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第16章五つの玉流星群が降り注ぐ星
流星群が降り注ぐ星#23
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それは、空気の入ってない風船だった。
「よく見てなさい」
長老は掌に風船を乗っけると、見る見る内に風船は膨らみ、力を緩めると空気が抜る、それは今まで見たことがない不思議な感じだ。
「これが第1の修行、風船膨らませじゃ、掌にパワーを集中させ風船を膨らませ、わしの顔ぐらいまで膨らませられたら合格じゃ!」
長老は人数分の風船を配り終えると、木の下に座り込み私達の様子を伺い始める。
「簡単に言うけど、中々難しいわよこれ、掌からパワー何て出やしないわよ」
花子が梃子摺って居ると、隣で物凄い音が鳴り響いたんだ。
「パァーン!」
バスケットボールが弾けるかの様な音が周囲を包み込み、長老は腰を抜かした。
「わ!なんじゃ御主は!何処でそんな力を身に付けたのじゃ!あっぱれじゃ!よし!御主は第2の修行に進む事を許可しよう、だが皆んなが習得するまで第2の修行はやらんぞ」
優はその場に倒れ込み、何も喋らず空を見上げていた…続く
「よく見てなさい」
長老は掌に風船を乗っけると、見る見る内に風船は膨らみ、力を緩めると空気が抜る、それは今まで見たことがない不思議な感じだ。
「これが第1の修行、風船膨らませじゃ、掌にパワーを集中させ風船を膨らませ、わしの顔ぐらいまで膨らませられたら合格じゃ!」
長老は人数分の風船を配り終えると、木の下に座り込み私達の様子を伺い始める。
「簡単に言うけど、中々難しいわよこれ、掌からパワー何て出やしないわよ」
花子が梃子摺って居ると、隣で物凄い音が鳴り響いたんだ。
「パァーン!」
バスケットボールが弾けるかの様な音が周囲を包み込み、長老は腰を抜かした。
「わ!なんじゃ御主は!何処でそんな力を身に付けたのじゃ!あっぱれじゃ!よし!御主は第2の修行に進む事を許可しよう、だが皆んなが習得するまで第2の修行はやらんぞ」
優はその場に倒れ込み、何も喋らず空を見上げていた…続く
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