水道 実 異世界で悩み行動する

3章

暴食の眷属３兄弟

暴食の３眷属

ルイトニーが帝国ホテルにいた

理由は言わずと知れたホテルバイキングの日である

この日は貴重な料理が出るというので3000円＋Ｘ円を握り締め

朝早くから待っていた、開店と同時に入り悠々と味わう暇も有らばこそ

次々に優雅に食べて言った、「実に美味しゅうございました」

相方は思った何時ながらあれだけ食ってるのに優雅に食べられるものだ



本音　腹いっぱい食えるってのは最高だ　それに10000円も使う奴の気が知れない
腹いっぱい食えればいいだろうが、それだけじゃ味気ないから優雅に食ってるだけだ

ルイトニー

ジャンシー

ニュー大谷

どっかのホテルでジャンシーが待っていた円形フロアでお任せで料理を待っていた

一品一品味わいながら最高のロケーションで満喫しながら会話と美女を引き連れ

デート気分で女性を軽く口説きながら会話と味覚を満喫しながら、時間が過ぎていく

毎週同じ曜日にやってきては悠然と帰っていく、上品に身だしなみは素晴らしく

一流の背広を着こなし、優雅な歩き方で女性を魅了し、スクリームの声を上げさせながら

何時も帰っていく




もう一人いたが悪魔狩りに捕まり現在空席となっている


ジャンシー

あいつ等というか、サラリーマンもか労基法のことを早く忘れすぎじゃないか

どこまで馬鹿なんだ、僅か30年前には労基法労基法と大騒ぎしていたのに

今は読みたくも無いって如何思う、ひど過ぎないか？



ルイトニー
まあな、でも多少はな仕方ないと思うがちょっと難しいからって

逃げ出そうとするのは同感だ

奴ら、自分の儲けからどうやって自分らが払っている税金が回って

何処へ言ってるかなんて全く考えていやがらん、下らなすぎて

あくびが出る

ジャンシー
だからって本当にそんなことで欠伸なんかしないようにしろよ

かっこ悪い、お前の欠伸なんか側で見せられる俺の身になってみろ

100年ぐらい友達辞めてやる

ルイトニー
分かってるって、お前のまで欠伸なんかしないって

自由に生きるって言っても、日銀総裁が如何思うかって考える奴も

本当に少ないな、まず考えるのは家族や友人達が如何思うかって

考えるのは何でだろうな



多喜二は分かってたようだな、あれは頭が良かった

会った事はないがな、本を読めば大体は分かる

出来れば仲間にしたかったぐらいだ

侍達は同士にこそ出来なかったが、意見の違う友人として
実に楽しい時間を過ごせたよな



ルイトニー

ああ最高だったが、いくつも体を乗り換えた間に死んでいったが
彼らは慎重に付き合う必要はあったが、これ以上は繰言になるな

ジャンシー
数百年前にいなくなった空席如何するよ、もうそろそろ
後釜を探さないとな

ルイトニー
出来れば話しの合う奴がいいな、というより
話が合わないと勤まらないけどな

永遠に生かすのか、俺達みたいにな


ジャンシー

それはしばらく使ってみてからだな

いい奴はいるか、これから調べなきゃな


じゃあそれで決定と言うことで

条件
武士道を実践できる
人間にしては深い話が出来る
出来れば頭がいいほうがいい

これでいいか

ルイトニー
ああそれでいい、じっくり調べようか、どうせ急がないんだ
早めでな


人間は何を考えているんだ、少し飛べばアフリカの黒人は
餓えて死んでる奴が数え切れないほど沢山いるってのに
気楽過ぎないか？

まあ俺達は人のことは言えないが、それにしても多すぎでないか