不思議なアイテムを拾った

プロローグ

証明書のコピーと当選金の受け取り

葬式から３ヶ月後夫の会社友人から当選金が贈与されました

お蔭で息子や娘たちの進学に問題がなくなり一安心しました

夫は仕事に役立つならと後輩の面倒や教育に熱心で家に帰ることは少なかったですが

会社の人には慕われていたようです


偶には帰ってきて、困ったことはないか聞きに来てくれましたが

もっと家庭にいてほしいとしか言ってませんでした


側にいるだけで満たされるのでいる間は楽しいのですが

家庭をあまり顧みてくれないのが玉にきずです


息子は専門学校に、娘は普通大学に行きたいそうです

これだけあるんだから一郎も普通大学にけるんだと

言っても聴いてはくれません「早く自立してお父さんに報いるんだ」

そういって聞かないんです、仕方なく認めました

但しその代わり通信大学に入学することを認めさせました

最短二年とかいうところに入るそうです、そしてそれから

専門学校に入るそうです


流石に一年とかありえないだろうと言っていました