32 / 163
帝国編
苦手なものは・・・
しおりを挟む
帝都の北西城下町は商業が盛んな町のようで、建物に様々な看板が立て掛けてある。
3階建ての一棟に3つの看板がある所も、それぞれの階で別の品を取り扱っているようだ。
「東城下町ともまた違った賑わいなのです、そこはかとなく都会の空気感に似ているのです」
東城下町のおもてなし感とは違い、この北西城下町は物売りの圧が少し強めだ。
「王都の下層街にも少し似てますわね、市場のほうは一般の方も多いですわね」
図書館でレナ達総合学院生と別れ現在は5時くらいだが、この世界では夕方と言える。
7時に太陽は沈み月が登り始めるが商業地区のこの町は飲み屋街の側面もあり、あと2時間経てば夜の町に変わるみたいだ。
「鉱石加工のお店は・・・あったのです」
「もしかしてまた鉄板ですの?今度は何を作るおつもり?」
ジオの追加パーツ、というより武器っぽいものを作ろうと思っているが、これには一応理由もある。
アーシルに行くまでに装備なり何なりと整えるのもあるが、万が一を考えディオールの杖をミリーに渡した時、自分での手持ち武器を増やしておく予定である。
大森林地帯までなら必要にはならないかもしれないが、魔海にいるのを相手にする際はミリーも上級魔導術を使う時がくるかもしれない。
「それに専用装備はあったらかっこい・・・」
「ユラ達がいますわね、あの通りですと北東城下町からここまで来たみたいですわ」
アイリとリアに振り回されたのか疲れた顔をしたユラがこちらに気が付き、私達の方に歩いてくる。
「・・・2人もこっちに来てたんだね、何を見てるの?」
ミリーが指差す方向を見て、察したユラが軽く頷いたのだった。
宿屋1階の食堂で食事を済ませ、3階の部屋に戻る。
階段から奥の両脇が私達が使う部屋で左手が私とリア、右手がミリーとユラにアイリ3人が使っている部屋である、今集まっているのは3人の部屋である。
「色々映像投射器で撮ってきたよ!」
アイリが自分のベッドに飛び乗りながら3枚の黒いカードを入れ換えている、映像を記録するカードは1枚1時間程度の容量・・・3時間はあちこち撮り回っていたのだろうか。
「・・・東城下町で1枚、北東城下町で2枚くらい使ったね」
「総合学院の教師の人が撮影許可をくれたんだ!フィオナ達も見てみる?」
この撮影時、私とミリーがいた図書館で一緒だったレナ達の実力の程は見れそうにないが、帝都の学院生の力量は確認できそうである。
3つの棟の間の低くなっている地表に訓練用の広場があり、そこで学院生達が実技の訓練をしているみたいだが・・・
「ユラも訓練に混ざっているように見えますわね、誘われましたの?」
「・・・刀を使う冒険者は珍しいとかで是非にと、お陰で疲れた」
2人に連れ回されただけの疲労ではなかったみたいだ、映像から見られるユラの剣技は華麗でありつつ軽く慣らしている程度のようだ。
「お主らは図書館に行くと言っておったな、何か必要な知識でもあったかの?」
「大森林地帯の魔物の情報を・・・虫型が多種・・・想像するだけで憂鬱ですわ」
ミリーは都会っ子によくある虫嫌いの気があるが、田舎暮らしでも苦手な物は苦手だから致し方ない。
苦手なものを克服するより、得意な事に集中したほうが早いとはいえ・・・避けては通れない事もあるだろう。
害虫と呼んでいるのは人間側の都合で、傲慢なのは分かってはいるが、久しく見ていないあの黒い奴も別に人を攻撃してくるわけでもない、一方的に駆除しているけれど。
この世界の魔物もただ生きてるだけなのだろう・・・申し訳ないがこちらの都合で退治させてもらおう、と散々好き勝手狩っておきながら今更な事を考えるのであった。
「・・・図書館で総合学院生に絡まれた?」
「少し語弊がありますわね・・・フィオナが声を掛けられたという話ですわ」
総合学院の訓練に混ざった話から、私達も図書館で会った事からレナ達の事を伝える。
「・・・他の学院生の中でも、そのレナって子がいるパーティーの話が出てた、かなり強いらしいよ」
どうやら帝都の学院では有名だったらしい、短杖を持ってたトール・クロキスは高速詠唱の使い手、長杖を扱うルミ・プロクは回復と防御の魔導術が得意。
剣士のブレウ・ソートは体捌きでの技術、そして・・・
「学院生でミスリルランクになってるって凄いね、どんな魔物討伐したのかな?」
レナ・グレイスは総合学院に通っている期間でミスリルランクに到達している槍使い、思っている以上に強いよう。
魔力の性質くらい視ておくべきだったか、とは言え別に敵対するわけでもないから問題はないだろう。
「ジオでもミスリルなのに凄いのです、帝都周辺だと・・・大森林地帯の魔物の討伐ですかね?」
「ジオに関しては体裁もあるでしょうから、本来ならディオールやドラグーンに認定されてもおかしくないのですわ」
明日の討伐に誘われているが、別に私達が手伝う必要性もなさそうに思えるが・・・。
「私(わたくし)とフィオナを誘ったのは別の理由だと思いますわ、合同戦の事を知ってるみたいですし」
「合同戦を観に行ったのは学院をサボる口実だったのか・・・単純にミスリルランクの余裕なのか・・・謎なのです」
まあ学校は仮病で休むに限るのだが、病気で休んでも何もしようがない。
「それはそれとして、ミリーはよかったのです?大森林の魔物は強い弱いの問題じゃなさそうなのですが・・・」
「いずれは通る道ですわ・・・部屋も借りてる以上、共和国まで行ってアーシルに向かうのも遠回りになりますから・・・」
ちなみにアーシルには共和国側から行けば大森林地帯を避けていけるよう、下調べ不足だったと言えるだろうが・・・紹介してもらった手前宿のキャンセルも申し訳ない・・・という言い訳を誰にするでもなく。
「・・・私もついていこうか?ミリーの護衛として」
「そうですわね・・・・・・お願いしますわ、用心に越したことはないですもの」
アイリも一緒についてくるかと思ったが、総合学院の訓練に誘われているらしい。
「森林地帯をいっそ焼き払う・・・はやめたほうがいいです?」
「そんな事をすれば、住処を失った魔物が帝都に殺到しますわよ・・・」
「・・・フィオナの炎の槍の掃射なら・・・できなくもなさそう」
冗談で言ったつもりなのだが、本気でやりかねないと思われてしまったのだった。
3階建ての一棟に3つの看板がある所も、それぞれの階で別の品を取り扱っているようだ。
「東城下町ともまた違った賑わいなのです、そこはかとなく都会の空気感に似ているのです」
東城下町のおもてなし感とは違い、この北西城下町は物売りの圧が少し強めだ。
「王都の下層街にも少し似てますわね、市場のほうは一般の方も多いですわね」
図書館でレナ達総合学院生と別れ現在は5時くらいだが、この世界では夕方と言える。
7時に太陽は沈み月が登り始めるが商業地区のこの町は飲み屋街の側面もあり、あと2時間経てば夜の町に変わるみたいだ。
「鉱石加工のお店は・・・あったのです」
「もしかしてまた鉄板ですの?今度は何を作るおつもり?」
ジオの追加パーツ、というより武器っぽいものを作ろうと思っているが、これには一応理由もある。
アーシルに行くまでに装備なり何なりと整えるのもあるが、万が一を考えディオールの杖をミリーに渡した時、自分での手持ち武器を増やしておく予定である。
大森林地帯までなら必要にはならないかもしれないが、魔海にいるのを相手にする際はミリーも上級魔導術を使う時がくるかもしれない。
「それに専用装備はあったらかっこい・・・」
「ユラ達がいますわね、あの通りですと北東城下町からここまで来たみたいですわ」
アイリとリアに振り回されたのか疲れた顔をしたユラがこちらに気が付き、私達の方に歩いてくる。
「・・・2人もこっちに来てたんだね、何を見てるの?」
ミリーが指差す方向を見て、察したユラが軽く頷いたのだった。
宿屋1階の食堂で食事を済ませ、3階の部屋に戻る。
階段から奥の両脇が私達が使う部屋で左手が私とリア、右手がミリーとユラにアイリ3人が使っている部屋である、今集まっているのは3人の部屋である。
「色々映像投射器で撮ってきたよ!」
アイリが自分のベッドに飛び乗りながら3枚の黒いカードを入れ換えている、映像を記録するカードは1枚1時間程度の容量・・・3時間はあちこち撮り回っていたのだろうか。
「・・・東城下町で1枚、北東城下町で2枚くらい使ったね」
「総合学院の教師の人が撮影許可をくれたんだ!フィオナ達も見てみる?」
この撮影時、私とミリーがいた図書館で一緒だったレナ達の実力の程は見れそうにないが、帝都の学院生の力量は確認できそうである。
3つの棟の間の低くなっている地表に訓練用の広場があり、そこで学院生達が実技の訓練をしているみたいだが・・・
「ユラも訓練に混ざっているように見えますわね、誘われましたの?」
「・・・刀を使う冒険者は珍しいとかで是非にと、お陰で疲れた」
2人に連れ回されただけの疲労ではなかったみたいだ、映像から見られるユラの剣技は華麗でありつつ軽く慣らしている程度のようだ。
「お主らは図書館に行くと言っておったな、何か必要な知識でもあったかの?」
「大森林地帯の魔物の情報を・・・虫型が多種・・・想像するだけで憂鬱ですわ」
ミリーは都会っ子によくある虫嫌いの気があるが、田舎暮らしでも苦手な物は苦手だから致し方ない。
苦手なものを克服するより、得意な事に集中したほうが早いとはいえ・・・避けては通れない事もあるだろう。
害虫と呼んでいるのは人間側の都合で、傲慢なのは分かってはいるが、久しく見ていないあの黒い奴も別に人を攻撃してくるわけでもない、一方的に駆除しているけれど。
この世界の魔物もただ生きてるだけなのだろう・・・申し訳ないがこちらの都合で退治させてもらおう、と散々好き勝手狩っておきながら今更な事を考えるのであった。
「・・・図書館で総合学院生に絡まれた?」
「少し語弊がありますわね・・・フィオナが声を掛けられたという話ですわ」
総合学院の訓練に混ざった話から、私達も図書館で会った事からレナ達の事を伝える。
「・・・他の学院生の中でも、そのレナって子がいるパーティーの話が出てた、かなり強いらしいよ」
どうやら帝都の学院では有名だったらしい、短杖を持ってたトール・クロキスは高速詠唱の使い手、長杖を扱うルミ・プロクは回復と防御の魔導術が得意。
剣士のブレウ・ソートは体捌きでの技術、そして・・・
「学院生でミスリルランクになってるって凄いね、どんな魔物討伐したのかな?」
レナ・グレイスは総合学院に通っている期間でミスリルランクに到達している槍使い、思っている以上に強いよう。
魔力の性質くらい視ておくべきだったか、とは言え別に敵対するわけでもないから問題はないだろう。
「ジオでもミスリルなのに凄いのです、帝都周辺だと・・・大森林地帯の魔物の討伐ですかね?」
「ジオに関しては体裁もあるでしょうから、本来ならディオールやドラグーンに認定されてもおかしくないのですわ」
明日の討伐に誘われているが、別に私達が手伝う必要性もなさそうに思えるが・・・。
「私(わたくし)とフィオナを誘ったのは別の理由だと思いますわ、合同戦の事を知ってるみたいですし」
「合同戦を観に行ったのは学院をサボる口実だったのか・・・単純にミスリルランクの余裕なのか・・・謎なのです」
まあ学校は仮病で休むに限るのだが、病気で休んでも何もしようがない。
「それはそれとして、ミリーはよかったのです?大森林の魔物は強い弱いの問題じゃなさそうなのですが・・・」
「いずれは通る道ですわ・・・部屋も借りてる以上、共和国まで行ってアーシルに向かうのも遠回りになりますから・・・」
ちなみにアーシルには共和国側から行けば大森林地帯を避けていけるよう、下調べ不足だったと言えるだろうが・・・紹介してもらった手前宿のキャンセルも申し訳ない・・・という言い訳を誰にするでもなく。
「・・・私もついていこうか?ミリーの護衛として」
「そうですわね・・・・・・お願いしますわ、用心に越したことはないですもの」
アイリも一緒についてくるかと思ったが、総合学院の訓練に誘われているらしい。
「森林地帯をいっそ焼き払う・・・はやめたほうがいいです?」
「そんな事をすれば、住処を失った魔物が帝都に殺到しますわよ・・・」
「・・・フィオナの炎の槍の掃射なら・・・できなくもなさそう」
冗談で言ったつもりなのだが、本気でやりかねないと思われてしまったのだった。
16
あなたにおすすめの小説
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結保証】
星森 永羽
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
モブでいたはずの私が、ただひとりに溺愛されるまで
ChaCha
恋愛
乙女ゲームの世界に転生したことに気づいたアイナ・ネルケ。
だが彼女はヒロインではない――ただの“モブ令嬢”。
「私は観る側。恋はヒロインのもの」
そう決めて、治癒魔術科で必死に学び、気合いと根性で仲間を癒し続けていた。
筋肉とビンタと回復の日々。
それなのに――
「大丈夫だ。俺が必ず君を守る」
野外訓練で命を救った騎士、エルンスト・トゥルぺ。
彼の瞳と声が、治癒と共に魂に触れた瞬間から、世界が静かに変わり始める。
幼馴染ヴィルの揺れる視線。
家族の温かな歓迎。
辺境伯領と学園という“日常の戦場”。
「……好き」
「これは恋だ。もう、モブではいたくない」
守られるだけの存在ではなく、選ばれる覚悟を決めたモブ令嬢と、
現実しか知らない騎士の、静かで激しい溺愛の始まり。
これは――
モブでいたはずの私が、ただひとりに溺愛されるまでの物語。
※溺愛表現は後半からです。のんびり更新します。
※作者の好みにより筋肉と気合い…ヤンデレ落ち掛けが踊りながらやって来ます。
※これは恋愛ファンタジーです。ヒロインと違ってモブは本当に大変なんです。みんなアイナを応援してあげて下さい!!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
転生幼子は生きのびたい
えぞぎんぎつね
ファンタジー
大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。
だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。
神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。
たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。
一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。
※ネオページ、カクヨムにも掲載しています
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる