66 / 71
第二部 第三章 首都レグナエラ
9 エウドクシス囚わる
しおりを挟む
側腹のダリウスが戦死して以来、仇は討ちたいが残った一人息子を失うのではないかと密かに心配していたネオリア王ベラソルタスは、クロルタス率いるレグナエラ侵攻軍の活躍を聞いて内心小躍りした。
「おお、そうか」
喜びの表現も曖昧に、口に出す言葉を最小限に留めたのは、報告を携えてきた者が、配下のダティス戦死の報も併せてもたらしたためである。
自らも部下を持つ身である以上、息子さえ無事ならば部下などどうでもよい、と取られかねない言動は慎まねばならなかった。
実際、肝心のクロルタスが無事にネオリアまで凱旋するには、部下がある程度生き残り、息子を護衛する必要があった。
「ダティスは将来有望な武将であったのに、残念なことであった。彼の貴重な犠牲のお蔭で、我が軍は敵の本拠地、首都レグナエラまで攻め寄ることができたのだ。ダティスの冥福のためにも、もうひとつ奮起してレグナエラを陥落させ、犠牲にふさわしい物を持ち帰って欲しいものだ」
居並ぶ一同、もっともだとばかりに頷く。ベラソルタスは既に、ネオリア軍が根こそぎ荒した隣接地域へ部下を派遣し、ネオリアの領土として治めるべく手筈を整えていた。
派遣した部下に、先の内乱の恩賞としてその土地を与えるのである。部下は自分の配下を引き連れて土地へ乗り込み、好きなように整備するのであった。
土地を与えるほどでなくとも、何かしら恩賞を下賜する必要のある人間は、まだ沢山残っていた。
彼らの順番待ちの忍耐を持続させるためにも、クロルタスには是非とも宝の山を持って帰国してもらわねばならなかった。
宝の山は、ベラソルタス自身の欲望を満たすためにも必要であった。ベラソルタスは、神精霊のお告げと共に与えられた、見事な金細工を脳裡に描いた。自然、口元が弛む。
居並ぶ部下の視線を意識し、さりげなく表情を取り繕うベラソルタスであった。
「なに、下流域の祭司長が急死した?」
メリディオンの王アウストファロスは大きく息を吸い込んだ。
下流域の祭司長は、長い期間をかけて味方に引き込んだ、最大の協力者であった。いずれ死んでもらう時もあったかもしれないが、今のところ上流域としては、その予定はなかった。
「病死ということになっておりますが、どうも毒殺のようです」
不吉な報せをもたらした使者は、更に不穏な言葉を紡ぎ出した。祭司長は、現在下流域を治めている、王の死んだ弟の妻と愛人関係にあり、この妻は飽きた愛人を始末する癖がある。
従って、今回の彼の死が、飽きられた愛人としてのものなのか、それとも上流域の間諜としてのものなのかは、今のところ断定できなかった。
「新しい祭司長は決まっているのか」
「はい」
使者が挙げた名は、アウストファロスの知らない名であった。次期候補として味方に抱き込んでいた者の名前ではない。上流域の味方であることが露見した可能性が、少し高まる。アウストファロスの表情が更に険しくなった。
「軍隊は?」
「まだ動く気配はございません」
「動いてからでは遅い」
王子メリファロスの一隊が、レグナエラまで攻め上っている情報は、既に王の耳まで達していた。神精霊のお告げを成就させるまであと一歩のところである。
「ううむ。こんな時に」
アウストファロスは悔しさの余り、ぎりぎりと歯ぎしりした。使者が王の形相に恐れおののいて、より深く平伏した。
血まみれだった癖の強い赤銅色の髪の毛も、今は王子の検分を受けるため、貴重な水を使ってきれいに洗い上げられていた。見開かれていた筈の目も、きちんと閉じられている。尤も、解けてしまった髪を元通り結い上げるまで復元してはいない。
「ふうん、これがレグナエラのソルペデスか。で、それは何だ」
メリディオンの王子メリファロスは、一通り死体を眺めた後、端に転がされている物体を顎で指した。
足先から首元まで縄でぐるぐる巻きにされ、口には丁寧に猿轡を噛まされている。茶色がかった黒い巻き毛を伸ばし放題にして、髭と合わせて毛の塊のような印象を見る者に与えていた。
「死体に張りついて離れないので、一緒に運んで参りました」
側についていた兵士の一人が、直立不動の姿勢で答えた。
たかが一人の縛られた人間につくには多すぎる人数である。
メリファロスはぐるぐる巻きの物体に近付いた。
兵士達が素早く物体の足腰を押さえる。押さえつけている兵士達の顔が、たちまち赤くなる。メリファロスは手近な兵士に命令した。
「髪を上げて、顔を見せろ」
命令された兵士は、慎重にぐるぐる巻きの背後にしゃがみ、ぱっと前髪を捲って見せた。若い男である。シュラボス島辺りでよく見かける顔立ちであるが、かなり整っていて婦女子に好まれそうな色気があった。今はメリファロスを思い切り睨みつけている。
「ふうん、髪を下ろしてよし」
髪の毛を押さえていた兵士は、ほっとしたようにすぐ手を離した。メリファロスは再びソルペデスの死体を眺めた。ぐるぐる巻きの男に目をやり、視線が何回か二つの間を往復した。最後に、傍らで部下に仕事をさせているベルースに問いかけた。
「あれを上手く仕立てれば、遠目には騙せるのではないか」
問いかけられて、初めてベルースはぐるぐる巻きに目を向けた。王子と同じ行動を取り、戻ってきてから答えた。
「確かに、生きている方が価値はありますね。失敗しても、こちらには本物の死体がありますし」
早速、彼は部下に命じて、途中まで作らせていた物の仕様を変更させた。それまで彼が部下に作らせていた物は、棺桶であった。
「ネオリアは承知したのだったな」
「はい。向こうも早く城内に入りたい様子でした。もしかしたら」
ベルースは唐突に言葉を切り、意味ありげにメリファロスを見た。王子は部下の視線を受けて、ふん、と言っただけだった。
「とにかく、雨季に入る前に片をつけたい、という考えは一致しているようです」
ベルースは締め括った。王子は返事をしない。ぐるぐる巻きを見て、何か考え事をしている様子であった。
「面白くないな」
報告を聞き、使者を帰してからクロルタスは言った。セルセスが聞き返す。
「面白くない、と言った。メリディオンが、例の作戦の実行を一日延ばして欲しい、と言ってきたのだ。了承するしかないではないか」
「メリディオンめ、ソルペデスを有効に利用して開門を早めさせる、という作戦に我が軍が賛成したのをいいことに、何か企んでいるのかもしれぬ。ソルピラスが死んでいると断言したのも気に入らぬ。兄上だってあれと組まなければ、命を落とさずに済んだかもしれぬのだ」
「戦場では、日常よりも予定通りに進まないことが多うございます。恐らく設計が狂ったなどの、些細な手違いがあっただけなのでしょう。ソルペデスの身柄を獲られたせいで、主導権を握られたのは面白くありませんが、数はこちらの方が圧倒的に有利です。我が軍にも切り札はございます。ここは一つ花を持たせてやって、開城の折りには向こうをあっと驚かせてやりましょう」
「それもそうだな。実際ソルピラスは死んでいる、と私も思う」
セルセスの巧みな物言いに、クロルタスは納得した様子であった。
首都レグナエラの壁の前に立ちはだかる軍団を殲滅したのは、ほとんど数に勝るネオリア軍の働きと言ってよい。それだけに、大将のソルペデスの身柄をメリディオンに持って行かれたのが悔しかった。
ただ、メリディオンが示した作戦は、クロルタスには思いも寄らない方法で、素直に悔しいとも言えないのがまた面白くなかったのである。
「まあ、向こうも我が軍に気を遣っているようではあるしな。レグナエラの武具は間に合いそうか」
「はい。どういう技を使ったものか、レグナエラの鎧は軽いのに丈夫で、しかも美しいですな。傷がなければ、飾り物にしてもよいくらいです」
ネオリア軍は多くのレグナエラの武具を手に入れていた。それらは、実用一辺倒のネオリア製武具とは全く違った様式美を有していた。セルセスが言うように、ネオリアでは飾り物としても通用しそうである。
「門さえ開けば、職人を連れ帰って我が国で作らせることができるだろう」
クロルタスは漸く笑みを見せた。
「おお、そうか」
喜びの表現も曖昧に、口に出す言葉を最小限に留めたのは、報告を携えてきた者が、配下のダティス戦死の報も併せてもたらしたためである。
自らも部下を持つ身である以上、息子さえ無事ならば部下などどうでもよい、と取られかねない言動は慎まねばならなかった。
実際、肝心のクロルタスが無事にネオリアまで凱旋するには、部下がある程度生き残り、息子を護衛する必要があった。
「ダティスは将来有望な武将であったのに、残念なことであった。彼の貴重な犠牲のお蔭で、我が軍は敵の本拠地、首都レグナエラまで攻め寄ることができたのだ。ダティスの冥福のためにも、もうひとつ奮起してレグナエラを陥落させ、犠牲にふさわしい物を持ち帰って欲しいものだ」
居並ぶ一同、もっともだとばかりに頷く。ベラソルタスは既に、ネオリア軍が根こそぎ荒した隣接地域へ部下を派遣し、ネオリアの領土として治めるべく手筈を整えていた。
派遣した部下に、先の内乱の恩賞としてその土地を与えるのである。部下は自分の配下を引き連れて土地へ乗り込み、好きなように整備するのであった。
土地を与えるほどでなくとも、何かしら恩賞を下賜する必要のある人間は、まだ沢山残っていた。
彼らの順番待ちの忍耐を持続させるためにも、クロルタスには是非とも宝の山を持って帰国してもらわねばならなかった。
宝の山は、ベラソルタス自身の欲望を満たすためにも必要であった。ベラソルタスは、神精霊のお告げと共に与えられた、見事な金細工を脳裡に描いた。自然、口元が弛む。
居並ぶ部下の視線を意識し、さりげなく表情を取り繕うベラソルタスであった。
「なに、下流域の祭司長が急死した?」
メリディオンの王アウストファロスは大きく息を吸い込んだ。
下流域の祭司長は、長い期間をかけて味方に引き込んだ、最大の協力者であった。いずれ死んでもらう時もあったかもしれないが、今のところ上流域としては、その予定はなかった。
「病死ということになっておりますが、どうも毒殺のようです」
不吉な報せをもたらした使者は、更に不穏な言葉を紡ぎ出した。祭司長は、現在下流域を治めている、王の死んだ弟の妻と愛人関係にあり、この妻は飽きた愛人を始末する癖がある。
従って、今回の彼の死が、飽きられた愛人としてのものなのか、それとも上流域の間諜としてのものなのかは、今のところ断定できなかった。
「新しい祭司長は決まっているのか」
「はい」
使者が挙げた名は、アウストファロスの知らない名であった。次期候補として味方に抱き込んでいた者の名前ではない。上流域の味方であることが露見した可能性が、少し高まる。アウストファロスの表情が更に険しくなった。
「軍隊は?」
「まだ動く気配はございません」
「動いてからでは遅い」
王子メリファロスの一隊が、レグナエラまで攻め上っている情報は、既に王の耳まで達していた。神精霊のお告げを成就させるまであと一歩のところである。
「ううむ。こんな時に」
アウストファロスは悔しさの余り、ぎりぎりと歯ぎしりした。使者が王の形相に恐れおののいて、より深く平伏した。
血まみれだった癖の強い赤銅色の髪の毛も、今は王子の検分を受けるため、貴重な水を使ってきれいに洗い上げられていた。見開かれていた筈の目も、きちんと閉じられている。尤も、解けてしまった髪を元通り結い上げるまで復元してはいない。
「ふうん、これがレグナエラのソルペデスか。で、それは何だ」
メリディオンの王子メリファロスは、一通り死体を眺めた後、端に転がされている物体を顎で指した。
足先から首元まで縄でぐるぐる巻きにされ、口には丁寧に猿轡を噛まされている。茶色がかった黒い巻き毛を伸ばし放題にして、髭と合わせて毛の塊のような印象を見る者に与えていた。
「死体に張りついて離れないので、一緒に運んで参りました」
側についていた兵士の一人が、直立不動の姿勢で答えた。
たかが一人の縛られた人間につくには多すぎる人数である。
メリファロスはぐるぐる巻きの物体に近付いた。
兵士達が素早く物体の足腰を押さえる。押さえつけている兵士達の顔が、たちまち赤くなる。メリファロスは手近な兵士に命令した。
「髪を上げて、顔を見せろ」
命令された兵士は、慎重にぐるぐる巻きの背後にしゃがみ、ぱっと前髪を捲って見せた。若い男である。シュラボス島辺りでよく見かける顔立ちであるが、かなり整っていて婦女子に好まれそうな色気があった。今はメリファロスを思い切り睨みつけている。
「ふうん、髪を下ろしてよし」
髪の毛を押さえていた兵士は、ほっとしたようにすぐ手を離した。メリファロスは再びソルペデスの死体を眺めた。ぐるぐる巻きの男に目をやり、視線が何回か二つの間を往復した。最後に、傍らで部下に仕事をさせているベルースに問いかけた。
「あれを上手く仕立てれば、遠目には騙せるのではないか」
問いかけられて、初めてベルースはぐるぐる巻きに目を向けた。王子と同じ行動を取り、戻ってきてから答えた。
「確かに、生きている方が価値はありますね。失敗しても、こちらには本物の死体がありますし」
早速、彼は部下に命じて、途中まで作らせていた物の仕様を変更させた。それまで彼が部下に作らせていた物は、棺桶であった。
「ネオリアは承知したのだったな」
「はい。向こうも早く城内に入りたい様子でした。もしかしたら」
ベルースは唐突に言葉を切り、意味ありげにメリファロスを見た。王子は部下の視線を受けて、ふん、と言っただけだった。
「とにかく、雨季に入る前に片をつけたい、という考えは一致しているようです」
ベルースは締め括った。王子は返事をしない。ぐるぐる巻きを見て、何か考え事をしている様子であった。
「面白くないな」
報告を聞き、使者を帰してからクロルタスは言った。セルセスが聞き返す。
「面白くない、と言った。メリディオンが、例の作戦の実行を一日延ばして欲しい、と言ってきたのだ。了承するしかないではないか」
「メリディオンめ、ソルペデスを有効に利用して開門を早めさせる、という作戦に我が軍が賛成したのをいいことに、何か企んでいるのかもしれぬ。ソルピラスが死んでいると断言したのも気に入らぬ。兄上だってあれと組まなければ、命を落とさずに済んだかもしれぬのだ」
「戦場では、日常よりも予定通りに進まないことが多うございます。恐らく設計が狂ったなどの、些細な手違いがあっただけなのでしょう。ソルペデスの身柄を獲られたせいで、主導権を握られたのは面白くありませんが、数はこちらの方が圧倒的に有利です。我が軍にも切り札はございます。ここは一つ花を持たせてやって、開城の折りには向こうをあっと驚かせてやりましょう」
「それもそうだな。実際ソルピラスは死んでいる、と私も思う」
セルセスの巧みな物言いに、クロルタスは納得した様子であった。
首都レグナエラの壁の前に立ちはだかる軍団を殲滅したのは、ほとんど数に勝るネオリア軍の働きと言ってよい。それだけに、大将のソルペデスの身柄をメリディオンに持って行かれたのが悔しかった。
ただ、メリディオンが示した作戦は、クロルタスには思いも寄らない方法で、素直に悔しいとも言えないのがまた面白くなかったのである。
「まあ、向こうも我が軍に気を遣っているようではあるしな。レグナエラの武具は間に合いそうか」
「はい。どういう技を使ったものか、レグナエラの鎧は軽いのに丈夫で、しかも美しいですな。傷がなければ、飾り物にしてもよいくらいです」
ネオリア軍は多くのレグナエラの武具を手に入れていた。それらは、実用一辺倒のネオリア製武具とは全く違った様式美を有していた。セルセスが言うように、ネオリアでは飾り物としても通用しそうである。
「門さえ開けば、職人を連れ帰って我が国で作らせることができるだろう」
クロルタスは漸く笑みを見せた。
0
あなたにおすすめの小説
生きるために逃げだした。幸せになりたい。
白水緑
ファンタジー
屋敷内に軟禁状態だったリリアは、宝物を取り戻したことをきっかけに屋敷から逃げ出した。幸せになるために。体力も力もない。成り行きに身を任せる結果になっても、自分の道は自分で選びたい。
2020/9/19 第一章終了
続きが書け次第また連載再開します。
2021/2/14 第二章開幕
2021/2/28 完結
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる