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第7章 テラ・ワールド編
707.リンダの手腕
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私達は、リンダに会って、「テラ・ワールド」について、説明をした。それから、リンダの常駐している服の工房に、テラ・ワールドへ転移魔法で移動できるように、ブースを作った。このブースは、テラ・ワールドとの1対1の移動しか出来ない。
試しに、リンダに使ってもらって、私達3人は、テラ・ワールドに移動した。
「テラ、凄いね。一瞬で移動できるのね」
「そうだよ。リンダ。これからは、リンダは、好きな場所にある支店に自由に行き来できるよ」
「本当に、私が自由に使っていいの」
「もちろんだよ。リンダには、テラ・ワールドの中心で、管理して貰いたいから」
「本当に、ありがとう。こんなことって、信じられないわ」
「でも、これからが大変だよ。リンダに頑張って貰わないとね」
「はい、頑張るよ」
「一つ、リンダに知恵を出して貰いたいのだけど。いいかな?」
「何?」
「実は、今リンダに作って貰っている服は、布の買い付けをしたから、それを捌くために、創って貰っているの」
「それは、知っているわ。それで?」
「布を買ったときに、穀物も買い上げたんだよ。それをどう捌いたらいいか、知恵を出して欲しんだ」
「何だ、そんなことだったの」
「リンダは、すぐに、アイデアが浮かんだの?」
「そんなこと、考えるまでもないよ」
「そんなに、簡単なことなの?」
「そうだよ。いままで、商業ギルドで働いてきたから、そのような相談は、よく聞いたよ」
「そうなんだ。そしたら、リンダにお任せしてもいい?」
「いいわよ。服の方は、試作品も出来たから、これからは、ルーチンワークのような感じになって来るわ。だから、余裕ができたから、任せてよ」
「はい、リンダに一任します。任せます」
「結果は、また、報告するね。それじゃ、工房に戻るね」
リンダは、早速、転移魔法で移動した。
私達は、穀物の事をリンダに丸投げ出来たので、別のことを処理することにした。まずは、テラ・ワールドの改良だ。もっと、楽しいものにしていきたいと思っている。
まだ、敷地内をすべて見ていないので、スピアと一緒に探検することにした。
「スピア、森の中を探検するよ」
「うん。テラと一緒。探検する」
私は、まず、スキル探索で、森の中を調べてみた。地上には、特に危険な魔物はいないようだ。薬草が至る所に生えて居た。この地は、薬草の農園にも向いていそうだ。
森の中には、洞穴が3つあった。それらを一つずつ、見て回ることにした。
まず、一つ目の洞窟に私達は入っていった。この洞窟の中には、低レベルの魔物が居るようだ。
私達は、最初に、スライムの群れに遭遇した。それから、角ウサギと、順番に魔物が出て来た。
下に降りて行く前に、スキル探索で、魔物を調べてみた。すると、この洞窟は、地下5階層までで、存在する魔物も角ウサギ程度で、ゴブリンすらいなかった。
この洞窟は、これ以上調べてみても仕方がないので、次の洞窟に向かった。
次の洞窟も最初の洞窟と同じく、低レベルの魔物しかいなかった。また、階層も全く同じ地下5階層だった。
私達は、最後の洞窟に向かった。この洞窟も同じだと思っていると、少し、異なっていた。私は、スキル探索で魔物を調べてみた。すると、地下30階層もあり、第20階層以下では、ゴブリンの群れも感知した。
ゴブリンは、普通の住民には、厄介な魔物だ。ただ、今は、まだ、普通の住民は一人も住んでいないが。
将来のことを考えて、普通の住民にとって、危険な魔物を討伐しておくことにした。
ちょっと、階層も深いので、取り敢えず、今日は、第20階層までの討伐に留めて、その下は、封印しておくことにした。
「スピア、悪いけど、私を乗せて、第20階層まで、大至急で行ってくれる?」
「うん。いいよ」
私は、スピアの背に乗った。すると、一気に風を切るように、スピアが走り、いつの間にか、第20階層に到達していた。
私は、第21階層への階段を闇魔法で、封鎖して、魔物が出てこないようにした。
次に、地上まで、魔物を狩りながら、上がっていった。ただし、角ウサギとスライムには、手を出さないでいた。
3つの洞窟も、ダンジョン擬きで、それほど、危険はないが、念のため、私は、大きく取り囲むように土魔法で、壁を作った。ここは、角ウサギが飛び出さないほどの高さでいいので、高さ3mぐらいに留めた。
それから、出入口用に門を作り、その横に、人が待機できるように場所を作った。それから、転移魔法用の魔法陣も描いておいた。
「スピア、ちょっと、お願いがあるの」
「うん。何。テラ」
「スピアの仲間を連れて来て欲しいの。私では、速さについていけないから、スピアに、お願いしたいの」
「うん、分かった。どれだけ?」
「できれば、多い方がいいのだけど。どうかなぁ?」
「うん。分かった。沢山連れてくる」
「お願いしていい?」
「うん。いいよ。行くよ」
「ちょっと、待って、何かあったら、思念伝達で、連絡してね」
「うん。大丈夫。行くよ」
「バイバイ」
これからの事を考えると、敵からの攻撃を防ぐための仲間が必要になる。私には、仲間が増えて来た。リンダやシルバは、当然だけど、オースネ、ウイドールも、私達の一員だ。守らないと。でも、皆を私とスピアだけで守るのは無理だ。
そのために、戦うことのできる仲間が必要だ。多分、すぐにでも、必要になりそうだ。
試しに、リンダに使ってもらって、私達3人は、テラ・ワールドに移動した。
「テラ、凄いね。一瞬で移動できるのね」
「そうだよ。リンダ。これからは、リンダは、好きな場所にある支店に自由に行き来できるよ」
「本当に、私が自由に使っていいの」
「もちろんだよ。リンダには、テラ・ワールドの中心で、管理して貰いたいから」
「本当に、ありがとう。こんなことって、信じられないわ」
「でも、これからが大変だよ。リンダに頑張って貰わないとね」
「はい、頑張るよ」
「一つ、リンダに知恵を出して貰いたいのだけど。いいかな?」
「何?」
「実は、今リンダに作って貰っている服は、布の買い付けをしたから、それを捌くために、創って貰っているの」
「それは、知っているわ。それで?」
「布を買ったときに、穀物も買い上げたんだよ。それをどう捌いたらいいか、知恵を出して欲しんだ」
「何だ、そんなことだったの」
「リンダは、すぐに、アイデアが浮かんだの?」
「そんなこと、考えるまでもないよ」
「そんなに、簡単なことなの?」
「そうだよ。いままで、商業ギルドで働いてきたから、そのような相談は、よく聞いたよ」
「そうなんだ。そしたら、リンダにお任せしてもいい?」
「いいわよ。服の方は、試作品も出来たから、これからは、ルーチンワークのような感じになって来るわ。だから、余裕ができたから、任せてよ」
「はい、リンダに一任します。任せます」
「結果は、また、報告するね。それじゃ、工房に戻るね」
リンダは、早速、転移魔法で移動した。
私達は、穀物の事をリンダに丸投げ出来たので、別のことを処理することにした。まずは、テラ・ワールドの改良だ。もっと、楽しいものにしていきたいと思っている。
まだ、敷地内をすべて見ていないので、スピアと一緒に探検することにした。
「スピア、森の中を探検するよ」
「うん。テラと一緒。探検する」
私は、まず、スキル探索で、森の中を調べてみた。地上には、特に危険な魔物はいないようだ。薬草が至る所に生えて居た。この地は、薬草の農園にも向いていそうだ。
森の中には、洞穴が3つあった。それらを一つずつ、見て回ることにした。
まず、一つ目の洞窟に私達は入っていった。この洞窟の中には、低レベルの魔物が居るようだ。
私達は、最初に、スライムの群れに遭遇した。それから、角ウサギと、順番に魔物が出て来た。
下に降りて行く前に、スキル探索で、魔物を調べてみた。すると、この洞窟は、地下5階層までで、存在する魔物も角ウサギ程度で、ゴブリンすらいなかった。
この洞窟は、これ以上調べてみても仕方がないので、次の洞窟に向かった。
次の洞窟も最初の洞窟と同じく、低レベルの魔物しかいなかった。また、階層も全く同じ地下5階層だった。
私達は、最後の洞窟に向かった。この洞窟も同じだと思っていると、少し、異なっていた。私は、スキル探索で魔物を調べてみた。すると、地下30階層もあり、第20階層以下では、ゴブリンの群れも感知した。
ゴブリンは、普通の住民には、厄介な魔物だ。ただ、今は、まだ、普通の住民は一人も住んでいないが。
将来のことを考えて、普通の住民にとって、危険な魔物を討伐しておくことにした。
ちょっと、階層も深いので、取り敢えず、今日は、第20階層までの討伐に留めて、その下は、封印しておくことにした。
「スピア、悪いけど、私を乗せて、第20階層まで、大至急で行ってくれる?」
「うん。いいよ」
私は、スピアの背に乗った。すると、一気に風を切るように、スピアが走り、いつの間にか、第20階層に到達していた。
私は、第21階層への階段を闇魔法で、封鎖して、魔物が出てこないようにした。
次に、地上まで、魔物を狩りながら、上がっていった。ただし、角ウサギとスライムには、手を出さないでいた。
3つの洞窟も、ダンジョン擬きで、それほど、危険はないが、念のため、私は、大きく取り囲むように土魔法で、壁を作った。ここは、角ウサギが飛び出さないほどの高さでいいので、高さ3mぐらいに留めた。
それから、出入口用に門を作り、その横に、人が待機できるように場所を作った。それから、転移魔法用の魔法陣も描いておいた。
「スピア、ちょっと、お願いがあるの」
「うん。何。テラ」
「スピアの仲間を連れて来て欲しいの。私では、速さについていけないから、スピアに、お願いしたいの」
「うん、分かった。どれだけ?」
「できれば、多い方がいいのだけど。どうかなぁ?」
「うん。分かった。沢山連れてくる」
「お願いしていい?」
「うん。いいよ。行くよ」
「ちょっと、待って、何かあったら、思念伝達で、連絡してね」
「うん。大丈夫。行くよ」
「バイバイ」
これからの事を考えると、敵からの攻撃を防ぐための仲間が必要になる。私には、仲間が増えて来た。リンダやシルバは、当然だけど、オースネ、ウイドールも、私達の一員だ。守らないと。でも、皆を私とスピアだけで守るのは無理だ。
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