水道 実 異世界で悩み行動する

斉藤 太郎

文字の大きさ
95 / 139
哲学の道

セクハラ部長

しおりを挟む
セクハラ部長

本部長として就任した昭彦はタバコをやめるのに四苦八苦していた

止めたいのに止められないが、自己の教会ではタバコは事実上禁止されている

止むを得ず、始めは本数を減らしだした

1月 一日90本飲んでいた

2月 1日80本に減らしました

3月 一日70本になりました

4月 一日60本

5月 一日40本

6月 一日30本

7月 一日20本

年末完全禁煙 記念祭 24日 お酒と食時会 宴会ゲームなどがありました


禁煙が出来るのはいいのですが、この間本部長は我慢できないのか
職員や知り合いの女性のお尻や肩に手を触れることが多くなりました


禁煙でな悩む姿を見ているため我慢していましたが

簡単に禁煙できるようになってもお触りが治まらないため

奥様へ相談が行きました



奥様は、私は知りません主人が勝手にやって止めないんです

そういってプリプリしていました

その後夫婦喧嘩視していたらしいと噂が広がりました


それはそうでしょう、奥さんがいるのに他の女性にお触りしてるのですから



バレタ時には職員の父親と、配偶者が談判にやってきて

職場が騒然と鳴りました


総本部から責任者が飛んできて、事態の収拾が始まり

一年間の謹慎処分となりました

セクハラは今も昔も問題になりやすいですね


仕事に関しては、信者を増やすことは手腕に長けていました

色んな新機軸を打ち出し、それを実行させて一気に信者数を増やしています

また一般信者や一般会員を増やすときにはセクハラは一切せず、無理な献金や

寄付は決してさせず、人徳のようなもので包み込み安心感を与え楽しい講義をして

笑い声が絶えない講演を良くしていました

自国に誇りを持たせるように思いやり深い言葉に定評がありました

仕事は出来るし、優しいのですがセクハラさえなければ最高の本部長です


人間ですから完璧ではないと言うことですね

どこかに欠点が出来るのは仕方が無いのかもしれません

vol.11 上司から女性社員に対するセクハラ事件
上司から女性社員に対するセクハラ事件
《京都地判 2006年 4月 27日》

概要
被告 会社及び原告の直属の上司
原告 大手消費者金融会社に勤務する女性
本件は、被告上司が原告に対して、セクハラ(強制参加の食事会で、身体的接触や「単身赴任は寂しいものだよ。」「家で待っている愛人が欲しい。」などと言った)、パワハラ(「僕を誹謗中傷しているらしいな。君の悪い噂がぽっぽっぽっと出てるぞ。ここにいられなくなるぞ。」などと原告を追いやる言動を行った。)を行ったとして、同被告及び被告会社に損害賠償(慰謝料300万円、弁護士費用50万円)、被告会社に未払賃金(休業期間の賃金68万1997円)及びその遅延損害金の請求をした事案である(被告は、事実につき否認している)。なお、原告は、セクハラ行為があったとされた日以降、体調を悪化させ、その4日後に医院で「心因反応」との診断を受けている。

判決
セクハラ等によって休業した期間の未払い賃金(68万1997円)と遅延損害金、セクハラ及びパワハラによる損害110万円認定(慰謝料100万円、弁護士費用10万円) 一部認容
被告上司が上記セクハラ行為を行い、原告が不快な思いを募らせていたこと、及び病状の経過からパワハラの事実があったと認められる。

1.セクハラについて
セクハラ裁判では、セクハラの言動の事実を証拠で立証できるかが重要となる場合が多いです。また、セクハラ裁判の場合、セクハラ行為を直接証明してくれる証拠(直接証拠)がない場合が多いので、間接的にそれを証明してくれる証拠(間接証拠)をどれだけ集めることができるかがポイントとなります。本判決は、どのような証拠を収集する必要があるかについて参考になると思います。例えば、セクハラ行為者が同様の行為をしたという証言があれば有力な証拠になりうるだろう、などです。

2.パワハラについて
被告上司は、食事会であえて原告と隣の者の間に割り込み、原告の体と触れ合う状況になったこと、被告上司が隣に座っていた際で、原告が食事会の途中で席を立っていること、当時会社内で被告上司の食事会でのセクハラが話題となっていたことがあり、女性の間で注意が喚起されていたこと、現に別の食事会で原告と別の女性従業員に対して同様の事実があったことから、原告主張に沿う事実があったことが認められる。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~

スサノワ
ファンタジー
「ここわぁ、地獄かぁ――!?」  悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、気がつきゃ金糸のような髪の小娘に!? 「えっ、ファンタジーかと思ったぁ? 残っ念っ、ハイ坊主ハラペコSFファンタジーでしたぁ――ウケケケッケッ♪」  やかましぃやぁ。  ※小説家になろうさんにも投稿しています。投稿時は初稿そのまま。順次整えます。よろしくお願いします。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ

天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。 ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。 そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。 よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。 そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。 こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。 ご都合主義のハッピーエンドのSSです。 でも周りは全くハッピーじゃないです。 小説家になろう様でも投稿しています。

天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生

西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。 彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。 精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。 晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。 死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。 「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」 晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。

処理中です...