水道 実 異世界で悩み行動する

斉藤 太郎

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第二章

お金の問題

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とあるところに小年がいました

お母さんは言いましたこれから貴方のお小遣いを決めます

小学生の間はこの金額で我慢するのよ

「うん分かった」うんじゃなくはいと答えるものよ」

「ええっとはいでいいんだよね」

「そうよ、返事は元気欲はいと答えるの」

「それでお小遣いってこないだおじさんから聞いてその通りに
決めようと思うの、ちょっと我慢して聞いてね」

小年は聞きたいことがあったけど口を開かずにじっと耳を傾けていた

「これからはお小遣いは1日十円とします、その内訳は
5科目の予習、復習、家事手伝いの3つよ」


「ええもっともらえないの、それじゃゲームできないよ
増額を申請します」

「そのとき(ゲームを買うとき)はお母さんに言いなさい
母さんが判断します」

「まだ早いと思うけどおかしなゲームを買わないように
母さん審査を行います、わかったわね」

「はいわかりました、それでいいよ」

「良くわかりました、良い子には頭をなでてあげましょう」


「それで何時からなの」

「じゃあ今度の月曜から始めるわよ」

「それまではいつもどおりなの」

「違うわそれまでお小遣いなしで我慢することを覚えてもらうわ」

「うーーん分かった」そうじゃなくはいでしょ、はいと言いなさい」

「はい、わかったよ」「母さん、駄菓子屋ゲームで5百円くれない」

じっと見つめた母さんは「絶対だめ、これからはお小遣いの範囲で買い物をするの
貴方のためだから、もうこれ以上この話はなし、終わったの分かる」

「ええ如何して、いいじゃん」だめなものは駄目これはけじめなのこれ以上この話は
なしです」

やり取りを見ていたお父さん

「お前も分かったら無理なことを言うんじゃない、母さんの言う通りだぞ
お父さんもお母さんに協力してお前にお小遣いをやるのは母さんからだけにする」


「ええお父さんの鬼、少しぐらいいいじゃないか」

「駄目なものは駄目だ、この決定は決して変えないから」

お父さんがこんなことを言うと決して変わらないのは分かっているので
仕方なく受け入れることにした

「分かったよ、もういい一日十円でいい」(お父さん、お母さんの鬼、あっかんべー)

「もう寝る、」あんた今朝起きたばっかりでしょ今から寝てどうするの、拗ねてるんじゃないの」

「お兄ちゃん拗ねてるっていうの、こんな時の事を」

「そうよお兄ちゃんのこんなところを真似しちゃいけないわよ、分かった」

「うんわかった、あっはいだね」

「そうはいですよ、花子は良い子ね拗ねたり、膨れたりして無理を言わないんだよ」

「はい、花子は拗ねたり、膨れたりしません」

「それって宣言文かな」「宣言文てなに」「宣言文というのはねまだ花子には無理ね
いつか教えるわね、それより朝食を食べてしまいましょう」

みんなそろって

「いただきます」手を合わせた

その後学校へ行くドタバタになりました

月曜から一週間

「70円かあ、これで何が出来るのかな」
(まだ60円しか持っていないが持っているものとして
考えているけど、何を買うつもりなのかな)

「切手を買おう」

小年は切手を買う決心をしました

「お母さん切手を買うから買ってよ、残りの切手はお母さんに上げるから」

もともとお母さんの財布から出てるんだけどね

「じゃあお母さんと約束それが出来たらこの切手シート一枚丸まる上げるわ、
それは、コワイと尾言う言葉を思わず出てしまう以外には決して使わないこと
それが出来たら特別に今回だけ貴方にあげる、わかった」

「はいわかりました、絶対にコワイって言わない、普通のときは」

「それじゃあお母さんと約束よ」

「はい約束守ります、死ぬまで絶対破りません」

やっと切手シートを貰いお友達に手紙を出しました(メアドをアドレスに書きました)

「陽君手紙ついたかな」

「えっ着いてないよ、何か出したの」

「出したよ、でも着いてないんだよね」

「うん、どうしてかな、メールなら直ぐ着くのに」

「手紙ってどのくらいで着くのかな」

「じゃあ明後日までまとうよ、それで着いてなかったらお母さんに聞きなよ」

「うん分かった、楽しみだな」

「ねえなんて書いたの」秘密だよ、秘密、何でもかでもしゃべったら楽しみなんて
ないじゃない」

「そうだね、ごめん楽しみに待ってるよ、一緒に遊ぼう」

「うん遊ぼう、遊ぼう」

サッカーをしている

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