水道実　異世界で悩み行動する

斉藤　太郎

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嵐と湖の章

ある日の美少女のボランティアの一日

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田中実はこの村に思い入れがあった数年前レジャーでやってきたときにとても暖かく
迎え入れて一緒に湖で楽しく遊んでいたのだ、その時少ないけど友人が出来た

今も渡してあげた携帯の学割無料セットで今も連絡を取り合っているのだ
この村はお金が無いので払わせるわけには行かないと言う要望を聞いてもらって
お金を使わずに使わせてもらってる

いつもは取り留めの無いが楽しい会話を楽しむだけだったけど

「そんなことよりよ深刻な話だからまじめに聞いてくれないか」

そういってからの話はまさに深刻な話だった

近所の老人や子供たちがバタバタと突然に死んでいく
漁は出来ない取れても少しであったり奇形魚が何割かは必ず入ってる
運が悪ければほぼ全部が奇形魚のときもある

風評被害で主産業の魚と木材が売れなくなっている
偶に来ていた観光者も来なくなった、もとよりそんな臨時収入
に頼るわけでもないが村としてはさらに収入が入らなくなった
大人たちもどうしたらいいか頭を抱えている

そこで自分たちでも出来ることはないだろうか
と聞いてきた

「やっぱり原因を調べないといけないよね、湖に何か原因があるはずなんだ
湖に潜って調べようよ、今すぐには無理だけど出来るだけ近いうちに潜りに行くから」

そう約束した
しかし大人たちに反対されたので炊き出しに来ていた少女にお願いしたので
ようやく潜っても良いと言う許しがもらえた

準備のためにフロート、カレントフック、ホイッスル、ダイブコンピュータ
ミラー、グローブ、ライト、マーカーダイビングナイフ、浮揚装置ベスト
を人数分持って行ってインストラクターと共に潜水に行った

そして潜ったけれど一日目はなんら発見できなかった
２日目は水死体を発見した、そして村で葬式した
３日目は水中を漂う船に関すると思われる様々な
品物の布団やコップ、ボート、浮き輪を見つけた

それを少女に伝えた

それを聞いた少女は
お小遣いで買ってくると言って空飛ぶ船に乗っていってしまった

嵐のひどい日少女がやって来た
買ってきたわよー　と少女が叫んだ

その後皆で船を引き上げることに

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