腐男子♥異世界転生

よしの と こひな

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32話(※)資料室

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꧁前書き꧂

※ このページは、なろう掲載版(R15)とは異なり、加筆を含むR18バージョンとなっています。
18歳未満の方は、R15版(なろう掲載)をご覧ください。
閲覧の際はご注意ください。
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  ༺ ༒ ༻


 それからの日々は、嵐のように過ぎていった。
 授業の内容が次第に難しくなり、剣の自主鍛錬も欠かせず、息をつく暇もない。

 けれど、そんな慌ただしい日々を過ごしつつも、ほんの一瞬の隙を見つけては、廊下の陰で指先を絡めたり、人気のない階段の踊り場で唇をそっと重ねたり――俺とアルチュールは、短い触れ合いの中に言葉以上の互いの想いを詰め込んだ。

 もとより、寮に住み、学院で日々を共にしている以上、常に人の目がある。まるで誰かに見張られているような環境で、長い時間、二人きりになるだなんて至難の業だ。
 ネージュがあと少しで巣立って、時計塔で先輩伝書使クーリエたちと過ごすようになれば、部屋でゆっくり会えるようになるかもしれない。けれど、ネージュがいなくなるのは、俺としてはとてつもなく寂しい。きっと、奇石で「泊まりに来てくれ」と呼んでしまう。また、そのときになっても、リシャールやナタンの突然の訪問がある以上、落ち着いて甘い時間を謳歌する……、なんてことは、到底望めそうにない。

 そんな中、
 ――まあ、正直に言えば、唇を重ねるだけでは済まないことも、ないではない。
 学生の本分は勉学なのに、何をやっているんだか……と我に返る瞬間もあるが、若くて、健康な男子というやつはどうしようもない。
 剣を振って体を疲れさせても、汗を流して筋肉を痛めつけても、それだけでは解消できない熱や昂ぶりが残る。
 それも、最推しから恋愛感情を向けられて、気づいたらなぜかお付き合いをすることになっていたんだ。

 腹を割って言えば、俺だって、アルチュールに触れたい、触れられたい。
 一度、好きな相手に抱きしめられ、その体温を覚えてしまうと――もう、戻れない。あのぬくもりが、皮膚の奥に残って離れない。
 俺は、こんなに恋愛体質だっただろうか……?

 思い出すたび、胸の奥で熱が疼いて、どうしようもなく、また求めてしまう。
 とはいえ――先日の資料室は、さすがにヤバかった。

 三日前のことだ。
 リシャールとアルチュール、そして俺の三人は、デュボアからちょっとした頼まれごとを受けていた。尚、ナタンはカナードに数学の質問をしに行っていて、そのときは偶々、不在だった。
「薬草学の資料棚にある“灰の木の花の精油特性”について書かれた本を探して、部屋のポストに入れておいてくれ。見つからなければ構わん」
 ――それだけの、簡単な用事。

 デュボアには剣の稽古場を借りていることもあり、俺たちはその礼として、時々こうして雑務を手伝っている。
 書類整理や蔵書の運搬、授業準備の補助……どれも大した仕事じゃないけれど、そんな地味な作業の合間に流れる、穏やかな四人の時間が俺はけっこう好きだった。

 資料室へ向かうと、午後の光が足元の地窓からほのかに差し込み、古い紙の匂いが漂っていた。
 薄暗い書架の間を縫うように進んでいくと、アルチュールが思いのほか早く目的の一冊を見つけた。
「これかもしれない」
 革の表紙に、銀文字で『灰花精油論』と刻まれている。
 リシャールがページをめくり、内容をざっと確認する。
「合っている。では、戻ろう」

 三人で資料室を出ようとした、そのとき――、
 廊下の向こうから、ゆったりとした足音が近づいて来た。
 見れば、ボンシャンが手に大量の資料の束を抱えて立っている。

「ワンジェ君」
 リシャールが反射的に姿勢を正す。
 ボンシャンは穏やかな微笑を浮かべたまま、いつもの落ち着いた声で言った。
「ちょうどいいところで会いました。先日あなたが提出した土属性のレポート、一部に書き損じがありましてね。今から一緒に来て訂正しておきなさい。すぐに終わります」
「……今、ですか?」
「何か問題でも?」

 柔らかい口調のまま、逃げ場がない。
  リシャールはわずかに肩を落とし、ボンシャンの手から資料をさりげなく手に取ると「あとで合流する」と短く告げ、二人で歩き出した。
 残されたのは、俺とアルチュールの二人だけ――。
「ボンシャン寮監、荷物持ち見付けたって顔してたよな……」
 俺がぼそりとつぶやくと、隣のアルチュールが苦笑いを浮かべてうなずいた。
「そうだな」
 その笑みが消えるより早く、ボンシャンとリシャールの背中が角を曲がって見えなくなる。
 途端に、廊下に残された空気がひどく静まり返った。
 アルチュールが、そっと俺の手を取る。
 反射的に振り向く間もなく、資料室の扉がもう一度開かれ――中へと引き込まれた。
 次の瞬間、カチリと内側から鍵の音が響く。
 アルチュールは入ってすぐのコンソールテーブルに手にしていた灰花の本を置くと、俺の腕を掴んで抱き寄せた。
「……アルチュールっ」
 問いかけようとした唇が、柔らかな熱に塞がれる。
 激しかった。息を奪われるほどに。
 背中が書架に押しつけられ、積み重ねられた本の山がかすかに揺れる。
 驚く暇もない。唇が離れて、すぐにまた重なった。

 いつぶりだろう、こんなふうに、何も考えられなくなるほどのキスは。

 頭の片隅でそんなことを思う。
「……なんだよ……、どうした?」
 唇が離れた瞬間、アルチュールの背中に腕を回しながらようやく言葉を吐き出すと、彼は額を俺の肩に押しつけた。
「限界だった……」掠れた声が喉の奥で震える。「セレスの顔、見てると……もう、止められなくなる」
 彼の吐息が肌をかすめ、耳の奥が熱を帯びる。
 胸の奥で何かがゆっくりと溶けていくのを感じた。

「……そうかよ」
 思わず、口角が上がる。
 こんなに真面目で誠実な男が、俺を抱き締めながら息を乱してるなんて――悪い気はしない。
 むしろ、少し誇らしい。
「こないだの寮室でも、部屋に引き込んで同じことをしたな」
「セレスに、教えてもらった」
「ん?」
「遺跡で……俺の手を引いて、より人目のない場所に連れて行ったのは、誰だった?」

 ああ……なるほど。それは、間違いなく俺のせいだ。

「……覚えが早いな、アルチュール」思わず笑いながら、指先で彼の髪を撫でる。「じゃあ、お前をこんなふうにしたのは……」
「セレスだ」
 アルチュールが、片手で俺の頬を包み込む。親指の腹が唇の端をなぞり、その軌跡に熱が残る。
「なあ、セレス……」
「ん?」
 アルチュールは、俺の耳朶を甘く噛みながら、「探してた本を一番に見つけた良い子にご褒美をくれないか?」と冗談めかしてそう言うと、喉の奥で笑った。
「……何のご褒美が欲しいんだ?」

「触れたい」

 ここで、「どこに……?」だなんて聞くのは無粋すぎる。

 俺は彼の胸を手で少し押し返すと、鋭い視線を感じながらタイを解き、シャツの前ボタンを一つ一つ外しベルトを緩めた。
「……これでいいか?」

 目の前のアルチュールの瞳が、驚きと熱を帯びてわずかに揺れた。ごくり、と音が漏れそうなほどに、喉仏が上下する。
 彼は一拍の沈黙のあと、手を伸ばしてきた。

 指先が鎖骨をかすめる。
「……セレス」
 呼ばれた瞬間、背中を這い上がるような震えが走り、もう何も考えられなくなっていた。

 アルチュールの手が、俺の胸を撫で小さな突起に触れる。
 その刺激に腹の奥の重みが、ずんっと増した。
「あ……」
 俺は喉の奥で鳴いた。
 再び唇が重なり、たっぷりと唾液を含ませた舌に口内を探られ闇雲に愛撫される。

 書架の影。閉ざされた空間。
 外の光がわずかに揺れて、紙の埃が金色の粒になって漂う。
 その光が、アルチュールの睫毛にも、俺の指にも、静かに降りかかっていた。
 世界が、本当にふたりだけになったみたいだった。
 立っていることすら難しくなり、俺はアルチュールの肩に手を置いて身を預けた。彼の腕が自然に俺の腰を支え、そのままゆっくりと座り込むのに合わせ、俺はその膝の上に身を傾ける。
 熱を帯びた欲の色を瞳に宿しながらも、どこか澄んだ面差しのままで、彼はうっとりと俺を見つめていた。
 もしこのまま時間が止まったら――そんなことまで思ってしまう。

 息だけで彼の名前を呼んだ瞬間、アルチュールが俺の首筋にキスをしながらの下着の中に手を差し込んできた。
「んっ……」
 直に触られて、腰が一人でに跳ねる。既に反応しているものを引きだされ、表皮を擦りたてられる。途中、何度も先端を親指でなぞられるたび、熱がゆっくりと滲み出し、奥底に沈んでいたものが静かに息づきはじめた。
 あまりの快感にアルチュールの頭を掻き抱く。覚えずのけぞった拍子に突き出してしまった胸へアルチュールの舌が這う。
「あっ……」
 そこから電流みたいな熱が走った。
 晒した喉を震わせていると、俺の背に回されていたアルチュールの左手が離れ、金具が小さく触れ合う音がして衣擦れの音が続いた。
 見れば、アルチュールがファスナーを下ろして前を寛げ、骨張った長い指で硬く息づいている自身を握り上下にさすっている。
「くそっ、お前のほうがデカい……」
 低く吐き出した声と同時に、俺はアルチュールの耳元へ顔を寄せ、その柔らかな耳朶に歯先で触れた。
 震える膝でどうにか立っている俺を、アルチュールが下から見上げ、ゆっくりと口元を歪めると、にやりと笑う。
 こういうときでも、やっぱり負けず嫌いが顔を出す。その意地の強さが可笑しくて、同時にどうしようもなく愛おしい。
「好きだよ、アルチュール……」
 濡れた吐息を含ませながら、耳に直接そう囁いてやると、彼は俺の反り返った裏側を執拗に撫で上げて来て、俺たちはほぼ同時に達していた。

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