道を歩いた末に、神殿の大きな建物が見えてきた時には嬉しかった。甕も軽くなったように感じられた。デーナエの入口で、デリムは立ち止まった。
「ここで少し休もうか」
「神殿で休めばいいじゃないか。飲み物を出してくれるかもしれないし」
「目的地はプラエディコの山頂だ。神殿には立ち寄らない」
てっきり神殿に奉納するのだと思い込んでいた俺は絶句した。奴もレグナエラでそう説明していなかったか。冴え冴えとした薄青の瞳が、鍛え上げられた筋肉に包まれて俺をひと睨みした。
「神殿に奉納すると説明した覚えはない」
奴が言うならそうなのだろう。俺はふう、と大きくため息をついて、甕を静かに地面へ下ろし、自分も腰を下ろした。どうせなら町中で休めばいいのに、と思う。
山頂までは遠い。レグナエラでもらった袋をデリムから受け取り、残り少ない食べ物を漁った。
王城の連中が用意した品は、おいしかった。カラスミまであったのだ。俺は残った上等な干し無花果とチーズの欠片を、味わいながら食べた。久々にまともな食料を口にした。
人通りの少ないデーナエの町を通り抜け、人跡希な険しい山道をどのくらい登り続けたか、気が付くと日は傾き、夜になろうとしていた。
甕を背負って歩いている時にはわからなかったが、デリムの指示で止まると、肌寒いほど気温が下がっていた。
「今夜の宿はどうするんだよ」
「少しここで待て」
デリムは一人で山頂に向かって歩いて行った。地面に跪き、何かごそごそしている。
俺は、下ろした甕に手をかけて、夕闇迫る下界の景色を眺めた。
山頂からの眺望は広々として気持ちがよかった。完全に夜になる前の僅かな光の中で、町の家並みが黒い輪郭に包まれながらもほの白く浮び上がるのは、昼間と違う美しさであった。
俺は海辺育ちだが、こういう場所で暮らすのも悪くない、と思った。
「エウドクシス、甕を背負え。もう少しでお前の仕事も終わりだ」
気持ちよく下界の景色を眺めていた俺に、何時の間にか側にきたデリムの声が、冷や水を浴びせ掛けた。
それでも仕事が終わるという言葉に、俺は最後の気力を振り絞って甕を背負おうと山頂を向いた。
「あ?」
もう少しで、甕を蹴落とすところだった。
さっきまで何もなかった山頂に、黒々とした屋敷が建っていた。確かに、何もなかった、筈。
「急がぬと悪い風に当るぞ」
有無を言わせずデリムが歩き始める。俺は甕を背負って後に続いた。
近付くにつれ、屋敷が黒い石でできているのがわかってきた。
眼を疑った。黒曜石だった。
そんな割れやすく貴重な石を使って家を建てるなんて、とてつもなく大金持ちに違いない。黒曜石で出来た家は、輝き始めた星に照らされ仄かに光っていた。
「ようこそおいでくだされた。さ、中へどうぞ」
入口に立つか立たないかのうちに、扉が開き、鬚面に髪も長く伸ばした年嵩の男が現れた。
髪も鬚も黒々としているのに、顔だけ年老いていた。肌の色も黒く、身に纏った衣も黒っぽい。いるだけで怪しまれる雰囲気である。
老人の背後に見える屋敷の中も、外と大差ない明るさで、何もかもぼんやりしている。
俺達は老人の招きに従って中へ入った。
趣味はともかく、豪壮な屋敷だった。壁も床も天井も一面黒曜石でできており、壁画やモザイクの代りに、金銀製の抽象的な模様が惜しげもなく屋敷を飾り立てていた。建材費も嵩むが、装飾もまた、とんでもなく高い技術力である。職人を探し求めるだけでも金がかかった筈だ。
屋敷の中はぼんやりと明るいのだが、灯火が見当たらない。まるで直接月から光を取っているようだった。
「まず、それを預かろう」
俺に劣らず、老人もシュラボス人が珍しいのか、じろじろと俺を観察していたが、開口一番、俺の背負う甕を指した。
俺は床を傷つけないよう、そろそろと甕を下ろした。
手早くデリムが縄を解く。縄はばらばらと甕の周りに落ちた。蓋を取り、両腕を甕の中に入れる。既視感を覚える。両腕を取りだした時、奴は円盤に乗ったオリーブの蜂蜜漬けを持っていた。それを俺に手渡す。
「お前にやる。今後の食料にしろ」
黒曜石の床の上で、べたべたする蜂蜜漬けを袋へ移し替えていいものか。
俺は迷った。それで円盤を持ったまま、突っ立っていた。
デリムは俺に頓着せず、再び甕に両腕を入れ、奥から嵩張るものを持ち上げた。オリーブだけじゃないのか。
中から現れたのは、黒い布を被った大きな物だった。デリムはそれを人間でも抱えるように両腕で持った。俺は嫌な感じがした。老人が黒い布を取り去った。
「うわ、死体!」
俺は円盤を取り落とした。派手な音と共に、円盤は三つに割れた。オリーブの蜂蜜漬けはべたべたしていたせいか、円盤に乗ったままやはり三つに割れた。
床はひび割れ一つしなかった。良かった。実は黒曜石ではないのかもしれない。もしかしてブラックオニキスか? そっちの方が高いじゃないか。
布の下から現れたのは、若い男の死体であった。はだけた衣装の間から見える胸を除けば女かと見紛うほど、美しく整った顔立ちである。
輝くような白い肌を持ち、髪は黒曜石のような艶やかな輝きを保っている。その目はしっかりと閉じられていた。
「騒ぐな。死んではいない」
煩そうに諌めるデリムに、老人が尋ねた。
「この男は知らずに運んでいたのか」
「甕に納める時に見ていた筈だ」
「見てねぇよ。夢かと思っていたし」
咄嗟に言い訳しながらも、俺は甕の重さが一晩で変化した理由を悟った。縄が元通りになっていた訳も。
同時に、人間が一人入ったわりには重さを感じなかったのを訝しく思った。その分、オリーブの蜂蜜漬けを詰所の倉庫にでも移動したのだろう。
俺は、デリムがべたべたするオリーブを抱えて何度も往復する姿を思い描いた。ご苦労なことである。
それにしても、この神の彫像みたいに美しい男は誰なんだ。
「まあよい。そのオリーブを片付けたら、そこの召使について食事をして先に休め。約束の金は明日払う」
知らないうちに、俺の脇に顔色の悪い召使が立っていた。何とはなしに、薄気味悪い。二人きりになった途端、取って食われそうな危うさを感じる。
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