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第16章五つの玉ゴールド惑星

ゴールド惑星#24

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ゴールド惑星を離れてから、数日が経とうとしていた。

「次の星に着くまでしばらく時間かかるわね、何があるか分からないから、体休めときましょ!」

花子が元気に振る舞うが、船内はどんよりとした雰囲気が立ち込めていた。

「どうしたの皆んな元気ないわね!いつも五月蝿いくらいなのに…」

優は立ち上がると、皆んなの方を向き、こう言ったそうな。

「僕のお菓子が無いんだ!ジャポニカから持ってきた、駄菓子が無いんだ」って

そう言い話した優は、元の席に座ると、唯前を向いてボーっとするのであった。

宇宙船は自動操縦に変わり、最短距離で次の星に向かう、一同はこれまでの疲れから長い眠りにつき、星に着くまで起きる事は無かったそうな…続く


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