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これもまたぼくが選択した結果の一つ
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「なんで、ここに。だって、仕事だって言ってたのに」
春風さんは混乱しているようで、 歯切り悪くそう言った。
「この間来たふたりとぼたんちゃんが教えてくれたの。本当はあなたが劇に出るんだって……」
その言葉に、春風さんはぼくらをまるで裏切り者のように見てきた。
「春風さんのお母さんに、劇を見せたいんだ」
大助がそんなことを言い出したんは、文化祭前日のことだった。。春風さんは今回の劇で、明らかに彼女のお母さんが偏見を持っている声優のような役割を担っているのに、それを見せたいとか頭大丈夫かこいつ?と、ぼくは正気を疑った。
しかし、「声優という仕事への偏見を無くしたいんだ。きっと、説明してもわかってもらえるもんじゃない。だから、直接見せるのが一番早いと思うんだ。見ればきっと、わかってくれると思うから」という理由を聴いて、一応は納得した。ただ……
「もし失敗したら、最悪春風さん家の親子関係が大変なことになるぞ。それでも呼ぶつもりなのか?」
その未来を想像したのか、大助は顔を青くして、ごくりとつばをごくりと飲み込んだ。
しかしそれでも、「うん」と確かに頷く。
「一番身近な人に夢を否定されるなんて、そんなに辛いことってないよ。春風さんの夢を、夢を追う春風さんを、認めてあげてほしいんだ」
結局大助の熱意に押されて、春風さんの母親を劇に呼ぶことにしたのだ。春風さんに気づかれないように連絡を取るのは案外大変だった。七瀬という春風家に詳しい協力者がいたのでなんとかなったけど。
春風さんのお母さんと話したら、劇をやるという話は聞いていたらしい。ただ、春風さんは怪我をしたから代役を立てて、自分は出ないと嘘をついていたようだ。そのため、文化祭を見に行くつもりはなかったらしい。
ぼくらはお母さんに、春風さんが嘘をついた理由は聞かず、劇を見に行くのも悟られないようにとお願いしたのだが、今日春風さんにおかしい素振りはなかったということは約束を守ってくれたのだろう。
正直大助の意見には賛成だった。声優を「恥晒し」の職業だなんて偏見を持っている人に、どんなに説明しても言葉だけじゃあきっと伝わりやしない。なら直接見せるしかない。勝負をするなら、きっとその後が一番確率が高いのだと思う。
もう仕事を入れてしまったので、時間内にいけるかわからないと困ったように言われたのだが、どうやらギリギリ間に合ったらしく、ラスト一回というところで、なんとか来てくれた。
「じゃあ、劇、見たの」
恐る恐る春風さんが尋ねると、「ええ見たわよ」と、春風さんのお母さんは答えた。
親子の間に気まずい沈黙が流れる。そこに、大助が間を割って入った。
「あれが、あなたの娘さんが目指している声優という仕事です。あなたがまっとうじゃない、恥ずかしいものだとなるのを反対したらしい職業です。見ていたならわかるでしょう。ぼくのへタックソな演技だろうと、声でキャラクターに魂を吹き込む、とても立派な仕事です」
そして、春風さんの母親にそう啖呵を切った。
「声優になるのが、夢?でも渚、あなたずっと前に声優は諦めて女優を目指すことにしたって言ってたじゃない。どうして……」
春風さんのお母さんは意味がわからないとでも言うように春風さんを問い詰める。
「それはえっと……。あの時はたしかに、その、そう言ったけど……」
「春風さん」「渚!」
しどろもどろになる春風さんのことを、大助とぼたんが呼ぶ。彼女がふたりの方を見ると、ふたりはそれ以上なにも言わず、ただこくりと頷いた。
その間にどんな意思疎通がなされたのかはわからないけど、ふたりの春風さんに向ける目線は、まるで逃げるなと言っているように感じた。
それが合っているかはわからないが、それまで目を泳がせていた春風さんが、ブレることなくお母さんと目を合わせた。
「女優になりたいっていうのは、嘘。私はずっと、昔から変わらず声優になりたかったっ!」
そして、絞り出すように、そう叫んだ。
「嘘だったって……どうしてそんな嘘……」
「だってホントのこと言ってたら、お母さんは許してくれなかったじゃない!」
「それは……だって自分の子供にまっとうな仕事を目指してほしいと思うのは当たり前じゃない」
春風さんのお母さんはそう言って、おそらく小さい頃から知っているであろう七瀬の方を見た。
「ぼたんちゃんは、知ってたの?渚の女優になりたいって夢が嘘だって」
「知ってました」
と、七瀬はあっさりと答える。
「ならどうして……」
春風さんのお母さんは、すこし責めるように七瀬にそう言う。
「わたしもおばさんが毛嫌いしてる、オタク文化が好きだから。渚は特にアニメとか、声優が好きで。わたしは夢とは違うのかもしれないけど、自分以外のキャラクターになりきるのが好きです。いわゆる、コスプレってやつですね」
「それはもちろん。どういうものかは知っているけど……」
決して良い印象があるわけではない、とでも言うように、春風さんのお母さんは顔を歪めた。
「渚と違って、夢とかとは違うかもしれないけど、わたしはコスプレが好きです。でも多分それは、おばさんの言うまっとうな夢じゃないですよね。でも、やめる気はないし、止められても続けると思います。渚の声優になりたいって気持ちも、同じだと思います。いや、きっとわたしよりずっと強い」
「そうでしょ?」と七瀬が春風さんの方を見ると、春風さんはこくりと頷いた。
「でも……声優とかコスプレとか。あなたたちは恥ずかしくはないの?」
「少なくともわたしは、恥ずかしいどころかコスプレをすることに誇りを持っていますよ。……今日の劇で声を当てる渚も、本当におばさんさんから見て恥ずかしいって感じるものでしたか?」
七瀬がそう投げかける。春風さんのお母さんは思案するように頬に手を添えて、眉間にシワを寄せた。
そして、ため息をついて「……歳を取ると、頭が固くなるのかしらね。」と呟いた。
「わたしはね。今でも声優を諦めるよう言ったことは後悔してない。諦めろって言われて諦めるような覚悟なら、きっとやめさせるのが正解だから」
「わたしはそんな半端な覚悟なんかじゃ!」
まるで春風さんには覚悟がないとでも言いたげな言い草に、春風さんは声を荒げて反論した。
「確かにそうだったみたいね」「え……?」
しかし、あっさりと反論を認められて、春風さんは気の抜けた声をもらした。
「確かに渚は諦めなかった。反対してからいったい何年経ったと思ってるのよ。あなたはわたしがどんなに認めなくても、きっと諦めないんでしょね。ならコソコソ続けられるより、せめてわたしの目の届く範囲でやってくれた方がずっといいわ」
「ホントそういうとこ、誰に似たんだか」春風さんのお母さんは再度大きなため息をついて
そう呟く。
「認めて……くれるの?」
春風さんはまるで信じられないとでも言うような、ふわふわとした様子でそう口にした。
「だから認めるしかないじゃない。あなた諦めないんだもの」
「うん。わたし、諦めないよ。お母さんにどんなに反対されても絶対に」
春風さんは力強く頷いた。
「正直、まだ声優だとか、そういう文化にいい感情は持てない。でもわたしも、理解しようとする努力はやめないようにするから。あなたの夢をちゃんと心から応援できるように、そういう文化を好きになれるように頑張るから。すこし、時間はかかるかもしれないけど……。とりあえず、渚」
「なに、お母さん」
「……今日の劇、素晴らしかったわよ」
そう微笑んだ母親を見て、春風さんは涙を流す。そして、「うん」と笑顔で答えた。
それを見て、七瀬も大助も、まるで自分のことのように、七瀬さんの夢が認められたことに嬉しそうにしている。
「おまえは以前、もし自分が大助のことをけしかけなければどうなったかとおまえは聞いたな。だがその未来に、春風渚が怪我をしなかった未来には、この結末はなかったぞ」
閻魔ちゃんが、笑い合う春風さんと、その母親を見て、ぼくにそう告げた。
「あ、安心してください!今度は本当ですから!嘘じゃありませんから素直に受け取ってください」
青鬼さんがどこか慌てたようにぼくにそう言う。どうやらあの時真実を伝えたことをまだ気にしているらしい。
「そっか……」
そう答えたぼくは、自然と自分の頬が緩むのを感じた。
春風さんは混乱しているようで、 歯切り悪くそう言った。
「この間来たふたりとぼたんちゃんが教えてくれたの。本当はあなたが劇に出るんだって……」
その言葉に、春風さんはぼくらをまるで裏切り者のように見てきた。
「春風さんのお母さんに、劇を見せたいんだ」
大助がそんなことを言い出したんは、文化祭前日のことだった。。春風さんは今回の劇で、明らかに彼女のお母さんが偏見を持っている声優のような役割を担っているのに、それを見せたいとか頭大丈夫かこいつ?と、ぼくは正気を疑った。
しかし、「声優という仕事への偏見を無くしたいんだ。きっと、説明してもわかってもらえるもんじゃない。だから、直接見せるのが一番早いと思うんだ。見ればきっと、わかってくれると思うから」という理由を聴いて、一応は納得した。ただ……
「もし失敗したら、最悪春風さん家の親子関係が大変なことになるぞ。それでも呼ぶつもりなのか?」
その未来を想像したのか、大助は顔を青くして、ごくりとつばをごくりと飲み込んだ。
しかしそれでも、「うん」と確かに頷く。
「一番身近な人に夢を否定されるなんて、そんなに辛いことってないよ。春風さんの夢を、夢を追う春風さんを、認めてあげてほしいんだ」
結局大助の熱意に押されて、春風さんの母親を劇に呼ぶことにしたのだ。春風さんに気づかれないように連絡を取るのは案外大変だった。七瀬という春風家に詳しい協力者がいたのでなんとかなったけど。
春風さんのお母さんと話したら、劇をやるという話は聞いていたらしい。ただ、春風さんは怪我をしたから代役を立てて、自分は出ないと嘘をついていたようだ。そのため、文化祭を見に行くつもりはなかったらしい。
ぼくらはお母さんに、春風さんが嘘をついた理由は聞かず、劇を見に行くのも悟られないようにとお願いしたのだが、今日春風さんにおかしい素振りはなかったということは約束を守ってくれたのだろう。
正直大助の意見には賛成だった。声優を「恥晒し」の職業だなんて偏見を持っている人に、どんなに説明しても言葉だけじゃあきっと伝わりやしない。なら直接見せるしかない。勝負をするなら、きっとその後が一番確率が高いのだと思う。
もう仕事を入れてしまったので、時間内にいけるかわからないと困ったように言われたのだが、どうやらギリギリ間に合ったらしく、ラスト一回というところで、なんとか来てくれた。
「じゃあ、劇、見たの」
恐る恐る春風さんが尋ねると、「ええ見たわよ」と、春風さんのお母さんは答えた。
親子の間に気まずい沈黙が流れる。そこに、大助が間を割って入った。
「あれが、あなたの娘さんが目指している声優という仕事です。あなたがまっとうじゃない、恥ずかしいものだとなるのを反対したらしい職業です。見ていたならわかるでしょう。ぼくのへタックソな演技だろうと、声でキャラクターに魂を吹き込む、とても立派な仕事です」
そして、春風さんの母親にそう啖呵を切った。
「声優になるのが、夢?でも渚、あなたずっと前に声優は諦めて女優を目指すことにしたって言ってたじゃない。どうして……」
春風さんのお母さんは意味がわからないとでも言うように春風さんを問い詰める。
「それはえっと……。あの時はたしかに、その、そう言ったけど……」
「春風さん」「渚!」
しどろもどろになる春風さんのことを、大助とぼたんが呼ぶ。彼女がふたりの方を見ると、ふたりはそれ以上なにも言わず、ただこくりと頷いた。
その間にどんな意思疎通がなされたのかはわからないけど、ふたりの春風さんに向ける目線は、まるで逃げるなと言っているように感じた。
それが合っているかはわからないが、それまで目を泳がせていた春風さんが、ブレることなくお母さんと目を合わせた。
「女優になりたいっていうのは、嘘。私はずっと、昔から変わらず声優になりたかったっ!」
そして、絞り出すように、そう叫んだ。
「嘘だったって……どうしてそんな嘘……」
「だってホントのこと言ってたら、お母さんは許してくれなかったじゃない!」
「それは……だって自分の子供にまっとうな仕事を目指してほしいと思うのは当たり前じゃない」
春風さんのお母さんはそう言って、おそらく小さい頃から知っているであろう七瀬の方を見た。
「ぼたんちゃんは、知ってたの?渚の女優になりたいって夢が嘘だって」
「知ってました」
と、七瀬はあっさりと答える。
「ならどうして……」
春風さんのお母さんは、すこし責めるように七瀬にそう言う。
「わたしもおばさんが毛嫌いしてる、オタク文化が好きだから。渚は特にアニメとか、声優が好きで。わたしは夢とは違うのかもしれないけど、自分以外のキャラクターになりきるのが好きです。いわゆる、コスプレってやつですね」
「それはもちろん。どういうものかは知っているけど……」
決して良い印象があるわけではない、とでも言うように、春風さんのお母さんは顔を歪めた。
「渚と違って、夢とかとは違うかもしれないけど、わたしはコスプレが好きです。でも多分それは、おばさんの言うまっとうな夢じゃないですよね。でも、やめる気はないし、止められても続けると思います。渚の声優になりたいって気持ちも、同じだと思います。いや、きっとわたしよりずっと強い」
「そうでしょ?」と七瀬が春風さんの方を見ると、春風さんはこくりと頷いた。
「でも……声優とかコスプレとか。あなたたちは恥ずかしくはないの?」
「少なくともわたしは、恥ずかしいどころかコスプレをすることに誇りを持っていますよ。……今日の劇で声を当てる渚も、本当におばさんさんから見て恥ずかしいって感じるものでしたか?」
七瀬がそう投げかける。春風さんのお母さんは思案するように頬に手を添えて、眉間にシワを寄せた。
そして、ため息をついて「……歳を取ると、頭が固くなるのかしらね。」と呟いた。
「わたしはね。今でも声優を諦めるよう言ったことは後悔してない。諦めろって言われて諦めるような覚悟なら、きっとやめさせるのが正解だから」
「わたしはそんな半端な覚悟なんかじゃ!」
まるで春風さんには覚悟がないとでも言いたげな言い草に、春風さんは声を荒げて反論した。
「確かにそうだったみたいね」「え……?」
しかし、あっさりと反論を認められて、春風さんは気の抜けた声をもらした。
「確かに渚は諦めなかった。反対してからいったい何年経ったと思ってるのよ。あなたはわたしがどんなに認めなくても、きっと諦めないんでしょね。ならコソコソ続けられるより、せめてわたしの目の届く範囲でやってくれた方がずっといいわ」
「ホントそういうとこ、誰に似たんだか」春風さんのお母さんは再度大きなため息をついて
そう呟く。
「認めて……くれるの?」
春風さんはまるで信じられないとでも言うような、ふわふわとした様子でそう口にした。
「だから認めるしかないじゃない。あなた諦めないんだもの」
「うん。わたし、諦めないよ。お母さんにどんなに反対されても絶対に」
春風さんは力強く頷いた。
「正直、まだ声優だとか、そういう文化にいい感情は持てない。でもわたしも、理解しようとする努力はやめないようにするから。あなたの夢をちゃんと心から応援できるように、そういう文化を好きになれるように頑張るから。すこし、時間はかかるかもしれないけど……。とりあえず、渚」
「なに、お母さん」
「……今日の劇、素晴らしかったわよ」
そう微笑んだ母親を見て、春風さんは涙を流す。そして、「うん」と笑顔で答えた。
それを見て、七瀬も大助も、まるで自分のことのように、七瀬さんの夢が認められたことに嬉しそうにしている。
「おまえは以前、もし自分が大助のことをけしかけなければどうなったかとおまえは聞いたな。だがその未来に、春風渚が怪我をしなかった未来には、この結末はなかったぞ」
閻魔ちゃんが、笑い合う春風さんと、その母親を見て、ぼくにそう告げた。
「あ、安心してください!今度は本当ですから!嘘じゃありませんから素直に受け取ってください」
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