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第16章五つの玉オブジェクト
オブジェクト#40
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その星人は、ブツブツと何かを言っているようだが聞き取れず、近づいてもビクともしなかった。
「ねえ!其処で何してるの?」
優が優しく問いかけるとその星人は、此方を振り向く事なく話し始めたんだ。
「これは、まだわたちが小さい頃のお話…」
子星人「やーい!お前の母ちゃん二足歩行!」
この星では二足歩行が珍しく皆、野生動物のように四足歩行だ。
「うるさい!母ちゃんの悪口言うな!今に覚えておけ、わたちの父ちゃんが黙っていないからな!」
全身真っ赤にして家に帰ると、食事の準備をする母が優しく出迎えてくれた。
「あら!お帰りなさい、どうしたの?そんな赤くして、また学校で何か言われたの?」
二足歩行で虐められてるなんて、死んでも言えなかった。
「ううん…大丈夫だよ、走って帰って来たから赤くなっただけだよ!あーお腹空いた、今日の夜ご飯なーに?」
母の前では明るく振る舞い、辛さを微塵に見せないようにする日々がしばらく続きある日、事件が起きたそうな…続く
「ねえ!其処で何してるの?」
優が優しく問いかけるとその星人は、此方を振り向く事なく話し始めたんだ。
「これは、まだわたちが小さい頃のお話…」
子星人「やーい!お前の母ちゃん二足歩行!」
この星では二足歩行が珍しく皆、野生動物のように四足歩行だ。
「うるさい!母ちゃんの悪口言うな!今に覚えておけ、わたちの父ちゃんが黙っていないからな!」
全身真っ赤にして家に帰ると、食事の準備をする母が優しく出迎えてくれた。
「あら!お帰りなさい、どうしたの?そんな赤くして、また学校で何か言われたの?」
二足歩行で虐められてるなんて、死んでも言えなかった。
「ううん…大丈夫だよ、走って帰って来たから赤くなっただけだよ!あーお腹空いた、今日の夜ご飯なーに?」
母の前では明るく振る舞い、辛さを微塵に見せないようにする日々がしばらく続きある日、事件が起きたそうな…続く
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