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第4章 教会(対決)編
67.教皇現る
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私とミユの働きによって、リーグリ王国の神殿は、主な収入は私達のお布施によるものだった。
これまでは、神殿で働いていた神官達が街の人から集めていた寄付が神殿の収入であった。つまり、神殿に入ってくるお金は、神官達を経由していたのだ。それが、今は、ほとんどなく、直接神殿長にお布施として入っている。
神官達が、神官長から頂く給金は、僅かな物で、そのため、これまでは、一般の人の寄付の一部を神官が貰っていた。それがあったので、何とか生活が成り立っていたのだが、今は、それがなくなり、僅かな給金だけで生活しないといけなくなっていた。
ある者は、日常品を購入するお金すらない状態だあった。それ故、神殿の中は、不満だらけで、神殿長に対して、敬意どころか、反乱すら起こりそうな状態になっていた。
隠密チームのリーダであるエプリは、不満を持つ神官達を味方に付けて行った。そして、仲間になった神官達には、キリ商店から日常品を低価格で購入できるように便宜を図ってやった。
更に、光魔法が使える者には、ミユの治療院を紹介して、以前の2倍以上の収入が得られるようにしたやった。
これは、1カ所の神殿だけでなく、リーグリ王国のすべての街の神殿で起こっていた。そして、遂に、神殿には、光魔法が使える神官が居なくなってしまった。
ある日、エプリから、思念伝達で連絡が入った。
「エプリです。以前から、依頼のあったことは、ほとんど、実現できました」
「そうか。光魔法が使える神官は、もう、ミユの治療院で働いているのだな」
「はい、そうです。もう、どの神殿にも、光魔法が扱える神官はいません」
「神殿長は、光魔法が使えるのか?」
「はい、神殿長になるためには、光魔法が使えないといけません」
「そうか。神殿長を仲間に引き入れたいが、それは、難しいかな?」
「いいえ、お金次第だと思います。今、渡しているお布施の倍以上の収入を保証すれば、仲間に引き入れることが出来ると思います」
「そうか。それなら、3倍までは、保証してやろう。それで、出来るだけ、こちらの仲間に引き入れてくれ」
「分かりました。それから、教会について分かったことがあります」
「要点だけを、教えてくれ。詳しい内容は、データベースに入力しておいてくれ」
「はい。それでは、教会の組織の階級についてだけ、報告しておきます」
「分かった」
「教会は、トップに1人の教皇が居ます。その下に、各国の各街の神殿を管理する枢機卿が120名ほどいます。そして、その下に大司教が約120名います。この大司教は、神殿長と同格と見做されています。その下に、同数の司教がいます。そして、司祭は神殿の神官長と同格と見做されています。その下は、神殿の神官と同格の司祭がいます。司祭については、人数に制限がありません。現在は、およそ1000名だと思われます」
「分かった。それでは、教会に対して、今回の神殿と同様の行動を開始してくれ。必要なら、隠密チームの増員を申請しても良い」
「それでは、早速、増員の申請をシンビームにします」
私は、エプリとの思念伝達を切った。
ミユが、私の所にやって来て、話しかけて来た。
「キリ、以前リーグリ王国との国境に塀を作って行ったわね」
「えぇ、そうよ。それが、どうかしたの?」
「あの時は、ウディーア王国との国境にだけ、30mもの高い塀を造ったのよね」
「他の国との国境は、待つようにミユが言ったんだよ」
「それでね。リーグリ王国との国境も立てても良いということになったの」
「分かった。それじゃ、早速作りに行くよ」
私は、パープルの背に乗って、一気に塀を建てて行った。地下基地は、すでに、十分なマナドール兵士を待機させており、いつでも、戦争を開始できる状態になっていた。
それらの地下基地の状態もいい機会なので、確認しておいた。
作業は、半日で完了した。私は、転移魔法で、ミユの居る城に移動した。
「だだいま。ミユ、終わったよ」
「ご苦労様」
「ついでに、各基地の様子も見て来たよ。マナドール兵士が、待機していたよ」
「そう。いつでも、攻撃を開始できるということね」
「それに、いざとなったら、転移魔法で、一気に他の基地のマナドール兵士を呼び集めることが出来るよ」
「それでは、そろそろ、ザーセン王国に動いて貰おうかしら」
「えっ、ミユは、裏工作をザーセン王国に仕掛けていたの?」
「そうよ。ザーセン王国の各街にキリ商店の支店を展開して、その支店を中心に、色々と工作を施していたの」
「それが、これから、日の目を見るという訳ね」
「そうよ。まずは、ザーセン王国にある教会にいる教皇に動いて貰うわ」
「ミユ、そう簡単に教皇がこちらの思惑通り動くの?」
「教会が、何らかの形で動いてくれるだけでいいの。動いてくれることが、私の狙いなの」
「それじゃ、私は、どうしたらいいの?」
「キリは、私が言うまで、大人しく、この城で、待っていて」
「いつまで、待てばいいの?」
「うーん、2・3日かな?」
「それぐらいなら、大丈夫だよ」
ミユの計画がどのような物かは、全く分からないけど、事前に訊いて、心配するより、言われた通りに動く方が気が楽だわ。まあ、直ぐに分かることだし、黙った、待っていよっと。
これまでは、神殿で働いていた神官達が街の人から集めていた寄付が神殿の収入であった。つまり、神殿に入ってくるお金は、神官達を経由していたのだ。それが、今は、ほとんどなく、直接神殿長にお布施として入っている。
神官達が、神官長から頂く給金は、僅かな物で、そのため、これまでは、一般の人の寄付の一部を神官が貰っていた。それがあったので、何とか生活が成り立っていたのだが、今は、それがなくなり、僅かな給金だけで生活しないといけなくなっていた。
ある者は、日常品を購入するお金すらない状態だあった。それ故、神殿の中は、不満だらけで、神殿長に対して、敬意どころか、反乱すら起こりそうな状態になっていた。
隠密チームのリーダであるエプリは、不満を持つ神官達を味方に付けて行った。そして、仲間になった神官達には、キリ商店から日常品を低価格で購入できるように便宜を図ってやった。
更に、光魔法が使える者には、ミユの治療院を紹介して、以前の2倍以上の収入が得られるようにしたやった。
これは、1カ所の神殿だけでなく、リーグリ王国のすべての街の神殿で起こっていた。そして、遂に、神殿には、光魔法が使える神官が居なくなってしまった。
ある日、エプリから、思念伝達で連絡が入った。
「エプリです。以前から、依頼のあったことは、ほとんど、実現できました」
「そうか。光魔法が使える神官は、もう、ミユの治療院で働いているのだな」
「はい、そうです。もう、どの神殿にも、光魔法が扱える神官はいません」
「神殿長は、光魔法が使えるのか?」
「はい、神殿長になるためには、光魔法が使えないといけません」
「そうか。神殿長を仲間に引き入れたいが、それは、難しいかな?」
「いいえ、お金次第だと思います。今、渡しているお布施の倍以上の収入を保証すれば、仲間に引き入れることが出来ると思います」
「そうか。それなら、3倍までは、保証してやろう。それで、出来るだけ、こちらの仲間に引き入れてくれ」
「分かりました。それから、教会について分かったことがあります」
「要点だけを、教えてくれ。詳しい内容は、データベースに入力しておいてくれ」
「はい。それでは、教会の組織の階級についてだけ、報告しておきます」
「分かった」
「教会は、トップに1人の教皇が居ます。その下に、各国の各街の神殿を管理する枢機卿が120名ほどいます。そして、その下に大司教が約120名います。この大司教は、神殿長と同格と見做されています。その下に、同数の司教がいます。そして、司祭は神殿の神官長と同格と見做されています。その下は、神殿の神官と同格の司祭がいます。司祭については、人数に制限がありません。現在は、およそ1000名だと思われます」
「分かった。それでは、教会に対して、今回の神殿と同様の行動を開始してくれ。必要なら、隠密チームの増員を申請しても良い」
「それでは、早速、増員の申請をシンビームにします」
私は、エプリとの思念伝達を切った。
ミユが、私の所にやって来て、話しかけて来た。
「キリ、以前リーグリ王国との国境に塀を作って行ったわね」
「えぇ、そうよ。それが、どうかしたの?」
「あの時は、ウディーア王国との国境にだけ、30mもの高い塀を造ったのよね」
「他の国との国境は、待つようにミユが言ったんだよ」
「それでね。リーグリ王国との国境も立てても良いということになったの」
「分かった。それじゃ、早速作りに行くよ」
私は、パープルの背に乗って、一気に塀を建てて行った。地下基地は、すでに、十分なマナドール兵士を待機させており、いつでも、戦争を開始できる状態になっていた。
それらの地下基地の状態もいい機会なので、確認しておいた。
作業は、半日で完了した。私は、転移魔法で、ミユの居る城に移動した。
「だだいま。ミユ、終わったよ」
「ご苦労様」
「ついでに、各基地の様子も見て来たよ。マナドール兵士が、待機していたよ」
「そう。いつでも、攻撃を開始できるということね」
「それに、いざとなったら、転移魔法で、一気に他の基地のマナドール兵士を呼び集めることが出来るよ」
「それでは、そろそろ、ザーセン王国に動いて貰おうかしら」
「えっ、ミユは、裏工作をザーセン王国に仕掛けていたの?」
「そうよ。ザーセン王国の各街にキリ商店の支店を展開して、その支店を中心に、色々と工作を施していたの」
「それが、これから、日の目を見るという訳ね」
「そうよ。まずは、ザーセン王国にある教会にいる教皇に動いて貰うわ」
「ミユ、そう簡単に教皇がこちらの思惑通り動くの?」
「教会が、何らかの形で動いてくれるだけでいいの。動いてくれることが、私の狙いなの」
「それじゃ、私は、どうしたらいいの?」
「キリは、私が言うまで、大人しく、この城で、待っていて」
「いつまで、待てばいいの?」
「うーん、2・3日かな?」
「それぐらいなら、大丈夫だよ」
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