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第3章 結婚
第40話 テルースjrの誕生の秘密
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私も、うすうすは、感じていたわ。テルースが女性だって言うことを。
でも、好きになってしまった後では、そんなことは、どうでも良かった。私は、テルースと一緒にいつまでも暮らしていたかった。それなのに、私を残して、死んでしまうなんて!
そして、テルースjrを自分の子供として、育てることになるなんて! いつの間にか、養子になっていたテルースjr。
それにしても、テルースjrは、テルースにそっくり。どう考えても、本当の子供にしか、見えない。とすると、テルースは、どこかの男性の子供を身ごもっていたの? いえいえ、そんなことは、ないわ。だって、私は、いつもテルースと一緒に居たもの。そして、テルースが死ぬまで、私は、離れなかったわ。
不思議なことは、もう一つあったわ。何故、私は、母乳をテルースjrに飲ますことが出来たの? いつの間に、私は、子供を産んだの?
そういえば、ピアが、テルースjrと話せるって、言っていたわね。テルースjrが話すのを聞いたことがないから、多分、思念伝達で話をしてのだわ。それなら、私にも、出来るわね。
私は、ピアが、テルースjrの傍を離れるのを待って、テルースjrに思念伝達で話しかけた。
「私は、ユイカよ。聞こえている?」
「勿論、聞こえているよ」
「あら、大人びた話し方をするのね」
「えっ、そうかな?」
「まあ、それは、いいわ。私は、テルースjrに色々と話がしたいの。いいかしら?」
「いいよ。何でも、訊いてね」
「本当! 何でも訊いていいのね」
「本当だよ。いつも、私の世話をしてもらっていて、感謝しているんだ」
「それなら、テルースjrは、誰の子供なの? 教えてくれない?」
「あれ、もう、知っていると思っていたけど、誰も、ユイカに教えていないの?」
「そうよ。私は、テルースjrについては、何も、知らないよ」
「分かった。でも、今は、ユイカ、一人だから、誰かが、傍に居る時に教えるよ」
「そうね。だったら、誰か、呼ぶわ。待って居てね」
私は、急いで、侍女を呼んだ。
「ユイカ様、何か、御用ですか?」
侍女は、直ぐにやって来て、私の傍に来た。
「そこで、少し、待って居てくれる」
「はい、分りました」
侍女が、黙って、私の傍で立っているのを確認してから、テルースjrにもう一度、思念伝達で話かけた。
「テルースjr、これで、いいかしら?」
「侍女か、ピアが良かったけど、まあ、いいよ」
「それじゃ、教えてね」
「驚かないように、心を落ち着けていてね」
「いいわ」
「僕は、テルースの子供なんだ」
「分かったわ。でも、テルースは、女の子でしょ。お腹が大きくなっているのを見たことがないわ」
「そうだよ。テルースの子供だけど、僕は、ユイカのお腹の中にいたんだ」
「えっ、それじゃ、私がテルースjrを生んだの?」
「そうだよ。魔法で、ユイカを騙していたんだ。申し訳ない」
「そう、だから、母乳をあげることができたのね」
「そうだ。それから、僕は、ユイカとテルースの2人の子供なんだ」
「でも、私も、テルースも、女の子なのよ。どうして、子供が作れるの? おかしいよ」
「そうだね。でも、これを説明するのは、難しいよ」
「分かったわ。それじゃ、もう一ついいかしら?」
「いいよ」
「このことは、誰が知っているの?」
「ピアには、僕から伝えた。それ以外には、僕からは言っていないけど、ガーベラやリンダは、うすうす気が付いていると思うよ」
「エイコは、知らないのね」
「エイコに知られると面倒だから、隠しているよ」
「わかったわ」
テルースjrから聞いた話は、俄かには、信じられなかった。私が、テルースjrを生んだ? 本当?
でも、テルースjrが嘘をいう訳はないわね。でも、まだ、何か、隠しているみたいね。でも、誰に訊いたらいいのかしら?
あっ、そうだ。ピアなら、本当の事を言ってくれるわよ。きっと、そうだわ。
私は、ピアが戻ってくるのを待つことにした。侍女に、お茶の用意をさせて、時間を過ごすことにした。
夕方になってから、ピアが戻って来た。私は、直ぐに、声を掛けた。
「ピア、ここで、一緒に食事をしない?」
「うん、いいよ。お腹、すいた」
私は、侍女に食事の準備をするように指示をした。侍女は、直ぐに、テーブルを用意して、夕食の用意を始めた。
私は、最初のスープを飲みながら、ピアに尋ねた。
「ピア、今日、私もテルースjrとお話をしたの」
「そう、良かったね」
「それで、テルースjrを生んだのが、私だった教えて貰ったわ」
「うん、知っているよ。テルースjrから、聞いたよ」
「それから、テルースの子供でもあるって、教えて貰ったわ」
「良かったね。教えて貰えて」
「でも、何か、隠しているみたいなの。すべて、知りたいの。ピア、教えてくれない?」
「うーん、いいけど。何が、知りたいの?」
「何を隠しているの?」
「テルースjrは、テルースなの」
「ピア、何を言っているの。本当のことを教えてよ」
「だから、教えたよ」
ピアに、訊いたのが、間違いだったわ。何故、こんな、訳の分からないことを言っているの?
でも、好きになってしまった後では、そんなことは、どうでも良かった。私は、テルースと一緒にいつまでも暮らしていたかった。それなのに、私を残して、死んでしまうなんて!
そして、テルースjrを自分の子供として、育てることになるなんて! いつの間にか、養子になっていたテルースjr。
それにしても、テルースjrは、テルースにそっくり。どう考えても、本当の子供にしか、見えない。とすると、テルースは、どこかの男性の子供を身ごもっていたの? いえいえ、そんなことは、ないわ。だって、私は、いつもテルースと一緒に居たもの。そして、テルースが死ぬまで、私は、離れなかったわ。
不思議なことは、もう一つあったわ。何故、私は、母乳をテルースjrに飲ますことが出来たの? いつの間に、私は、子供を産んだの?
そういえば、ピアが、テルースjrと話せるって、言っていたわね。テルースjrが話すのを聞いたことがないから、多分、思念伝達で話をしてのだわ。それなら、私にも、出来るわね。
私は、ピアが、テルースjrの傍を離れるのを待って、テルースjrに思念伝達で話しかけた。
「私は、ユイカよ。聞こえている?」
「勿論、聞こえているよ」
「あら、大人びた話し方をするのね」
「えっ、そうかな?」
「まあ、それは、いいわ。私は、テルースjrに色々と話がしたいの。いいかしら?」
「いいよ。何でも、訊いてね」
「本当! 何でも訊いていいのね」
「本当だよ。いつも、私の世話をしてもらっていて、感謝しているんだ」
「それなら、テルースjrは、誰の子供なの? 教えてくれない?」
「あれ、もう、知っていると思っていたけど、誰も、ユイカに教えていないの?」
「そうよ。私は、テルースjrについては、何も、知らないよ」
「分かった。でも、今は、ユイカ、一人だから、誰かが、傍に居る時に教えるよ」
「そうね。だったら、誰か、呼ぶわ。待って居てね」
私は、急いで、侍女を呼んだ。
「ユイカ様、何か、御用ですか?」
侍女は、直ぐにやって来て、私の傍に来た。
「そこで、少し、待って居てくれる」
「はい、分りました」
侍女が、黙って、私の傍で立っているのを確認してから、テルースjrにもう一度、思念伝達で話かけた。
「テルースjr、これで、いいかしら?」
「侍女か、ピアが良かったけど、まあ、いいよ」
「それじゃ、教えてね」
「驚かないように、心を落ち着けていてね」
「いいわ」
「僕は、テルースの子供なんだ」
「分かったわ。でも、テルースは、女の子でしょ。お腹が大きくなっているのを見たことがないわ」
「そうだよ。テルースの子供だけど、僕は、ユイカのお腹の中にいたんだ」
「えっ、それじゃ、私がテルースjrを生んだの?」
「そうだよ。魔法で、ユイカを騙していたんだ。申し訳ない」
「そう、だから、母乳をあげることができたのね」
「そうだ。それから、僕は、ユイカとテルースの2人の子供なんだ」
「でも、私も、テルースも、女の子なのよ。どうして、子供が作れるの? おかしいよ」
「そうだね。でも、これを説明するのは、難しいよ」
「分かったわ。それじゃ、もう一ついいかしら?」
「いいよ」
「このことは、誰が知っているの?」
「ピアには、僕から伝えた。それ以外には、僕からは言っていないけど、ガーベラやリンダは、うすうす気が付いていると思うよ」
「エイコは、知らないのね」
「エイコに知られると面倒だから、隠しているよ」
「わかったわ」
テルースjrから聞いた話は、俄かには、信じられなかった。私が、テルースjrを生んだ? 本当?
でも、テルースjrが嘘をいう訳はないわね。でも、まだ、何か、隠しているみたいね。でも、誰に訊いたらいいのかしら?
あっ、そうだ。ピアなら、本当の事を言ってくれるわよ。きっと、そうだわ。
私は、ピアが戻ってくるのを待つことにした。侍女に、お茶の用意をさせて、時間を過ごすことにした。
夕方になってから、ピアが戻って来た。私は、直ぐに、声を掛けた。
「ピア、ここで、一緒に食事をしない?」
「うん、いいよ。お腹、すいた」
私は、侍女に食事の準備をするように指示をした。侍女は、直ぐに、テーブルを用意して、夕食の用意を始めた。
私は、最初のスープを飲みながら、ピアに尋ねた。
「ピア、今日、私もテルースjrとお話をしたの」
「そう、良かったね」
「それで、テルースjrを生んだのが、私だった教えて貰ったわ」
「うん、知っているよ。テルースjrから、聞いたよ」
「それから、テルースの子供でもあるって、教えて貰ったわ」
「良かったね。教えて貰えて」
「でも、何か、隠しているみたいなの。すべて、知りたいの。ピア、教えてくれない?」
「うーん、いいけど。何が、知りたいの?」
「何を隠しているの?」
「テルースjrは、テルースなの」
「ピア、何を言っているの。本当のことを教えてよ」
「だから、教えたよ」
ピアに、訊いたのが、間違いだったわ。何故、こんな、訳の分からないことを言っているの?
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